喫茶鉄血   作:いろいろ

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12月27日、本日でこの『喫茶鉄血』も一周年を迎えました(作中ではとっくに開業一周年を迎えてますが笑)。
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。
年内はこれを含めて後三話投稿予定でやんす!

というわけで今回は、
・お礼の裏側
・私と娘と妹と
・ご挨拶
・一人前の関門
の四本立て・・・・・+α


番外編33

番外33-1:お礼の裏側

 

 

「それでは! 代理人へのお返しケーキを作りたいと思います!」

 

「「おー!」」

 

 

グリフィンS09地区司令部、その食堂の厨房を借りて行われたのは、先日代理人にケーキの作り方を教わった三人組によるお礼のケーキ作りであった。

喫茶 鉄血で作ったケーキはその日のうちに食べてしまい、その後も小さめのケーキを作っては食べ作っては食べ・・・・・気がつけばそれなりの出費と引き換えにそこそこのスキルを得ることができたのだった。そこで、先日のお礼という意味を込めてケーキを作ろうと考えたのである。

 

 

「で、どうする?」

 

「ショートケーキはちょっとシンプルすぎるし・・・・あと代理人が作る方が美味しいし」

 

「ロールケーキはちょっと自信ないしね〜」

 

 

さて何を作ろうか、というところで早速つまずく三人。なにせこれまで自分のために何かを作ってきた彼女らは、他人の好みなどあまり関心がなかったのだ。加えて作ったはいいが食べるのも自分だけなので、他人の評価というものも一切ない。

それが本当に美味しいかどうかすらわからないという有様だった。

 

 

「ど、どうしよう・・・・」

 

「だ、大丈夫です! 食べられるならきっと不味くはない・・・・はず・・・・」

 

「で、でももし口に合わなかったら・・・・・・」

 

 

どんよりとした雰囲気で項垂れる三人、この際誰かに監修してもらった方がいいかとも考えたが、それでは成果の報告とお礼にならないと考えボツ。

結局一時間ほど悩んだ末、なるようになれということでケーキを作り始めるのだった。とりあえず多少はオリジナル感が出るようにフルーツケーキということにはなったのだが、ここでもまた問題が発生する。

 

 

「あ! ちょっとFNC! また苺食べたでしょ!」

 

「そ、そう言うアストラだって生クリームごっそり食べてたじゃん!」

 

「まぁまぁ二人とも落ち着いて」

 

「「まずその手に持ってるフォークとナイフを下ろせ!」」

 

 

人一倍の食欲と胃袋を持つ三人が、それらを押さえつけて料理を作ると言うこと自体が割と至難の技である。以前は代理人の監視の目があったので辛うじて耐えていたが、今回はそれが無い分手を出しやすい。

おかげでたった今、フルーツケーキようの苺がなくなった。

 

 

「だ、大丈夫だよ! まだ他のフルーツがあるから!」

 

「そ、そうだねってそのリンゴも下ろしなさい!」

 

「うぅ〜お腹すいたぁ〜!」

 

 

紆余曲折、四苦八苦しながらケーキが完成した頃には、その倍以上の材料が消えていたという。

 

 

end

 

 

 

番外33-2:私と娘と妹と

 

 

とある病院兼傭兵の仮拠点、隣の部屋でユウトとM16とROが微妙に気まずい雰囲気で夜を過ごしている頃。

 

 

「・・・・で? なんで私らはこんな狭いベッドに三人で寝てるんだよ」

 

「そりゃあいつらに一つ貸してるからだろ?」

 

「だからって三人で寝る必要があるのか? 俺か処刑人が床で寝りゃいいだろ」

 

「お前、こいつを泣かせる気か?」

 

 

狭くは無いがお世辞にも広いとは言えない簡易ベッド、そこに『川の字』でギリギリ収まる処刑人、執行人、少女の三人はそんなことを言い合いながら夜を過ごしていた。別に少女以外は床で寝てもよかったのだが少女からの無言の拒否が伝わり、結果としてこうなっている。

処刑人は満足そうだが、執行人はちょっと鬱陶しそうだ。

 

 

「この子煩悩」

 

「なんだとこの生活力0女」

 

「あ? 言ったな突撃脳が」

 

「そっくりそのまま返してやるよ」

 

 

別段仲が悪いとかそう言うわけでは無いのだが、事あるごとに揉める二人。間に挟まれた少女からすれば見慣れた光景なのだが、さすがに頭の上でこうも言い争われると煩いらしく、両手で二人の口を塞ぐ。

 

 

「むぐっ・・・あぁ、悪かったよ」

 

「ちっ、今回だけだぞ」

 

 

むくれる少女に苦笑いしながら処刑人は手を乗せ、執行人も舌打ちしながらも引き下がる。

なんだかんだ子供には甘いあたり、よく似た姉妹のようだった。

 

