比企谷八幡のあり得ない六花生活   作:生焼け肉

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今回もとあるユーザー様のご要望で書かせて頂きました。本当にありがとうございます。

そして何も思い浮かばない私、とても情けない………




閑話 ⑥

 

 

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八幡「そんじゃあ6人目の登場だ。俺が六花生活をしてきた中で、この人の居ない印象が無いと言ってもいいくらい濃く残っている人だ。じゃあ、後は任せる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陽乃「ひゃっはろー皆!六花パークの社長、雪ノ下陽乃だよ〜!さて、じゃあ今回は私の話をしてくね〜。あっ、因みに言っとくけど面白くないって思っても私のせいにしないでよ?じゃあ、行ってみよー♪」

 

 

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陽乃side

 

 

私が界龍を卒業した後、私は早速《獅鷲星武祭》で勝ち取って手に入れた新開発エリアのパーク建築に力を入れた。元々このパークを作ろうと思ったのは、六花での楽しみは何も星武祭だけではないと、世間の人達に知ってもらう為。そもそも、六花には娯楽的要素なイベントが星武祭くらいしか無い。いや、それしかない。だから私はパークを作ろうと思った。

 

設計図の元に建築は進められていて、私が卒業した頃には土台の部分はもう仕上がっていた。後はメインの部分を取り付けるのと、市場や試運転をして問題がなければいつでも運営可能になる。そしてパーク内にはお母さんが取締役を務めている雪ノ下建設が経営するホテルも建築される予定。だから泊まる場所にも苦労はさせない仕組みにしてあるんだよ!お姉さん凄いでしょ!

 

 

まぁ今のところはトントン拍子で進んでるけど、営業開始にはきっと1〜3年はかかる。その間に私のパーク内で『お店を開きたい!』とか『支部店を開きたい!』とか『是非我が社と契約して欲しい!』というオファーも多くあった。最後のは絶対お金目的だろうけどさ。

 

 

色んな事があったけど、特に何事も無く順調に建築は進んでいった。そしてシーズン最後の星武祭である《王竜星武祭》が開催される。私も端末で観戦する予定だった。でも、八幡くんからの突然の通信で開いてみると、目の前には『俺が合図を出すまでは何も喋るな。』と背中に影で書いてあった。端末にはお母さんも居た事には驚いたけど、もっと驚いたのは八幡くんが話していた人物だ。

 

 

相手は雪乃ちゃんだった。

 

 

私とお母さんは雪乃ちゃんの言葉を静かに聞いていた。雪乃ちゃんは今までしてきた事を八幡くんに謝罪していた。八幡君が合図を出して私たちも会話に混ぜてくれたけど、もちろん謝罪1つだけで許す程、私は甘くない。寧ろ甘っちょろいと思ってる。そこで母さんがどれくらい本気なのかを試すように雪乃ちゃんに質問をした。雪ノ下家を除籍するのか、除籍した場合は姓はどうするのか、雪乃ちゃんはその答えを包み隠さずに堂々と答えた。自ら進んで除籍をする道を選び、新しい姓も『葉山』にするとまで言った。

 

この言葉には私もお母さんも本気だと思わざるを得なかった。そしてその日の夕食にお母さんと私、そして雪乃ちゃんの3人で食事をしようと約束をして通信を切った。私としては、漸く目を覚ましてくれて良かったと思っているけど、無駄にした時間も長過ぎると思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪ノ下母「久しぶりですね、雪乃。いえ、お昼に通信でお話しましたか。」

 

雪乃「はい。」

 

陽乃「雪乃ちゃん、別にもう敬語じゃなくていいよ。もう私達は雪乃ちゃんの事を敵だなんて思ってないから。まぁ八幡君に迷惑をかけたら別だけどね。」

 

雪乃「そんな気は毛頭無いわ。私もあの後、彼とは関わらないつもりでいたのだけれど、『別に総武高といた頃の関係でいい。知り合い以上仲良し未満。』って言われたわ。」

 

陽乃「あっはは!八幡君らしいね〜。」

 

雪乃「えぇ……姉さん、学院での彼はどんな感じなの?」

 

陽乃「そうだね〜……昔と比べるのもおこがましいくらい積極的になったよ。八幡君と稽古した時なんて………もう激しくて体が動かなくなっちゃって……」

 

雪ノ下母「陽乃、少しはしたないですよ?」

 

陽乃「ゴメンゴメンッ!でも、それくらい変わったって事だよ。肉体的や精神的な強さにおいても彼は本当に強くなった。雪乃ちゃんも彼と稽古すれば分かるよ〜?」

 

雪乃「……そうね、少し頼んでみようかしら?」

 

 

あれれ〜?なんか本気になっちゃった?

 

 

陽乃「ま、まぁ?彼はもう彼女持ちだからいつ暇かは分からないけど、もう大学部だからある程度は自由にしてるんじゃないかな?多分だけどね。」

 

雪乃「そうね。私の学園でも単位を取っていればその科目は受けなくてもいい事になっているから、暇が出来たら彼にも鍛錬を頼む事にするわ。」

 

陽乃「そうするといいよ。さて、じゃあそろそろ食べよっか♪」

 

雪ノ下母「そうですね……さっ、2人とも。料理が冷めないうちに頂きましょう。」

 

 

その後は家族揃って楽しく談笑!……とまでは行かなかったけど、楽しく会話をする事は出来た。でも、家族がこんな形で揃えたのは嬉しかったよ。

 

 

その2年後には六花パークを開園させる事が出来て、今ではシーズン以外でも遊びに来てくれる六花の住人や観光客もたくさん居る。だから売り上げもうなぎ登りです!さすがはハルちゃんだね♪

 

さらに1年後、雪乃ちゃんは最後の《王竜星武祭》で優勝して、栄光を飾る事が出来ました♪最後のチャンスでよくやったね、雪乃ちゃん!

 

 

流石は私の自慢の妹だよ!

 

 

 

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