喫茶鉄血   作:いろいろ

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気がつけばUA15,000越えだしお気に入りも150人近くいるし評価にも色がついてるし・・・書き始めてまだ半年も経ってないのにここまで評価をもらえるとは思いませんでした。
皆さん本当にありがとうございます!


てな訳で番外編!
今回は
・不器用な男
・IoP開発部特別会議
・未来予想図
です!


番外編8

番外8-1:不器用な男

 

 

温泉旅行、その初日の夜。

一人部屋でのんびりくつろぐ指揮官は、扉をノックする音で立ち上がり、扉を開ける。

 

 

「あぁ代理人、よく来てくれた。 入ってくれ。」

 

「えぇ、失礼します。」

 

 

指揮官の部屋を訪れたのは代理人だった。というのも、先ほどの夕食の時に指揮官が誘い、代理人がそれを受けたためだ。

スプリングフィールドあたりが聞けばパニックになりそうな出来事である。

 

 

「代理人、酒は?」

 

「そこそこですが。」

 

 

テーブルに向かい合って座ると、指揮官が用意していた日本酒をお猪口に入れて乾杯した。

それから二人は他愛もない世間話から始まり、互いに部下を持つ身(代理人の場合は鉄血時代のこと)として意見を言い合ったりと、静かだが楽しいひと時を過ごしていた。

飲み始めてしばらくし、互いに少し酔いが回ってきた頃、それまでニコニコと笑っていた代理人が突然真顔になり、口を開いた。

 

 

「・・・それで、話したいこととは?」

 

「・・・気づいていたのか。」

 

「ただ世間話をするだけで呼び出すような人ではないと思っています。 今までの話も有意義なものでしたが、わざわざ呼び出してまで話すことではないでしょう。」

 

 

代理人はじっと指揮官を見つめ、指揮官も目をそらさずに見返す。

見つめ合うこと数十秒、指揮官が口を開いた。

 

 

「そうだな、では話そう。」

 

 

覚悟を決めたような顔つきで、大きく息を吸い込む。

 

 

「代理人、君に聞きたいことが一つある。」

 

「答えられるものであれば。」

 

 

いつも、こんな休暇の最中であっても真面目な指揮官が、さらに真面目になって聞くことだ、容易に相談できないことだろう。

代理人も覚悟を決めて、彼の言葉を待つ。

 

 

 

 

 

「皆が、店にいる時のことを聞きたいのだ。」

 

「・・・・・は?」

 

 

思わず間の抜けた声が出てしまう。

店にいる時の? 皆というのは部下なことか? え、それだけ?

 

 

「それだけですか?」

 

「あぁ、それだけだ。」

 

 

なんでまたそんなことをと聞けば、指揮官は語り出す。

妙に暗かったモシン・ナガンが明るくなったのを皮切りに、司令部に所属する人形たちに笑顔が増えていったという。もともとブラックどころかグリフィン有数のホワイトな職場だが、皆今まで以上に生き生きとしてきたらしい。

そしてその人形のほとんどが喫茶 鉄血、もしくは代理人と関わっているということを突き詰めたのだ。

そこで彼は思った。自分は皆のことをあまり理解していないのだと、素の彼女らを知らないのだと。

 

 

「・・・ふっ、ふふふっ・・・」

 

「む、何かおかしなことを言ったか?」

 

「ふふふふ・・・いえ、ただ・・・」

 

「ただ?」

 

「不器用な人だな、と。」

 

「なっ!?」

 

 

コロコロと笑う代理人に一瞬ムッとする指揮官だが、代理人はコロコロと笑い、話を続ける。

 

 

「特別なことはしていませんよ。 ただふらっと現れて食事をして、話したいことを話して帰っていくだけです。 頼まれれば相談に乗ったり手伝ったりもしますが、私から何かしたことはありませんよ。」

 

「・・・・・。」

 

「それに、皆さんはあなたのことをとても慕っていますし、あなたのことが好きなんですよ。 だから迷惑はかけたくない、心配かけたくないということです。」

 

 

どちらも本当に不器用ですね、と代理人が締めくくると、指揮官は黙って代理人を見る。

彼女の表情からは本心は読み取れない。だが彼女の言っていることは本当だと、その雰囲気で理解できた。

そして、なぜ人形たちが代理人と話したがるのかも・・・。

 

 

「ふっ、君に相談するとなぜかスッキリするな。」

 

「買い被りすぎですよ、たかが人形相手に。」

 

「私はこれでも指揮官(人形の長)だ。 人形を見る目はある。」

 

 

ニヤッと指揮官が笑うと、つられて代理人も笑みを浮かべる。そしてカラになったコップに残りの酒を注ぎ、再び乾杯する。

 

 

「何にですか?」

 

「そうだな・・・皆が楽しくいられる世界に、か?」

 

「随分キザなことを言いますね。」

 

