ついにMODが実装されましたね!そしてFNCの意外な性格にびっくりしました。
Gr G11、という戦術人形がいる。グリフィンの特殊部隊である404小隊に属し、様々な任務をこなしてきた歴戦の猛者である。
戦術人形としても非常に優秀で、ARタイプの中でも最高クラスの射速と命中率、さらにはある程度の電子戦まで可能と実に高性能だ。
が、彼女がその能力を発揮するのはあくまで戦闘でのお話。平常時にはその性能を遺憾なく発揮して周囲を焚きつけては巻き込むトラブルメーカーと化す。
そんな彼女を表す言葉の一つが、『愉悦部』である。
「はい、というわけで『第一回、クソ生意気な愉悦部に制裁を下そう会議』を始めるわよ」
そんな何ともアホらしい会議を堂々と開くのは、つい最近彼女の被害に遭ったばかりのFAL。何度も何度も会議を企画しては実行してきたこともあり、この喫茶 鉄血での貸切予約も手慣れたものだ。
「はぁ・・・・・で? なんで私が呼ばれたのかしら?」
「え、だって保護者みたいなものでしょ?」
「誰が保護者よ」
集まった面々は、それぞれG11の被害者だったり関わりがる人物たち。保護者枠で呼ばれたHK416や同僚のゲパードM1、ちょいちょい情報に踊らされている指揮官ラブ勢・・・の妹や同僚(M1ガーランド・Gr G36C・カラビーナ)、あとはアドバイザーとしてF小隊からF11が呼ばれている。
そしてみんな考えていることは大体同じ・・・・・「そろそろあいつどうにかしないと」である。
「で、どうするの? お灸を据えるだけなら、
「それが一番手っ取り早いのは事実よ。 でも・・・・・その程度で治る怒りじゃないわ!」
「ええそうです! 姉の純情をまるでおもちゃのように扱うなど許せません!」
「純・・・情・・・?」
「はいはいストップ」
話が脱線しそうになったところで416が一旦止める。そして未だ喋らない・・・というより訳もわからず呼ばれただけのF11に視線を向ける。
「ねぇF11、あんたってG11のフィードバックモデルよね? なんか苦手なものとかないの?」
「え、苦手なもの?」
「そうよ。 例えば、虫が嫌いとかロリコンが嫌いとか」
「それ、私でなくても嫌じゃないかな?」
ちなみに虫が嫌い、というよりも『G』が嫌いなのだ。まぁこれには大体の人形が当てはまるので有効と言えば有効だが。
あとロリコンはそこまで苦手でもない。というのも彼らはある意味紳士であると知っているからだ。YESロリータNOタッチ、である。
ついでに言うと、G11自体は貧乳の部類だが巨乳への憧れも薄いためその他の罠は使えない。45あたりには効くかもしれないが。
「・・・・・ん? てことはその前提条件から外れれば使えるのよね?」
「え? いや、そうかもしれないけど」
「ふふふ、なら話は早いわ・・・・・私に考えがあるの」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「・・・・・・・・え?」
目が覚めると同時にG11は困惑した。あたりを見渡せばそこはいつもの自室ではなくほとんど何もない真っ白な部屋。窓はなく、壁と同じ真っ白の扉が正面と左右の壁に一枚ずつ。家具も自身が寝転がっている愛用ベッド以外なく、部屋というよりも牢獄と言った方が合っていそうな感じだ。
おまけに・・・・・
「なんでコイツが・・・・・」
G11の背丈に比して大きめのベッド、そこに寝転がっていたのはG11だけではない。ちょっと身を丸めながらスヤスヤと眠っているのは、G11の数少ない苦手要素であるゲパードである。
「・・・・・とりあえず、寝ている間に脱出を・・・」
若干の貞操の危機を覚えたG11はゲパードを起こさないようにそ〜っとベッドを降りると、部屋から出るべく扉の方へと向かう。
が、その前まで行ってピタリと足を止めた。なんとこの扉、取っ手がないくせに手前に引くタイプなのである。おまけにドアと壁の隙間もほとんどないため、指先でこじ開けることもできない。
「チッ・・・・じゃあ他は・・・」
そう呟くと、今度は別の扉の方へと向かう。どうやらこっちは引き戸のようで、取手と思しき小さな窪みがある。
これで無事脱出、と安心しきって扉を開いたG11は一歩踏み出し・・・・・
カサカサカサカサカサカサカサ………
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
バタンッ!
もの凄い勢いで扉を閉めた。扉の先はちょっとした段差となっており、そこから一歩降りた床に這いまわっていたのはあの忌々しきGを模した無人機たち。兵器としての開発はすでに終了したと聞いていたが、どうやら民間向けに製造が続けられたらしい。主に害虫駆除訓練やバラエティ用である。
まぁそんなことはG11にはどうでもよく、すぐさま最後に扉へと走った。
バンッ!
