バッドエンドは積極的に救済していくスタイル。
それは本当に偶然だった。
その日、S09地区司令部所属となっているF小隊は、そこから少し離れたS06地区に出かけていた。
偶然、受けた任務が救護任務だった。偶然、医者が同行していて救命救急が可能だった。偶然、帰り道にちょっとルートを外れて寄り道した。
そんな幾重にも重なった偶然が、彼らの運命を変えた。
ほんの一瞬、砂嵐が起きる。
「うわっ!? 前が見えないよ!?」
「・・・こんなところで砂嵐?」
「Hmm? Something appears on the radar.」
「え? どれどれ・・・あ、ほんとだ。」
砂嵐の中、突然現れた反応。その規模からなんらかの構造物であることがわかる。
その直後に砂嵐が晴れ、眼下には先ほどまではなかった建物がそびえ立っていた。
「What!?」
「・・・どうする? 司令部に報告して、一旦帰投する?」
「・・・・・。」
「45姉?」
「・・・このまままっすぐ、あのヘリポートに降りて。」
何を言いだすんだとF45の顔を見れば、いつになく真剣な表情を浮かべていた。彼女は好奇心で仲間を危険にさらすことはない。そんな彼女が言うからには、何かあるとみていいだろう。
オートモードで進むヘリを手動に切り替え、F小隊はその建物に降り立った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
中に入ってまず飛び込んできたのは、人形たちの残骸だった。IoP製、鉄血製問わずだ。しかも・・・
「まるで、さっきまで戦ってたみたい。」
一部の人形からは今なお人工血液が流れ、銃はまだ熱を持っていた。
F小隊は416をヘリと医者の護衛に回し、残りの三人で慎重に通路を進む。その過程で、この施設はグリフィンの司令部であることが判明した。しかし奇妙なことに、この司令部はS06地区のものらしい。彼女たちがさっきまでいたのも、S06司令部だ。
「反応なし・・・みんな死んでる・・・。」
「鉄血とグリフィンが戦う理由?」
「・・・ない、とは言えないけど、ここまで大規模にはならないと思う。」
『…あぁぁああああぁぁぁ!』
「「「!?」」」
突然響き渡る悲鳴。それは施設全体に反響し、空気を震わせた。
「・・・あっちだ!」
45が走りだす。あとを追う二人は銃のセーフティを外し、遭遇戦に備える。
45が行き着いた先は、この司令部の心臓部、司令室だった。そこには、まるでついさっき誰かが通ったかのように血の跡が続いていた。
「45姉、スモーク準備! 11、いつでも撃てるようにしてて!」
「任せて。」
「・・・いくよ9!」
45と9は同時にドアを蹴り開け、銃と手榴弾を構える。
そこにいたのは、血まみれの人間と人形だった。
「っ!? あれ、グリフィンの制服!?」
「それにあの人形、416じゃん!」
急いで駆け寄り、状態を確認する。
「・・・まずいよ・・・この人、もうほとんど息してない!」
「こっちも、たった今機能停止したみたい。」
「・・・416、聞こえる!? すぐにお医者さんときて欲しいの! 急いで!」
「45姉?」
「機能停止しても、今ならまだ間に合うはず。 11、外部メモリでバックアップとって!」
「う、うん!」
「9、まだ包帯とか持ってたよね? 急いで止血して!」
「で、でもこの傷じゃ・・・」
「やらないよりマシっ!」
「45! I brought it! Hey, Doctor!」
「・・・こりゃまずい! 急いで運ぶぞ!」
応急処置を施し、二人をヘリへと運ぶ。
指揮官と思しき人物は、運び込まれた先でなんとか一命をとりとめた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『君が今日から配属になった人形だね?よろしく』
『あれ、握手っていうのは知らなかったかな?挨拶だよ挨拶・・・うん、よろしくね』
『はは、そりゃ頼もしい限りだよ』
『僕は君なしにはもう要られない…結婚してくれ』
「・・・指・・揮・・・・官・・・」
目を覚ますと、見知らぬ天井が広がっていた。シミひとつない真っ白な天井と薬品の匂い、わずかに聞こえる話し声から、ここが病院であることがわかる。
「ここは・・・・・っ! 指揮官!? みんな!?」
ガバッと身を起こす・・・ことは叶わず、手足や体を拘束されている私は身動きひとつ取れなかった。
まさか、鉄血の捕虜になったのだろうか?
