エリカ、転生。 作:gab
高畑華が死んだのは中学1年になって少し経った頃だった。
足を滑らせ、学校の階段を転げ落ちた……と思ったら、もう死んでいた。らしい。
死の記憶はない。
気が付いたら、知らない部屋の中に佇んでいたのだから。
机の上にあったパソコンを使い、あまり得意でないキータッチで、ぽつぽつと担当者と名乗った相手の話を聞いた。
とにかく、
・死んでしまったけど、これから転生すること
・他にも華と同じ被験者がいること
・転生は何度もできて、そのたびに物語の世界にいくこと
・能力持ち越しでどんどん強くなること
・最初に特典として固有スキルを貰えること
は理解できた。
華はアニメや小説は大好きだ。ゲームも大好き。漫画もそこまで詳しくはないけど、ある程度なら知っている。テレビの映画視聴番組もいつも見ていた。
華の知っている世界なら、きっと楽しいだろうなあと考える。冒険したり、恋をしたり、魔法を使ったりできるんじゃないか、と期待に胸を膨らませた。
同じ被験者仲間とも会えたら嬉しい。お互いどんな冒険をしたか話すのも楽しいだろう。
固有スキルはドラクエの魔法を頼んだ。
バーに『ドラクエの呪文』と打ち込む。
だけど返事は《条件を絞り込んでください》だった。
厳選しなくてはいけないのか。
確かにドラクエの呪文は多い。あれをすべて貰うのは欲張りすぎたかな。華はちょっと自分がおかしくなってふふふと笑った。
それじゃあと『ドラクエの回復魔法』と頼むが、《条件を絞り込んでください》。
もっと厳選するのか。呪文名を書かなきゃだめとか? でもそんなに呪文を覚えていない。とりあえず覚えている魔法を全部書いてみよう。華は知っている限りの呪文を並べてみた。
『ドラクエの魔法(ホイミ、ベホイミ、ベホマ、ベホマラー、ベホマズン、ザオリク、ルーラ、キアリー、ラリホー、メダパニ、シャナク、メラ、メラミ、ヒャド、イオ、イオラ、イオナズン、ギラ、バギ、バギマ)』
それでも回答は《点数が足りません》。
まだ多いのか、と華は悩む。じゃあ初期魔法を少しずつと、それからどうしても欲しい回復と移動とかどうだろう? と考えた。
そこから何度かやり取りした。何度も何度も《点数が足りません》と言われてやり直す。
やがて、もしかするとルーラとベホマ以上の回復魔法、ザオリクが駄目なのじゃないだろうか、と気付いた。
考えてみるとルーラは行ったことのある街ならどこにでも何か所でも行けてしまうし、ベホマはどんな大怪我でも全回復してしまう。ザオリクは死亡した者を蘇生して全回復させる。
これでは点数が足りないのも頷ける。
華はまだ13歳で、英里佳ほどこのやり取りを理解していなかった。
たとえば『ルーラ』が駄目だったとしても、回数や場所を絞りこむなどの条件をつければOKが出る可能性もあったのだが、華はそれに気付かなかった。
華はまずザオリクを諦めた。
それでも点数が足りず、OKが出るまでひとつずつ減らしていった。
彼女の固有スキルは『ドラクエの魔法・ホイミ(回復・小)、ベホイミ(回復・中)、キアリー(解毒)、シャナク(呪いを解く)、ラリホー(眠らせる)、メラ(火・小)、バギ(風・小)』となった。
華がハナとして転生したのは『NARUTO』の世界だった。
知っている世界だったことにまずホッとした。といってもそこまで詳しくない。ナルトがいろんな忍と戦い、成長して、最終的に火影になる話だ。
そして、自分も戦わなくてはいけないことに気付いて恐怖した。この世界は対人戦だ。人を、殺すのだ。それは嫌だとハナは思った。
木の葉の忍の家に生まれ、両親ともに忍ゆえにハナも忍になる以外の道はなく、主人公ナルトと同時期にアカデミーに入った。
友人もできて、学校でわいわいと騒ぐのは楽しかった。主人公や主要キャラ達と一緒に過ごすことはアニメを見て育ったハナには興奮ものだった。
