比企谷八幡のあり得ない六花生活   作:生焼け肉

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練習初日は歓迎ムード?

 

 

八幡side

 

 

取り敢えず残ってた大学の授業も終わっていい時間になった事だし、そろそろクインヴェールに行きますか。練習時間も限られてるしな。

 

 

沈雲「聞いたよ比企谷君。またライブをするんだってね?しかも今回は六花で。」

 

沈華「初じゃないの?六花でライブなんて。」

 

八幡「いや、1度だけある。ま、その時は変装してたから、実質的にはやった内には入ってない事にしてるけどな。」

 

沈華「あら、そうなの?てっきり私は素顔が見せられないから変装していたとばかり思っていたわ。」

 

八幡「そしたら俺ってどんだけシャイなんだよ。つかお前、知っててそれ聞いただろ?」

 

沈華「さぁ?どうかしらね?」

 

 

コイツは……本当に良い性格してるな。これでもマシになった方だって皆言うけど、前のコイツってどんだけ口悪かったんだよ。

 

 

沈雲「それで、もう帰るみたいだね?今日は鍛錬に参加していかないのかい?」

 

八幡「あぁ、これから練習だ。久しぶりだからな、少し鈍ってるかもしれないな。」

 

沈雲「そうなんだね。まぁ、【戦律の魔女】の足を引っ張らないようにね?」

 

沈華「気をつける事ね。」

 

八幡「一応素直に受け取っておこう。じゃあな。」

 

「「さようなら。」」

 

 

さて、面倒な奴に絡まれる前にさっさとクインヴェールに向かいますか。

 

 

八幡が界龍を出て5分後………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

虎峰「八幡っ!!八幡は何処ですかっ!?ライブについてお聞きしたい事がっ!!」

 

 

ーーークインヴェール女学園・校門前ーーー

 

 

うわぁ………何度来ても(まだ数回)思うけど、外から見ても分かるくらいキラキラしたオーラが出てるよ。流石は女学園だな。

 

 

シルヴィア「八幡君、待ってたよ〜♪」

 

八幡「おう。今日から1週間よろしくな。」

 

シルヴィア「うん、よろしくね。後……八幡君。生徒の皆がね、八幡君が来るって知ったら凄い盛り上がっちゃって……なんか歓迎会みたいな雰囲気になっちゃってるんだけど、大丈夫そう?」

 

八幡「お前……一体何言ったんだ?」

 

シルヴィア「違うの!私はただ八幡君に連絡をしただけなのっ!それを盗み聞きしてた彼女達が勝手に盛り上がって勝手に歓迎会みたいな事を始めちゃったの!まぁ、食堂でお話をした私にも原因はあるんだけどさ。」

 

八幡「……俺、入るの怖くなってきたんだけど。影使っちゃダメ?」

 

シルヴィア「うぅ〜ん……一緒に来て欲しいかな。その方が……ね?雰囲気的にもさ。」

 

八幡「はぁ……分かった。」

 

 

俺はパスポートを見せて承諾して貰ってからクインヴェールの中へと入った。一応見えてはいたんだが、本当に歓迎ムードじゃね?たかが俺1人にそこまでする?

 

 

そして、少し近くまで行くと途端に淑女諸君は大騒ぎし始めた。やれ『握手をして欲しい。』『サインが欲しい。』『お姫様抱っこして欲しい。』『アゴクイ、壁ドンして愛を囁いて欲しい。』『威圧的な目で睨みつけて欲しい。』なんてお願いまでして来る。っていうか、後になるに連れて変なお願いになっているのは気のせいか?

 

つーか着いてくるんだな。まさか練習場所までらずっとか?

 

 

八幡「なぁシルヴィ、この大群まさかとは思うが、練習も見にくるとか言わないよな?」

 

シルヴィア「えっとね………皆そうみたい。」

 

八幡「ねぇ、アイドルって暇なの?俺の歌聞くくらいなら、アイドル活動した方が身の為になるんじゃないの?いや、知らんけど。」

 

シルヴィア「まぁ八幡君の歌声だから、見逃さない手は無いと思うよ。」

 

 

ーーー練習会場ーーー

 

 

八幡「……マジで全員着いてきやがった。」

 

シルヴィア「それだけ八幡君の声が聞きたいって事なんだからさ、分かってあげて?」

 

八幡「しょうがない。ここはシルヴィア会長の面子を立ててやりますか。」

 

シルヴィア「どうもありがとうっ♪」

 

 

なんかよく見たら先生もいらっしゃらない?俺の気のせい?

 

 

シルヴィア「じゃあ八幡君、歌う前に少しだけ打ち合わせしない?どっちが最初に歌うのかも決めないといけないからさ。」

 

八幡「賛成だ。まだその辺りなんも決めてなかったからな。30分程度話し合いの時間にするか。」

 

 

さて、そしたら中に入って打ち合わせするか。それから歌の練習だな。

 

 

八幡sideout

 

ーーーーーー

 

 

八幡とシルヴィアが練習をするクインヴェールのレッスン会場は既に満員となっており、立見の生徒、教師まで居る始末だった。まさかここまで多くの生徒が見に来るとは八幡もシルヴィアも想像していなかっただろう。

 

 

「早くしないかなぁ〜!」

 

「今、打ち合わせしてるんだって。」

 

「そう言って、裏では2人でイチャイチャと……」

 

「シルヴィ、キスしてもいいか?」

 

「うん、八幡君………」

 

「「「キャーー!!」」」

 

 

 

 

 

「楽しみだわ、シルヴィアさんと比企谷さんの生声。シルヴィアさんのは何回か聞いた事あるけど、比企谷さんのは無いのよね〜。」

 

「全然期待してて大丈夫ですよ。あの歌声は批判する方がおかしく感じますので。」

 

「あらそうなの?じゃあもっとハードル上げてみようかしら?」

 

 

 

 

「皆の者!!今日は比企谷様の歌が聴ける貴重な日っ!!一言一句、1分1秒たりとも見逃すことは許さないわ!!いいわね!?」

 

「「「「「はい!!!」」」」」

 

 

会場で待っている女子生徒は純粋に楽しみにしている子も居れば、狂信的な子も居た。だが共通して言える事は、全員、八幡の披露する歌が楽しみであるという事だった。

 

 

 

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