そして基地画面の副官(協力者)を二人に設定できるようになりましたね。
9ちゃんと45姉もいいし、45と40の組み合わせもいい・・・・・あ、416とM4を並べるのも悪くn(銃声)
喫茶 鉄血は、老若男女問わず利用できる雰囲気の喫茶店である。そこかしこで話し合いや談笑の声が聞こえてくるが決してうるさいものでもなく、店のBGMの一つのようなにぎやかさを見せている。
それ故に、G11の嘆きは見事にかき消されるのだった。
「うぅ・・・・もう勘弁してよぉ~~・・・・・」
「ふふふ、大人気ですねG11さん」
「ひ、他人事だと思ってイデッ!? か、髪引っ張んないで!!」
いつもののんびり気まま、時々愉悦なG11の姿はなく、あるのは自身にとって未知のものへの困惑と心労、そしてこの元凶への憤りであった。
「そろそろ代わってよ45ねぇ!」
「45ばっかりずるいよ!」
「やー! ここは私のトクトウセキなの!」
「あーもーうるさい!!」
カウンターに座るG11の膝の上に座るちっちゃいUMP45と、それを羨ましそうに見上げるちっちゃいUMP9とUMP40。黄色いを通り越して甲高い声を上げ続ける元気っ子三人組に振り回されるG11であった。
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事の発端は、IoPが誇る天才科学者ペルシカリアからの一本の電話。次期スキンの対象にUMP姉妹が選ばれ、早速試してほしいというものだった。時期的にもスキンの発表があっていいころなのと、確かに三姉妹でのスキンというのは話題となるということから、とくに疑いを持たずに三人は16labへと旅立っていった。
ところが、グリフィン特製護送バスで帰ってきたのは、見事にダウンサイジングしたUMP姉妹たちであった。とくに45は元の面影すらないほどおどおどした性格になり、9も9で416のことをそっちのけで45や40とじゃれ合う。
これにブチ切れた416が護送バスの運転手と護衛の人形に
「うぅ・・・こんなの絶対おかしいよ・・・・なんだって私がお姉さんなのさ・・・」
「まぁまぁ、たまにはいいじゃないですか」
「代理人は慣れてるだろうからいいけどね、私はお世話されることはあってもすることはないんだよ」
この場に416がいれば拳骨の一発くらい落ちそうなことを平然と言ってのけるG11。現在は比較的グータラが減っているが、404小隊が『存在しない部隊』だったころはよく416に世話を焼いてもらっていた身分だ。その都度416に蹴られたりもしたが、G11のグータラが治ることはなかった。
そのG11にとって、何もしなくても面倒ごとがやってくるというこの状況は悪夢以外の何物でもない。
「45ねぇかわってよ~!」
「やだやだやだー!!」
「ぐぇ!? く、首が絞まる・・・・!」
「あたいもそこに座りたいの!」
「イデデデデデデ!!! ちぎれるっ、髪の毛千切れるからっ!」
G11の膝をめぐる攻防はいまだ終わりを見せず、むしろ激化の一途をたどっている。頑なに降りようとしない45の服や足を9が引っ張り、それに抵抗して45がつかむのはG11の首元のスカーフ。40は40で自分も上に這い上がろうとしているのか、G11の髪をつかんで這い上がろうとする。逃げ出そうにも45が座っている以上動くこともできず、これなら416に蹴られる方がましだと悲観するもチビたちは容赦なく動き回り、G11はただされるがままである。
ただでさえ騒がしいのやちょろちょろと動き回るのが苦手なのに、それが三人も集まっては堪らない。あまり子供に口うるさくするのは気が引けるが、ここは心を鬼に・・・・と思ったところでさらなるアクシデントが降りかかる。
「わっ、わわっ!?」
「ちょっ!? 45危ない!」
引っ張られてバランスを崩した45が、G11の膝から滑り落ちる。G11が座っていたのカウンター席は少し高めの椅子であり、子供にとってはそこそこの高さがある。結局G11の手も届かず45は転げ落ちてしまった。
小さくなっても戦術人形なので大したことはないのだが、メンタル面は見た目相応に幼くなっており、落ちた衝撃とショックで泣き出してしまった。
「うわぁああああああん!!!!」
「だ、大丈夫だよ45! 痛くない痛くない!」
呆然となって動かない二人に変わってG11がなんとかあやそうとするが、人を泣かせることはあっても泣き止ませることなどほとんどなかったG11に打つ手はない。
そして子供というのは、感情が連鎖的に広まっていくものである。