管理者からもらった身体は確かに身体能力が高く、本気で戦えばおそらく他の生徒よりもずっと強かっただろうと思う。
だがハナは戦わずにのんびり暮らしたかった。アカデミーでもそこまで修行に打ち込めなかった。
一番ビリにナルトがいるうえ、引っ込み思案で大人しいヒナタがいる。他の子供達も遊んでばかりで、少しサボっても身体能力の高いハナはじゅうぶん中ほどの成績をキープできていた。
やる気を見せて先生方に期待をかけられても困る。忍になりたくないのだ。だから普通に遊んで暮らした。
アカデミーの授業で習うことはそこまで難しいものではない。
体術や組手、手裏剣などの武器の扱い、それから分身や変わり身のような初歩的なものだけ。
うちはじゃないから有名なあの写輪眼もないし、便利な影分身も教えてもらえない。
もともと積極的に戦いたいタイプではなかったし、仕事で人を殺すのも絶対嫌だ。
だから忍になるのはやめて、原作知識で起きることを知っている『木の葉崩し』の時に隙を見て逃げようと思っていた。
それまでにドラクエの呪文を練習したかったけど、里は閉鎖的で常に人目がある。隠れて練習する場所がなかった。
ハナは原作知識で知っていたのだ。木の葉にはナントカというヤバい奴らがいて、そこでは人体実験でヤバいことをやっていることを。
ハナの魔法を知られたら、きっと途轍もなくヤバいことになることを。もしかしたら“柱間細胞”に続く“ハナ細胞”とか言われて移植用にされるかもしれない。移植ごときでドラクエ魔法が使えるわけはないのだけど、人体実験なんてする人たちをハナは信じられなかった。
だから、怖くて練習なんてできなかった。
木の葉を出れば、それからいっぱい練習しよう。ハナはそう考えていた。
12歳でアカデミーを卒業して無事下忍になれたハナは、初めての任務で、やっと里の外にでた。今まで厳しく禁じられていた外の世界に出れて、ハナは解放感でいっぱいだった。
里のすぐそばの森に行ってちょっと作業をするだけの簡単なDランク任務のはずだった。そこで隠れていた他国の忍に襲われてしまう。
「悪く思うなよ、こわっぱども」
酷薄な笑みを浮かべた忍の黒光りする刃が一瞬で迫り、あっという間に隣に立っていた仲間が死に、返す刀でハナも肩を切り裂かれる。
痛みと、初めてみた死に、身体が竦む。
死にたくない。
その想いで必死に叫んだ。
「メラ!」
止めを刺そうと近づいていた忍にもろに火の玉が当たる。肉の焼ける嫌な臭いが立ち込めた。火を消そうとわめきながら地面を転げまわる男を見下ろして立ち尽くす。
そうだ。これはゲームの呪文だけど、ここはゲームじゃない。
攻撃魔法を放てば相手を傷つけることができてしまう。これは、人を傷つける呪文なんだ。
ハナはやっと気付いた。その衝撃に唖然とした。
「このガキゃあ」
激昂した他の忍が刃を振るう。
あっという間のできごとだった。
ハナを殺した忍のぎらぎらと血走った目が、最期に見たものだった。
『転生の部屋』で華はため息をついた。
アニメは見てたのになあ。
水を歩くことも壁歩きも、影分身も、何もできないうちに死んでしまった。
チャクラの使い方は卒業試験だった分身の術しか知らない。戦いたいわけじゃないから構わないと言えばそうなのだけど。特典だって「メラ」を一度使っただけ。ちょっとゲームオーバーが早かったかな。
でも友達もたくさんできて、楽しかったかも。ナルトとヒナタも見れたし。
次も頑張ろう。
……ただ、次はもう少し、長生きしたいなあ。
華は、そう思った。
担当者に『今回はチャクラの量が多く設定されていた』と説明を受け、でも使い方すら知らないからあんまり関係ないな、とハナは思った。
