訳のわからないタイトルで戸惑ったでしょう?
虎峰side
虎峰「お2人共、今日は集まってくれてありがとうございます。」
八幡「いや、それは別に構わないんだが、お前が俺等を呼び出すなんてな……何?いつもイタズラやってるからその仕返し?」
虎峰「いえ、その節はどうもありがとうございました。おかげさまでとても貴重な体験と品々を頂いております。」
八幡「急にかしこまられてもな………」
シルヴィア「あはは……それで、今日はどうしたの?なんか凄く大きい機械があるけど……」
虎峰「はい。実はお2人で実験をしたいと思っておりまして、その協力を頼めないかと思いまして。界龍には丁度いい人材が居ないもので………」
八幡「まぁお前には何かと世話になってるからな、これくらいなら別に構わないぞ。」
シルヴィア「うん、私もOKだよ。」
虎峰「っ!ありがとうございます。では早速で申し訳ないのですが、そのカプセルの中に入って頂けますか?設定してすぐに終わらせますので。」
八幡「……なんか怪しいが、まぁ大丈夫だろう。」
2人はカプセルの中に入って扉を閉めました。さて、ここからですね。
虎峰「それではやっていきましょう。」
セシリー「アンタ等が喋ってたから会話の中に入らなかったけどさー、これってなんなのー?」
虎峰「この機械はですね、『好感度変換機』です。お互いが好きな数値をこの機械で変換することができるのです。」
セシリー「何でそんなものがー?」
虎峰「八幡には日頃お世話になっているので。」
セシリー「それ絶対根に持ってる奴だよねー。」
い、良いんです!偶にはこんな風に仕返しをしなければ、僕の気も収まらないんです!
虎峰「そ、それじゃあ最初はお互いの好感度を調べて………おぉ、やはり100%でしたか。」
セシリー「当たり前っちゃあ当たり前だねー。」
虎峰「ここは半分の50%にしてみますか。」
設定をして確定ボタンを押す!
セシリー「わおぉー光ってるぅー!」
虎峰「2人が50%での状態ではどうなるんでしょうかね?」
動作が終了すると、2人はカプセルから出てきた。
八幡「………」
シルヴィア「………」
虎峰「どうですか?」
八幡「……特に変わった感じはないが、お前はどうだ?」
シルヴィア「私もかな。そんなに変わった感じはしない。前と何が違うんだろう?」
セシリー「雰囲気もさっきと全く変わってないよー。虎峰、ちゃんと説明書読んだのー?」
失敗、でしょうか?何も変化がないとはおかしいですね………
八幡「………なぁリューネハイム、俺達の距離感、少し近くないか?」
シルヴィア「え?そ、そうかな?」
八幡「あ~なんかすぐ隣に居るから。」
シルヴィア「あぁ~ゴメンね?ちょっと離れるよ。」
八幡「い、いや。別に離れて欲しいわけじゃないからな、そのままでも良い。」
シルヴィア「そ、そう?でもなんかね、私も君からは離れたくないんだ。どうしてだろ?」
八幡「……俺に聞くなよ。」
シルヴィア「あはは、そうだね///」
………何でしょう?変化は見られたのですが、いつも2人が曝け出している濃厚な甘さではなく、控えめかつ甘酸っぱいようなピンク色の雰囲気になってます。男女お付き合いする前みたいな雰囲気ですね。
シルヴィア「あ、あのさ……八幡君?」
八幡「何だ?」
シルヴィア「………手を繋いでも良い?」
っ!!?
八幡「………好きにしろ///」
シルヴィア「っ〜!!うん♪」ギュッ!
八幡「………///」
シルヴィア「えへへ、なんか少し恥ずかしい///」ギュッ∼!
八幡「それはこっちのセリフだ///」
シルヴィア「でもそれ以上に嬉しい///」ギュッ∼!