そんな考えを裏付けるように扉が開き、忌まわしい鉄血人形が入ってくる。データで見たことがあるそいつは、確か代理人と呼ばれたハイエンドモデルだ。
「・・・目が覚めたようですね。」
「・・・・・何を聞かれても答えないわよ。」
「そう言うと思っていました。 ですが、答えていただかなければ困りますので。 我々にとっても、あなたにとっても。」
「・・・どういう意味よ?」
「ではまず初めに、今は何年ですか?」
質問の内容に一瞬戸惑う。わざわざ私に聞くようなことでもないはずなのに。
いや、簡単な質問から答えさせて、情報を引き出すつもりか。
「言ったはずよ、何を聞かれても答えn
「答えないというのであれば、『彼』に聞くしかありませんね。」
その言葉に頭が真っ白になる。
今、『彼』と言ったか?まさか、指揮官が生きている?そしてここにいる?
気がつけば、部屋を出ようとするそいつを呼び止めていた。
「ま、待って! 言う。 言うから! だから彼には・・・」
「・・・そうですか。 では、続けましょう。」
グリフィンの人形としてなら、何があっても答えてはいけないはずだった。でも、やっぱり私には、
「・・・今は、何年ですか?」
「・・・20XX年。」
「我々とあなた方の関係は?」
「・・・敵。」
「『はい』か『いいえ』で答えてください。コーラップス、第三次世界大戦、蝶事件・・・これらに聞き覚えはありますか?」
「・・・はい。」
意味もなさそうな質問をしては、手元のメモ帳に書き込んでいく代理人。一体こいつらの目的は何なのか、私と指揮官はどうなるのか、そんな不安が積もる中で次の質問を待っていると、代理人はメモ帳を閉じた。
「・・・質問は以上です、お疲れ様でした。」
「・・・・・え?」
今何と言った?質問は終わり?じゃあ、もう用済み?
そんな、私はちゃんと答えた、嘘もついてない、なんで、なんでなんでなんで!
「・・・・・いや。」
「ん?」
「・・・嫌、死にたくない・・・死にたくない!」
力の限り暴れる。でもそんなことは無意味だと言わんばかりに、拘束具は音を立てるだけで緩まる気配もない。
もうだめだ・・・そう思っていた時、部屋の扉が開いて誰かが入ってきた。
「こら〜! 怪我人をいじめちゃダメでしょ!」
「? そんなつもりはありませんが?」
「考えても見てよ代理人ちゃん、目の前に・・・そうね、人権団体のマッドサイエンティストが突っ立ってたらどう思う?」
「・・・・・あ〜。」
「そういうこと。 ほ〜らもう大丈夫だよ〜。」
入ってきたのは白衣を着た女性だった。しかも代理人と親しげに話しているどころか、代理人もこの人の言うことを聞いている。
・・・まさか、鉄血側にも人間が?そいつらが襲撃を手引きした?
「あ、自己紹介がまだだったね。 鉄血工造グループの開発部門所属で人形カウンセラーの『サクヤ』よ、よろしくね。」
「S09地区の街でカフェを経営しています、代理人です。」
「・・・・・は?」
え?人形カウンセラー?カフェ?しかもS09ってあの激戦区の?
エリートモデルである私は頭脳をフル回転させてみるが、吐き出されるのは意味不明の四文字だけ。
これはアレかしら?新手の洗脳かしら?
「・・・まぁ混乱するのも無理はないかな、私もそうだったし。 ・・・ところで、もう動けるよね?」
「え? えぇ。」
「よし、じゃあ行こっか。 代理人ちゃん、コレ外してくれる?」
「わかりました。」
拘束具が外され、サクヤと名乗る人物の手を借りて立ち上がる。随分長いこと寝ていたのか、平衡感覚の機能が少しズレ、立ちくらみのようになる。
手を引かれたまま、私は部屋の外へ出て行った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
向かった先は敷地内の
・・・もちろん、そんな施設聞いたこともない。
「ここね。 え〜と・・・HK416ちゃん?」
「・・・何かしら?」
「少しショックな光景かもしれないけど、取り乱さないでね。」
「その時は私が抑えますので。」
ショックなこと・・・それを聞いて思い当たることは一つだけ。
胸が締め付けられるような感覚を必死に抑え、扉が開くのを待つ。
「・・・じゃあ、入るよ。」
カードキーを使って扉が開く。
そこにいたのは・・・
「・・・指・・・揮官?」
私の最愛の人が、眠っていた。腕には何本もの管が刺され、口元を呼吸マスクで覆っている。
走り出そうとして、代理人に止められた。
「!? 離してっ!!」
「病院ではお静かに。 サクヤさん。」
「とりあえず落ち着いて416ちゃん、今から説明するから。」
「指揮官はっ、無事なの!?」
「ぐえっ!? く、首が・・・」
「あ、ごめんなさい。」
「あ”〜死ぬかと思った・・・で、彼の容態だけど、一応峠は超えてるから安心していいそうよ。ただ、受けたダメージが大きかったから、まず後遺症は残るって。 それと、いつ目が覚めるかもわからないそうよ。」
「・・・でも・・・生きてる・・・のよね?」
「えぇ。」
スルッと代理人が力を緩め、私は彼の元に歩み寄る。震える手で触れた彼の頬は暖かく、生きていることを証明してくれた。
生きていてくれた・・・それだけで救われた私は、そのあと日が暮れるまでずっと泣きながら、彼の手を握りしめた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「じゃー説明するね。 改めてだけど私は『サクヤ』、あなたと同じで
「・・・・・はい?」
放っておけば彼が起きるまで泣いていたであろう私は代理人たちに引きずられ、病院の会議室に来ていた。
そこで言われたのがこの言葉。・・・頭のおかしな人なのかしら?
