この話には極度なキャラ崩壊が含まれております。それでもよろしい方は画面を上にスライドするか、マウスキーのロールを下に回してください。
八幡side
はい、皆さんおはようございます。比企谷八幡です。さて、俺は今レヴォルフ黒学院の前まで来ています。この学院、見た目がもう刑務所だよ……何此処?今朝だっていうのにライト照らされてんぞ?電気代無駄に消費してるだけじゃねぇか。
オーフェリア「あっ、お兄さん!おはよぉ〜!」トコトコッ
そんなレヴォルフの清涼剤、オーフェリアがお出迎えをしてくれている。うん、100点満点。文句無しです。
オーフェリア「来てくれたんだね!」ダキッ!
八幡「来ないわけが無いだろ。昨日あんな電話よこした奴が何言ってんの?」
オーフェリア「えへへ〜♪」ニパァ!
……そう、俺がレヴォルフ黒学院に来た理由はオーフェリアの1本の電話が原因だった。
ーーー回想・昨日の晩ーーー
八幡「さて、もうそろそろ寝るか。明日も鍛錬したいしな。」
pipipi…pipipi…
ん?オーフェリアから?連絡しろとは言ったが、今日する事は無いだろうに。
八幡「よぅオーフェリア、どうしたんだ?」
オーフェリア『お兄さんこんばんは!実はね、今さっき会長さんにお兄さんが協力してくれるってお話しに言ってきたの!』
八幡「あぁ……それで?」
オーフェリア『なんかね、そしたらお兄さんに会いたいって。私にもよく分からないけど、『ソイツに伝えとけ。』って。出来れば明日に時間取れないかな?』
八幡「もうそこまでこぎつけたのか?お前凄いな。」
オーフェリア『えへへ〜♪でも会長さんも珍しいよ!急に会いたいって言ったんだもん!私も関わりはある方だけど、今まで見た事無いっ!それよりも、時間どう?』
八幡「俺は別に大丈夫だが……そっちは大丈夫なのか?会長は何かと忙しいんだろ?」
オーフェリア『ううん、会長さんはいつもペンを持ってカキカキしているだけで、見回りとかは副会長とか庶務とかに任せっきりなんだ。』
おい、それでいいのか生徒会長。
オーフェリア『だから会長さんの時間は大体空いてるの。お兄さんさえ予定が空いていれば明日にでも来てくれると嬉しいなぁ〜って。』
八幡「最後のはお前の願望だろ。まぁ明日は鍛錬くらいしか予定が無かったから構わない。何時頃行けばいい?」
オーフェリア『朝っ!』
それは君が俺と一緒に居る時間を増やしたいだけなのでは?なんか手に取るように分かるよ?お兄さん分かっちゃうからね?
八幡「分かった。じゃあ明日の10時頃にそっちの校門前に向かう。お出迎えはよろしくな。」
オーフェリア『は〜い♪じゃあお休みっ!』
最後に敬礼をしながら通信を切った。
ーーー回想終了ーーー
簡単に言うとこんなやり取りがあった。
因みに今はレヴォルフの校内に入って生徒会室に案内してもらっている。
オーフェリア「此処が生徒会室だよ。会長さ〜ん、お客さん連れてきたよ〜!」
???『………入れ。』
オーフェリア「入りま〜す!」
八幡「……失礼します。」
そこには赤い髪の毛に小太り気味の男が座っていた。特に気になるのは目つきの悪さだ。とても良い奴そうには見えない。
???「取り敢えず名前だけは言っておく、ディルク・エーベルヴァインだ。」
八幡「………比企谷八幡。」
ディルク「じゃあ早速だが始めるぞ。その前にオーフェリア、お前は下がれ。」
オーフェリア「えぇ〜何で~!?」
ディルク「今からお前の話をするからだ。お前が居るんじゃ話しづらい、さっさと出て行け。」
オーフェリア「むぅ〜!お兄さんに手を出さないでねっ!」プンスカッ!
バタンッ!
