ところでNYTOって人形ではなく機械化されたクローン人間らしいですね。
さてさて、どうやってこの世界に登場させるか・・・・・
そういえば最近影の薄かった鉄血組が大暴れしてくれるイベントでもありますね。
どこぞの処刑人大好き作者様が発狂しているのを見かけました(笑)
代理人の出番が薄いんですがどういうことですか運営=サン?
季節は冬、まだ雪こそ降らないものの一日を通して冷え込むようになってきたこの時期は、温かい飲み物と暖房完備の喫茶店は重宝される。加えて冬休みも近いこともあって、集まっては先の予定を話し合う学生たちの集会所のような役割もあったりする。
そしてここにも、秘密の集会を企てている集まりがあった。
「まずいなぁ」
「・・・・・あんた、さっきからそればっかりよ?」
「わかってる、わかってるが・・・・はぁ」
(・・・・珍しい組み合わせですね)
代理人も思わず二度見した今日の組み合わせ、テーブルを挟んで向き合うのは404小隊の良識HK416と、鉄血ハイエンドの中で数少なく所在と職のはっきりしているハンター。
互いに面識こそあるものの、特別親しいわけでもなければ仕事の付き合いがあるというわけでもない。片やグリフィン虎の子の部隊の一つ、片や国際警察とそれぞれの領分があり、活動範囲も対象もほぼ交わることはないのだが、その二人が・・・・・しかもお互い恋人同伴ではない状態で会うのは初めてではないだろうか。
「で、わざわざ呼び出した理由は何なのよ? まぁあの二人のことでしょうけど」
「察しがいいな・・・・・端的に言おう、クリスマスを三人で過ごしたいんだが何かいい案はないだろうか?」
「自分で考えなさい」
一刀両断、それ以外にないでしょと言わんばかりに切り捨てる416。ただ実際のところ、恋人としてそれくらい自分で考えて然るべきだという考えに基づいての回答であり、ハンターも半ばその答えが返ってくるのを承知だったようだ。
ふぅ、と息を吐いて腕を組むと、改めて416に向き合う。
「実は三人で過ごす計画は立っているんだ。 だが私も、そして彼女たちも二人きりの時間を過ごしたいと考えている。 私にとって二人とも大切な人なんだができれば差を付けたくないし、かと言って全く同じというのも違うんだ・・・・・どうすればいいだろうか?」
「あんた・・・・そんなポンコツだったかしら?」
至極真面目な顔で言うものだから何事かと思ったが、要するに二人とも平等に愛したいけどどないしよ?ということである。ハンターたちのデート事情は知らないが、9経由で聞く限り
ただでさえこの休みを9と過ごせないという不満の中、そんな相談をされる身にもなってほしいものだ、と416は思う。
「いいじゃありませんか、そのくらい」
「代理人・・・・というかそうよ、彼女に聞きなさいよ」
「そうは言うがな416、恋愛経験0の代理人に聞くよりはお前に聞いた方が早いだろう」
「だそうですよ」
この話をダネルあたりにすれば『私が初恋の人になる!』とでも言いだしそうなところだが、実際代理人に恋愛経験はない。それっぽいアドバイスも人から聞いたものや、いろんなカップルや夫婦を見てきた中での意見であるため、あくまで参考程度にということなのだ。
そんなわけで今回に限ってはあまり役に立たない代理人に期待できないため、416が何とかするしかないようだ。
ちなみに代理人は自身の恋愛経験について特に気にしていない。
「あぁもう、わかったわよ・・・・・・相談に乗ったげるからさっさと話しなさい」
「すまない・・・・ちなみにそれはツンデレというやつか?」
「はったおすわよアンタ」
こうして、416によるクリスマスデートプランが話し合われるのだった。
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「うちの9の方が可愛いに決まってんでしょ」
「それは聞き捨てならないな416、あの二人に勝る者などいない」
「お二人とも、話の趣旨を忘れてますよ?」
「「今いいところだから黙ってて(くれ)!!」」
話し始めること1時間後、それまで順調かと思われていたところに暗雲が立ち込め始めた。ハンターがこれまでのデートや旅行先などを話し、それをもとに416がプランを練り、最後は二人で詰めていくという流れで進んでいたのだが・・・・・・
『ふふっ、その時のAR-15は可愛かったな』
という風に、思い出すたびにハンターが惚気だしたのだ。はじめは416もただ鬱陶しそうに聞いているだけだったが、あまりにも続くのでつい、