八幡「……そうか///」
………もう中に入れましょう。この2人の雰囲気がとてつもなく苛立たしく思えてしました。
虎峰「はい、それではもう1度カプセルに入ってくださいね。」
シルヴィア「え?あっ、う、うん。」
八幡「わ、分かったから押すなよ……」
虎峰「………2人がお付き合いする前はこんな感じだったのでしょうか?」
セシリー「最初はこんなもんじゃないのー?初々しかったよねー。」
虎峰「と、とりあえず次です次っ!思い切って100%の上、150%にしてみましょう。」
セシリー「いいのー?どうなっても、あたし知らないよー?」
もう遅いです。起動させたので。
調整が終わって2人が出てくると、やはり先程とは変わりません。
八幡「……なぁ虎峰、シルヴィは何処だ?」
虎峰「え?シルヴィアさんならお隣の機械から出てきていますよ。」
八幡「………シルヴィ、こっちだ。」
シルヴィア「っ!!八幡君っ!!」
シルヴィアさんは八幡の方へと駆け寄って、そのまま八幡と抱き合いました。
抱き合うっ!!?
シルヴィア「……寂しかった。起きたら八幡君が居ないんだもん。私の事、ひとりぼっちにさせたんじゃないかって思ったんだからね?」
八幡「そんな事するわけ無いだろ。そんな事絶対にしねぇよ。」
シルヴィア「……ねぇ八幡君、もっとギューってして。八幡君の匂いが私に染み込んで取れないくらいキツく抱き締めて。」
八幡「あぁ……こうか?」
ギュウゥゥ〜!!
シルヴィア「ふわぁぁぁ〜……/////うん、これぇ♡八幡くんを3番目に感じる方法。やっぱり癖になるよ♡もっと、もっとギューってしてね♡」
………………
セシリー「虎峰ー、もうカプセルの中に入れたらー?アンタの顔凄い事になってるからー。」
シルヴィア「ねぇ八幡君、キスがしたい。」
八幡「……どんなだ?」
シルヴィア「とにかく八幡君をいっっっっぱい感じられる奴が良い。」
八幡「……分かった、じゃあやるぞ。」
シルヴィア「んっ……んんっ♡……ちゅっ、んん〜……れろっ、くちゅ〜〜……んんぅ♡……くちゅり、れろれろ……、んんんっ、ちゅうぅぅぅ〜……こくっ……こくっ……」
あろう事か、僕等の目の前で物凄いキスをし始めました……ていうか何やってるんですかっ!!!?
虎峰「はい、もう終了です!!とっととカプセルに戻りますよ!!さぁ早くっ!!」
シルヴィア「えぇ!?まだだよ!まだ八幡君とキスの途中なのに〜!」
バタンッ!
虎峰「………イチャイチャした光景しか見てない気がします。」
セシリー「この2人は基本のベースがイチャイチャだと思うよー?」
虎峰「ふふふふ、ですが安心してください。最後に奥の手、0%がありますので!」
セシリー「わぁー鬼畜ー。それを最後にとっておくなんてさー、アンタ最低ー。」
虎峰「でも見てみたくはありませんか?仲の悪いお2人を。」
セシリー「………確かに少し気になるかも。」
おっ、間延びが無いって事は本気ですね?
虎峰「では行きましょう!!」
0%に設定して起動させ、調整をする。そしてそれが終わると、中から2人が出てきます。さて、どんな反応なんでしょうか?
八幡「なっ!?リューネハイム!?」
シルヴィア「うわっ!?比企谷君!?何で此処に居るの!?」
八幡「それはこっちのセリフだ。此処は界龍だ。クインヴェールのアイドルはさっさと帰れ。鍛錬の邪魔だ。」
シルヴィア「わぁー脳筋っ!そんなんだから女の子に誰1人として声かけてもらえないんだ〜♪何だったら女の子のモテ方教えてあげよっかー?」
八幡「何だと?」
シルヴィア「何さっ!?」
………凄く険悪な雰囲気です。こんな2人今まで見た事がありません。
セシリー「うわぁー想像以上だねー。」
虎峰「で、ですね………」
八幡「ていうか離れろよ。近いんだよ。」
シルヴィア「君から離れたら?」
八幡「何で俺がお前から逃げるような事しなきゃなんねぇんだよ?そんなの御免だ。」
シルヴィア「ふぅ~ん……じゃあこのままだね〜♪」
八幡「チッ……もう好きにしろ。」
あ、あれ?