 

end

 

 

 

番外33-3:ご挨拶

 

 

クリスマスでの大告白と大騒ぎから一夜明け、ユウトとM16、ROの三人はユウトの実家(?)である鉄血工造本社へと足を運んだ。

言うまでもなく彼女の姉であるサクヤへの挨拶であり、簡単な報告とかそんな感じの予定だ。

 

・・・・・・いや、正確には『その予定だった』。

 

 

「「・・・・・・・」」

 

「あの・・・アルケミスト姉さん?」

 

「すまないユウト、少し黙っていてもらえるか?」

 

 

本社の正門をくぐり、案内役の下級人形に従って廊下を歩いていた。ところがその人形は途中で進路を変更、連れてこられた部屋には、いつになく真顔なアルケミストが待ち構えていた。

本来、彼女ら脱鉄血組には下級人形たちへの命令権は無い。よほどの事情でも無い限りそれが与えられることはなく、しかも命令権の使用には軍やグリフィン上役の審査がいる。

 

そんな諸々の事情を全て無視し、バレたら大問題なリスクを背負ってアルケミストは使用したのである。

 

 

「さてM16A1、そしてRO635。 ここに案内された理由はわかっているな?」

 

「「は、はい!」」

 

「うむ、いい返事だ。 では私の可愛い弟分にめでたく彼女ができたわけだが・・・・・」

 

 

そこで一度言葉を区切り、ギロッと二人を見下ろす。ROはともかく身長だけならほぼ同じM16も完全に萎縮しており、さながら「お母様に挨拶に来たら強面のお父様が出てきた」みたいな空気である。

対するアルケミスト自身、別にこの二人のことを疑っているわけでは無い。これがどこぞの馬の骨ともわからん小娘だったら、合法非合法問わず身辺を洗い出した上で真っ当な手段で諦めてもらうところだ。

そんな彼女がそれでもここまで高圧的になる理由、それはもちろんユウトに激甘だからである。

 

 

「その心に、偽りはないな?」

 

「も、もちろんだ!」

 

「わ、私たちは本当にユウトさんのことが好きなんです!」

 

「/////」

 

 

切羽詰ってはいるがそれでもはっきりと口にした好意に、隣で顔を真っ赤にしながら伏せるユウト。もうこの時点で完全に両想いなのは自明の理だが、諦めきれないアルケミストはとんでもないことを言い出した。

 

 

「よろしい、ならばそれが本物かどうか試してやろう・・・・私が相手になってやる」

 

「「「えぇっ!?」」」

 

「本気でかかってこい、全力でねじ伏せt「はいストップ」グハッ!?」

 

 

かかってこいとか言いながら自分から飛びかかろうとしたアルケミストの後頭部を衝撃が襲う。倒れ伏した彼女の後ろから現れたのは、得物である大型レーザー銃をまるで鈍器のように構えたドリーマーだった。

 

 

「まったく、素直におめでとうも言えないのあんた?」

 

「ぐっ・・・・だって、ユウトが彼女を連れてきたんだぞ!? 心配にならないのか!?」

 

「親父かあんたは。 ていうかユウトがそんなのにホイホイ引っかかるとは思えないし、何より相手がこの二人なら大丈夫じゃない・・・・・ま、いきなり二股なんて思い切ったことするとは思わなかったけど」

 

 

それでもなお起き上がろうとするアルケミストにもう一発入れて沈黙させ、三人に苦笑しながら謝りサクヤの元へと案内する。

 

 

「それにしても、まさかあんたらとはねぇ・・・・・で? ユウトのどこが気に入ったの?」

 

「ちょっ、ドリーマー姉さん!?」

 

「いいじゃないそれくらい・・・・・で、どうなのよ?」

 

「・・・・・・や、優しいところ・・・とか」

 

「たまに見せる男らしいところ・・・・・です

 

「甘すぎて糖尿病になっちゃいそうね・・・・大事にするのよユウト?」

 

「わ、わかってますよ・・・・・」

 

「よろしい。 さて、着いたわね・・・・・じゃ、私はここで失礼するわ」

 

 

聞きたいことだけ聞いて満足したドリーマーを見送り、ユウトたちはサクヤのラボの扉を開ける。

と同時に破裂音が鳴り響き、紙吹雪と紙テープが飛んできた。

 

 

「いらっしゃい! そしておめでとうユウト!」

 

「M16とROもだ、おめでとう」

 

「ね、姉さんとゲーガー姉さん???」

 

「いや、ちょっと前にアルケミストから連絡があって、急いで準備したんだよ!」

 

 

