比企谷八幡のあり得ない六花生活   作:生焼け肉

108 / 130
謎のニュース

 

 

冬香side

 

 

虎峰「………」プルプル

 

セシリー「………」

 

沈華「………」

 

沈雲「………」

 

冬香「………」

 

暁彗「………………」

 

星露「………何じゃ、この空気は?」

 

沈雲「はい。それが、趙師兄が食堂に入って最近の記事欄を見た辺りから、ずっとこの様子なのです。我々が聞いてもずっと黙ったままでして………」

 

セシリー「いつもなら反応するんですけどねー。しかも何かブツブツ言ってるしー。」

 

冬香「何か嫌な記事でもあったのでしょうか?」

 

暁彗「……………」

 

星露「ふむ……なんじゃろうかのう?最近の記事なのじゃろ?なら妾も見てみようかの。」

 

 

すると師父も虎峰君と同じ端末を開きました。そして何かを見つけると、虎峰君と同じ反応を見せましたが、すぐに戻って来ました。

 

 

沈華「師父、一体何が?」

 

星露「何というか、アレじゃ。八幡がニュースになっておる。内容はクインヴェールが遂に男子禁制廃止みたいな記事じゃ。普通に考えてそれは無いと思うんじゃが、面白い事には、やはり八幡は欠かせぬというわけじゃな。」

 

セシリー「嘘〜!そしたら八幡がクインヴェールの中に居るみたいな事じゃーん!」

 

星露「………実際におる、と言ったら?」

 

セシリー「いやいや師父ー、それは流石に………本当なんですかー?」

 

星露「嘘だと思うのなら見てみるがよい。」

 

 

私も少し気になりましたので、端末を開いて最近のニュース欄を表示すると、確かにそこには八幡様の写真と共に『クインヴェール、遂に男子禁制の廃止か?』と大きく出されていた。

 

ですがだからこそ疑問が増えます。八幡様はこのような写真を使う事を許可なされたのか?私には八幡様がこのような事を進んでする方にはとても思えません。これは八幡様にご連絡でしょうか?

 

 

沈華「如何なさいますか、師父?」

 

星露「どうするも何も、妾達には関係の無い事じゃからのう………放っておく他あるまい。」

 

セシリー「うーん、やっぱりそうですかー。」

 

沈雲「ですが、何らかの確認は取った方がよろしいと思います。」

 

冬香「では私が八幡様に連絡致します。通じればいいのですが………」

 

 

pipipi…pipipi…っ!

 

 

冬香「っ!八幡様でしょうか?私です、冬香でございます。今、お時間よろしいでしょうか?」

 

八幡『あぁ、構わない。どうした?』

 

冬香「はい。実は………」

 

 

私は八幡様のニュースについて全て包み欠かさず話した。八幡様は聞いている最中に質問等もしてきましたが、話しが終わりに近付くにつれて、静かになっていきました。

 

 

冬香「……という事なのです。我々としては、八幡様が自らそのような行動を取ったとは思えませんし、する方とも思えなかったので、こうしてご連絡させて頂いた所存です。」

 

八幡『……成る程な。いつからかは分からんが、俺がクインヴェールに入っている写真が流通してるみたいだな。撮った奴、流した奴はクインヴェールのW&Wが何とかするだろう。お前等もあまり気にするな。』

 

冬香「はい、かしこまりました。」

 

八幡『そっちでもう手遅れな奴とかって居るか?俺には約1名、心当たりが居るんだが?」

 

冬香「えっと……虎峰君が。」

 

八幡『………やっぱりか。』

 

冬香「はい………」

 

八幡『虎峰はなんかめんどいから放置って事で。俺が載っているニュースについては、界龍内だけでも良いから、デマだって伝えておいてくれ。』

 

 

八幡様、虎峰君への扱いがとても雑です。

 

 

八幡『それじゃあ頼んだ。俺もそろそろライブの練習がある。この辺りで失礼するぞ。』

 

冬香「あっ、はい。お忙しいところ、申し訳ございませんでした。」

 

八幡『あぁ。』

 

 

そして八幡様は通信を切った。まぁこれで八幡様がやってないという事実確認も取れましたので、良しと致しましょう。

 

冬香「さて、八幡様への報告は済ませましたし、次は虎峰君を早急に何とかしましょう。このままでは目も当てられませんし。」

 

セシリー「そだねー。おーい虎峰、そろそろ戻って来てー。」

 

 

冬香side

 

八幡side

 

 

八幡「………というわけみたいで、何故か俺の写真と一緒に男子禁制の廃止みたいな記事が出ていると、俺の学院から報告を受けたので、取り敢えずペトラさんにも報告しておきます。」

 

ペトラ「そうだったのね。道理で外が騒がしいわけだわ。既に入り口付近で大勢の取材陣が待ち構えているもの。これから説明しに行こうと思っていたけど、貴方の話が本当なら、この学園に偽の情報を漏洩した子が居るって事になるわ。まだ可能性の範囲内だけど、もしクインヴェールの生徒の中に犯人がいたら、その子の処分については私達に任せてはもらえないかしら?」

 

シルヴィア「私からもお願い。この件を引き起こした子には、本当に厳しく言っておくから。」

 

八幡「まぁ元から任せるつもりだったから構わない。じゃあお願いします。」

 

 

しかしクインヴェールの生徒にこんな事をする奴が居るとは思えないが………本当にクインヴェール生徒の仕業なのか?なんのメリットも無いのにこんな事をするとは思えない。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。