「・・・今、頭のおかしな人とか思ったでしょ?」
バレてる。
「・・・気持ちはわかりますが、事実です。」
こちらをご覧ください、と言って映し出されたプロジェクターには過去の主だった出来事が載せられていた。
違いは一目瞭然だった。言ってしまえば平和そのものとしか言えない年表、作り物だとしても出来が悪すぎるくらいにめちゃくちゃなものだった。おまけに今は20YY年・・・私の記憶よりも半世紀以上先だった。
「これを・・・信じろって?」
「信じられないのはわかってる、私もそうだったからね。」
「私も一人、そのような人物を知っています。 もっとも、彼女は少しイレギュラーですが。」
「じゃ、じゃあ・・・」
年表と代理人の顔を交互に見る。年表には蝶事件の文字もなく(代わりに鉄血工造クーデターというのはあった)、以後も鉄血が人間と戦っているという表記もない。
鉄血工造の病院、人形カウンセラー、敵意のなさそうな鉄血人形、そしてそんな環境で拘束されていない私。加えて言えば私が目覚めた時はすでに修復済みだった。
そこから導き出される答えは、この年表が正しいものであるということだった。
「・・・私は・・・どうすれば・・・」
「一応こっちにもグリフィンはあるけど。」
「戦わない、という選択肢もあります。」
そう言うと代理人は顔を近づけてきて、耳元で囁やく。
「・・・彼とずっといられますよ。」
「へぁ!?」
「ふふっ、指輪までしていて気付かないとでも?」
自分でもわかるくらい顔が赤くなる。
結局その日は、彼との馴れ初めなんかを根掘り葉掘り聞かれるのだった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「・・・これで最後ね。」
目覚めてから一週間。
私たちがこの世界に来たのはおよそ二週間前だと言うから、一週間くらい眠っていたことになる。
あの後は近くの街に出てみたり、資料室でこの世界のことを調べたりしていた。道中で鉄血のハイエンドたちに出くわした時は、一瞬心臓が止まったかと思った。
二日もするともう違う世界なんだと言うことに疑問を持つことも無くなり、これからどうすべきかを考えることが多くなった。。
ある時、私たちを助けてくれたと言う人形たち(F小隊というらしい)と会い、私たちが司令部ごとこちらに来ていたことがわかった。
私はすぐにサクヤさんに相談し、調査隊に組み込んでもらえることになった。
「416さん、こっちも終わりましたよ。」
「ありがとう。 ・・・それは?」
「ん? あぁ、彼女らの遺品です。 世界が違えど、私らの同僚ですから。」
そう答えたVespidは、他の仲間たちとともに遺品(銃やコア、その他それとわかるパーツ)を集めては、丁寧に梱包していく。
・・・不思議なものね、敵同士だったはずの彼女らとともに作業なんて。
私も司令部内を歩きながら、残ったデータをコピーしたり仲間の遺体を回収したりしていた。当然ながら生き残りはいなかったが、その顔はどこか満足げな表情だった。流石に外で散っていった仲間はこっちに来ていなかったようで、回収できなかったことが残念だった。
ふと足を止める。
司令室と書かれたその部屋はまだあの時のままで、壁には指揮官のものと思われる血がこびりついていた。
(今更だけど、よく助かったものね。)
崩れかけた机に手を置き、目を瞑る。
思い起こされるのは、初めてここに来たあの日のこと、そしてそれからの毎日。
もう帰ってこない、毎日。
pppppppp
「? はい。」
呼び出し音が鳴り、端末(サクヤさんに持たされた)が震える。発信者は、あれ以来なにかとよく相談に乗ってもらっているF小隊の隊長、F45だった。
『こんにちは416さん。 突然ですけどすぐに屋上に出てください、もうすぐ着きますので!』
「え? 何よ急に。」
『それはって11!? 待ってまだ私が話しt・・やぁ久しぶり。 理由は聞かずにすぐに来て、以上。』
「あ、ちょっと!・・・切れちゃった。」
なんなのかしら?とにかく屋上に向かうため、集めた遺品は作業中の彼女らに預けることにした。
崩れかけた階段を上がり、屋上に出た頃にちょうどヘリがやってきた。
「ナイスタイミング! すぐに乗って!」
「理由も言わずに連れていくつもり!?」
「Waiting for you! C’mon!」
「え!? 何て!?」
「あ〜もう! つべこべ言わずに乗って!」