『あら、私の時は9が珍しい表情を見せてくれたわ』
などと対抗心を見せてしまった。
それが開戦ののろしとなり、気づけば自分の恋人がいかに『可愛いか』という周囲に砂糖をぶちまけるだけの争いに発展する。二人とも大抵の場合『タチ』なので、相手の可愛いところなど文字通り山のように出てくるわけで、それはつまり相手が折れない限り終わりはないことを意味している。
「AR-15の普段の凛とした表情が緩む瞬間など言葉では言い表せない魅力がある。 D-15は背伸びをしたがる子供っぽさもあり、そして二人ともちょっと嫉妬しやすいところが愛らしいのだ」
「9は元気はつらつな妹キャラだし、甘えるときは素直に甘えてくる子なのよ」
「二人とも自分を見てほしいと思いつつ、しかし自分『だけ』というのは望んでいない・・・・そんなやさしさに惚れたのだ」
「たまに思い切って攻めてきて、でも結局ヘタレる可愛らしさは何ものにも代えがたいわ」
もはや会話として成り立っておらず、互いに言いたいことだけ言い合う会話のドッジボール・・・・いや、どちらかというと壁当てである。本人らはいたってまじめだが、その内容はただの暴露話でしかなく、この場にいない三人のプライベートやら恥ずかしい話が惜しげもなく披露されていく。
「不意に抱きしめた時に耳まで真っ赤になる9の可愛さがあれば、24時間365日でも働けるわ!」
「ほろ酔いで甘えてくる二人を見れば仕事の疲れもストレスも一発で吹き飛ぶ!」
「あの、お二人ともそのくらいで・・・・・」
「それに9は
「こっちの二人も
「店内での猥談はご遠慮ください!!!」
暴露話がよりディープなところに向かい、店内の客が耳をそばだて始める。カウンターの内側で愛用のパッドを取り出したマヌスクリプトを捕縛しつつ、どうにかこの無差別大量惚気人形たちを止めようと案を巡らせる。
というかもはや『そういう話しかしなくなった』二人に、店内は異様な雰囲気に包まれている。今日はたまたまいないが、ここは子供も利用する喫茶店なのだ。教育上よろしくないことは避けたい。
・・・・・いよいよ物理的に止めるしかないか。そう物騒な考えが頭をよぎったその時、店の扉が勢いよく開き、顔を真っ赤にした人形たちがなだれ込んできた。
「ハンター! 人前でなんて話をしてるのよ!?」
「416もやめてよ!」
怒り7割羞恥3割ぐらいの表情で抗議するAR-15、D-15、UMP9の3人。目じりにちょびっと涙を浮かべた表情ではやや迫力に欠けるが、本人らはいたって真面目に止めたいようだ。
が、その三人を見たハンターと416はフッと表情を緩めると、なぜかドヤ顔で語り始める。
「ほら、やっぱりうちの9は可愛いのよ」
「こっちの二人も負けてないさ」
「「「いい加減にしろ(して)!!!」」」
三人分の鈍い音が響き、店内に静寂が戻る。
その日以降、街に出るたびに温かい目で見られることになった三人の機嫌がなかなか直らないのだが、それはまた別のお話し。
end
前回の投稿から早二週間・・・・最大の敵は己(のモチベーション)でしたね。
仕事もだんだん任される量が増えてきたので、嬉しい反面忙しくてイベントもろくに進まないというジレンマ。
今後もこんなペースになりそうですが、どうぞよろしくお願いします。
ということで早速キャラ紹介!
ハンター
AR-15とD-15という二人の恋人を持つリア充。
休日が不定期のため、デートのプランは入念に立てるタイプ。
ハンター曰く、AR-15はクーデレでD-15はデレデレらしい。
HK416
9の恋人、リア充。
妹のような子犬のような、そんな愛らしさのある9を溺愛しており、ちょっぴりいじめたくなる時もある。
416曰く、9は割と全身弱いらしい。
AR-15
ハンターの恋人、リア充。
仕事もできて頼りになるハンターだが、常に主導権を握られている状況を何とかしたいらしい・・・・でも結局いいようにやられる。
D-15
ハンターの恋人、リア充。
甘えるときはがっつり甘えるタイプで、わがままを素直に言える娘。
ハンターになら好きにされてもいい。
UMP9
416の恋人、リア充。
恋人ではあるのだが、常に主導権を握られていることに思うところがあり、しょっちゅう仕返ししようと行動する・・・・・で、大抵失敗して喰われる。
9曰く、416の弱点はちk(インクが滲んで読めなくなっている)
代理人
恋人いない歴=年齢だが、特に気にしてはいない。
経験に基づくアドバイスはできないが、背中を押すことはできる。