比企谷八幡のあり得ない六花生活   作:生焼け肉

16 / 130
八幡、界龍入学

 

 

小苑side

 

 

八幡「んじゃ行ってくる。多分すぐに帰ってこれると思うから。」

 

小苑「はい。私も八幡の姿をしっかりカメラに収めますね。」スチャッ

 

 

……そういうのしてもらった事なんて一度も無いが、やられたら恥ずかしいんだろうな。経験してないから分からないけど。

 

 

八幡「まぁ……程々にしてくれ。じゃあ、先に行ってるな。」

 

小苑「はい、いってらっしゃい。」

 

 

………こういうの、なんか良いな。

 

 

ーーー界龍第七学院ーーー

 

 

来るのは2度目だが、やっぱデケェな……とても学校とは思えないデカさだ。本当はどっかのお寺なんじゃねぇの?

 

 

「入学、または転校してきた者はこちらで名前の記入を済ませてから入ってください。」

 

 

おっ、あそこで済ませれば中に入れるみたいだな。よし、俺も早速済ませるか。

 

 

えぇ〜と……汪八幡っと。よし、行く「少しお待ち頂いてもよろしいですか?」………ありゃ?

 

 

八幡「はい?」

 

「この汪という字、ひょっとして貴方が2代目【万有天羅】のご子息なのですか?」

 

八幡「えぇ……まぁそうですけど。」

 

「そ、そうでしたか!ようこそいらっしゃいました!私は趙虎峰と申します。よろしくお願いします。」

 

八幡「ご、ご丁寧にありがとうございます。俺は……いえ、自分は汪八幡といいます。こちらこそよろしくお願いします。それと、普通に話しかけてくれると嬉しいです。特別扱いとかはされたくないので。」

 

虎峰「分かりました!なんだか貴方とは良き関係を築けそうです!僕の事は虎峰と呼んでください。」

 

八幡「俺の事は好きに呼んでくれて構わない。それじゃあまたな。」

 

虎峰「ではまた入学式でっ!」

 

 

アイツ……ボクっ娘って奴じゃないよな?なんか見た目女にしか見えないんだが。でも男なんだよな?

 

 

俺は目の前の冒頭の十二人の画面を開いて、さっきの人物のプロフィールを見ていた。そしたら男だった。

 

戸塚みたいな奴、まだ世の中に居たんだな。

 

 

ーーー入学式ーーー

 

 

「清く正しい学院生活を送り、友と共に切磋琢磨をしながら………」

 

 

長かった入学式も母体の幹部が喋り終えたら終わりだ。けど思ったのがただ1つ、この前も思ったがあの生徒会長、初等部の子だから威厳が無い……この時くらい代理使えばいいのに。

 

 

けど、あれが序列1位で3代目の【万有天羅】なんだよな。俺がいずれ越えなきゃいけない相手。母さんの方に並べるようにならないとな。

 

 

ーーー教室ーーー

 

 

担任「以上で説明を終わります。皆さんはこの後自由に行動してもらって構いません。では解散です。」

 

 

大まかな内容は理解出来た。さて、じゃあ母さんの所に行くか。

 

 

虎峰「八幡!よろしければ一緒に鍛錬をしませんか?ちょうど相手を探していまして。八幡がどんな戦術で戦うのかも興味があるので。」

 

八幡「あぁ、悪いな。今日は母さんに早く帰るって言ってるんだ。だからまた今度にしてもらっていいか?」

 

虎峰「そうですか……なら仕方ありませんね。分かりました、ではまた「汪はおるかえ?」あし……し、師父っ!?」

 

 

あっ、チビッ子生徒会長だ。

 

 

星露「おぉ、おったわいおったわい。お主、今から妾と戦ってみる気は無いか?主の実力を知るにはちょうど良い機会だとは思うが?」

 

八幡「折角の誘いだが、今日は断らせてもらう。母さんとの約束があってな。」

 

星露「親孝行じゃのう。じゃが偶には親の言いつけを破ってみるのも、一興だとは思わんか?」

 

八幡「思わねぇよ。なんでやりたくもねぇ事をしなくちゃいけねぇんだよ。」

 

星露「つれんのう……まぁよいわ。ならばまた今度のう。妾は戻る「少しお話したいと思うのですが、よろしいですか?星露。」……ん?誰じ……っ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小苑「どうも、数日ぶりですね。先程の入学式の答辞、お見事でしたよ。ところで今し方とても不愉快な言葉を聞いたのですが、聞き間違いでしょうか?私の大切な息子に向かって、『親の言いつけを破るのも一興。』などとふざけた言葉が聞こえたのですが?」ニッコリ

 

 

あっ……母さんがマジギレしてる。

 

 

星露「い、いやぁ……その、アレじゃ!こやつにも親離れというものや反抗期などを教えてやろうと思うてな。それで「星露。」……な、何じゃ?」アセアセ

 

小苑「私の大切な息子に変な事を吹き込まないで頂けますか?たとえ貴女でも許せない事だってあるんですよ?貴女だってまだ死にたくはないでしょう?」ニッコリ

 

星露「わ、分かったのじゃ!もう変な事は吹き込まんと約束するっ!」

 

小苑「理解が早くて助かります。では私と八幡はこれで失礼致します。皆さんも八幡と仲良くしてくださいね。」

 

 

そして母さんは俺の手を掴んで挨拶をすると、そのまま教室を出た。そしてそのまま学院を出たんだが、何でだろう?母さんがいつもより嬉しそうな顔をしているような気がする。

 

 

八幡「……か、母さん?なんか嬉しい事でもあったのか?」

 

小苑「ふふ。えぇ、ありましたよ。八幡の凛々しい姿が見られたのと、八幡にお友達が出来た事、それと……いえ、これは秘密です。」

 

八幡「そ、そうか……」

 

 

ま、まぁ聞かないでおこう。聞いても答えてはくれなさそうだし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小苑(八幡と初めて手を繋げたのが1番嬉しかったです。)

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。