「嫌いか?」

 

「いいえ、気に入りましたよ。」

 

 

カチンッ

コップの音が響いた。

 

 

end

 

 

 

番外8-2:IoP開発部特別会議

 

 

「えー、では会議を始めます。 まずはこちらをご覧ください。」

 

 

スクリーンに大きく映し出されるフェレットの着ぐるみ。サイズや重量、その他の機能まで全て記されているそれを見ながら、IoPの研究者たちは頷いた。

 

 

「うむ、いい出来だな。」

 

「マスコットとしての愛嬌と使用者の保護機能・・・完璧です。」

 

「実際使用した際、やはり子供を中心に好評を得ています。」

 

 

口々に賞賛の声を上げる技術者たち。そんな中、一人の技術者が手をあげる。

 

 

「・・・で、本題は? まさかこの報告だけではないだろう?」

 

「おっと、そうですね。 では本題に入りましょう・・・このマスコットの改善案です。」

 

「廃止しろっつってんのよ!」

 

 

会議室の隅、ポツンと置かれた椅子とそれに座る人形が一人いた。この着ぐるみの使用者、Five-Sevenである。

 

 

「廃止だと? おいおい冗談はその胸だけにしたまえ。」

 

「は? さては貴様ヒンヌー教徒だな!」

 

「このデカパイの魅力がわからんとはゆ゛る゛せ゛ん゛!」

 

「胸なんて飾りです! 偉い人にはそれがry」

 

「なら貴様らはあの胸を揉みしだきたくないのか!? 私は揉みしだきたい!」

 

「何言ってんのよあんたら!?」

 

 

議論が白熱するが、57にそれを止めるすべはない。というのも両手両足ともにガッチガチに固定されているのだ。

・・・こうでもしなければ殴りかかっていただろう。

 

 

「・・・で、改善の要求点は一つ、暑すぎるということです。」

 

「使用者曰く、汗が止まらなかったと。」

 

「汗で蒸れ蒸れの57・・・いいじゃないか!」

 

「改善の必要なし、解散!」

 

「待てええええええええ!!!!!」

 

 

57の悲痛な叫びに白い目を向ける研究者たち。57の常識など、この天才(変態)たちには通用しないのだ。

 

 

「やれやれ、これだから最近の若者は。」

 

「仕方がない、不本意だが考えるとしよう。」

 

「まったくだ。」

 

 

不承不承といった感じで座ると、そこは天才らしくすぐに案が飛び出す。冷却機構を備えるべきだとか排熱性をあげるとか吸水・脱臭機能もいるとか・・・

 

 

(初めからそうすれば良かったのよ。)

 

 

げんなりとした57は、もう大丈夫だろうと思い一眠りすることにした。流石に疲れたし、会議が終わるまでどうせこのままだ。

・・・だが、果たしてコイツらがまともに会議を終わらせるだろうか?そこまで考えが廻らなかったのが、57の失敗だった。

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

「よしっ! これでまとまったな!」

 

 

びっくりするほど元気のいい声で、57は目を覚ます。残念ながら目をこすることはできないので瞼をパチパチさせて、そしてモニターを見る。

 

 

「って何よそれええええええ!?」

 

「残念だな57君、もう可決されたよ。」

 

 

そこにあった修正案は、一見すればまともなものだった。以前の防御性能をそのままに、内部で温度調整可能なナノマシンを散布することで快適な温度を保つというものだ。

・・・ただ一点を除けばだが。

 

 

「このナノマシンは元々人形の特殊外装に使用される予定のものでした。 なので、通常の衣服などを着用した場合に十分な効果を得ることが難しくなってしまいます。

というわけで、使用の際はあらゆるものが身につけられなくなります。」

 

「ふざけんじゃないわよ! 女の子に・・・は、裸になれっていうの!?」

 

「言うも何も、すでに経験済みだろう?」

 

「好きでやったんじゃないわよ!」

 

 

何が楽しくてわざわざ真っ裸にならなければならないのか!

憤慨する57は抗議の声を上げ続けるが、()()()()()と思われているため聞く耳持たないといった感じだ。

 

結局この案が採用され、57は泣く泣く着ぐるみを受け取るのだった

 

 

end

 

 

 

番外8-3:未来予想図

 

 

『まもなく、S06地区南、S06地区南でございます。』

 

 

バスの車内アナウンスで目を覚ます。S09地区から長距離バスに乗って、『UMP9』はS06地区までやってきた。窓の外には牧草地帯が広がり、あちこちに動物たちが見える。

大きく伸びをして固まった体をほぐすと、ポーチから端末を取り出して目的地を確認する。

 

 

「え〜っと・・・停留所を出てメインストリートを真っ直ぐ、銀行の角を曲がってしばらく道なり・・・タクシー使おうかな。」

 

 