突然のことにポカンとしていた三人だが、ちょっとずつ状況を飲み込んでいく。それと同時に多少は落ち着きを取り戻したユウトは、一度深呼吸すると一歩前に出て、

 

 

「ただいま姉さん。 この人たちはM16A1さんとRO635さん、僕の恋人です」

 

「へっ!? あ、こ、こんにちは!」

 

「よ、よろしくお願いします!」

 

「あはは! 二人とも緊張しすぎだよ・・・・・うん、じゃあ改めて、ユウトの姉のサクヤです。 二人とも、ユウトをよろしくね!」

 

「「は、はい!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・で? 昨日の夜はお楽しみだったのかな?」

 

「なっ!? そ、そういう姉さんこそ」

 

「私たちはもちろんお楽しみだったよ。 ね、ゲーガー!」

 

「なんでバラすんだサクヤさん!」

 

「あ、私もそれ聞きたいかも」

 

「帰ったんじゃなかったのかドリーマー(姉さん)!」

 

 

end

 

 

 

番外33-4:一人前の関門

 

 

それはクリスマスケーキを買い求める客が集まる喫茶 鉄血でのこと。これまでのシーズンでは見ることなかった人の数に従業員は四苦八苦しながら接客していく。

だがベテランやコミュ能力に溢れた人形でさえこうなのだ、まして引っ込み思案な人形など、表に出るだけでも一苦労なのである。

 

 

「お、お会計はっ、せ、1890円です!・・・・か、カードですね! お預かりしましゅ!」

 

 

喫茶 鉄血、予約ケーキの受け取りピーク時にレジを任されてしまったフォートレスは、今にもオーバーヒートして倒れてしまいそうになりながら必死にレジを打っていた。これまで接客も最小限、基本は裏からケーキを運んでショーケースに並べるくらいだった彼女がレジに立つには、あまりにも繁盛しすぎている日だったのだ。

とはいえ、これで倒れるわけにはいかない理由が彼女にある。もともとレジの研修は終わっていていつでもたてる状態だったが、一念発起し今日この日にレジデビューしようと代理人に提案したのだ。

代理人も彼女のやる気と覚悟を買ってレジをまかせ、そして今に至る。

 

 

「すぅー・・・・はぁー・・・・・お、おまたせしました! お次お待ちのお客様(おきゃくしゃみゃ)!」

 

 

カップル、会社員、学生、主婦、男性、女性、大人、子供、老人、柔和、強面、上機嫌、不機嫌・・・・・とにかくたくさんの客が訪れ、フォートレスは目が回りそうになりながらとにかく頑張った。

正直レジの打ち間違えなんか結構やってしまい、呂律が回っている方が少ないくらいではあったが、幸いなことに客の多くはこの店の利用者ということもあって、微笑ましいものを見るような目で見守ってはくれていた。

 

 

「あ、ありがとうございました!・・・・・ふぅ・・・・」

 

「ふふっ、お疲れ様ですフォートレス」

 

「あ、だ、代理人・・・・・ひゃっ!?」

 

「いい調子ですが、もう少し肩の力を抜くことを意識しましょう。 軽く構える方がミスも減りますよ」

 

「はい・・・・・」

 

「とはいえ、予約されていた方のピークは過ぎましたから、少し休憩にしましょう。 休憩室の冷蔵庫にケーキを入れてありますので、食べて構いませんよ」

 

「あ、ありがとうございます」

 

 

そう言うと、若干ふらつきながら休憩室に向かうフォートレス。部屋に入り、扉を閉めてソファに座り、机に突っ伏すと同時に一気に疲労と眠気がやってきた。

 

 

(動けない・・・・一眠りだけ・・・・・・仮眠・・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・ハッ!? な、何時!?」

 

 

ガバッと身を起こし、慌てて部屋を見回す。そして壁にかかっている時計を見て、サァっと血の気が引いた。

現在20時過ぎ、とっくに閉店時間を過ぎている。それだけ確認してビックリするほど急いで休憩室を出た。

 

 

「あら? おはようございますフォートレス、よく眠れましたか?」

 

「だ、だいり・・・ご、ごめんなさ・・・・・」

 

 

息も絶え絶えに、目に涙を浮かべてなんとか言葉を絞り出す。レジでみっともない姿を晒し、あまつさえ閉店まで寝過ごすという失態に、穴があったらセルフ土葬したいくらいまで追い詰められているフォートレスの頭に代理人は手を乗せ、優しく撫でた。

 

 

「今日はお疲れ様でした。 ゆっくり休んでください・・・・・あ、それとケーキもまだ置いてますよ」

 

「え? でも、私、サボって・・・・」

 

「ふふふ、しっかり休むことも大切ですよ。 それに今日はよく働いてくれました。 誰も責めるようなことはできませんよ」

 

 