オーフェリアはプリプリしながら出て行った。
ディルク「さて本題だ。テメェはオーフェリアを助けたいんだってな?」
八幡「あぁ、俺に出来る事なら何でも「無理だ。」っ!何でそう言い切れる?」
ディルク「テメェに何が出来る?アイツの星辰力は異常だ。アレを抑える方法は現状で星辰力の壁を全方位に張る事だ。テメェも試したから分かってるとは思うがな。」
八幡「……あぁ。」
ディルク「それ以外に方法があると思ってるのか?」
八幡「何かしらの方法はある筈だ。俺だって未熟だが魔術師だ。俺の能力で出来る事だってあるかもしれないだろ。」
ディルク「……能力は?」
八幡「………あまり他学園の奴には教えたくないが、協力してもらう為だ。影と幻を操る。」
ディルク「……聞いた俺がバカみたいだ。そんなみみっちい能力でアイツを助けられるわけねぇだろうが。帰れ、時間の無駄だった。」
八幡「………絶対になんとかしてみせる!だから俺にも手伝わせてくれっ!」
俺はその場で土下座をして頼んだ。
ディルク「………」
八幡「確かに俺の能力じゃオーフェリアを助けてやれないかもしれない。だが、アイツは俺にとって妹みたいな存在なんだ!困ってる妹が居たら助けたいって思うのが兄貴ってもんだ!だから頼む!俺にも協力させてくれ!見返りなんて望んでない!アイツがまた笑顔でいてくれるのなら、俺はそれだけでいい!」
ディルク「……頭をあげて下さい、比企谷さん。」
………え?
ディルク「貴方にそれだけの覚悟があるのでしたら、こちらも断るわけにはいきません。貴方のその力、どうか私達に貸してください。」
………え?あれ?さっきのアイツは何処に行った?え?二重人格?
ディルク「あぁ、説明し忘れていましたね。実は私の本来の姿はこちらでして。先程の設定はこの目を有効利用したものなんです。非常に身勝手ながら貴方を試させて頂きました。」
八幡「そ、それで俺はどうなんです?」
ディルク「えぇ、合格以上のお答えを頂きました。こちらからお願いしたいくらいです。それとこちらをお受け取りください。」
ディルクは端末を開くとそのまま俺にスライドして見せてきた。そこにはオーフェリアの所有契約書と書いてあった。
ディルク「それは貴方が持つのに相応しいと判断しました。昨日の彼女の報告を聞きましたが、とても嬉しそうに貴方の事を話すのですよ。そこで実際に会って話がしたいと思ったので、こうして来てもらった所存です。」
八幡「……なんかそっちの策略にはまった気分ですよ。」
ディルク「ははは……申し訳ない。時に比企谷さん、この学院の生徒を見てどう思いましたか?あぁ、話し方は先ほどのような感じで構いませんよ。」
八幡「あ、あぁ……実は此処の生徒にはオーフェリアとアンタ以外には会ってなくてな。」
ディルク「そうでしたか。世間では不良学院なんて呼ばれてはいますが、それは真っ赤な嘘なのです。私達とは反りが合わない学園、聖ガラードワース学園がデマを流しているから、噂に尾ひれがついたのでしょう。」
ディルク「実際には街のボランティアやゴミ拾い、子供達の教育などを率先して行っております。」
八幡「でも俺はレヴォルフが不良学院なんて聞いた事無いぞ。寧ろ逆なんだが……そんでガラードワースが……不良というよりも、貴族の力を使って威張っているような奴等だっていう風に聞いたが?この街に来て1週間くらいだが、俺はそう聞いたぞ。」
ディルク「そうでしたか!それは嬉しい事を聞きました!比企谷さんさえよければ、この学院に是非いらしてください!歓迎しましょう!」
八幡「あ、あぁ。」
……なんかさっきと性格が違い過ぎて戸惑っちまう。本当にこっちが本性なのか?逆にしか思えないんだが。
ディルクの本性………違和感しかない。
あの目で敬語&礼儀正しい……ザ・違和感ですわ。