比企谷八幡のあり得ない六花生活   作:生焼け肉

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一致団結?

 

 

ーーーーーー

 

 

八幡達が界龍で何気無い会話をしている間、シルヴィアはクインヴェールでこのような時を過ごしていた。

 

 

ーーー同時刻・クインヴェールーーー

 

 

「……うん、何処にも不備は無いね。じゃあ明後日から1週間の放課後はレッスン会場は君と比企谷君の練習場所として確保しておくからね。」

 

シルヴィア「はい、お願いします。」

 

「あっ、因みになんだけど、レッスン会場は普通に解放とかしてるのかな?」キラキラ

 

 

明らかに期待の込もった視線をシルヴィアに向けている教師。だがその目は1つだけではなかった。チラチラとだが、シルヴィアを見つめる視線の数がさっきよりも多かった。

 

 

シルヴィア「……八幡君と決める予定です。もし八幡君が大丈夫って言ったら、普通に開放します。ダメだったら閉めます。」

 

「そう、分かったわ。じゃあこれは理事長にも出しておくから。」

 

シルヴィア「お願いします。失礼しました。」

 

 

シルヴィアが職員室から退室して、重苦しい雰囲気が去って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「皆さん聞きました!?聞きましたよねっ!?また比企谷君がこの学園に来るなんて……」

 

「あの声がまた聴けるのね………でも、比企谷様が開放を許可してくれるかしら?」

 

「そうね、だって開放=ネタバレになっちゃうものね。」

 

「あぁ〜どうしましょう!比企谷君の声を聴く為に入りに行くか、ライブまで待つか……あぁもう!比企谷君は私達を焦らしてるのかしら!?もしかして焦らしプレイが得意なのかしらっ!?」

 

 

………職員室は、混沌(カオス)状態だった。

 

 

ーーーーーー

 

シルヴィアside

 

 

よし、申請書も出した。後は八幡君に明後日から練習に来てもらうように伝えるだけだね。そしてお迎えは私が行くっ♪ふふっ、良いねぇ♪

 

 

ーーー食堂ーーー

 

 

生徒1「あっ、会長!今日はこちらなんですね!」

 

シルヴィア「うん、少し用事があったからね。」

 

生徒2「会長、お久しぶりです!」

 

シルヴィア「うん、久しぶり♪」

 

 

そのあとは何回も声を掛けられた。確かに私、家が出来てからはこっちの寮で過ごすことは少なくなったけど、そんなに珍しいかな?

 

 

シルヴィア「お願いしま〜す。」

 

「はい……あらシルヴィアちゃん。今日は学園で夕飯なの?」

 

シルヴィア「うん。今日はこっちで過ごそうって思ってたから。」

 

「彼氏君は寂しくしてなかったの?」

 

シルヴィア「あはは……」

 

「まぁ深くは聞かないでおくね。はい、お待ちどうさま。シルヴィアちゃんがこっちに居る事は少ないんだから、ゆっくりしていってね。」

 

シルヴィア「は~い♪」

 

 

さてと、空いてる席空いてる席……あっ、あそこが良いね。

 

 

シルヴィア「久しぶりの学食だなぁ〜。私よくこれ頼んでたんだよね〜。味変わってなければ良いけど……それじゃあ、頂きます。」

 

 

んんぅ〜この味、変わってないよ!週に1回は必ず食べていたからね、変わってなくて安心したよ。それにしても、皆食べ終わってるのに食堂から出て行かないなんて、どうしたんだろう?

 

 

ーーー15分後ーーー

 

 

シルヴィア「ふぅ〜……ご馳走様でした♪美味しかったぁ〜。あっ、そうだ!今の内に八幡君に連絡しておこうっと。」

 

 

pipipi…pipipi…っ!

 

 

八幡『シルヴィか?どうした?』

 

シルヴィア「こんばんは、八幡君。取り敢えず報告をしようと思って連絡したんだけど、今って大丈夫かな?忙しいようだったらかけ直すよ?」

 

八幡『いや、大丈夫だ。それよりも報告って?』

 

シルヴィア「うん。レッスンの事なんだけど、明後日から借りられるようにしたから。一応1番広いスタジオにしておいたけど、問題無いかな?」

 

八幡『そこは全部シルヴィに任せてあるから問題視してない。他には何かあるか?』

 

シルヴィア「うん。担当の先生から言われたんだけど、私たちがレッスンしている間はその室内の出入りはどうするのかって。簡単に言えば、私達以外の他の人の出入りはしてもいいのかって事。私は八幡君がいいならいいとは言ってあるけど、本人の意思も効かないまま許可するのもあれだったからね。」

 

八幡『俺も別に構わないぞ。男の俺が歌った曲なんか聞いても、クインヴェールの奴等には意味無いと思うけどな。」

 

 

コラコラ八幡君?自分の評価を低くしないの。それを世界の皆様に向けて言ってごらんよ?否定の嵐だからね?

 

 

シルヴィア「とりあえずは、八幡くんも大丈夫って事でいいのかな?」

 

八幡『俺はそっちの敷居に行く立場だから、そっちのルールに従うつもりだ。見たいなら見に来れば良い、それだけだ。』

 

シルヴィア「うん、了解。じゃあ明後日ね。」

 

八幡『あぁ、分かった。じゃあな。』

 

シルヴィア「うん、またね。」

 

 

そして通信を切る。八幡くんは大丈夫だから、普通に開放で大丈夫だよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「やったあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」」

 

シルヴィア「えっ!?」

 

 

な、何!?どうしたの!?突然叫び出してっ!?

 

 

「やったよ!やったよ!!比企谷さんの声がまた聞けるよっ!!」

 

「これはもう行くしかないねっ!!」

 

 

「比企谷様の歌声、一言たりとも聞き逃す事は許しません、良いですね!?」

 

「「「「「はいっ!!」」」」」

 

 

「楽しみだなぁ………またあの声が聞けるんだぁ。嬉しいなぁ〜。」

 

 

………あぁ、成る程ね。要するに八幡君の事で気になってたんだ。

 

 

それにしても、皆凄いね。歌を聞けるだけでこんなに喜ぶんだ。

 

 

 

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