死の恐怖を緩和されている華は、忍に殺された恐怖があまりなく、まだ『いろんな物語の世界に何度も行けるオトクな環境』の危険を、よく理解していなかった。
次の世界に生まれ、記憶が戻ったのは3歳だった。
華はハンナになっていた。
戸惑ったのは英語だったことだ。
両親や姉の流暢に話す言葉がまったく聞き取れない。
華は中学1年のはじめで死んだから英語教育はあまり進んでなかったし、はっきり言って苦手だった。今世はまず英語アレルギーを克服するところからかあ。
幼い華は……ハンナはそっとため息をついた。
幸いなことに3歳まで英語のシャワーを浴びて生きてきたハンナの耳は英語に馴染みがあったし、3歳児に語り掛ける母親の言葉は、やさしく、単純で、ハンナは少しずつ英語に慣れていった。
ハンナは両親と4つ上の姉との4人家族だった。
前世NARUTO世界の家族はシノビ一家で、父も母も任務でほとんど帰ってこなかった。
ここが何の世界かはまだわからないが、優しいお父さんとしっかりもののお母さん、こまっしゃくれたお姉ちゃんとの和気あいあいとした家庭に、ハンナはすっかり魅了された。
殺伐とした前世で味わえなかった楽しくて穏やかな生活を、ハンナは満喫していた。
ある日、唐突に、ここが何の世界か気付いた。
父親が杖を振るい、魔法を使ったのだ。
『レパロ』
父の呪文で、罅の入ったテーブルがあっという間に直ってしまったのだ。
魔法だ。『レパロ』という呪文にも、父の杖の構え方にも、すごく覚えがあった。
ハリー・ポッターだ。
魔法には心が躍った。
でも。また戦いの世界かあ。ハンナはため息をついた。
ここはマグル界で、ハンナの家にもテレビや電話があった。
マグルの近所付き合いもあって、ハンナの家には動く写真も、目立つ魔法具も置いていない。
でもこっそり魔法を使っているし、大きな暖炉は魔法界へ繋がっているらしい。
お父さんは純血で魔法省に勤めている。お母さんはマグル生まれの魔女で今は子育て中の専業主婦。ホグワーツに入るまでの教育がマグル街のほうがしっかりしているため、マグル街で暮らしているらしい。
ハンナは半純血の魔女のようだ。
ヴォルデモートが復活するとマグル生まれのお母さんは酷い目に遭うかもしれない。杖を取り上げられ裁判で虐められ、アズカバンに入れられてしまう。
ハンナはそれは嫌だと考えた。
それに、できるなら原作で死んだシリウスやセドリック、スネイプ先生を助けたい。でも家族も心配だ。
いざとなったらみんなで逃げようと説得しよう。ハンナはそう心に決めた。
7歳になった。
11歳の姉ペネロピーにホグワーツから入学許可書が届いた。
両親は喜び、学用品を揃えるため買い物に行くことになった。ハンナも初めてダイアゴン横丁へ足を踏み入れた。
……楽しかった。
もうすべてが珍しく、動き回る写真や時代錯誤の服装や、積み上げられた大鍋や、羽ペンや呪文の本にハンナは夢中で周りを見回していた。
魔法界への興味がぐっと湧き上がる。
シノビとして殺し合いをするより、魔女として魔法界で働く方がずっと楽しい。
それにここなら戦う以外の職業だっていっぱいある。
ホグワーツへ行くことが楽しみになった。
姉はホグワーツへと旅立ち、ハンナはスクールバスでプライマリースクールに通い始めた。
魔法族の子供はちょっとした癇癪で魔力暴走を起こすため、マグルにそれを見られてしまうと問題になる。だからハンナは今まであまり外出せず、庭で犬と遊んでいることが多かった。
今までホームスクーリングだったのだが、やっと暴走で物を飛ばすことが減ってきたため、学校に通い出すことになったのだ。
また学校……なんて思っていたけど、同学年の子と触れ合う機会ができて、毎日が楽しかった。
楽しくも騒々しい毎日を過ごしていたある日、メガネの痩せこけた少年の存在にやっと気付いた。
ハリーだ!
