比企谷八幡のあり得ない六花生活   作:生焼け肉

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2人目の子供

 

 

八幡side

 

 

シルヴィア「八幡〜、日替わり丼の大盛り2つ。」

 

八幡「あいよ〜。」

 

柚陽「店長、店長オススメの品1つとカレーリゾットオムライス1つお願いします!」

 

八幡「ほいほ〜い。」

 

 

………おっ、皆久し振りだな。けど今は営業中の調理中だから手短になる。比企谷八幡、34歳。この【喫茶 ランベリ】の店主をやっている。悪いが今は稼ぎ時のお昼なんだ、詳しい話はまた後でな。

 

 

八幡「日替わり丼の大盛り2つ、出来たぞ。」

 

シルヴィア「は〜い♪」

 

 

客足は衰えそうにないな。よし、まだまだ作るぞ。

 

 

ーーー営業終了時間ーーー

 

 

八幡「ふぅ〜……今日も終わりか。さてと、集計集計っと。」

 

オーフェリア「八幡、今日は私が締めておくわ。貴方は先に帰って。」

 

八幡「は?いやいや、俺も残る。」

 

冬香「そう仰らないでください。今日は八幡様のご息女様が六花へご帰還なされる日ではありませんか。今頃は家で八幡様を待っている筈です。どうか行ってあげてください。」

 

八幡「………じゃあ、任せてもいいか?」

 

冬香「はい、お任せ下さいっ!」

 

オーフェリア「明日の掃除も要らないくらい、綺麗にして帰るわ。」

 

八幡「頼もしいな。それじゃあ先に上がらせてもらう、お疲れさん。」

 

 

そう、俺には奏斗ともう1人子供が居る。その子は奏斗よりも3つ上の13歳。今年で中等部の2年になる。在籍している学園はクインヴェール女学園。つまりシルヴィの後輩っていう事だ。しかも入学して早々、俺とシルヴィの子だという理由で目をつけられたのか、序列上位の生徒に決闘を挑まれたんだが、あっさりと返り討ちにしてやった。1週間足らずで公式の決闘記録は25戦25勝0敗。しかもどの戦いも圧倒的な実力差での勝利だった。そして今の序列は1位。元序列1位からの決闘を公式の場で申し込まれた結果、勝ったからその座にいるみたいだ。まぁ当の本人は全く興味が無いみたいだけどな。

 

それで今は学生時代のシルヴィ同様に、ペトラさん指導の元でアイドルをやっている。容姿、実力、歌唱力、共にクインヴェールトップならば、注目しない人は居ないだろう。そして何よりも、元トップアイドルの娘というのが大きいだろう。本人はそれを嫌っているみたいだけどな。

 

 

八幡「っと、なんだかんだで着いたな。」

 

 

今回も海外の仕事で暫くの間、家を離れていた。けどそれが今日終わって家に帰ってくる日だ。多分もう中に居るだろう。

 

 

ガチャッ

 

 

八幡「ただい……わっ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「お帰り、お父さんっ♪」

 

八幡「いきなりは危ないだろ?」

 

???「でもお父さんなら、受け止めてくれるでしょ?私のお父さんは世界最強だもの♪」

 

八幡「ふっ………お帰り、カノン。」

 

カノン「うん、ただいま♪」

 

 

ーーー居間ーーー

 

 

奏斗「姉さん、また父さんに抱き着いてる……本当に好きだよね、父さんの事。」

 

カノン「当たり前だよ奏斗!だって私のお父さんだよ!好きにならない方がおかしいよ!」

 

奏斗「いや、姉さんのそれは少しだけ範疇を超えてると思うんだけど………」

 

 

………見て分かる通り、俺とシルヴィの娘であるカノンは極度のファザコン。学校から帰ってきては飛んで抱き着いてくるのが1つの癖だ。しかも寝る時間まで俺を離さないまである。年頃だから父親を嫌うと思っていたんだが、カノンにはその様子が全く見られない。

 

 

カノン「えへへぇ〜……お父さ〜ん♪」

 

シルヴィア「もうカノンったら……またお父さんに甘えちゃって。本当にお父さんっ子なんだから。」

 

カノン「私は家族皆大好きだけど、お父さんは中でも1番大好きなんだ♪」

 

 

こんな風に言ってくれるのは嬉しいが、君のこの先がお父さん少しだけ心配だよ………

 

 

シルヴィア「こんなので彼氏とか出来るのかな?」

 

奏斗「あっ、それ俺も思ってた。」

 

 

うん、俺もそう思ってた。カノンはシルヴィ同様に端麗な容姿を受け継いでいる。髪の色も長さも学生時代と同じくらいにしている。違う点があるとしたら、髪はサラサラって所だな。シルヴィは撫でるとふわふわしたような感触だが、カノンは手櫛で撫でればその通りに行くような感じだ。

 

 

カノン「彼氏?ん〜そうだねぇ……もしお父さんの全てを超えられる人が居たら、付き合ってあげるかな。まぁそんな人は居ないと思うけど。だってお父さんが1番だもん♪」

 

シルヴィア/奏斗「うわぁ……それ絶対に勝てないじゃん。」

 

八幡「カノン、俺以外に気になる奴とかは居ないのか?クインヴェールだから余り男関係は居ないと思うが、他学園になら誰か居るだろ?」

 

カノン「え?居ないよ?」キョトン

 

 

………マジですか。

 

 

シルヴィア「本当?ガラードワースには【竜騎士(ドラグーン)】が居るじゃない。彼はどうなの?」

 

カノン「ダメ。だってあの人、【いつかはあの伝説の男、比企谷八幡を超えるのが目標です。】なんて言ったんだよ!あんな人とお付き合いするなんて絶っっ対に嫌っ!!」

 

 

俺、そのガラードワースの子に同情したよ……カノンさんよ、そこまで言っちゃう?

 

 

八幡「ま、まぁカノンの未来の恋人の話はここまでにしよう。今日は久しぶりに家族全員揃ったんだ。明日は休みだし、少しだけ長く夜更かしするか。」

 

子供2人「賛成〜っ!!」

 

シルヴィア「はいはい。」

 

 

………今の俺はこんなにも幸せになっている。やっぱり家族ってあったけぇな。

 

 

 





今回は2人目(厳密には1人目?)の子供であるカノンさんを出しました!

だって本編の最終話に2人居るのにずっと奏斗君しか出してなかったんだもん!出すしかないじゃん!というわけで出しました。

カノンさんの大まかな設定はこちらです。

クインヴェール女学園 中等部2年。
序列1位。
世界トップアイドル。
母親から受け継いだ完璧な容姿。
極度のファザコン兼父親至上主義。
家族が大好き。中でもお父さんは1番。

見た目は【神様のいない日曜日】のスカーを幼くしたような感じです。

こんなところです。

それで訂正点が1つだけ。奏斗くんとの年の差が3つなので、奏斗くんの年齢を8歳から10歳にします。自分で分かる範囲のところは編集しますが、治ってない部分があったら、教えて下さい!

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