比企谷八幡のあり得ない六花生活   作:生焼け肉

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ライブ①

 

 

ーーーーーー

 

 

ライブ開始時間になると、シルヴィアと八幡がブリッジを渡りながらステージへと向かっている。その間2人は観客に向けて手を振って挨拶をしていた。

 

ブリッジから中央のステージへと到着した途端、ブリッジは入り口付近へと段々戻って行った。元の位置に戻るのであろう。

 

 

シルヴィア「皆〜!!今日は来てくれてありがとう〜!!さて、いきなりですが皆さんに質問です。今日のライブ、楽しみだった人〜!」

 

 

〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!

 

 

シルヴィア「うんうん、それだけ元気があれば今日のライブも大丈夫だね!早速ライブを始めます!っと言いたいところなんだけど、まず最初に皆さんに謝らなければならない事があります。」

 

 

会場内が騒ついた。シルヴィアが謝る事、会場の観客には思い当たる節が無いのだろう。

 

 

シルヴィア「謝る事というのは、私の隣に居る比企谷八幡君のクインヴェール校内進入の事です。正当な理由があってクインヴェール校内に入ったとはいえ、世間、皆様をお騒がせしてしまった事をお詫びします。申し訳ございませんでした。」

 

八幡「俺からも謝らせて欲しい。今回は本当に申し訳ない。」

 

 

シルヴィアと八幡は深々と頭を下げた。すると観客の1人が………

 

 

「2人が謝る事じゃねぇー!!頭なんて下げないでくれー!!ライブを盛り上げてくれー!!」

 

 

すると、それが山彦となって色んな所から声が響き始めた。

 

 

「そうだそうだー!!2人は悪くないっ!!」

 

「悪いのはこんなデマ流した犯人なんだから気にしないでー!!」

 

「気にしなくても大丈夫だから、ライブを盛り上げてくださ〜い!!」

 

 

いつの間にか観客全員から2人に向けて慰めや擁護といった類の言葉が飛び交っていた。2人はその言葉を無視する筈も無く………

 

 

八幡「ありがとう、皆の言葉に心が救われた。」

 

シルヴィア「皆、暖かい言葉をありがとう♪皆のおかげで心から楽しみながらライブが出来そう!じゃあ今日は皆で、ライブを盛り上げていこうね!!」

 

 

〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!

 

 

シルヴィア「うん、この調子なら最後まで大丈夫そうだね!じゃあ最初の歌は私の隣にある八幡くんからです!」

 

八幡「皆には叶えたい夢ってあると思う。そんなのただボーっとしてるだけじゃ叶わないよな?なら前に進みながら夢を叶える努力をしないといけないよな。努力の可能性は無限大だ。まず最初は『シンボル』って曲から始める。皆、ペンライトの準備を忘れるなよ?」

 

 

照明が消えて辺りが暗くなった。

 

 

BGMが流れたと同時に照明も再びステージへと照らされて、八幡もBGMの流れに沿って曲を歌い始めた。

 

 

ーーー3分半後ーーー

 

 

八幡「その手で♪〜」

 

 

BGMが終わった途端、会場からは拍手と歓声が巻き起こり、1曲目が終了した。

 

 

シルヴィア「ブラボ〜♪やっぱり八幡君の歌声は良いねっ!聞いてるこっちも熱くなってくるよ!」

 

八幡「この曲は歌ってる俺も前を向いて進まなきゃなって思う曲でな。聞いた瞬間、『あっ、良い曲だな〜。』って思って歌う事にしたんだよ。」

 

シルヴィア「成る程っ!良いチョイスだね!」

 

八幡「さて、じゃあ次はシルヴィだな。このテンション下げるなよ?」

 

シルヴィア「分かってるよ〜!それじゃあ次は私が歌います!取り敢えず質問します!あっ、答えなくても良いからね!今、恋をしている人〜!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シルヴィア「うん、チラホラ居るね!ありがとう、手を挙げてくれて!」

 

 

シルヴィア(それから前列辺りに居る白髪長髪の赤目の女の子は後でお話でもしよっか♪)

 

 

シルヴィア「想いを伝えるのって怖いよね?伝えたい……でも相手からも自分に想いぶつけて欲しい!確かな気持ちは相手が好きだっていう事!聞いてくださいっ!『センチメンタルクライシス』です!」

 

 

カッ、カッ、カッカッ

 

 

シルヴィア「♪〜♪〜」

 

 

シルヴィアがテンポ良く歌い出して、そのままBGMが大きくなる。ドラムの激しく叩く音も聞こえてくる中、再び曲の歌い初めに入っていった。

 

 

ーーー4分ーーー

 

 

シルヴィア「私を〜連れ出して♪〜」

 

 

〜〜〜〜〜〜!!!!!!

 

 

シルヴィアの曲が歌い終わって、BGMも流れ終わると、八幡の時と同様に大きな歓声と拍手が巻き起こった。

 

 

八幡「いやぁ〜なんていうか、またかなりの恋愛系の歌を選んだものだな。」

 

シルヴィア「良いじゃん!恋愛ソング!応援したくなんだもん!告白したいけど、なんだか不安で出来ない子とか、相手からしてもらいたくて必死にアピールしているのを見ていると、無性に応援したくなるのっ!」

 

八幡「それ、自分を重ねてるわけじゃないよな?」

 

シルヴィア「な、何の事かなぁ〜?」

 

 

wwwww〜〜!!!

 

 

シルヴィア「もぉ〜笑わないでよー!私だって八幡君に告白するのに凄い勇気必要だったんだからね!しかも凄く怖かったし!」

 

八幡「まぁそのおかげでこうしていられるわけだけどな。にしてもあれから大分経ったよな〜。あれからもう6年経ってるのか?」

 

シルヴィア「うん、大体そのくらい。八幡君が六花に来たのって高ら等部1年の時でしょ?」

 

八幡「あぁ、その時に転校してきた。色々あったもんだよ。」

 

シルヴィア「ふふっ、本当だね。じゃあ次は八幡君だよ!交代で行くからね〜!」

 

 

 




シンボル…食戟のソーマ餐の皿のOP

センチメンタルクライシス…かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜のED
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