大魔王に転生   作:akyu

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下僕

 グレイフィア・ルキフグスを下僕にし居城へと帰還した。

 玉座の間へと来た俺は、取り敢えずグレイフィアを起こすべく魔力を流し込む。

 

 「!?・・・・・・・ッ、アアアアアアァァァァ!」

 

 流された魔力に反応してグレイフィアは目覚めるが、いきなり流されたためか体を痙攣させ身悶える。頬は赤く染まり、恥じらいもなく声を上げる。

 暫くしてそれも収まり、息を荒げながらも俺を見上げる。

 

 「おはよう、グレイフィア」

 

 「・・・・・・ッ!? これはっ!?」

 

 グレイフィアは俺の声に反応し立ち上がり、自分の服が破かれ素肌を晒しているのに気づき、手で隠そうとしたところ、胸元にある刻印に気づく。

 

 「ああ、それは俺の下僕の証だ。本調子じゃないが配下になった者に俺の魔力を下僕にとって最適な力として無限に供給できる」

 

 「そんなことが・・・・・・・・」

 

 俺の言葉が信じられないのかグレイフィアは呆然となり、胸を隠すのを忘れており俺に胸を晒したままとなっていた。

 

 「信じられないのならもう一度やってやろう!」

 

 俺は再び魔力をグレイフィアに流し込む。

 

 「!!?ッンンンンンンンン!」

 

 今度は声を上げることはなく体を震わせ頬を赤くする。しかし、俺は今ままで性欲といったものを感じなかったがエルに会ったことでそれらに対する欲も出てきており、グレイフィアの今の姿は非常にそそられる。

 だが、今は話を優先させるため、魔力供給をやめて話を続ける。

 

 「今のでわかったか?」

 

 「ハァッ、ハァッ・・・・・・・・は、い」

 

 息を荒げ、足を震わせながらもグレイフィアは返事をする。

 

 「そう言えば、まだ彼女がいたな・・・・・・・・・」

 

 「彼女?」

 

 「上を見てみろ」

 

 グレイフィアは俺に促され、俺が座っている玉座の頭上に視線を向ける。

 

 「!?・・・・・・・・・・聖書の、神。 神はケストラー様が殺したのではないのですか!?」

 

 グレイフィアは神が生きていたことに驚愕する。あの場面だけしか見ていないなら殺したと見られても仕方ないだろう。

 

 「いいや。あの時俺が封印される直前にはなったのは、俺の封印魔法だ。手に入れたいと思った者を殺すはずがないだろう」

 

 「・・・・・・でしたら、何故神は封印されたままなのですか?復活したのなら封印を解いてすぐにでも神を好きにするのでは?」

 

 グレイフィアの疑問は最もだな。

 

 「話した通り、俺は力の大半をまだ箱の中に封じられた状態でな。この状態でエルを封印から開放したら手痛い抵抗を受ける可能性があるからな」

 

 エルの力は落ちていたとしても全知全能の神と言われる存在だ。せめて半分ほどの力を取り戻しておかなければ何とかなるのだがな。

 

 「そこで優秀な下僕を集め、俺の力を取り戻すために動いてもらおうと思ってな」

 

 「・・・・・・・具体的に私は何をすればよろしいのですか?」

 

 「特殊な力、または強い力を持つ存在の命を集めろ」

 

 俺は手に杯を創り出し、それをグレイフィアに投げ渡す。

 

 「それを対象に向け命と力を吸え」

 

 「この杯で・・・・・」

 

 「上物を持って来たら褒美もくれてやるぞ・・・・・・」

 

 グレイフィアへと近づき彼女の顎に手を添え、耳元で囁く。

 

 「ッ!?」

 

 一瞬体を強ばらせ、離れようとするがそれを手で抑える。

 

 「俺に魔力を流された時、気持ちよかったろう?」

 

 「そ、そんなことは・・・・・・・」

 

 顔を赤面させ否定するが、すぐに嘘だとわかる。

 

 「最近は食欲以外に性欲も出てきたからな。まだ、やったことはないがな」

 

 「!?・・・・・・・た、戯れはよしてください。それにケストラー様は聖書の神に好意を抱いているのでしょう?」

 

 「ああそうだ。だからと言ってお前にそういう感情を向けないとは限らないだろう?」

 

 グレイフィアは緊張から体を震わせ始める。

 

 (だが、今日はここまでだな。)

 

 俺はグレイフィアから手を離して離れると、彼女はその場でへたり込んでしまう。彼女の反応からまだ経験したことがないのがわかる。あんなふうに強引に迫られた経験もないのだろう。

 そんな彼女を見ていると、神と一緒に自分好みに染めてみたいとゆう欲求が出てくる。

 

 「まぁ、それは後にして、お前が俺の下僕になった祝いだ。受け取れ」

 

 指を鳴らし、グレイフィアに魔力を放ち服装を変化させていく。グレイフィアの破れた服はその形を変化させ黒を基とし、少し金の刺繍のついたドレスの様なものへと変化する。それは彼女に刻まれた刻印が見えるように胸元は大きく開き、スカートは足が露出するように前側が開いており足にはガーターベルトのついたストッキングを履いており、後ろの方も背中からお尻にかけてのラインを強調するようになっている。

 

 「では、俺も動くとするか」

 

 「ッ! どちらへ行かれるのですか?」

 

 服装の変化に戸惑っていたグレイフィアは、俺の声に反応し問いかけてくる。

 

 「下僕は多いい方がいいからな。グレイフィア以外にも下僕を集める」

 

 「そうですか・・・・・・・・」

 

 「では、グレイフィア。お前も杯を満たしに行け」

 

 「かしこまりました」

 

 そう言ってお辞儀をし、何処かへと転移してゆく。俺もエルに視線を向け転移する。

 

 どの様な下僕にするか思考しながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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