「ご、ごめんなさい・・・ごめんなさぃぃ・・・・」
「うげっ、9も!?」
「45が・・・45がぁぁぁぁ・・・・・」
「40まで!?」
45が落ちたのが自分のせいだと思い込んでしまった9が謝りながら泣き始め、45が大怪我を負ったと勘違いした40もショックのあまり泣き出してしまう。ただでさえ45一人に手を焼いているのにさらに二人も増えては、流石のG11もお手上げだった。
おまけにどう頑張っても泣き止む気配がなく、G11の声すら届いていない。周りの者も助けるどころかなぜか微笑ましい顔で見ているだけで、早々に頼ることを諦めた。かくなる上は面倒ごとのリーサルウェポン、代理人に頭を下げるしか。
「だ、代理人っ、ヘルプ!!」
「あら、もう少し頑張ってみてはどうですか
「ふざけてないで助けてよ!?」
若干青筋を浮かべているG11に、どうやら少々意地悪しすぎたらしいと苦笑する代理人。まずは45の前にしゃがみ込み、そっと抱き寄せる。とくに何か言うわけではないが、軽く頭をなでてやると45は次第に泣き止み始める。ついでに周りで見ていた何人かが悶え死んだ。
45が落ち着くと40と9も同様に抱き寄せ、あっという間に泣き止ませる。G11があれほど手こずったのが嘘のようだった。
「・・・・・・やっぱ慣れてるね代理人」
「さぁ、どうでしょうか・・・・・皆さん、ちゃんと仲直りできますか?」
「「「・・・・うん」」」
「それと、『G11お姉ちゃん』にもちゃんとごめんなさいって言いましょうね」
ちなみに代理人がG11のことを度々『お姉ちゃん』と呼ぶのには一応理由がある。404小隊の人形が扱う銃は全てドイツ製の銃がモデルとなっており、その製造年を並べると、
・HK416……2000年代
・UMPシリーズ……1990年代
・Gr G11……1980年代
となっている。ケースレス弾やら見た目やら射速やら最新鋭にも劣らない性能を持つG11が、最も製造年の古い銃なのだ。
今回のちびっ子スキンにG11が含まれていないのも、そういう背景があるのかもしれない(もともとチビなのもあるが)。
「お姉ちゃん、ごめんなさい」
「「ごめんなさい」」
「あー、うん、もういいよ気にしてないし」
元の姿に戻ったら思いっきりこき使ってやろう、無理やり作った笑顔の下で静かにそう思った。しかしこの場でそれを態度に出してはまた泣かれるかもしれないので、あくまで見た目は笑顔で落ち着きのある雰囲気を出しておく・・・・・が、代理人にはばれてるらしく小さく笑っていた。
「はぁ、なんか一気に疲れた・・・・416の気持ちがちょっとわかったよ」
「ふふっ、ちゃんとお礼は言った方がいいですよ」
「そうする・・・・・それじゃあ3人とも帰るよ・・・って」
「んぅ・・・・」
「・・・・zzZ」
「おねえちゃんだっこ~・・・・」
「う、うそでしょ・・・・・」
三人そろって電池切れになり、眠そうに目をこすっている。9にいたってはすでに寝息を立てており、自力で帰るのは不可能なようだ。そして不幸なことに周りに他のグリフィンの人形もおらず、この三人を連れて帰らなければならないのは自分なのだ。
「あぁもう、やっぱり元に戻ったらこき使ってやる!」
完全に熟睡モードに入った9を背負い、限界一歩手前の45を片腕で抱っこ、まだかろうじて無事な40の手を引き、会計を済ませて店を出る。
何だかんだ文句を言いつつも置いていこうとしないG11に、404小隊の仲の良さを垣間見る代理人であった。
「むにゃぁ・・・・・」
「あっ、ちょっ、40起きて! 寝ないで! あ~もう・・・・・・
早く帰ってきて416~~~!!!!」
end
404小隊は
実はこれとは全く関係ない話を書いていたんですが、今一筆が進まなかったのとログイン絵を見た瞬間色々と吹っ飛んだので書き直したという経緯があります・・・・諸君、待たせたな!
というわけで今回のキャラ紹介。
G11
404小隊一のダラケ人形・・・・が、今回はそうも言ってられなくなった。
製造年を見て銃の詳細を見て、改めて頭のおかしい(褒め言葉)銃だと確信しました。
なんだかんだ面倒見がよさそう。
UMP45
メンタル面は深層映写モードの泣き虫。
正直末っ子感の方が強いと思う。
UMP9
遊んで泣いて寝る、典型的な元気っ娘。
たぶん一番わがままで、一番我慢の利かないタイプ。
UMP40
一番長女感があると思う・・・・拙作では次女だけど。
微妙に強がって、結局我慢できなくなるタイプ。
416
カチコミ不可避
代理人
母性の塊みたいな人形。
代理人に膝枕されながら子守唄を歌ってほしい。