それだけ言うと、代理人は厨房に向かい夕食の支度を続ける。その後ろで一人静かにポロポロと涙を流すフォートレスだったが、涙を拭うと代理人を手伝うために後を追った。

その日以来、表に出る回数がちょっとだけ増えたフォートレスであった。

 

 

end

 

 

 

 

 

 

 

 

番外ーーー:味と効能

 

 

食べることは生きることである、という言葉があったような無かったような。ともかく生き物が生きていく上で食事とは必要不可欠なものである。

では人形はどうかというと、本来ではまず必要ない。特に第一世代の人形などはまさしく『人形』であり、食べるという行動そのものがあり得ないとされていた。しかしそれも昔のこと。第二世代以降の人形たちは普通に食事をするがそこでもまた疑問が生まれる。

一つは食べたものの行方。人間のように栄養を摂取するわけではないのだが、ではどこに消えているのか。実は中で貯蔵されているとか、実は高濃度の酸が詰まったタンクがあって全部溶かしているとか噂が流れているが、その答えは特に考えていない未だ不明である。

そしてもう一つ、それは食べ物以外を食べさせるとどうなるのか、である。

 

 

『スネークマッチさん・・・・スネークマッチさん!』

 

「何? カリーナ」

 

『なに?じゃありません! 今どこにいるんですか!?』

 

「S09地区北の森、サバイバルの腕が鈍っていないかのチェックだ」

 

『森って・・・・・それよりもスネークマッチさんに聞きたいことがあります!』

 

「ちょうどよかった、こっちも聞きたいことがあったんだ・・・・・このキノコなんだが」

 

『おや? それはオロシャヒカリダケですね。 この地域ではあまり生えていないキノコで、光を発するんですよ』

 

「光を? すごいな・・・・・電気もないのに」

 

『えぇ、光る原理は蛍などと同じで、詳細は省きますが特定の物質間で起こる発光現象です』

 

「なるほど・・・・・で、味は?」

 

『あ、味??? 毒があるわけではありませんが・・・・・食べるんですか?』

 

「あぁ、食べればバッテリーが回復するかもしれないだろ」

 

『・・・・・・・・は?』

 

「で、毒はないんだったな。 じゃあ食えるんだな?」

 

『食べれないことはないとは思いますが・・・・・で、でも! 食べてもバッテリーが回復するわけでは』

 

「よし、とりあえず食ってみる。 また後でな」

 

『あ、ちょっとスネーk』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カリーナ!」

 

『うわっ!? な、なんですかいきなり!』

 

「回復した!」

 

『・・・・・・・はい?』

 

「オロシャヒカリダケだ! 食ったらバッテリーが回復したんだ!」

 

『え? うそ・・・・・ちょ、ちょっと待っててください!』

 

『ぺ、ペルシカさん! 聞きましたか今の!?』

 

『えぇ、聞いていたわ。 きっと何かの間違いでしょう』

 

『どういうことでしょうか・・・・』

 

『思い込みじゃない? あの娘単純そうだし』

 

『プラシーボ効果・・・・・じゃあ、彼女には黙っていた方がいいでしょうか?』

 

『そうね、そうしましょう』

 

『わかりました』

 

『おまたせしましたスネークマッチさん! オロシャヒカリダケは食べるとバッテリーが回復しますよ!』

 

「お、おぉそうか!」

 

『えぇ、では失礼しまs・・・・・・あ、それとスネークマッチさん』

 

「なんだ?」

 

『例の私の雑誌・・・・・・見てませんよね』

 

「・・・・・・・切るぞ」

 

『ちょっ!? 見ましたね! 絶対見ましたn』

 

 

end




これが今年最後の番外編。一日一話換算だと一月分以上も番外編書いたんだなって思うと、なんだか笑えてきますね。

ということで各話の解説!

番外33-1
百三十話のお返しケーキの話。自分の舌に合う味はわかるけど他人の味覚はわからないって話。
まぁ不味いはずがないけど。

番外33-2
百三十一話の隣の部屋。
特に面白味があるわけでもないけど、これが彼女たちの日常。

番外33-3
百三十二話の翌日。ぶっちゃけ祝福しないやつなんてこの鉄血にはいないが、とりあえず試すためにアルケミスト出動。
ゲーガーとサクヤの話?書くまでもなく甘々だよ。

番外33-4
百三十二話のちょっと前。もともと番外編で描く予定だったけどリクエストもいただいたので。
これでより表に出しやすくなったよ、やったねフォートレスちゃん!

番外ーーー
なんか勢いで書いてしまった。
ボツ案は、戦場で拾った弾薬を食べると自身の弾薬が回復するという話。一般的な9mm弾は少しだけ、高価なケースレス弾は大きく回復する・・・・・面倒なのでボツにした。

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