映画のとおりの、ダボダボの古着を着て、痩せて髪もボサボサ。眼鏡も身体にあってなくて大きい。
顔や、服から覗く手足に生傷が見える。
従兄弟のせいでクラスメイトのコミュニティに入れなかった彼は、いつも独りだった。
見つかると虐められるからか、休み時間はいつもどこか目立たない場所でひっそりと息を殺して過ごしている。
誰も気付かないで、僕に近付かないで、でも誰か僕を見て、僕を愛してって必死に息を殺して過ごす痩せこけた少年。
原作映画を観たのは華が小学校に入るずっと前で、ハリーの成長とともに華も大きくなっていった。
自分よりお兄ちゃんな少年が頑張る物語だった。
本は全巻読んだし、映画だってテレビで放映されれば何度でも見た。
この物語が好きだった。呪文も覚えたし、自分ならどの寮に入るかなんて妄想もした。(華はきっとハッフルパフ、と小学校の親友は断言した。)
彼の今の状況を、ハンナは見てられなかった。
NARUTO世界でのナルトも酷い状況だったはずだけど、ハナが一緒に過ごしたのはアカデミーの中だけで、そこでは落ちこぼれの生徒に対する先生の態度としては普通のものしかハナは見てない。
子供達がナルトを嫌うのは騒いで授業を妨害するからだし。
ナルトは積極的に存在をアピールするタイプだった。無視されれば悪戯をして注目を集めるような、そんな強さを持っていた。
でも今のハリーは本当にひとりっきりで、暴力に曝されていて、助けを求めている。
ハンナに彼を助けるすべはない。でもせめて友人になるくらいはいいんじゃないか。ハンナはそう考えた。
といっても、表立って仲良くすることはできない。
子供の世界も、シビアだ。
ハンナは明るく人気者で友達が多い。それに神様に貰った身体は美少女だ。
爪はじきにされている地味な少年に急に可愛い女の子の友達ができると、きっと目立つ。
その場合、ワリをくうのはいつだって弱者だ。つまり、ハリー。
彼がもっと嫌な思いをするかもしれない。
どこかでチャンスがあれば、人目のない場所で話しかけようとハンナは思った。
小説や映画でも見た、ハリーの子供時代。実際に見ると、思っていた以上に哀れだった。
でも、この下地があって、ハリーは成長できたのかもしれない。
ここで下手に手を差し伸べて、彼がそちらに依存するようなことになったら、彼の成長を妨げる。
とはいえ、苛めを黙ってみているのも、すんごくやだ。ハンナは唇を噛みしめた。
あとで幸せになるからだいじょうぶ、なんてそんなわけあるか!
ハリーが成長したあとで「あなたの将来を思って、いじめられているのを黙ってみてました」って言える?
そんなこと言われたら、私ならぶっとばすね。
救いがいるのは、今よ、今!
