東方影対録 ~Memory of the Opposite Story 作:zakky
-[反転郷]紅魔館/
-夜-
[ルナク]
「これでよし!」
大きな針妙丸の姿をした
ルナクは本を閉じ、その本を書庫に登録した
[うつつ]
「ルナク様、お風呂が湧きました...
つかぬ事をお伺いしますが何をなさっていたのですか?」
[ルナク]
「月からこっそり奪った技術を記録してたのさ」
ルナクの手から本が飛んでゆき
奥の方へと飛んでゆく
[ルナク]
「ところで、一体誰に変身すれば分かりやすいと思う?」
[うつつ]
「大きい針妙丸なら大きさで分かりやすいと...
まあそれでいいんじゃないですか?」
[ルナク]
「なら今日はこのままで居て見るよ
風呂入ってくる」
うつつはルナクが書庫を出たことを確認し
通信機を取り出すと
いつもと違う周波数で通信を開始した
[うつつ]
「作戦開始!!」
-[反転郷]紅魔館/正邪の部屋-
[正邪]
「了解!!
チビもいいか?」
[針妙丸]
「いいよー」
-脱衣所-
[ルナク]
「正直言うと風呂も必要無いんだけど
娯楽とイメージの為...しょうがない...」
ルナクがブツブツ言いながら脱衣所に入った
-次元の書庫-
[うつつ]
「これより
ルナクは男か女か目視確認作戦
を開始する」
うつつは正邪の部屋に向け、移動を始めた
[正邪]
「機材に問題なし
ターゲットの入室を確認
目視で確認出来ません」
正邪達は風呂に仕掛けてある
うつつ お手製の隠しカメラの映像をテレビで見ている
[うつつ/通信機]
「なら別のポイントだ」
-脱衣所-
ルナクは風呂場の扉を開けた
[ルナク]
「...そろそろか」
-正邪の部屋-
[うつつ]
「どうだった?」
うつつは部屋に入ると同時に聞いた
[正邪]
「いまさっき対象をロストしました...」
[うつつ]
「そう...え?」
[正邪]
「カメラから突然消えまして...」
[うつつ]
「まさか、スパイが情報を...」
[針妙丸]
「ところで今は誰に変身してるの?」
2人が残念そうにしている中、針妙丸は質問した
[うつつ]
「貴女のはずです」
[針妙丸]
「え!?」
針妙丸の顔が赤くなった
-[幻想郷]上空-
[ルナク]
「大浴場の鏡を越すようにテレポートしたとは思うまい
...負荷きついな」
少しすると目の前に空間の穴が空き
光が大量に漏れ出し始めた
[ルナク]
「15、14、13、12......3、2...」
穴から強烈な閃光と共にルミエルが出てきた
[ルミエル]
「どうやら成功しt」
ルナクはラリアットしながら急降下
地面へと叩きつけた
[ルミエル]
「ちょ」
有無を言わさず髪に御札を縛り付けると
ルミエルは小さな少年へと縮んでしまった
[ルナク]
「お前のせいで大変だったんだから
協力して貰うぞ」
[ルミエル]
「...ひゃい」