八幡「あーなんか喉乾いてきた。おいお前等、なんか飲むたいのあるか?」
セシリー「あたしはお茶あるから大丈夫ー。」
虎峰「僕も平気です。」
八幡「………お前は?」
シルヴィア「え?私?」
八幡「お前以外そこに誰が居んだよ?」
シルヴィア「……じゃあお茶で。」
八幡「おう。じゃあ買って「待って!」く……何だ?」
シルヴィア「……………ありがと///」
八幡「………お、おう///」
………なんか、雰囲気良くなってきてません?よし、ならここは人体実験です!
ーーー数十分後ーーー
虎峰「お2人共、ちょっとそこに並んでもらっても良いですか?」
八幡「リューネハイムの隣に?マジか……」
シルヴィア「何か文句でもあるのかな?」
八幡「お前の隣っていう時点で文句アリアリだな。今すぐにでも離れたい。」
シルヴィア「その言葉、そっくりそのまま返してあげるよ。」
………シルヴィアさん、ごめんなさいっ!!
シルヴィア「っ!?」
八幡「お、おい!?」
八幡はシルヴィアさんの身体を受け止めました。まぁここは予想通りです。
シルヴィア「と、突然何するの?」
八幡「流石にリューネハイムの言う通りだ。虎峰、お前何やってんだ?」
虎峰「いえ、ただの実験です。それよりもよろしいんですか?お2人は今、触れ合ってますよ?」
さて、どんな反応を見せるんでしょう?
シルヴィア「………っ!!?ち、ちょっと!いつまでやってるのさ!!離してよ!!」
八幡「お前が起き上がるの遅いんだよ。さっさと元の状態に戻りやがれ。」
シルヴィア「……あぁ~この体勢楽だなぁ。君に触られるのは癪だけど、このままでいよっと♪」
八幡「テメェ………」
………………
シルヴィア「……な、何で身体でも支えてるのさ?手だけで良いよ。」
八幡「こっちの方が安定感あんだよ。お前は嫌だろうが、俺は楽が出来る。最高だな。」
シルヴィア「でもさ〜、この絵面って君が私を後ろから抱いているように見えるよねぇ〜。いいのぉ?」
八幡「別になんて事ねぇよ。つーかお前軽いな。ちゃんと食ってるのか?」
シルヴィア「3食欠かさず食べてるけど?」
八幡「……なら良い。」
シルヴィア「なんの質問だったの?」
八幡「別に。ただの気遣いだ。お前は嫌いだが、お前の歌は好きだからな。次のライブあるだろ?その時に聞けなくなったら俺が困るんだよ。」
シルヴィア「へ、へぇ〜……そっかぁ///」
八幡「………」
シルヴィア「………ねぇ。」
八幡「何だ?」
シルヴィア「私の歌ってどんな歌?」
八幡「………色取り取りだな。激しく情熱的な歌もあれば、静かで穏やかな曲もある。俺は静かな曲の方が好きだが、お前の歌ならどれも好きだ。」
シルヴィア「………そ、そっか///わ、私もね!君の事は嫌いだけど、君のそういう偶に見せる素直なところは好きかな///」
八幡「………そうか///」
シルヴィア「う、うん///」
………何で0%でもイチャイチャ出来るんですかっ!!?貴方達はなんでもアリですかっ!!?
その後、虎峰は2人を機械に入れて元に戻した。そして虎峰は後にこう思った。
虎峰「普通の2人って最高ですね。」
どんなに好感度イジっても、結局イチャイチャな2人でした。