そう呟いて端末を閉じる。

彼女がここにきた理由は主に二つ。世界を見て回りたいという本人の希望と、代理人から『あなたに会わせたい人がいる』と言われたからだ。

期待と不安がないまぜになる中、新調した義手を撫でながら窓の外を眺めた。

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

大きな街のメインストリートというだけあって、平日にもかかわらず多くの人間が行き来していた。車道には絶えず車が走り、昼前ということもあってか飲食店も賑わいを見せている。生まれてこのかたこれほど多くの人間に出会ったことのない彼女は、ただただ驚くばかりだ。

 

 

(・・・本当に平和なんだ、この世界は。)

 

 

人混みの中には民生人形もちらほらいるが、よく見ると鉄血製の人形も見かける。建物の工事現場では、プラウラーやダイナゲートといった鉄血機械兵たちが資材を運ぶ姿も見かける。あっちの子供が抱えているのは、どうやらダイナゲートを模したぬいぐるみのようだ。

 

 

(そっか・・・違う世界なんだから当然だよね。)

 

 

この世界に流れ着き、こっちの404小隊たちと出会ってそれなりに経つが、彼女は未だにこの世界に馴染めていなかった。

生まれた時から世界は荒れ果てていた。物心ついた時からその手にはペンではなく銃を持っていた。

だからだろう、人形を演じることになってもなんとも思わなかった。

 

 

(・・・来るんじゃなかったかな。)

 

 

いろんな場所を、人を見れば見るほど、自分だけ浮いているような気がしてくる。

小さくため息をつくと、もう一度端末を取り出して位置を確認する。約束の時間には少し早いが、目的地はすぐそこだ。

 

 

(会わせたい人って、誰だろう?)

 

 

代理人の知り合い・・・ということは、やはり鉄血のハイエンドだろうか?そういえばあのイェーガーにまだ謝っていなかったな。

などと思っているうちに、端末上では現在地と目的地が重なる。顔を上げると、こじんまりとした真新しい喫茶店が目に入る。看板や幟には、『café 416』とある。

 

 

(・・・416?)

 

 

店に入ると、主婦や学生を中心にそこそこの賑わいを見せている。と、奥からエプロン姿の鉄血人形がやってきた。服装こそ違うが、確かブルートという人形だったはずだ。

 

 

「いらっしゃいまs・・・あ、UMP9さんですか?」

 

「え? あ、はい。」

 

「わかりました・・・店長、来られましたよ。」

 

 

ブルートが呼ぶと、今度はエプロンにポニーテールという装いのHK416が現れる。・・・416っていっても色々いるんだね。

 

 

「だから私は店長じゃないと・・・いらっしゃい、今ちょっと忙しくてね、悪いけど座って待っててくれる? 飲み物はサービスするわよ。」

 

「・・・じゃあ、コーヒーで。」

 

 

注文を聞いて再び奥に消える416とブルート。

9は空いている席へと移り、先ほどの416のことを考える。代理人が会わせたかった人とは彼女のことだろうか。

確かにこの喫茶店はグリフィンとも関係なさそうだし、彼女もグリフィンの所属ということでもなさそうだった。

コーヒーが運ばれてきて、一口啜る。合成粉末のものではなく、天然物のコーヒーは美味しかった。

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

「待たせたわね。」

 

「いえ、全然。」

 

 

やや日が傾き始めた頃、店の客がいなくなるまで待って店じまいを始める。その間に奥の部屋に案内された9は、今416と人間の男性に向かい合って座っている。

 

 

「じゃあ改めて、私は元グリフィンのHK416。 こっちが私の指k・・・夫よ。」

 

「はじめまして、僕は◯◯、まぁ416の元指揮官だよ。」

 

「えっと、UMP9です。」

 

 

いつものニコニコ顔で応える。と、416がじっとこちらを見ていた。

 

 

「・・・本当に人間なの? 人形の9にそっくりね。」

 

「あははは・・・まぁ色々ありまして。」

 

「ふぅん・・・・・いつまで『UMP9』でいるつもりなの?」

 

(っ!?)

 

 

まだ会って話して数分程度、それだけなのにどこか見透かされているような気がした。ポーカーフェイスを保ったまま答えを返すよりも早く、416は話しはじめた。

 

 

「・・・まぁ気持ちも分からなくはないわ。 私たちも似たようなものだからね。」

 

「え?」

 

「僕たちも、ここに流れ着いたんだよ・・・死ぬ間際にね。」

 

 

そして語られる彼らのこと。

一介の指揮官として人形たちを率い、鉄血と戦ってきたこと。仲間と過ごしてきたこと。鉄血の奇襲に合い、全てを失ったこと。

そして、この世界に来たこと。

 

 

「・・・・・。」

 

「僕も悩んだよ。 みんなを殺したも同然なのに、のうのうと生きていていいのかって。」

 

