比企谷八幡のあり得ない六花生活   作:生焼け肉

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ライブ②

 

 

ーーーーーー

 

 

八幡「♪〜♪〜」

 

 

八幡が歌い終わると、暫くエアギターのBGMが続いて、20秒くらいすると音も完全に無くなった。そして次に出てきたのが観客たちの大きな歓声だった。

 

 

シルヴィア「良いねぇ〜!これまでの八幡君の曲とは打って変わって激しい曲になったね!」

 

八幡「まぁ俺にはもう星武祭の出場権は無いから、出来る事で暴れまわろうと思ってな。今回は歌でそれをやってみたってわけだ。」

 

シルヴィア「そっかぁ〜……じゃあさ、もし星武祭の出場権がまだあったら?」

 

八幡「その時は星部祭で暴れる。願い事は誰かにあげるかもな。別に興味無いし。」

 

 

すると観客は少しだけ騒ぎ始めた。

 

 

八幡「いや、もう願い事なんて無いよ?これ以上何を要求すればいいわけ?3回も叶えてもらったんだよ?俺はもう良いっす。」

 

シルヴィア「まぁ、そうなるよね。八幡君なんて【王竜星武祭】が終わった時なんて、あ~とかう~とか唸ってたもんね。」

 

 

wwwww〜〜〜〜!!!!

 

 

 

八幡「わ、笑うなよ……はいっ!この話はもう終わりっ!次はシルヴィの曲だ。面白おかしくしても良いぞ。目一杯笑ってやるから。」

 

シルヴィア「もう、八幡君ったら………よし、じゃあ次は私の曲だね!これは前のライブでも歌った曲だよ!君と一緒なら何処へでも、何処までも一緒に。『私の幸せ』。」

 

 

穏やかなギターの音色から始まるこの曲は、数年前に千葉で初披露した曲である。

 

 

シルヴィア「朝に目覚めたら、君を見ていたの♪〜♪〜」

 

シルヴィア「ずっと目を合わせてたね♪〜♪〜」

 

シルヴィア「君が抱き締めた瞬間、満たされた♪〜♪〜」

 

シルヴィア「君といれるだけで私は幸せよ、Thank You♪〜♪〜」

 

 

静かな歌い出しだが、徐々に声量や音が大きくなるのが、この曲の特徴である。

 

 

シルヴィア「君とならいける、たとえ過酷でも♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「君と一緒なら、きっと大丈夫だから♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「君だけが良いの、君以外は嫌なの♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「私が選ぶのは、君しかいないから♪〜♪〜♪〜」

 

 

『これ前も聞いたけど、やっぱり良いよなぁ。』

 

『なんていうの?静かだけど、想いは熱い的な?』

 

『そうそう!何でこんな曲作れるんだ?』

 

 

シルヴィア「昼に出かけたら、手を繋いだよね♪〜♪〜」

 

シルヴィア「当たり前だけど、嬉しい♪〜♪〜」

 

シルヴィア「君がくれた温もりまだ残っているよ♪〜♪〜」

 

シルヴィア「この手の温もりは、私だけの秘密だから♪〜♪〜」

 

シルヴィア「夜に寄り添ったら、肩合わせてたね♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「眠る時間には、抱き締め合っていたよね♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「そして朝になり、君の横顔を見る♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「この繰り返しが、堪らなく好きなの♪〜♪〜♪〜」

 

 

2パート目のサビが終わって、長い完奏に入った。

 

 

シルヴィア「君とならいける、負けそうになってたら♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「声が聞こえたよ、『頑張ってくれ』と♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「たとえ苦しくても、痛さで辛くても♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「君からの声で、何度でも立ち上がる♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「そしてその夜、夢が実りました♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「私の願いが、叶った瞬間です♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「目を閉じて待てば、唇の感触♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「そのひと時が、私の幸せ♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「君と一緒なら、何処へでも行くよ♪〜♪〜」

 

 

八幡の為に作った曲、再び観客の前で歌ったシルヴィアの心は舞い踊っていた。ギターの音が鳴り止むとまたまた大きな歓声が鳴り響いた。

 

 

八幡「一言いい?何でそんなに歌上手いの?」

 

シルヴィア「そりゃあプロですからっ!」

 

八幡「それで済ませられるって………うん、羨ましく思うよ。」

 

シルヴィア「八幡君だって料理上手じゃん。何でそんなに上手に出来るの?」

 

八幡「将来料理人目指してますから。」

 

シルヴィア「さっきの私と同じじゃない?」

 

 

wwwww〜〜〜〜!!!!

 

 

八幡「それはさておき、次で最後の曲になっちまうけど、皆心の準備はいいか?よかったら返事をしてくれ。いやよくなくても返事をする事。何が何でも返事をする事。最後の曲……皆、準備はいいかっ!?」

 

 

〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!

 

 

八幡「はい、どうも!これなら問題無くいけるな。最後は俺達のデュエット曲『打ち上げ花火』を歌う。夏の思い出にはピッタリのテーマだ。最後の曲、しっかり聞いてくれ。」

 

 

ピアノの音色が会場に響き渡り、心地良い音が1人1人に流れ込んで行った。

 

 

ーーー5分ーーー

 

 

2人「この夜が、続いて欲しかった♪〜」

 

 

サビの激しい曲の流れから徐々に緩やかにそして消えるように音が消えて行った………

 

 

〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!

 

 

シルヴィア「皆〜、今日は本当にありがとう!!今日のライブはこれで終わりだよ!!ちゃんと自分の荷物とペンライトは忘れずに持ち帰ってねっ!!それじゃあ、次のライブでまたね!さようなら〜!!」

 

 

 





私の幸せ…angel beatのED『一番の宝物』の替え歌。

打ち上げ花火…映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の主題歌。


思った事………ライブの書き方ってこんなに難しかったっけ?
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