比企谷八幡のあり得ない六花生活   作:生焼け肉

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シルヴィアのデート&告白大作戦! ①

 

 

シルヴィアside

 

 

シルヴィア「♪〜♪〜」

 

 

皆さんこんにちは!シルヴィア・リューネハイムです!3日前に浅葱先生の診断で私は八幡くんに恋をしている事が分かってからは、八幡君にどうアタックしようか考える日々が続きました。そして昨日、ようやく思いついて今その準備をしているところです。その準備は何かというと………お弁当ですっ!

 

世間では、男の子のハートを掴むにはまず胃袋からって言うから、私もその定石に乗っ取ってお弁当を作っています。勿論この事は八幡君には内緒です。昨日の夜に八幡君に連絡してデート出来ないかって思い切って誘ってみたら、八幡君もOKしてくれたから、当日(今日)の朝に張り切って作っている最中なんだ!

 

 

シルヴィア「ふふふっ♪八幡君美味しいって言ってくれるかな?言ってくれたら良いなぁ〜♪」

 

 

お弁当の中身だけど、私は和食を作った事無いから多くのおかずは作れないけど、サンドイッチを主軸にした洋風のお弁当なら出来るからそれを作ってるんだ。サンドイッチの中身は卵にレタスとトマト、ハムエッグなんかも作ったんだ。他にも唐揚げやポテトサラダ、この前頑張って覚えた卵焼き、あったかいスープも作ってあります!デザートにはプリンを作ってみました!

 

少し多めに作ってあるから足りない事は無いと思う。でも、今日のデート楽しみだなぁ……でもそれ以上に緊張もする。今日の夕方に八幡君に告白をしようと思ってます!これも世間では言われてるけど、女は度胸っ!当たって砕けろっ!みたいな感じでね。流石に砕けたくはないけど、それくらいの覚悟でいかなきゃ成功なんてしないもんね。

 

 

シルヴィア「よし、準備万端っ!時間まで1時間くらいあるけど、どうしようかなぁ?もう行っちゃおうか?それともちょっとゆっくりしようか?」

 

 

あぁ〜落ち着かない!でも早く八幡君に会いたい……でもでも会ったら会ったで緊張するし……うぅ〜///

 

 

ーーー商業エリアーーー

 

 

「マジかよ、本物だ………」

 

「え?何で何でっ!?」

 

「本物のシルヴィア・リューネハイム?」

 

「写真撮ってもらおうよ!」

 

「やめとけって!なんか待ち合わせしてるっぽいだろ!」

 

 

………やっぱり街の皆の視線が凄い。これだけの人が私を見てるって事なんだよね。でも今日はそんな目線は気にせずに、八幡君と思いっきりデートを楽しまなくちゃ!

 

 

八幡「………お前、その姿で待ってたのか?」

 

 

っ!あぁ、この声、生で聴くのは1ヶ月ぶりかなぁ?大好きな人の声を直接聞けるのはやっぱり格別だなぁ。

 

 

シルヴィア「うん。今日は君とこの姿でお出かけしたかったから。ダメだったかな?」

 

八幡「いや、俺は別に構わないんだが……シルヴィはいいのか?1日中人目に晒される事になるぞ?」

 

シルヴィア「もう、それを言うなら八幡君もでしょ?世界の歌姫の隣に立って歩くんだから、ね?」

 

八幡「……確かにそうかもな。俺が1番痛い目を見るかもしれないな。」

 

 

こんな軽口を叩けるくらいにまで仲良くはなれてる。後は八幡君に嫌われない程度に近づける事が出来れば、距離はグンッと縮まるはず!

 

 

シルヴィア「じゃあ行こっか♪」ギュッ!

 

八幡「お、おう……」

 

 

八幡(やけに機嫌が良いな……俺と会う前に何か良い事でもあったのか?)

 

 

ーーーカラオケーーー

 

 

八幡「カラオケ?何でこんな所を?」

 

シルヴィア「よく考えたらさ、私達ってお互いの歌声を披露した事って無かったじゃない?だから改めて歌を披露するのも悪くないかなって思ったんだ。」

 

八幡「……確かにそうだな。じゃあ披露がてら勝負とでも行くか。」

 

シルヴィア「望むところだよ!」

 

 

そして私たちは店内に入って受付に行ったんだけど、その受け付けの人が固まったままになっちゃったんだ。どうしてだろう?

 

 

ーーーカラオケルームーーー

 

 

シルヴィア「変な人だったね、私達を見た途端に固まっちゃってさ。」

 

八幡「そりゃそうだろ。だって目の前に居るのは世界の歌姫なんだぞ?そりゃ固まるわ。」

 

シルヴィア「あっ、変装してないって事忘れてた!」

 

八幡「お前ってなんか抜けてるよな。」

 

シルヴィア「むぅ〜!私そんなに抜けてないもん!いつもはちゃんとしてるもん!」

 

八幡「なら、今は抜けてるんだな?まぁそれはそれで嬉しいけどな。」

 

シルヴィア「どういう事?からかい甲斐があるから?」

 

八幡「いんや。それくらい俺……なのかは分からんが、心を開けてるって事だからな。普通だったら他人が傍に居たら気なんて抜かないだろ。」

 

 

………えへへ♪八幡君どうもありがとう♪

 

 

シルヴィア「そうだねっ!私って八幡君には凄く心を開けているのかも♪だからこんな風に楽しくお話が出来るんだと思う!」

 

八幡「そういう風に思ってくれているなら俺も嬉しい。さて、じゃあ先行はどっちにする?」

 

シルヴィア「じゃあハンデとして私から歌ってあげるよ!プロの腕を見せてあげるんだからっ!」

 

八幡「分かった。この前の歌では負けちまったからな、今回は勝たせてもらう。」

 

 

えへへ……やっぱり楽しいなぁ、八幡くんと居るのは。これがそうなんだよね?幸せな気分っていうのは、だよね?浅葱先生。

 

 

八幡「じゃあ何歌う?」

 

シルヴィア「うーん……それじゃあさ!」

 

 

この時間がずっと続いたら良いのに……

 

 

 

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