その1. 『俺好きの世界で』
シルヴィア「それで、もう図書室には来てくれないの?」
八幡「………あぁ〜もう分かった。来てやるよ、来ればいいんだろ?」
シルヴィア「………嬉しい。本当に凄く嬉しい………やっと、やっとここまで来れたよ。」ポロポロ
八幡「お、おい……」
チュッ………
八幡「っ!?」
シルヴィア「自分の為じゃなくて、他人の為に頑張った八幡君。そんな君にご褒美だよ。ちょっと恥ずかしかったけどね///」
八幡「い、言っておくが、俺がお前の事が大嫌いだというのは変わんねぇぞ!」
シルヴィア「言っておくけど、私が貴方の事が大好きっていうのも変わらないよ。」
八幡「ぐっ……」
その2. 『盾の勇者の世界で』
八幡「以前の俺なら、確かに迷っていた。だが、今は違う。だから
シルヴィア「え?」
八幡「此処から始めていく。星武祭での戦いも新しい仲間探しも。全部此処からだ。」
八幡「シルヴィに出会ったから、俺はこの六花で戦う意味を見出した。オーフェリアや冬香に出会ったから、仲間の為に戦おうと決めた。」
八幡「他にも大勢の人に出会って、俺は比企谷八幡としてこの六花を守って行こうって思ったんだ。」
八幡「だから此処が出発点だ。そして帰る場所でもある。」
シルヴィア「八幡君………」ポロポロ
八幡「だから……これからも俺の隣で支えてくれ、シルヴィ。」
シルヴィア「うん、うん!八幡君っ!!」ダキッ!!
オーフェリア「あぁ〜!!シルヴィアさんズルゥ〜い!お兄さん、リアにも〜!えへへぇ〜♪」
その3. 『魔法科の世界で 2』
八幡「皆、そういう訳だから。」
シルヴィア「ま、待って八幡君!」
八幡「?」
シルヴィアは何か恥ずかしがっているようだったが、意が固まったのか八幡に歩み寄った。そして八幡の頬に手を伸ばした。
八幡は全てを理解したかのように両目を閉じて、片膝を着いた。
シルヴィア「………///」
シルヴィアは俯いている八幡を顎を持って顔を軽く上げ、正面を向かせた。そして………
八幡の額に口付けをした。
口付けをした途端、八幡からは途轍もない量の星辰力が溢れ出てきた。
虎峰「な、何ですか!?」
セシリー「こ、これって!?」
光の中からは先程と見た目は変わらずとも、雰囲気は全く違う八幡が立っていた。
シルヴィア「八幡くん、生きて帰ってきてね。」
八幡「………あぁ、行ってくる。」
その4. 『BEATLESSの世界で 1』
八幡「シルヴィアは俺に隠し事をしていた。嘘もついてきた。」
オーフェリア「………人間誰だって隠し事はするし、嘘もつくわ。それに、そんな事をされても、八幡はシルヴィアの手を取らなかった事を後悔しているのでしょう?」
すると八幡の唇に湿り気のある柔らかいものが当たった。そして目の前にはオーフェリアの顔があった。
八幡が我にかえると、布団にくるまっているオーフェリアの姿があった。
オーフェリア「………私は今、私のしたい事をしたわ。だから貴方も自分のしたい事をすると良いわ///」
八幡「………オーフェリア。」
オーフェリア「………覚えておいて。私には心があるから八幡を送り出す前に、したい事をしたかったのよ///」
オーフェリア「………後、お願いなのだけど、この事は内緒にしておいて///」
その4. 『BEATLESSの世界で 2』
小町「ねぇ、私邪魔者にならないよね?私、此処に居て気まずくならないよね?」
八幡「はぁ?」
小町「イチャイチャし出して、晩御飯の時にはあ〜んとかしたりさ、お風呂に入ったら中からキャッキャッ♪ウフフッ♪なんて聞こえたら考えちゃうじゃん!新婚家庭に入ったお邪魔虫じゃん!」
八幡「色々捏造し過ぎだろ……」
シルヴィア「///」カアァ…
八幡「………///」カアァ…
小町「早速イチャイチャするな〜!」
シルヴィア「ゴ、ゴメンね。じゃあそういうのは小町ちゃんの目につかない所でやるね。」
小町「な、何それ?もうやるところまでやっちゃったの?」
八幡「するかっ!」
シルヴィア「う、うん。まだね。流石にお互いが18歳を越えるまでは……ね。」
小町「………じ、じゃあ18歳を越えたら?」
シルヴィア「そ、その時は………/////」チラ…
八幡「お、俺を見ながら赤くなるなよ///」
小町「やっぱお邪魔虫じゃ〜ん!!」
その5. 『BEATLESSの世界で 3』
八幡「………シルヴィ、なのか?」
シルヴィア「うん。」
八幡「シルヴィ、もう身体は平気なのか?」
シルヴィア「………平気、とは言えないかな。八幡君のおかげで余命は伸ばす事は出来たけど、何回も何回も入退院を続ける事になっちゃうと思う。」
八幡「………」
シルヴィア「それでも……こんな身体の私と、一緒に……同じ場所で過ごしてくれる?」
八幡「………あぁ。」
シルヴィア「………」ニコ…
シルヴィアは目に涙を浮かべながら八幡の手を握り、寄り添った。
シルヴィア「ただいま………八幡くん。」
八幡「………おかえり、シルヴィ。」