というわけで『ホワイトアクア』様の作品『味方からも敵からもヤベー奴扱いされた指揮官達のいるドルフロ』とのコラボ!
ぜってー会わしちゃいけねぇ奴らを会わせるという蛮行
(あちらのコラボ回二話目の続きです。あちらを先に読んでおくことをオススメします→https://syosetu.org/novel/202504/)
わかりやすいあらすじ・・・チートな指揮官が来てついでに天災科学者のプルアが来て、やたらと同人誌に興味を持っていました(白目)
「あの・・・プルアさん? 悪いことは言いませんから引き返しませんか?」
「んん? なんで?」
代理人の制止の声に、プルアは首を傾げる。プルア的には単純に興味の矛先が向いただけであり、まぁいろいろ突っ走っちゃってる感はあるがなんら問題ないと思っている。が、代理人としては『同人誌=変態』のイメージが定着しているためどうしても良からぬ方に考えてしまう。身内のマヌスクリプトに女性として何か失っているヘリアン、同人活動こそないが全面協力も惜しまない17labにアーキテクト・・・ここに彼女が加わったらと思うとゾッとする。
「代理人は何か誤解してるね? 同人誌というものはエロに限ったものではないんだよ! 自分の想像を形にする、研究者たちとなんら変わらない創作・・・いや、創造活動だヨ!」
やたら目を輝かせながら早口で語るプルア。見た目こそ幼女だが齢100歳を超える彼女の世界には、どうやらその手のものはなかったようで、それが余計にのめり込む理由になってしまったらしい。
ついでに代理人も『同人活動』というものがどういうものかは知っているし別にR指定が全てでないこともわかっている。だがこの見た目幼女の目的は『ソッチ』だ。
「言いたいことはわかりますし無理に止めるつもりはありません。 ですが時と場所を考えて・・・・・」
ちょっと言い澱みながら説得する代理人。基本的に他人の趣味に口を出さない彼女がここまで言っているのは、単純に
そして、現実は残酷であることを思い知る。
「なにやら楽しそうな話をしているね、代理人」
「うおっ!? どっから湧いた!?」
「・・・・・・あなたには関係ありませんよマヌスクリプト」
ヌッと生えてきたかのように現れたのは当店の問題児の片割れ、最近評判が良くなりつつあるが根っこは変わらない変態ハイエンド、マヌスクリプトだ。グレイも驚いているが、本人や友人の方がもっとアレなのではと思うが口には出さないでおく。
「話はちょっと聞かせもらったよ! ならばこの同人界隈の新星、『写本先生』ことマヌスクリプトが手取り足取り教えてあげよう!」
「おおっ! アタシの名前はプルア、よろしくね! チェッキー!!」
(あぁ、終わった・・・・・)
(コーヒー美味いなぁ・・・・)
バッチリ自己紹介したマヌスクリプトに、完全にノリノリのプルア。代理人は若干光の消えた目で遠くを眺め、グレイはすでに現実逃避気味だ。
鉄血工造の(変態)ハイエンドモデル、マヌスクリプト。その界隈では知る人ぞ知る有名人で、代理人が今一番この場に関わらせたくなかった人物。普段はちゃんと指示を聞いてくれるし頼み事だって聞いてくれるのだが、こんな感じで熱が入るとたとえ代理人であっても止めることは難しい・・・・・今回も同様だ。
「聞くところによれば、君の世界にはこの手の娯楽がないそうだね? 実にもったいない、そうは思わないかな?」
「まったくの同感だよ。 だからこそ君の力を借りたいんだよ!」
「よろしい! ならばこの写本先生が一肌脱ごうではないか!」
「・・・・・・・・・部屋でやってください」
「ちょっ!? 代理人!?」
盛り上がりすぎて周りが見えなくなり始めたあたりで代理人が部屋へと誘導する。もう止める気もまったくないようで、遠い目をしたまま食器を洗っている。
代理人が諦める貴重なシーンである。
「じゃあ代理人、私は一旦抜けるね!」
「グレイ君、ここに呼んでくれた恩は忘れないよ!」
嵐のように上の階に駆け上がる二人を止めるものはおらず、後に残ったのはなんとも言えない沈黙だけだった。代理人の姿は一見すれば普通だが、なんとも言えない哀愁が漂っている。
「あー・・・悪かった」
「いえ、お客様に非はございません。 うちのスタッフの暴走ですので」
苦笑しながらそう言うと、代理人はフッと表情を緩める。確かに手のかかる部下ばかりだが、もともと代理人は上位モデルなのでそこまで苦ではない。それにマヌスクリプトは出会った当初の方がずっとアレだったし、今のもそれに比べれば幾分かマシなのだ。
