喫茶鉄血   作:いろいろ

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おっぱいフロントライン(卵豆腐 様作)とコラボ。
っても並行世界なのであちらの人物とは別人です。
ぱっと見で内容が分かってしまうのがゆ
いいつの欠点かなと。余談ですが
万年筆買いました。ヘリアンさんじゅうろく
歳。


第二十四話:おっぱい万歳!

「おっぱいは素晴らしい、そうは思わないか?」

 

「いきなり何言ってんのあんた?」

 

「ノーコメントで。」

 

「・・・・・。」

 

 

喫茶 鉄血の二階、空き部屋を借り切って行われているのは不定期の指揮官会議。人形たちとのトラブルや任務、新しく配属される人形との接し方など、日々神経をすり減らす指揮官たちがお互いにサポートし合おうということで開かれたのがそもそもの始まりだ。

参加者は主に四人。

S09地区の指揮官(四行目)

F小隊の指揮官、ディミトリ・ベルリッジ(三行目、第十九話参照)

別地区の指揮官、レイラ(二行目、第十二話他参照)

そして本部直轄地区の指揮官(一行目)である。

第一回は顔合わせ、以降はそれぞれの悩みや疑問などを持ち寄ったり、一番経験の浅いディミトリをサポートしたりと、グリフィン関係者の秘密会議の割にはまともな内容で進んでいた。

・・・この第七回を迎えるまでは。

 

 

「・・・実はまだ皆には言っていないことがあってな。」

 

「・・・何よ?」

 

「俺はおっぱいが好きだ。 特に巨乳が好きだ!」

 

「いちいち叫ばなくても知ってるわよセクハラ野郎。 アンタのせいでどれだけのセクハラ報告が出てると思ってんのよ!」

 

「何言ってんだまな板指揮官、そこに胸があるんだ・・・揉むだろ?」

 

「「「いやその理屈はおかしい」」」

 

 

とまぁ、今回の議題はズバリ『おっぱい』である。

・・・ふざけているように見えるが一応まともな悩みでもあり、一部人形は大変素晴らしいボディラインを持っている。加えてそういった人形に限って、()()()()が強調されるような服装なのだ。結果、多くの指揮官は日々書類と理性を相手にしなければならず、中には過労で倒れる者もいる。

・・・割と重要な案件なのだ。

 

 

「・・・でだ。 俺なりに考えて見たんだが、あっちから寄ってくるならむしろ触ってやればいいんじゃね?」

 

「どこをどう考えたらそうなるのよ。 第一、それでクビになるかもしれないから困ってるんでしょうに。」

 

「まぁ実際問題、距離感が近い娘とかもいますからね。 ここもそうですよね?」

 

「む、そうだな。 だがこんな私といて楽しいのだろうか? 逆に気を遣わせているのではないかと。」

 

(((・・・鈍感)))

 

「というか、胸が大きいだけでそこまで気にするものなの?」

 

「ふっ・・・持たざる者にはわからnアベシッ!?」

 

 

禁句を口にした巨乳主義者に制裁が降る。が、やはり何かしらの対策は必要である。

 

 

「F小隊は・・・そんなことないか。」

 

「ええまぁ、皆良い子ですから。」

 

「なかなか良い案が出ないな。 人形たちに注意喚起する他ないか?」

 

「するとしてもなんて言えばいいかしら? 『近づきすぎるな』なんて言った日には何人かショックで倒れるわよ。」

 

「ここはやはりおっぱいを揉んで親睦をふkヒデブッ!?」

 

 

考えが纏まらずイライラが募り始める。そんなタイミングでトレーを持った代理人とG36が入ってきた。

 

 

「皆さんお疲れのようですね。 一度休憩されてはいかがでしょう?」

 

「紅茶とコーヒー、ケーキも用意しております。」

 

「あぁ、君はいいお嫁さんになれるよ。 おっぱい揉んでいい?」

 

「寝言は寝てから言ってください。 ・・・でもいいお嫁さんって。

 

「なんでこんなのが好かれるんだか。」

 

「だがまぁ指揮官としては優秀だ。 おまけに人形たちのこともよく見てる。」

 

