比企谷八幡のあり得ない六花生活   作:生焼け肉

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決闘の事故処理

 

 

シルヴィアside

 

 

今日は日曜日の学園お休みDAY♪早速八幡君とデート……って思ってたんだけど、今日は八幡君と一緒に界龍に居ます。何でかっていうと、この前の模擬戦の事後処理みたい。何でも、運営母体【界龍】の一幹部が『入学したばかりの生徒に対して、あれはあまりにも容赦が無さ過ぎるのではないか?』っていう言葉があったらしいの。それで八幡君はその幹部に文書を送る為に、学院の黄辰殿でそれを打ち込んでいるの。え?私は何をしているのかって?そんなの八幡君の傍に居るに決まってるでしょう?そんな当たり前な事を聞かないで欲しいよ〜。全くもう!

 

 

八幡「………」

 

シルヴィア「♪〜♪〜」

 

 

因みに私は鼻歌を歌ってるんだけど、八幡君にはそれが心地良く聞こえているみたいで、ちょうどよく作業が出来るみたい。なんだか得した気分になれるねっ♪

 

 

シルヴィア「それにしても、運営母体の人からよくそんな文書が来たね?八幡君に直接?」

 

八幡「あぁ。しかも長ったらしい文章でな。しかも本題はすっげー短かった。前略が長過ぎるってどういう事だよ。」

 

シルヴィア「けど、【界龍】の幹部も一枚岩じゃないんだね。八幡君がただ単に決闘をして、あそこまで新入生を追い詰める理由を考えたりはしないのかな?」

 

 

寧ろ私はそこに目をつけるかな。だって八幡君だよ?あの優しい八幡君があんなにも激しく殴りつけたんだからよほどの理由があるんじゃないかって思うよ。まぁ理由は知ってるけどさ。

 

 

八幡「まぁ俺が【万有天羅】になる前となった後にも揉めたもんだ。俺が星露と決闘するって知らせがあった時なんて、一部は『嘘なんじゃないか。』とか『聞き間違いや勘違いなんじゃないか?』とか言ってたみたいだけどな。これは麗蘭さん情報だ。そしてその後が『流石に自由にさせ過ぎでは?』とか『万有天羅の立場が無くなるからそのままの序列でもよいのでは?』とか言ってたみたいだ。これは陽乃情報だ。」

 

シルヴィア「何それっ!?八幡君に対して不平等過ぎるよ!八幡君だって普通の学生なのにっ!!」

 

八幡「まぁ俺や星露みたいにこの肩書きがついたら、普通の学生として見られる事は極端に少なくなったからな。特別扱いされるばかりだ。良い意味でも悪い意味でもな。」

 

 

それにしても八幡君に対する態度は何なのさ!それでも【界龍】の幹部なのっ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麗蘭「失礼いたします。八幡さん、おや?この気は……シルヴィアさんですね?」

 

シルヴィア「こんにちは、麗蘭さん。今日はどうされたんですか?」

 

麗蘭「いえ、大した事では無いのですが、八幡さんにお伝えしたい事がありまして。」

 

八幡「?何ですか?」

 

麗蘭「先日、運営母体の幹部の1人から八幡さん宛に文書が届けられたと思います。その文書について八幡さんは今、手を進められている途中だと思いますが、そちらはもうお書きにならなくても結構です。」

 

シルヴィア「え?どうしてですか?」

 

麗蘭「私が説得を致しました。あの文書を拝見しましたが、実に不愉快です。『容赦が無さ過ぎではないか?』八幡さんは意味も無く容赦の無い事はしません。八幡さんを知る方なら誰だって知っている事です。寧ろあれなら優しい方です。」

 

シルヴィア「うんうん!」コクコクッ

 

 

全くその通りです!流石は麗蘭さんですっ!

 

 

麗蘭「そこで私はこう言いました。『では何故貴方は八幡さんが容赦の無い攻撃をなさったと思われるのですか?』と。その答えに私は憤慨しました。その答えが『新入生をイジめる為では?』と答えたのです。幾ら母体幹部でも言って良い事と悪い事があります。久しぶりに怒鳴りました。まさかあんな回答が来るとは思ってもみませんでしたので。」

 

シルヴィア「……麗蘭さん、私もその幹部の人怒鳴ってきていいですか?ついでに八幡君の基礎知識についてみっちりと勉強させてあげたいです。」

 

八幡「おいやめろ、そんな無駄な労力を使うな。言わせておけばいいんだよ。何があっても黙らせてやるよ。しかし、放任主義の彼等にしては、この件に突っ掛かるなんて思ってませんでした。なんか理由があるんですか?」

 

麗蘭「嫉妬、ではないでしょうか?八幡さんは歴代最強と呼ばれてもおかしくはない実力ですから。羨ましくも妬ましいのではないでしょうか?」

 

八幡「どうでもいいですね。」

 

シルヴィア「それは八幡君だから言えるんだよ。私だったら我慢出来ないよ〜。恋人がバカにされてるんだよ?」

 

 

八幡君だって私がバカにされたらすっごく怒るくせに!今回が良い例だよっ!

 

 

八幡「そう言われてもな……特に何も感じないから、どう答えていいもんか分からん。取り敢えず回答として『あっ、そうっすか!もうちょっと優しくしま〜す!(笑)』とでも送っておきますか?」

 

麗蘭「ふふっ、それも良いかもしれませんね。もし何か返答がありましたら、すぐ私にお声掛けください。変な回答だったら………ふふふっ♪」

 

 

麗蘭さん、その笑い方は少しだけ怖いです。

 

 

その後、その幹部から連絡は来なかった。まぁ麗蘭さんに言われた事が響いてたんだと思う。今まだ寝ているサイくんは、起きたら反省をしているのかな?もし、反省をしていなかったら今度は序列外の子達と戦わせるのも良いよね。

 

 

 

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