「私は彼がいたからまだ落ち着いて入られたけど・・・いざ戦わなくていいって言われた時は、困惑したわ。」

 

「・・・・・。」

 

 

代理人が会わせたいと言った理由がわかった。話を聞けて少し気が楽になったのも事実だ。だが、結局は支えとなる人がいたからだと諦観する。

自分はいつからこんなに捻くれてしまったのだろうか・・・自己嫌悪に陥る9に、416は名刺を差し出す。

 

 

「?」

 

「一人で抱え込んでもいいことなんてないわ、困った時はお互い様よ。」

 

「そうそう、遠慮せずに頼ってくれていいよ。」

 

「はぁ・・・・・ん?」

 

 

名刺を見ると、そこに書かれていた416は『HK416』ではなかった。

隣の彼と同じファミリーネームが付いているのだ。

 

 

「え? これって・・・え?」

 

「あら、驚いたかしら。 こっちに来た時に作ってもらったのよ。」

 

「僕も驚いたよ。 いくら平等だからって人形にも戸籍が作れるなんてね。」

 

 

ポーカーフェイス・・・はもはや諦めて唖然とした顔で二人の顔と名刺を見比べる。これではまるで・・・人間ではないか。

そこで街の様子を思い出す。人間も人形も混ざったあの大通りにいたのは、『人間と人形』ではなく『人』だったのだと。

 

 

(・・・私も、『人』になれるの?)

 

「なれるわよ。」

 

 

びっくりして416の顔を見る。ついでに自身の口元を抑えるが、それが416を笑わせることになる。

 

 

「あははは、別に声に出してたわけじゃないわよ。」

 

「・・・え?」

 

なんとなく、『人になれるのかなぁ』とか考えてそうだったからね・・・っていうかあなたそんな顔するのね。」

 

「うん、こう見ればふつうの女の子だよ。」

 

「へぁ!?」

 

 

ボッと顔が熱くなる。いやそういう意味で受け取ったわけではないが、その手のことに一切耐性がないのだ。

両手で顔を抑えてしばらくして、おずおずと上目遣いで問う。

 

 

「・・・私が? 人形の生き方しかできない私が?」

 

「それがどうしたのよ、そんなこと言ったら私はそもそも人形よ。」

 

「戦うだけの過去でも、未来がそうだとは決まっていないよ。」

 

 

そう言われて俯く9。

時間にして数分、やがて9は立ち上がると、お礼を言って店を出て行く。

それを見送った二人は顔を見合わせると微笑み、416の名刺の代わりに置いていった紙のアドレスを登録した。

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

太陽がビルの陰に隠れている。

通りは帰宅する人でごった返し、道路は渋滞気味だ。

 

9は大きく息を吸うと、バッと顔を上げる。

その顔には、何かを決意したような表情を浮かべていた。ポーチから端末を取り出し、電話をかける。

 

 

「もしもしお姉ちゃん? 今大丈夫?」

 

『あ、9! 大丈夫だよ、ちゃんと会えた?』

 

「うん。 ・・・それでね、一つ聞きたいことがあるんだけどいい?」

 

『ん? なになに?』

 

「・・・戸籍って、どこで作れるかな?」

 

『えっ? 戸籍?』

 

「そう。 戸籍を作ってから私、旅に出てみる!」

 

 

姉との通話を終えて、帰路につく9。

UMP9のような、しかしいつも以上に生き生きとした笑顔を浮かべながら、確かな足取りで歩いていった。

 

 

 

end




UMP9の話だけで半分以上あるという・・・まぁいっか。

そう言えばイベントが近いようですが、果たして今回の難易度はどうなんでしょうか・・・攻略情報が出てから挑みたいと思います。


というわけで各話解説。

8-1
三十二話の後、三十三話と同じ時間でのお話。
何気に指揮官とここまで話す機会がなかったのでやってみた。
二人ともそこそこお酒が飲める。

8-2
三十五話のその後。
何かと脱がせたくなる57・・・いや、あんなエロボディ見せられたらそうなるやろ。
着ぐるみは倉庫に封印されました。

8-3
三十四話の後日談。
畑渚 様のとこのUMP9の悩み、というか闇を晴らすために、カカオの錬金術師 様とのコラボ回で登場した二人を出しました。
なお人形には一応寿命というものがないので、数年に一度戸籍の更新が必要。戦術人形として戦場に戻る際は、一度戸籍を取り消す(申請すれば再び戸籍を与えられる)。


※ブルート
鉄血工造が貸し出してる人形のうちの一つ。
新しくお店を開きたい、でも人件費とかを今からかけたくない、でも人手が欲しい。
そんな要望に応え、鉄血工造では人形を貸し出すサービスを行なっている。数年契約で、その後は返品となる。ただし、そのまま使い続けたいという場合は購入。この場合、新品を買うよりも安くなる。

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