比企谷八幡のあり得ない六花生活   作:生焼け肉

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人生最悪の日

 

 

八幡side

 

 

さて、どうしたもんかねぇ………この状況。

 

 

パーシヴァル「………」ゴゴゴゴゴ

 

アーネスト「あはは……」

 

レティシア「………」ヒヤアセ

 

ライオネル「比企谷、一体何をしたのだ?」アキレ

 

八幡「俺に聞くな、こっちが聞きたい。」セイザ

 

 

只今俺は生徒会室の床で正座をさせられている。そして正面にはパーシヴァルが無言+途轍もなく怒っている様子で立っている。いやいや何で?俺なんかやらかしたか?最近は特に何もしていなかったぞ?出かける回数とかも普通だし。何なら出掛ける時は茶葉がなくなった時に限る。

 

 

八幡「なぁパーシヴァル、そろそろ説明してくれないか?何で俺は生徒会室に入ったらいきなり正座させられているんだ?」

 

パーシヴァル「……分かりませんか?」

 

八幡「分かってたらこんな質問しねぇよ。」

 

パーシヴァル「では説明致しましょう。八幡さん、昨日2人の女性とお出掛けしていましたね?時間はバラバラでしたが、2人はとても可愛らしくて綺麗な方でしたね?」

 

八幡「は?……あぁ、確かにそうだが、あれは別に予め約束していたわけじゃないし、偶々会ったから一緒に行動しただけだが?」

 

パーシヴァル「つまりお認めになるという事ですね?」

 

八幡「いや、まぁ……一緒に居たというのは嘘じゃないからな。こんな事で嘘言っても仕方ねぇだろ。」

 

アーネスト「ふむ……確かに今の説明だと比企谷君が何か深刻な事をしたようには思えないけど?パーシヴァル、何かあったのかい?」

 

パーシヴァル「はい、会長。八幡さんが昨日一緒に居た女性の1人は、レヴォルフ黒学院の序列1位【孤毒の魔女】のオーフェリア・ランドルーフェンです。」

 

 

すると、この生徒会室の雰囲気が変わった。特に会長の目つきの鋭さが尋常じゃなかった。

 

 

アーネスト「………比企谷くん、どういう事かな?」

 

レティシア「そうですわ比企谷八幡っ!!他学園の、しかも我が校の敵といっても過言ではないレヴォルフの生徒と出掛けたというのですかっ!!?」

 

ライオネル「事によってはお前を許さんぞ。」

 

 

………何でレヴォルフに対してそこまで険悪になれるのかねぇ。俺にはサッパリだ。

 

 

八幡「言わないとダメですか?プライバシーの侵害だと思いますが?」

 

アーネスト「そうだね、それは否定しないよ。でも、だからと言ってレヴォルフの生徒と一緒にいた時点で僕たちも警戒しなくちゃいけないからね。しかも向こうは序列1位、こちらは序列2位で副会長をしているからね、もしも何か情報が漏らされていたら……君を拘束しなくちゃいけなくなる。」

 

 

目が本気だな、ありゃ………はぁ、仕方ない。オーフェリアに連絡するか。

 

俺は端末を開いてオーフェリアに通信を取った。そしてそのコールは1回もしない内に繋がった。

 

 

オーフェリア『もしもし八幡お兄さんっ!!?昨日はどうもありがとう!!とても楽しかったよっ!!』ニッコニコ!

 

八幡「いや、気にするな。楽しんでもらえたようで何よりだ。」

 

オーフェリア『八幡お兄さんが居たおかげで美味しい料理をいっぱい食べられたよっ♪昨日は偶々だったけど、今度はお誘いしてね!待ってるからっ!』

 

八幡「あぁ、そうする。」

 

オーフェリア『ところでどうかしたの?急に連絡してくるなんて。何か用事?』

 

八幡「あぁそうそう。オーフェリア、ちょっと昨日の事を聞きたくてな、どういう経緯で俺たちが出会ったのか教えてくれ。」

 

オーフェリア『……よく分からないけど、八幡お兄さんの為ならお話しするね!』

 

 

それからオーフェリアは俺と合う前から出会った時、そして一緒に居てどう過ごしてどう解散したかまで丁寧に説明してくれた。

 

そして近くで見て聞いていた生徒会の連中も、口をあんぐり開けたまま固まっていた。

 

 

オーフェリア『……こんな感じの説明だけど、大丈夫かな?私ちゃんと説明出来てた?』

 

八幡「あぁ、助かった。済まなかったな、突然連絡したりして。」

 

オーフェリア『ううん、気にしてないから大丈夫♪あっ、遊びに行く約束、待ってるね〜♪』バイバ-イ!

 

 

嬉しそうに笑いながら、オーフェリアは通信を切った。さて、俺としてはかなり良い答えになったのではないかと思っている。レヴォルフだとしても、無害な奴は居ると。

 

 

八幡「さて、1人目はこういう奴なんだ。分かってくれないか?」

 

パーシヴァル「………とても【孤毒の魔女】本人とは思えないのですが、嘘をついているようにも見えませんでしたので、信じる事に致します。」

 

 

なんとか信じてもらえたようだ………このまま無事に終われ……ないんだよなぁ。

 

 

パーシヴァル「では2人目の女性ですが、あの方は一体誰なのですか?」

 

八幡「それを教える事は出来ない。」

 

パーシヴァル「片方を拒否すると?」

 

八幡「そういう事だ。」

 

パーシヴァル「……早く言ってしまった方が楽になると思いますが?」

 

八幡「その人との約束でな、正体を誰にも言わないって約束だから、幾ら付き合いの長いお前でも教える事は出来ない。」

 

 

アイツの正体はたとえ誰であっても言うつもりは無い。俺は約束を違えるような事は絶対にしない。約束も守れないような奴、信用も出来ないしな。

 

 

パーシヴァル「……その女性とはいつからご関係を?」

 

八幡「随分突っ掛かってくるな?何故そんなに拘る?」

 

パーシヴァル「特に理由はありません。」

 

八幡「それはアレか?俺の行動に一切の信用を持てないと解釈していいのか?」

 

パーシヴァル「そ、そういう事では……」

 

八幡「じゃあどういう事だ?俺が何かお前の気に触るような事をしたのなら謝るが、何も聞かされていない状態でいきなり正座させられて、昨日出掛けた時の女についてどう過ごしたかと一方的に尋問を受けている俺は気分が悪いんだが?それに理由も無いのにそんな事を言う義理は無いと思っている……それと、改めて言わせてもらうぞ。あの女性について言う事は何も無い。気になるんだったら自分でなんとかしろ。」

 

4人「………」

 

 

………もう此処には居たくもない。先の仕事はもう終わらせてるんだ。抜けても問題無いだろう。

 

 

パーシヴァル「八幡さん、どちらへ?」

 

八幡「自分の部屋に戻る。とてもじゃないが、今は他の奴と話す気にはなれん。会長、すみませんが暫く生徒会への出席は控えさせて頂きます。では……」

 

パーシヴァル「待ってください、まだお話は……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「………うるせぇよ。」ギロッ

 

パーシヴァル「っ!!?」

 

八幡「俺に話かけんな。それに、今はお前の顔を特に見たくない。」

 

 

冷た過ぎる言葉かもしれないが、今の俺はその言葉を他人に掛けられるくらいにまで気分が悪いし腹も立っている。こんなにもイライラしたのは人生で初めてかもしれない。

 

 

 





ここに来ての最悪な雰囲気に………

後2話で終わるのにどうするのさ!?

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