「見習うべき点があるのは確かです。 ・・・変態ですけど。」

 

 

この会議ではこういったブレイクタイムが一度はある。指揮官たちの密かな楽しみだ。主に代理人が用意してくれるが、日によってはそれぞれの司令部の人形が手伝うこともある。

今回は、変態のとこのG36だ。

 

 

「・・・ところで、人形視点だとどう思う?」

 

「まぁ側にいたいという気持ちはあるとは思います。 それに少なからず独占欲というものもあるようですから、無理に引き離すのは逆効果かと。」

 

「ふふっ、G36さんも可愛いことを言うんですね。」

 

「ち、違いますよ代理人!? 私はただそう思っている人形もいるんじゃないかと・・・」

 

「だがまぁその視線を釘付けにするという意味でも、おっぱいは有用だ。」

 

「・・・本当に復活が早いですね。」

 

「これもおっぱいのためだ。 ところで代理人、君のそのおっぱいをより強調する服の方が収益が上がると思うんだが?」

 

「・・・・・。」

チャキッ

 

「撃っていいですよ代理人さん。」

 

「ゴメンナサイ」

 

 

そんな終わりのない議題を話し合うことおよそ四時間、これといって解決策が出ないまま終了となった。

ちなみにおっぱい指揮官がシバかれた回数は、数えるのも面倒になるほどである。

 

 

「あ〜〜疲れた・・・G36、おっぱい揉ませて。」

 

「あらこんなところにキッチンナイフが」

 

「嘘です冗談ですからやめてください」

 

「・・・はぁ、結局は各自の対処というわけか。」

 

「もしくは、さっさと誓約してしまうかね。」

 

「それができれば苦労しませんよ。」

 

「・・・まぁ、それだけ好かれているということでもあると思いますよ。」

 

 

代理人の言葉に、少し笑う指揮官たち。多くの指揮官、少なくともここにいる指揮官たちは、紛れもなく部下に慕われていると言える。だからこそ、こんな贅沢な悩みが生まれるのだった。

 

 

「ま、それもそうね。」

 

「えぇ、そうですね。」

 

「あぁ。」

 

「うんうん、その通りだ。 という訳で帰ったらコルトとも親睦を深めてやろう。」

 

「セクハラと暴言は即処罰ですよ。」

 

 

少し満足げな指揮官たちを見送る代理人。指揮官という上司を持つグリフィンの人形たちが、少し羨ましく思う彼女だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

なお後日、代理人にセクハラしたということでアルケミストがあのおっぱい指揮官の司令部に突撃をかましたのはまた別のお話。

 

end




指揮官だらけの大コラボ回。

というわけで卵豆腐 様の『おっぱいフロントライン』の指揮官をお借りしました。で、せっかくなのでこれまでのコラボ指揮官も合わせて出すという暴挙に。
まぁ例によって並行世界の別人というわけですが、一応似せているつもりです。


では解説を

おっぱい指揮官
本名不明・・・なので便宜上おっぱい指揮官に。詳細は元作品を。
とくに語る必要がないくらいおっぱいが好きな指揮官。なんか過去にいろいろあったらしいが全部割愛。本部直轄にした理由は、変態だけど有能、でも変態というのを強調したかったから。
なお、文中の「コルト」とは彼の司令部のAR-15である。ひんにゅー。

S09地区の指揮官
本作のオリキャラ。
まぁ真面目で有能な人くらいしか決まってない。

レイラ
どっか別の地区の指揮官にして一児の母。まな板。
指揮官としても兵士としても優秀・・・なのだが本作ではそんな描写はきっとない。

ディミトリ・ベルリッジ
F小隊の指揮官で研修中。
唯一と言っていいくらい珍しいフルネームのある指揮官。

G36
おっぱいのとこのメイドさん。指揮官を物理的にボコボコにできる。
が、指揮官のことを嫌っているわけではない様子。・・・というかあっちの司令部の人形は大体そんな感じ。


こんな感じです。
あ、おっぱい指揮官はこの後もちょいちょい出るかもしれません。書いてて面白いので。
というわけで今回はこれで、さようなら!
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