比企谷八幡のあり得ない六花生活   作:生焼け肉

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新副会長の2人

 

 

八幡side

 

 

俺達が六花の学園の1つ、聖ガラードワース学園の入学を決意してあれから3ヶ月、無事に俺とパーシヴァルは入学をする事が出来た。特待生という事でチヤホヤされる事もあったが、公式序列戦を全く申し込まない、鍛錬もしない、何もしない事が多かったからかいつの間にか雑魚扱いされるようになってしまった。(パーシヴァルには全くそんな様子は無い。)

 

そんな様子に痺れを切らしたのか、会長は俺に公式序列戦をするようにと言ってきた。しかも冒頭の十二人とだ。いや無理ゲーだろ。何さ、冒頭の十二人と決闘って。何でそんな事する必要があるのかと聞きたかったが、なんか無言の圧力があったから取り敢えずする事にした。相手を決めようと思った矢先、会長が相手をもう決めていた。その相手はこの学園の序列2位、【光翼の魔女(グロリアーラ)】の2つ名を持つレティシア・ブランシャールだった。何で序列2位と?

 

何とも出来レースな決闘だと思った。だって俺に負けろって言ってるようなもんだろ。そう思いながら当日の公式序列戦に挑んだんだが、意外にも簡単に倒せた。いやだってさ、アイツの剣とか光の翼がおバカみたいに真っ直ぐなんだもん。多少捻くれた攻撃もしてきたが、手数の少なさに驚いた。

 

そして俺は序列2位になって自動的に副会長になってしまった。そしてパーシヴァルも俺が決闘をするってどこからか聞きつけたのか、序列3位の【王槍(ロンゴミアンド)】と決闘をして勝利した。あのガタイ良い人に勝つなんてやるな。これでもっと女のファンが増えるな。

 

 

その事もあってパーシヴァルは序列3位、俺は序列2位へと一気に上がった。そして2つ名も決まり、

 

パーシヴァルが【優騎士(アグレスティア)

 

俺が【疾風騎士(パラディン)

 

という2つ名に決定した。いやいや、俺そんなに早い動きしながら攻撃してねぇよ。何だよ【疾風騎士】って?大層にも程があんだろ。

 

 

2つ名について抗議したが、呆気なく敗訴して終わった。その理由の1つがパーシヴァルが俺に念を押してまでそのままにするべきだと言ってきたからだ。俺に似合わねぇだろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「なんて思ってる内にもう2ヶ月か、時が経つのは早いもんだなぁ………」

 

レティシア「何を呑気な事を言っているんですか!ほら、今日の仕事のノルマが終わってないではありませんか!」

 

アーネスト「レティシア、その書類は「アーネストは黙っていて下さい!貴方は本当にもう!何でこうも雑務を怠るような事ばかりするのですか!もう少し副会長としての威厳を持ってくださいっ!!」……あはは。」

 

八幡「……ブランシャール、1つ発言いいか?」

 

レティシア「何ですか?」

 

八幡「この書類、前倒しして処理してるだけだから。今日の分なんてもう3日前に終わらせてる。」

 

レティシア「…………………………え?」

 

 

目が点になってやがる。

 

 

八幡「する事がねぇから書類終わらせてたんだよ。そしたら今度は1週間後に済ませる筈の書類が俺のデスクに置かれてます。何これイジメ?お前いつもこんな量の書類片付けてるんだなって思ったら尊敬してきたわ。」

 

 

レティシア「そ、そうですの!?あ、ありがとうございます!副会長に就任してから短いですが、自身のやるべき事はしっかり果たせているようですね。(1週間分の書類を前倒しでっ!?私の頃でさえそんな事はありませんでしたわよ!?この方はどうなっていますのっ!?)」

 

レティシア「ア、アーネスト!比企谷八幡の書類ミスについて何か聞いていませんか!?」

 

アーネスト「特に何も無いよ。それどころか彼の指摘には僕や母体幹部の方々も舌を巻く程だったよ。処理能力もそうだけど、効率の良さや配慮点なんかも細かに書かれているから助かっていると言われたくらいだよ。」

 

レティシア「そ、そうですか……(か、完璧過ぎる!!?強いだけでなく、書類整理や処理速度だけでなく、報告書も見やすくまとめてあるなんて……なんだか彼に全てにおいて負けた気分ですわ。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガチャッ

 

 

パーシヴァル「会長、八幡さん、ブランシャール様、ただいま戻りました。カーシュ様はまだお戻りになっていないようですね。」

 

アーネスト「彼の事だから、またケヴィンと揉めているんじゃないかな?」

 

八幡「仲が良いんだか悪いんだか分からん奴らですからね。」

 

レティシア「この生徒会室も少しは静かになりましたわね。少し賑やかな感じで放っておけないような方達でしたから……ですが、これで落ち着いて作業が出来るというものですわ。」

 

アーネスト「そんな風に言ってはいけないと言いたいところだけど、合っている部分もあるからね、追及はしないでおくよ。パーシヴァル、紅……比企谷君、お願い出来るかな?」

 

八幡「……はい。パーシヴァル、紅茶を頼む。」

 

パーシヴァル「はい、八幡さん。」

 

 

何故、今会長が俺に頼んだのかというと、パーシヴァルは俺以外に何かを頼まれるのに少し抵抗を感じるみたいだ。この前なんて同級生の少し偉そうな貴族の男に紅茶を淹れてこいと頼まれた(命令が正しいかもしれん)事があったんだが、今にも男の眉間に銃を撃ってもおかしくないような殺気が出てた。まぁ紅茶は淹れなかったけどな。だってその男逃げたし。

 

 

パーシヴァル「どうぞ、八幡さん。」

 

八幡「あぁ、ありがとな。」

 

パーシヴァル「いえ……」

 

 

………うん、やっぱパーシヴァルの淹れる紅茶は美味いな。旦那様からお借りした執務室で飲んだ時の紅茶からずっと思ってる。

 

 

パーシヴァル「あの、如何でしょうか?」

 

八幡「あぁ、美味い。やっぱりパーシヴァルは紅茶淹れるの上手いな。」

 

パーシヴァル「いえ、八幡さんには及びません///」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アーネスト「レティシア、君はどう見る?」ボソッ

 

レティシア「あの2人、本当に付き合っていないのでしょうか?パーシヴァルは比企谷八幡への思いをまるで隠せていませんわね。あの笑顔、私達には絶対に向けませんわよ?」ボソッ

 

アーネスト「そうだね。あの2人には早くくっついてもらいたいものだね。」ボソッ

 

 

 





因みにですが、レティシアが序列4位、ライオネルが序列5位になりました。

ケヴィンは序列6位に……ゴメンねケヴィン。

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