比企谷八幡のあり得ない六花生活   作:生焼け肉

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今回もキャラ崩壊に注意です。




レヴォルフ訪問 ②

 

 

八幡side

 

 

しかしディルクの話を聞いていると、コイツは本当にこの学院の生徒を大切にしているっていうのが伝わってくる。ディルクの話では、この学院に在籍している生徒はなんらかの問題を抱えた生徒が多いみたいだ。虐待や人間不信、いじめ、単なる不良化、色々な生徒が在籍しているが、ディルクはそれを上手くまとめ上げている。今年俺と一緒の学年や転校してきた奴等の教育や指導にも熱を入れているみたいだ。こういう奴は人間国宝レベルだろう。

 

 

ディルク「……比企谷さん、少し私事なのですが、質問をしてもよろしいでしょうか?」

 

八幡「ん?あぁ構わないぞ。俺の答えられる範囲でよければな。」

 

ディルク「ではお言葉に甘えて。先程はウチの学院の生徒を見ていないから分からないとお答えになりましたが、私の説明等を聞いてこの学院の生徒を比企谷さん目線でどう思いましたか?」

 

 

こりゃまた答えづらい質問だな。大体の事情は聞いたが、悪い学院ではないというのが俺の感想だ。けど生徒がどうとかは分からんな……これも思ったことを言うか。

 

 

八幡「答えづらいが、やっぱ良い生徒が多いと思うぞ。そりゃ素行が悪い生徒も居るとは思うが、学院外ではボランティアに参加している生徒を見かけた事もあったしな。俺自身の感想では、ディルクの教育の賜物だと思ってる。」

 

ディルク「勿体無いお言葉です。でも嬉しいです。そう言って頂けると気持ちも楽になります。」

 

八幡「だがなんでそんな質問をしたんだ?」

 

ディルク「あぁ、すぐに分かります。」

 

 

 

 

すると突然、扉が勢い良く開いた。

 

 

???「ディルク!!テメェ勝手に他学園の生徒を招き入れるなんてどういう事だっ!?アァ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディルク「……見ての通り、長く教育をしていてもこういう生徒が居るので。」

 

八幡「あぁ……納得した。」

 

???「無視してんじゃねーよ!何私を無視して他学園の奴と話してるんだよ!!」

 

ディルク「今は会談中ですよ。お静かにお願いします、ころな。」

 

 

ころなという女子生徒は、外見こそ優しそうで気弱そうなイメージだが、今の喋り方で分かったと思う。粗暴で口の悪い奴みたいだ。これが逆だったら違和感が無いんだがな………

 

 

ころな「つーか誰だよこのどっからどう見ても冴えねぇ男は?こんな奴と話してなんになるんだよ?」

 

ディルク「失礼ですよ?口を慎みなさい。すみません比企谷さん、私の部下が失礼を……」

 

八幡「いや、気にしてないからお前も気にするな。それにこういう奴にはもう慣れた。」

 

 

千葉にもこういうバカタレがいたからな、喋らしておくのに限る。まぁコイツ程口悪くはないけどな。

 

 

ころな「てかなんの話をしてたんだ?」

 

ディルク「オーフェリアさんの事についてです。彼も彼女の星辰力の抑制に協力してくれると申し出があったので、その面接を行い、その承認と所有権を彼に譲渡をしました。」

 

ころな「ほぉ〜ん……ってはぁ!!?所有権を譲渡ぉぉぉ!!!?お前何考えてんだよっ!!?オーフェリアが幾らしたと思ってるんだよ!?5000万だぞ!?お前はこんな何処のウマの骨とも知らない男にタダで契約書を渡したっていうのかっ!!?」クワッ!!

 

ディルク「はい。」

 

ころな「『はい。』じゃねぇよ!!お前何考えてんだよ!!?こっちがマイナスじゃねぇか!!」

 

ディルク「貴女は何か勘違いをしているようなので教えますが、オーフェリアを買い取ったお金は私のプライベートマネーです。決してソルネージュから搾り取ったものではありません。それにもし搾り取ったとしても、その約半分は私が収めても言っていい金額ですが?貴女も知っているでしょう?私が投資家としても成功しているというのを。」

 

ころな「ぐっ……」

 

ディルク「なので、彼女の所有契約書をどうしようが私の自由です。それとも、私の代わりに貴方が投資をしてみますか?ならばこの席をお譲りしますよ?」

 

 

お、おぉう……5000万もしたのかよ。論破してるところも凄いが、そんだけの金使った奴の契約書をポンッと渡せるとこもすげぇな。

 

 

ころな「ちっ!もういい!」

 

 

ディルク「はぁ……比企谷さん、先程私がおっしゃった意味、お分かりになって頂けたでしょうか?」

 

八幡「……あぁ、よく分かった。」

 

 

そして俺はその後、やる事も言う事も無くなったので帰る事にした。勿論オーフェリアに連絡をしてから帰る予定だ。だって知らせないと絶対に拗ねるだろ、アイツ。

 

 

ーーー5分後ーーー

 

 

オーフェリア「お兄さぁ〜ん♪迎えに来たよ〜!」

 

八幡「おう、出迎えご苦労さん。じゃあ俺は学院に戻る。今日はありがとな。」

 

ディルク「はい、今日はありがとうございました。また有意義な時間を過ごしましょう。」

 

ころな「私は来ても知らねぇけどな。」フイッ

 

 

そして俺はレヴォルフの生徒会室を後にした。

 

 

オーフェリア「……どうだった、話し合いは?」

 

八幡「あぁ、割と順調に進んだ。ディルクにも認めてもらえたしな。それからお前の所有契約書ってのも貰った。だから俺がお前の主人になるのか?」

 

オーフェリア「じゃあ私、お兄さんの事はご主人様って呼んだ方がいい?」

 

八幡「やめろ、今まで通りの呼び方でいい。その方が俺としても嬉しい。」

 

オーフェリア「えへへ、私もだよお兄さん♪」

 

 

さて、これから忙しくなるな。オーフェリアの星辰力抑制に学院授業、鍛錬……色々とやる事が増えたが、これも妹の為だ。出来るだけの事はしないとな。

 

 

八幡「此処でいい。んじゃオーフェリア、またな。俺は界龍で研究とか調べ物を優先する。何とかしてお前の星辰力を押さえ込んでやるからな。」

 

オーフェリア「ありがとうお兄さん。じゃあお兄さん、今日はゆっくり休んでね。疲れが溜まった状態で学校行ったら危ないんだからね!」

 

八幡「あぁ、分かった。それじゃあな。」

 

オーフェリア「うん、ばいばい!」

 

 

そして俺はレヴォルフ黒学院を去って自身の学院である、界龍第七学院へと帰るのであった。

 

 

 

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