比企谷八幡のあり得ない六花生活   作:生焼け肉

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店開き?

 

 

八幡side

 

 

………

 

………………

 

……………………………

 

…………………………………………………

 

 

八幡「………なぁ、シルヴィ。」

 

シルヴィア「なぁ〜にぃ〜?」

 

八幡「俺さ、今思う事があるんだが、口に出してもいいか?」

 

シルヴィア「奇遇だね、私もなんだ。じゃあさ、せ〜ので同時に言ってみようよ。」

 

八幡「了解。」

 

シルヴィア「いくよ?せ〜のっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人「退屈。」

 

 

そう、退屈なのだ。2人で出かけるのも良いんだが、もう六花の行きつけスポットや隠れ名店や娯楽施設は殆ど行き尽くしてしまったのだ。故にめぼしいお店や行ってみたいお店が何処にも無いわけで、家で2人揃ってダラダラしているというわけだ。

 

 

シルヴィア「あぁ〜……やる事が無いって本当に暇なんだね。」

 

八幡「毎日出掛けてたからな。そうでない日は家で取り敢えず遊べる事をしてたくらいだが……遊ぶって気分じゃないんだよな………」

 

シルヴィア「うん、私も。なんだか身体を働かせたい。戦闘以外で。」

 

 

シルヴィの言う通りだ。体を動かしたいとは思うが、激しい運動はしたくない。なんか無いかねぇ?

 

 

八幡「いっそ屋台でもやってみるか?今からなんか作って売るとか………まぁ肝心な屋台が無い………何だその『それだよっ!』って目は?屋台が無いって今言ったばっかだよね?」

 

シルヴィア「八幡君!界龍に行こっ!今すぐ!ほら早く支度してっ!」

 

八幡「え、あっ、ちょ、おいっ!」

 

 

ーーー界龍第七学院ーーー

 

門番2人「お疲れ様です、宗師!奥方様!」

 

八幡「おう。」

 

シルヴィア「うん、お疲れ様っ!」

 

 

シルヴィに手を引っ張られながら連れて来られた我が校だが、シルヴィが何をしに界龍まで来たのかサッパリ分からない。

 

 

シルヴィア「♪〜」

 

八幡「なぁ、何処に行くんだ?」

 

シルヴィア「んー?星露の場所っ!」

 

 

ーーー黄辰殿ーーー

 

 

星露「荷車?」

 

シルヴィア「そうっ、普通の荷車!あるかな?」

 

星露「お主ら、一体何に使うつもりじゃ?」

 

八幡「ちょっとな。それで、どうなんだ?」

 

星露「まぁない事もないがのう………まぁ、タダでとはいかんぞ?」ニヤニヤ∼

 

シルヴィア「あっ、そういうのいいから。」

 

星露「………歌姫殿や、段々と八幡に毒されて似てきておるのう………」

 

シルヴィア「ホント?ありがとう♪」

 

星露「褒めとらんわいっ!!」

 

シルヴィア「それよりも早く交渉しようよ。」

 

星露「………あの時の歌姫殿は何処へと行ってしまったのじゃ。」

 

 

その後、問題も無く荷車は手に入って俺達は帰路に着いた。しかもちょうどいい事に、荷車は屋台型だった為、手間が省けたような気がする。勿論荷車は色々とオハナシをしてタダで貰いました。え?脅して?いえいえ、オハナシです。

 

 

ーーー家ーーー

 

 

八幡「それで?荷車も手に入ったが、一体どうするんだ?しかも木材やその他の工具用品までまで買ってきてよ………」

 

シルヴィア「………八幡君、今からこのみすぼらしい屋台型の荷車を私達の手で素晴らしい姿へと変えていきます!」

 

八幡「みすぼらしいは無いだろ……それで?」

 

シルヴィア「第1回荷車大改造計画〜♪」

 

八幡「おぉー……」

 

 

………いつの間に眼鏡かけたの?

 

 

シルヴィア「ここに作成図と完成図があります!八幡作業員はこの形に沿って木材を切って加工して合わせていってください!勿論だけど私もやります!因みにこの屋台、調理器具は勿論、コンロもつけていくからね!その辺り厳しく行くからねっ!」

 

八幡「お、おぉ……」

 

シルヴィア「よしっ!じゃあ早速作っていこう!」

 

八幡「すいません、シルヴィア棟梁。」

 

シルヴィア「ん?何かな?」

 

八幡「さっき切るって言ってましたけど、何で切るんですか?鋸も無いですけど……」

 

シルヴィア「そこはほら、八幡君の相棒の祢々切丸の出番だよ!」

 

八幡「刀を工具代わりにするなよ………じゃあ打ち込む時の釘は?」

 

シルヴィア「あっ、ハンマーと金槌ならあるから大丈夫!」

 

八幡「そこは鋸も用意して欲しかった。」

 

 

祢々が泣くぞ………

 

 

ーーー2時間後ーーー

 

 

シルヴィア「完成〜!!」イェ∼イ!!

 

八幡「おぉー。」パチパチ

 

シルヴィア「漸く私達特製オリジナル屋台が完成したね!それじゃ八幡君、この屋台のお披露目はメニューも何も決めてないから未定として、まずはメニュー作りから始めよう!」

 

八幡「まずはそこから行うべきだったのでは?」

 

 

ーーー家内・居間ーーー

 

 

シルヴィア「………あ、あのさ八幡君。」

 

八幡「ん?何だ?」

 

シルヴィア「えっと、なんか今日はごめんね?」

 

八幡「?何がだ?」

 

シルヴィア「えっと、八幡君が『屋台でもやってみるか。』って言った時、凄くやりたくなっちゃってさ、その後もなんだか有無を言わない勢いで付き合わせちゃったから………」

 

八幡「あぁ、確かにな。けど気にすんな。そのおかげで今日1日暇を潰せたんだ。それに、これからも暇な日は屋台を出して行けばいいって訳だろ?ならいいと思うぞ。」

 

 

これから先、今日みたいに暇な日が増えるだろうしな。まあシルヴィアはまだ現役アイドルだから六花の外に行く日もある。その時は1人で何も無い時に店を開くのも良いだろう。

 

 

 

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