ここは幻想郷おもに人間、妖怪、神の3つの種族が暮らす奇跡の世界。
そして、この物語はその奇跡の世界で暮らす一人の巫女のお話…。
ここで軽く幻想郷のことについて説明しよう。
幻想郷とは、外の世界から隔離された小さな世界。
そこには、冒頭でも言ったが人間、妖怪、神の3つの種族が暮らしている。
そして、幻想郷にはルールがある。
それは、妖怪は人間を襲い人間が妖怪を退治するという者。
しかし、ほとんどの人間はそんな妖怪を倒す力は持っておらず妖怪を倒すエキスパートがいる。
それが博麗神社の巫女 博麗霊夢!と普通の魔法使い霧雨魔理沙である!
彼女達は普段から共に妖怪退治を行ういわば親友的存在であった…。
これは、そんな幻想郷のある日常…。
ここは、博麗神社。
現在そこには博麗の巫女と数多くの者達が集まっていた。
霊夢「あ〜、疲れた〜」
一人の赤いリボンが特徴の少女が囁いた。
そう彼女こそが博麗霊夢。
異変解決の専門家の一人である。
そして、その横には…。
魔理沙「な〜に行ってんだ霊夢。まだ、宴会は始まったばっかりだぜ?」
と霊夢に語りかける黒白の服を着た少女がいた。
察しはついていると思うがそうこの少女こそ博麗霊夢と共に異変解決を行う霧雨 魔理沙である。
霊夢「分かってるわよ。でもね〜ここにいる奴ら殆ど私に準備を任せて自分たちはただ酒を飲んで花を見たりするだけ。なんか、私だけ損なきがするのよね〜」
二人の会話から察するにどうやら今は博麗神社で宴会を行なっているようだ。
魔理沙は、そんな疲れている霊夢に優しく語りかけた。
魔理沙「でも、すげぇよなぁ〜」
魔理沙が宴会に集まった者を一人一人確認するように見ていく。
霊夢「何が凄いのよ?」
魔理沙「だって、この宴会にいる奴って殆どが全員敵だったんだぜ。それなのに今じゃ一緒に宴会をする中になってると思うと不思議でたまらなくなる時があるぜ」
そう魔理沙の言う通り実はこの宴会に集まっている妖怪達は殆どが霊夢と魔理沙によって退治された者。
しかし、今となっては不思議なほど仲が良く本当に敵だったのかさえ疑えてくる。
霊夢「あら?そんな事言ったら私たちだって元々敵同士だったじゃない?」
そう告げると霊夢は魔理沙に少し微笑みかける。
魔理沙もその微笑みに答えるように笑みを浮かべた。
魔理沙「あれ?そうだったっけ?昔のことなんて忘れちゃったな〜」
明らかな棒読みをする魔理沙。
霊夢「ふふ。何が忘れちゃったよ。あの時のあなたったら……。ふふふふ」
思い出し笑いをしたのか笑いが止まらない霊夢。
魔理沙は、そんな霊夢の笑いを見て頰を赤らめた。
魔理沙「やめてくれよ霊夢。あれは、私の黒歴史なんだぜ」
口調が少し早くなり慌てた表情を浮かべる魔理沙。
しかし、霊夢はそんな魔理沙の表情を面白がってか更に魔理沙の方について話し始めた。
しかもそんな霊夢の話につられてか周りにいる妖怪達まで霊夢の話に耳を傾ける。
調子に乗った霊夢はそのままの勢いで魔理沙と出会った頃の話を始めるのであった。
霊夢「ごっほん。それでは今から私と魔理沙の昔話をしたいと思います」