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八幡「というわけで、前作から出して欲しいキャラ2人目、行ってみるぞ。続いては……この人だ。」
シオン「皆、久しぶりだ。八幡の式神のエリュシオン・C・タービンだ。シオンって呼ばれてる。要望があったから今日は俺の物語に付き合ってくれ。あまり面白いものでは無いけどな。じゃ、どうぞ。」
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八幡side
しかし、冬香さんの使う式神ってのは本当に色んなのがいるんだな。妖怪ってのは陰陽術使ってれば誰だって知ってるが、あんなに悍ましいというか気持ち悪いのもいるんだな。なんか夢に出てきそうだ……
けど、式神かぁ………俺にはそういう自分に従ってくれる存在を獲得した事無かったな。流石に冬香さんが使役している式神は勘弁だが、やっぱ賢そうな奴とか強そうな奴が良いよな。けど、式神の対象って特に無いからどうすればいいのか分からないんだよなぁ……妖怪でも人間でもいいわけだから。流石に死んだものとかはダメだけどな。
ん?妖怪はいいのかって?妖怪は別に死んだ人とかそういうものではないから大丈夫なんだ。
まぁ、探してても居るもんじゃねぇからそのうち見つけるか。
八幡「さて、今日はどうするか……あの飯にやたらうるさい奴等が増えてから俺の部屋が急激に賑やかになったからな。早くどうにかしないとな。」
出ないと俺のオアシスが無くなってしまう。
ーーー散歩エリアーーー
八幡「買い物だけするつもりが、少し遠くまで来ちまったな。まぁいい、この辺りは散歩エリアだったからちょうどいい。少し歩いてから買い物に行くか。」
こうやってゆっくりするのも何だか久しぶりだ。最近は鍛錬とか教えとかで忙しかったからな。しかももうすぐ《王竜星武祭》だしな。俺は出場しないから別に関係無いが、シルヴィが出るから応援くらいはしないとな。
ガシャガシャッ!
ん?なんだ今の音?鉄の音?
そこに居たのは子供だったが、ただの子供ではなかった。身長は120〜130cmくらいで髪は青色で、右腕が生身ではなく、義手になっていた。しかも壊れているみたいだった。けどあれは……何だ?剣か?
八幡「おい、大丈夫か?」
???「っ!……なんだお前は?」
八幡「いや、なんだと言われてもな……それは俺の台詞なんだが?どっからどう見てもお前の方が怪しいだろ。」
???「………俺はエリュシオン・C・タービン。俗に言うサイボーグみたいなものだ、約身体の4分の1は。」
何だ?今の自己紹介になってない自己紹介は?まぁいいか。
八幡「俺は比企谷八幡だ。見たところ困ってそうに見えるが、大丈夫か?俺は機械とかそういうの得意じゃないから直す事は出来ないんだが……」
シオン「大丈夫だ。すぐに直るから。」
八幡「いや、そう言われても「集合修復、スタート。」………ん?」
タービンがそう唱えた途端、周りに散らばっていた金属部品が一斉に彼の右腕の義手に集まって一瞬で元通りになった。元の形知らないけどよ。
八幡「お前凄いな。」
シオン「別にこれくらい普通だ。それで、少し質問をしたい。此処は一体何処なんだ?」
シオンからの説明を聞くと、どうやらシオンは以前までの記憶が無いみたいだった。身体の使い方や読み書き、言葉などは理解出来ているみたいだが、記憶のみが抜けているみたいだ。
シオン「……俺が何をしていた奴なのかも分からないとは……」
八幡「俺もこの六花の中で誰かが逃げ出したとかそういうのは聞いてないけどな……この六花も知らないんだろ?」
シオン「あぁ、初めて聞く。」
八幡「となると1人で出歩くのにも危険か……だが、だからといって俺の学院に寝泊まりをさせるわけにもいかないからな……どうしたもんか。」
シオン「いや、そこまでしてくれなくてもいい。俺は別に食事を摂らなくても3〜4日は耐えられる。」
八幡「その後は?」
シオン「………なんとかする。」
八幡「ダメだ、やっぱ放っておけない。でもどうするか………」
せめて誰か保護してくれそうな人でも居ればなぁ……冬香さんの式神みたいに………式神?あっ、そうだ!
八幡「なぁ、お前俺の式神になる気はないか?」
シオン「式……何だそれは?」
八幡「式神な。簡単に言えば俺が主人でお前が召使いみたいな関係だ。俺が衣食住を提供する代わりにお前は俺に従う。そんな感じだな。どうだ?」
シオン「………要するに、俺はお前に付き従えば今後の心配をする必要は無いという事か?」
八幡「まぁ、そういう事だ。」
シオン「分かった、お前の式神になろう。自分の記憶が無い今、無闇に行動するのは危険だからな、今はお前に付き従う事にしよう。」
八幡「成立だな。じゃあそこに立ってくれ。」
俺はタービンに向けて呪符を取り出して契約の呪文を唱えた。そしてタービンは正式に俺の式神となった。
八幡「これで契約完了だ。よろしくな、タービン。」
シオン「俺の事はシオンでいい。エリュシオンじゃあ長いからな。俺はお前をハチ兄って呼ぶ。これからよろしく頼む。」