「こ、今度こそ!」
『うぉおおおおおおおG11ちゃぁああああああんんんんん!!!!』
「ひぃい!?」
先ほどと同じように開けた扉の先はなんと二階分を吹き抜けにしたような部屋であり、出口はそこを降りた一階部分にしかなかった。しかも梯子や階段の類はなく、そこそこの高さを飛び降りるしかない。
だが、G11が遅れたのはそれではなかった。
「G11ちゃん! 早く降りておいで!」
「大丈夫! おじさんたちは紳士だからね!」
「ボクワルイオジサンジャナイヨ」
「さぁ降りてきたまえ! この私が受け止めてあげよう!」
一階部分、そこにまるで祭りか何かのように集まったパンツ一丁の男たち。口先だけなら紳士だが息を荒げて目を血走らせている時点で信用もへったくれもない。
FAL立案、マイスターの会全面協力のもと集められた、『G11ちゃんと××し隊』の面々である。
バタンッ!
「はぁ・・・はぁ・・・・ど、どうしよう・・・・」
実はこの部屋が一番安全なんじゃないか、とまで思い始めるG11。ここまで来るとあの開かずの扉にかけるしかないのだが、もし本当に開かないのであればあのどちらかの部屋を通りことになる。
・・・・・というところでG11は思いついた。
「・・・・・
なんともひどい話だが、それくらい今のG11には余裕がない。もちろん貞操の危機という点はあるが、まぁ最悪口約束だけで済ませて逃げ続ければ済む話だ。
「お〜い、ゲパード」
「・・・う・・・うぅん・・・・あ、お姉さま! おはようございます!」
「あ〜うん、おはよう」
のっそり起き上がったゲパードだが、G11を見つけると眠そうな顔からパァッと笑顔を溢れさせる。これだけなら従順な後輩なのだが、超肉食系なのが玉に瑕だ。
それはさておき、G11はゲパードに軽く現状を説明し、一緒に脱出しようと持ちかける。
「なるほど・・・・お姉さまの頼みとあっては、断る理由はありません
!」
「うん、ありがとう」
「えぇ、それでは早速(ガチャッ)・・・・・ん?」
「え?」
ベッドから降りようとしたゲパードだが、直後になにやら鎖がぶつかるような音と共に動きが止まる。
嫌な予感ともにG11は掛け布団を剥ぎ取ると、なんとゲパードの足首に枷が付き、そこからベッドの足に鎖が伸びていたのだった。
おまけに、足枷になにやらメッセージカードまで付随している。
「なになに・・・・・『一つだけ開かない扉がありますが、動作不良ではありません。 この枷の持ち主とチョメチョメしないと開けることができません。 お急ぎの場合は、他の二つをご利用ください』・・・・・ってアホかぁあああああ!!!!!!」
その場でメッセージカードをビリビリに破り、床に叩きつける。誰だか知らないが、こんな手の込んだ悪戯を仕掛ける輩には制裁を下さねばならない。
それが身から出た錆だと気付かぬまま怒り狂うG11だったが、次の瞬間いきなり腕を引かれてベッドに寝かされる。
誰が、など考えなくともわかる・・・・・・このいかにも我慢の限界ですといった目つきの、ゲパードだ。
「つ、つまり・・・・お姉さまと・・・・!」
「ま、まってゲパード、他にもきっと方法が・・・・・」
「? ではなぜ他の扉を使わないんですか?」
「え゛っ!? そ、それはその・・・・・」
「やっぱりお姉さまも・・・・・・これはつまり同意と見てよろしいんですね!?」
「んなわけあるか! ちょっ、どこ触って!」
「これはこの部屋から出るためですよ、そう、仕方のないことなんですだからなにをやったって全部仕方のないことなんですではさっそくいただきまーす!」
「ちょっ、まっ、やめっ、アーーーーーッ!!!」
「・・・・・・ねぇFAL」
「何かしらF11?」
「これ、あとで仕返し食らうんじゃない? 大丈夫なの?」
「そんなの覚悟の上よ。 あのG11の慌てふためいた顔が見れただけで十分よ」
「ならいいけど・・・・・で、これで本当にあの扉が開くの?」
「えぇそうよ。 といってもトイレしかないけど」
「・・・・・・・え、じゃあまさか」
「ただの無駄足ね」
「・・・・・・本当にどうなっても知らないよ」
「・・・・・他人事みたいに言ってるけどあなたも同罪だからね?」
「 」チーン
end
さくやは おたのしみでしたね
ちなみにこの後ゲパードを囮にG部屋を駆け抜けたようです。
では、今回のキャラ紹介!
G11
そろそろ痛い目見てもらおう・・・というわけで例の『〇〇しないと出れない部屋』のアレンジバージョンの餌食になってもらいました。
普段余裕かましてるキャラが余裕なくなるのとか大好物です!
ゲパード
いい加減一度はいい経験させてあげたいなぁ・・・と思ったのでやっちゃった♪
互いに無手の場合、体格差でゲパードの方が有利になる。
FAL
モニタールームでご満悦。
F11
ただのアドバイザーだったのにとバッチリに。
部屋Cの男たち
世界各地から招集されたG11スキーたち。
むさい男だけで二時間も待たされた挙句特に美味しい体験もなかったが、ローアングルでG11を見れただけで満足らしい。
時給1200円。