「なんか今の代理人、ちょっとお母さんっぽいですよ」
「あら、顔に出ていましたか・・・・・でも、悪い気はしませんね」
そう言ってフフッと笑うと、代理人は二人が上がって行った階段の先を眺めたのだった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「できた! できたよ代理人!!」
「これぞ会心の出来! やっぱり持つべきものは同好の士だね!」
数時間後、キラッキラな笑顔で降りてきた二人が持ってきたのは一冊の冊子。薄い本・・・・・というのはまぁまぁに分厚いそれが、二人の熱意を如実に表している。
しかも見間違いでなければ、右下に小さく
「・・・・・一応聞きますが、まともな内容のものですか?」
「もちろん! (私たちにとっては)まともな内容だよ!」
「純粋な妄想の産物だね!」
人はそれを純粋とは言わないだろう。しかもこの二人(プルアに関しては詳しくは知らないが)の言うまともなんて絶対まともなものではないと想像がつく。
これには流石のグレイも唖然としている・・・・・なにせ見た目だけはJSなプルアがそんな本を抱えているだけで謎の犯罪臭がするのだ。しかも見た目は100歳超えのBBAなのだから余計に面倒である。
「グレイ君、今失礼なこと考えてないかな〜?」
「HAHAHA、まさかそんな」
「・・・・・で、それをどうするおつもりですか二人とも? 言っておきますがこちらでは流通させませんよ」
それもそうだろう。別に薄い本がダメとは言わないが表紙の絵は明らかにアルケミストが飛んでくるようなものだ。流石にマヌスクリプトが◯されるものを見逃すことはできない。
「そこは問題ないよ代理人!」
「これは私とプルア氏の友情の結晶だからね! 彼女の世界・・・・もといそこのグレイ君の世界で広めるつもりだそうだよ!」
「おいやめろ」
グレイの真顔のツッコミが入るが一切気にしない。やいのやいのと揉める三人だが、ふと外の夕日が沈みかけているのを見てプルアが言う。
「おや、もう日が暮れるね。 そろそろ帰ったほうがいいかもしれないよグレイ君」
「ん? あぁ、そうだな・・・・とりあえずそれは置いていけ」
「断る! 君をあっちに戻すのと等価交換だよ!」
それを言われては何も返せないグレイ。そんなわけでプルアはこっちにきたときの要領でワープを起動させ、帰る準備を整える。
その間に、代理人はいつものアレを用意しておいた。
「ではグレイさん、これを」
「これは・・・・・コーヒーか?」
「えぇ、挽いたばかりのものを密閉していますので、香りや味は落ちていないはずです。 あちらに帰って皆さんと飲んでください」
「すまないな、あらがとう」
「じゃあね同志プルア、いつか君の作品を見てみたいよ」
「もちろんだよ同志マヌスクリプト、いつかきっと」
やがて装置が起動し、二人の姿が光に包まれる。光が収まると二人の姿は影も形もなく、ついでにあの分厚い本も残っていなかった。
いつもとはちょっと違う来訪者を見送った代理人とマヌスクリプトは、安堵とちょっとした寂しさにため息をつき、仕事に戻るのだった。
「さてマヌスクリプト、規定の休憩時間を超えていますので今日は休憩なしですね」
「げっ!? 鬼!悪魔!!パンチラメイド!!!」
「ほぉ? 明日も不休で働きたいとは殊勝な心がけですね、シフトを変更しておきます」
「いやああああああああああああ!!!!!!」
end
なんだこれ?(自問自答)
ブレスオブザワイルドどころかゼルダシリーズやったことないんですよね、私。それどころかドラクエもFFも皆無!・・・・・エスコンは6以外全部やったけど。
さてそんなわけでキャラ紹介!
グレイ
ホワイトアクア様のところの指揮官の一人。他の指揮官の例に漏れずこいつも十分変人の部類。
お前のような指揮官がいるか!
プルア
ホワイトアクア様のとこから。といってもオリキャラではなく、ブレスオブザワイルドの登場キャラ。ロリババア。
おい誰だこいつとマヌスクリプトを合わせようとしたアホは!?
マヌスクリプト
ご存知トラブルメーカー。今回は久しぶりにそれを遺憾無く発揮した。
混ぜるな危険。
代理人
異世界って大変だなぁ、と思うようになった。同時に他の世界にマヌスクリプトがいないことにちょっとホッとしている。
ではではいつも通りリクエスト置き場、置いとくよ!
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=204672&uid=92543