この話も一応キャラ変注意です。
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八幡「とりあえず閑話の3人目だ。じゃあ俺は失礼する。会ったら絶対に閑話どころじゃなくなっちまうかもしれないからな。じゃあな。」
葉山「今誰か通ったかい?まぁいい。なんで呼ばれたかは分からないけど、とりあえず自己紹介だね。俺は葉山隼人。元ガラードワース学園の序列10位だ。僕のこれまでの話をすればいいんだね?」
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葉山side
俺の過去、それは輝かしいものだった。父親が弁護士、母親が病院の看護師をしている。そしてーーー
※本人の関係ない部分の過去話が長くなりそうなので、その部分は全カット致します。葉山氏に対しては大変申し訳なく思っておりません。(CV:八幡)
八幡「この辺りからだな、じゃあどうぞ。」
そして俺は比企谷のせいで六花の名門校、聖ガラードワース学園を退学になっただけでなく、六花から永久追放される身となってしまったんだ。本来この場所に居るのは比企谷だった筈なのにっ!!
……家に帰ったら中には誰も居なかった。後から聞いて分かった事なんだが、離婚してそれぞれの親元の所へ帰っていたらしい。俺も父さんと母さんの祖父祖母の家は行った事があるけど、今の俺にはそこまで行ける金が無い。家にあった俺の金もそんなに無い。
だから両親のどちらかに会いに行くのは諦めた。だから俺は今居る家で過ごす事にした。取り敢えずは家の中にある食材とかをなんとか工面しながら過ごしていた。俺が追放されてからは何度もマスコミの奴等が来た。正直ウンザリしていたが、時が経つと共に消えて行った。
そして俺に、もう1度チャンスがやってきた。それは俺が追放されて5年後にシルヴィア・リューネハイムの引退ライブが行われる事になった。場所は横浜日産スタジアムでやるらしい。しかもそこに比企谷も参加するみたいだった。けど俺はチケットを買える程、金に余裕は無い。だから断ったんだが、偽造チケットをくれると言ったからその作戦に乗る事にした。横浜までの出費は痛いが、アイツを倒せるのなら構わないと思った。
そして当日、俺は問題無くスタジアムを入る事が出来たんだが、案内された場所は何故か真っ暗だった。中にも何十人か人が居たが、ライブ会場はこんなにも暗い筈では無かったと思う。
暫くして明かりが灯されると、俺は牢屋の中に居た。しかも観客席の目の前の位置に近い位置でだ。すぐ横にはシルヴィアさんと比企谷が立っていた。そしてシルヴィアさんは俺達を犯罪者として逮捕させると言った。冗談じゃない!ここまで来てアイツに仕返しも出来ないまま逮捕だと?ふざけるなっ!!俺はガラードワースの序列10位だぞっ!!
そう思った俺は逮捕しようとした警官を投げ飛ばしてステージに立っている比企谷に決闘を申し込んだ。奴はこの場で不正出来る道具は持って来ていない筈だ!だから俺の勝ちは必然だった。
そうだっだ筈なのに、俺は手も足も出なかった。しかもアイツに一撃も与えられなかっただけじゃなく、俺が食らっていた。それに、アイツの表情を思い出すたびに腹が立つっ!!アイツは……アイツは俺が真剣に戦ってやっているのに、やる気の無さそうな表情をしていたんだ!!それに腹が立ったから俺は比企谷に向かって攻めまくった。だがその後から記憶が無い。目が覚めたら牢屋の中に居た。俺は逮捕されていた……後から聞いたら、アイツに顔面を蹴られていたみたいだ。その時の鼻は折れていたんだが、治療してくれたみたいだった。
後日、俺を含めた30人の偽造チケットを使った奴等は裁判所に向かい、罪を言い渡される事になっていた。そして判決は既に決まっているみたいだった。
裁判長「判決を言い渡す!25名の者達を有価証券偽造罪とし、懲役2年と処す!次に4名の有価証券偽造罪並びにその証券を作成した罪により、懲役5年に処す!最後に葉山隼人、有価証券偽造罪に加え、公務執行妨害、並びに非星脈世代への暴行により、仮釈放無しの終身刑とする!これにて閉廷っ!!」
………俺はこの裁判で一生牢屋生活が決まった。裁判でも聞かされていたが、シルヴィアさんが録音をしていたからだ。俺も承諾していたから、取り消しようが無かった。その後俺は長野の刑務所に搬送されて今に至る。
俺が刑務所に入った頃なんて酷く絡まれたものだった。
1「よぉクソガキ!なんだってオメェみたいな若い奴がムショん中に来たんだ?どんな悪さしたんだよ?」
2「聞いてやるなって!どうせロクでもねぇ事したんだよ!俺らと変わんねぇよ!」
「「「ギャハハハハ!!!」」」
全く最低な場所だ。品の無い男共ばかりで女なんて1人も居ない。楽しみなんて運動と食事くらいか。
葉山「……用が無いなら行っていいか?」
2「ツレねぇな、兄ちゃん。此処に来たって事はなんかやったんだろ?俺達にも教えろよ!」
葉山「教えるつもりは無いんだ。」
3「おいおい、いつまでもそんな態度だと俺等だって気分悪くなるってもんだ。んな刺々しい態度すんなよ。態度だけでも変えてくれや。」
葉山「………分かった。」
3「あぁ、そんだけだ。話したくなったら来てくれ。俺は一応聞いてやる。」
葉山「………」
俺は別に何も無いままこの刑務所で過ごして10年が過ぎた。
葉山「もうすぐ釈放なのか?」
2「あぁ、仮だけどよ。久しぶりに外の空気が吸えるぜ!まぁ、何したらいいか分かんねぇけどよ!」
3「普通に楽しんでくれば良いんじゃねぇのか?」
2「それが分からねぇから困ってんだよっ!」
1「葉山はどうなんだ?オメェずっと此処に居るけどよ、仮釈とかねぇのか?」
葉山「……俺は終身刑なんだ、仮釈無しの。だからずっと此処が俺の家ってわけだ。」
3「おい、そりゃあ……」
1「何やらかしたらそんな風になるんだよ?」
葉山「別に……今となっちゃあどうでもいい事だ。ま、仮に仮釈出たとしても、俺は此処の生活が気に入っちまったから出る気なんてねぇけどな。」
まぁ、これが今の俺ってわけだ。比企谷への復讐?んなもんとっくに忘れたよ。だって出られねぇんだから考えたって仕方ねぇだろ。なら俺はこの中で暮らしてた方がマシだからよ。
投獄中の葉山の言葉遣いの荒さが……囚人達のが移ったかな?