ハンナは鼻息も荒く、そう叫んだ(心の中で)。
ある日、図書館の隅っこの椅子に腰かけるハリーに話しかけた。
「ハーイ、ハリー」
「え? あ、ハーイ」
言葉をかけられるとは思ってなかったのか、ハリーは困惑の表情で挨拶を返してきた。
「いつもここで本を読んでるよね。本、好きなの? あ、私、ハンナ」
「あ、うん。あ、えっと。ハリー。ハリー・ポッター。君の事は知ってる。ハンナ・クリアウォーターだよね」
「名前、知ってたの? ありがとう、ハリー」
気になって半年。やっと声をかけて、お互いに自己紹介を交わすことができた。
「ハリーのこと、知ってるの。ええと。勝手に私が親近感を持っているだけなんだけど、私達、似てるから。だから、わりとよくあなたのこと、見てたよ」
「似てる?」
「うん。ハリーが読んでる本、私も好きなのが多くて」
もうひとつの共通点、二人とも魔法使いだということは、まだハンナだけの秘密だ。
「そうなんだ……えっと。本、好き?」
「好きよ。セリーナ・サイファヌスの『少年は空を翔ける』シリーズがすごく好き」
「僕も好きだ、それ。あ、え、あの、サムが毎回奇想天外な事件に巻き込まれるのが面白くて」
「そうそう。なんでそこ行っちゃうの! ってヤキモキすんのね」
「あ、うん」
顔を見合わせて少し笑う。ハリーもやっと緊張がほぐれたのか、本来の明るい笑顔をハンナに向けた。映画よりずっと幼いハリーの笑顔がすごく可愛いとハンナは思った。
「たまにはこうやって話をできたらいいなって思ってた。ほら、あんまり目立つの、ハリー嫌でしょ?」
「あ、うん。そうだね。注目されるのは得意じゃないかな。誰もいない時に話しかけてくれたことには感謝するよ」
あとはハリーの愚痴を聞く。
人との会話に餓えているハリーは、そりゃあたっぷりダドリーの悪口を聞かせてくれた。
「じゃあ、もう行くね。たまにこうやって話そう。またね、ハリー」
「うん。ありがと。その、嬉しかった。ハンナ」
「バーイ」
「うん。バーイ」
はにかむハリーに軽く手を振ってわかれる。
仲良くなったことでどう原作が変わっていくのか、ハンナは少し心配だった。ちょっと『やってしまったかも?』という後悔が押し寄せてくる。
ハンナは大人にはなれていないが、すでに人生3回目の少女時代を過ごしていて、家族は円満で、しかも自分が魔女であることも知っている。
それに引き換え……とハンナは原作で知るハリーの状況を思い出す。
たしか、『ろくでなしの父親とバカな母親の間に生まれて、あげくに両親は交通事故で死んだ』みたいな感じで教えられていたはず。彼には、自分の縋るものが何もない。
ハンナは先ほどちょっと後悔した自分を恥じた。そして「うん。やっぱちゃんと友達になろう」と決心した。
二人はそれからも、時々人目のない時に話をした。たまにハンナがお菓子や食べ物を差し入れたり。ハリーは常に空腹だったからとても感謝された。
やがて二人はじゅうぶんに『親友』と言ってもいいくらいには仲良くなれた。
※ハンナの父親が魔法省務めは捏造設定
被験者ってランダムで選ばれているのでいろんなタイプがいます。
英里佳は焦っていっぱい修行して技術もモノも眷属もどんどん持っていくぞって溜め込むタイプです。
華ちゃんは中学に入ってすぐ死んだ普通の女の子で、NARUTO世界でもシノビになりたくないから修行しなかった。ここでもエリカみたいに「生きるために修行しなきゃ」とか考えず普通に子供時代を過ごしました。長生きしたことがなく自主性や主体性がまだありません。
あと、担当者は聞かれたことにしか答えてくれません。魂云々も華は聞きそびれています。「何度もいろんな物語の世界にいけてラッキーだから人生楽しもう」とのほほんと考えています。ゲーム感覚というか、キャラに会えて楽しいくらいで、まだ深刻に受け止められていません。
ダンブルドアはハリーに見張りを付けていますが学校内でこっそり話す程度の交友関係まではチェックできていません。なのでハンナはダンブルドアに知られることなく彼の友人の立ち位置に納まりました。
魔法族にはハリーの虐待に気付けないような魔法が掛かっていたと思います。あからさまに被虐待児の英雄の姿に、原作で描写のある『時折り握手を求めに来るローブ姿の人達』が怒りを覚えないはずないですから。
ハンナは原作知識で知っていたから気付けました。