無理やりヘリに押し込められると、パイロット(彼女らの指揮官らしい)は機体を急転させる。
さっきはあんまり聞こえなかったけど、誰かが待っているらしいわね・・・グリフィンのお偉いさん、とか?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「・・・・・。」
「416・・・なのか?」
F小隊に連れていかれた部屋で待つこと五分弱、扉が開くと同時に私は言葉を失った。
病人服を着て車椅子に座っているが、紛れもなく指揮官だった。
気がつけば私は彼のもとに駆け寄り、抱きついていた。
「指揮官・・・指揮官・・・!」
「416・・・本当に君なのか?」
「当たり前でしょ・・・私の指揮官。」
「あ・・・あぁ・・・416・・・。」
—————————————————-
「上手くいったようですね。」
「あ、代理人さん。」
感動の再会に当てられて涙目(45に至っては号泣している)になっているF小隊のそばで、車椅子を押してきた代理人が言う。
後遺症として下半身麻痺、医者はもう二度と自力では立ち上がれないだろうと言っていたが、そのほかでは特に異常はないらしい。寝たきりだったせいで体力の衰えなんかはあるが、それも一週間ほどリハビリすれば退院できるとのこと。
「彼に関してはサクヤさん同様、クルーガーさんの働き掛けで新しい戸籍が得られる手筈です。」
「そっか・・・って45姉もう泣き止みなよ。」
「よ”か”った”・・・ほ”ん”と”に”よ”か”った”よ”ぉぉぉぉ・・・」
「あぁもう鼻水が・・・11、ティッシュある?」
「え〜〜〜っと・・・はい。」
「・・・・・。」
「って416もまだ泣いてる!?」
抱き合った二人はお互いの存在を確かめ合うように、強く抱きしめ続けた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1ヶ月後
「う〜〜〜緊張する〜〜〜」
「な、なんで45姉が緊張してるのよ。」
「そう言う9も声が震えてるよ。」
「11だって、手が震えっぱなしだよ・・・ていうか416、大丈夫?」
「・・・nO prObLem・・・」
「めちゃくちゃ声震えてるよ!?」
「人間と人形の結婚なんて初めてじゃないか?」
「そうね。 でも、そんなこと関係ないわよハンター。」
「・・・それもそっか。」
「ねぇ416、私たちも・・・その・・・」
「何かしら9? 私はいつでもOKよ。」
「っ!?(ガタッ)」
「座りなよ45。」
「・・・人形と、か。」
「ヘリアン? いくら合コンダメだったからってそっちにいくつもり?」
「お前が言うな。 SOPとデキているくせに何を言う。」
「・・・何? それは本当か?」
「あなたは私の父親ですかクルーガーさん?」
『それでは、新婦のご入場です。』
扉が開き、ウェディングドレスをまとった
新婦のもとについた彼女・・・HK416は、自身のパートナーに微笑みかける。
「・・・綺麗だよ、416。」
「ふふっ、ありがとう指揮官・・・いえ、
青空が広がる今日、また一つ新しい誓いが立てられた。
指揮官と人形という枠を超えた、新しい誓いが。
end
カカオの錬金術師 様の短編小説『死する時は共に』より指揮官とHK416をお借りしました。
救わなければならない使命感に駆られた、後悔はない!
というわけでいろいろ解説
指揮官とHK416
別の世界のS06地区所属。かなり古い付き合い。
詳細は元作品。
こっちでは二人ともグリフィンではなくなり、新しい道を歩みだす。
サクヤ
平行世界の人第一号。
今後もこういったコラボ回のときは積極的に出していきたい。
F小隊
じつは最初から出すことが決まっていた。
F416はいつも通りグー◯ル翻訳先生頼み。
代理人
ぶっちゃけこの人出さないと喫茶 鉄血ですら無くなるという理由で出した。
はじめの事情徴収のときはもともとアルケミストを出すつもりだったが、Sっ気が止まらなくなったのでボツ。
遺物『S06司令部』について
内部には多数の人形や戦闘データが残されており、極めて貴重な資料である一方、新たな火種となりかねないことから我々鉄血工造は本件から手を引くと共に、回収された同胞たちの遺品も処分することとする。
グリフィン、IoPも同様のようで、調査資料は極秘とし厳重に保管、調査後は当該遺物の破壊を実行する。
なお観察対象二名への監視も同時に打ち切る予定。
鉄血工造幹部会の議事録より