バカとテストと戦国BASARA   作:天魔雅犯土

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BASAテスト 歴史

問題 螺鈿の楽器や基盤、ペルシアのガラス、南海の薬種や伎楽面などがある東大寺に保管されている宝物は?

姫路瑞希の回答 『正倉院宝物』

教師のコメント 正解です。少し難しかったでしょうか?


島田美波の回答『東大寺宝物』

教師のコメント 不正解ですが、理解は出来ているようなので安心しました。


土屋康太の回答 『          』(テスト中に逃走)

教師のコメント 土屋君はこの後校舎裏で取引中の所を捕らえられました。



第十話『終了と覗き見と天敵遭遇』

徳川SIDE

 

雄二と官兵衛、凄い事をやってたな。

 

「・・・・・徳川に黒田、二人が揃っている時点で勝てる気はしなかった。それに姫路さんも居るなんて・・・・・・」

 

そんな二人の後ろから、どこか諦めた様子の平賀が歩いて来た。

 

「あ、その、さっきはすいません・・・・・・」

 

姫路殿が平賀に言葉をかけた。

 

姫路殿は優しいな。

 

「いや、謝る事は無い。それに、黒田が相手だったんだ、楽しかったよ」

 

確かに、元気は無いが、どこか満ち足りた表情をしている。

 

「さて、ルールに則って「いや平賀、それはいい」・・・どうしてだ黒田」

 

「小生たちは、元々Dクラスの設備を奪うつもりは無いからだ」

 

これは、面白い発言が飛び出したな。

 

しかしあの官兵衛が何の考えもなしにこんな事をするとも思えん。

 

何かAクラス戦につなげる布石でも打っておくつもりなのか?

 

「・・・・・?雄二、官兵衛は何を考えているの?せっかく勝って普通の装備を手に入れられるのに」

 

「明久、装備じゃなくて設備だ。RPGのやり過ぎだぞ」

 

「・・・・・・・普通の設備を手に入れないの?」

 

「忘れたか?俺達の目的はあくまでも、Aクラスのはずだろう?」

 

やはりそうか。

 

二人は、Aクラス戦を有利に進めるために布石を打っておくつもりだ。

 

「でもそれなら、何で標的をAクラスにしないのさ。おかしいじゃないか」

 

明久は、まだ納得がいかないらしく雄二に問い続けている。

 

「少しは自分で考えろ。そんなんだから、お前は近所の中学生に『馬鹿なお兄ちゃん』なんて愛称をつけられるんだ」


 

「なっ!そんな半端にリアルな嘘をつかないでよ!?」


 

「雄二、いくらなんでもそれは失礼だと思うぞ」

 

明久だってそこまで・・・・・

 

「おっとすまない。近所の小学生だったか」


 

「・・・・・人違いです」


 

「まさか・・・・本当に言われた事があるのか・・・・・・・?」

 

前言撤回、明久、もう少し頑張れ。

 

そんな事やっている間にも官兵衛の交渉は続く。

 

「・・・どういうことだ」

 

「文字どうり。小生達はお前さん方の設備を奪うつもりは無い」


 

「それは俺達にはありがたいが・・・・・それでいいのか?」


 

「もちろん、条件がある」


 

「一応きかせてもらおうか」


 

「なに。そんなに大したことじゃないさ。坂本が指示を出したら、窓の外にあるあれを動かなくしてもらいたい。それだけだ」


 

雄二が指したのはDクラスの窓の外に設置されているエアコンの室外機。

 

しかし、あれはDクラスのものではなくBクラスの物だったはずだが?

 

って、ちょっとまて!!

 

「官兵衛!!いくらなんでもそれは見過ごせない「徳川、頼む」・・・雄二」

 

雄二がわしの言葉を遮って話す。

 

「・・・・・・あんまり曲がった事を良しとしないお前に、こんな事を頼むのもおかしいが、頼む。Aクラスに、勝つためなんだ!!」

 

・・・雄二がここまで真剣になるのも珍しいな。

 

「・・・・・分かった。だが、ちゃんと一連の事が終わったら先生方に詫びを入れるんだぞ?」

 

「ああ。すまねえな(詫び入れるつもりもねえが)、お前は鉄人からの信頼を得てるのにそれを失う事になりかねないのに」

 

「先生は、ちゃんと説明すれば分かってくれる人だ。その辺りは問題無いだろう」

 

「すまない」

 

そういった後、雄二が話し終わるのを見計らった様に、官兵衛は平賀に向き直ると再び交渉を開始した。

 

「設備を壊すんだから、当然教師にある程度睨まれる可能性もあるとは思うが、そう悪い取引じゃないだろう?」


 

「・・・・・わかった、それで済むならこちらにも拒否する理由は無い。だが何故そんな物を」

 

「Bクラス戦に必要だからだ」

 

「わかった。後はそちらの指示通り動こう」

 

「タイミングなどは、後日詳しく話す。今日はもう行っていいぞ」

 

「ああ、ありがとう。お前らがAクラス戦で勝てる事を祈るよ」

 

「無理をするなよ、どうせ勝てるはずが無いと思ってるだろう?」

 

「・・・・いや、お前や徳川、姫路さんのいるお前達のクラスなら・・・・或はと思えるんだ。心からな」

 

そうして平賀は帰って行った。

 

「さて、皆!今日はご苦労だった!明日は消費した点数の補給を行うから、今日のところは帰ってゆっくりと休んでくれ!解散!」

 


雄二が号令をかけるとFクラスの連中は雑談を交えながら教室に向かい始める。

 

帰り支度をするんだろう。

 

わしも帰り支度をするため教室に戻ることにした。

 

 

 

黒田SIDE

 

帰り支度を終えた後、小生は少し用事があったため職員室へ行っていた。

 

小生の電子辞書を鉄人が預かっておいてくれたのだ。

 

てっきり無くしたとばかり思っていたのだが。

 

「あんがとさん」

 

「大切にするんだぞ」

 

「言われなくともそうするさ」

 

「あと一つだけ言わせてもらうぞ。黒田、お前は真面目にしていれば優秀な生徒なのだからなぁ」

 

「お説教は聞きたくないんでね。それでは!!」

 

急いで職員室を後にする。

 

「おいまて!!・・・・・・はぁ、あいつは本当に」

 

 

 

廊下を激走して昇降口へと急ぐ。

 

もう部活以外のほとんどの生徒は下校しており、人気も無い。

 

そんな廊下をひた走る。

 

と、Fクラスが見えて来た。

 

そのFクラスを何気なく横目でちらっと眺めた。

 

するとドアが3分の1程空いており、中に誰かいるのが確認できた。

 

「だれだ?こんな時間に」

 

ゆっくりとドアに近づき、中を改めて除いてみる。

 

すると中には、明久と封筒を持った姫路—————

 

「・・・・・・・」

 

なるほど。

 

にやりと笑い、扉をゆっくりと閉め、気づかれない様にFクラスを後にした。

 

「・・・・・・・ふっ」

 

うまくやれよ、明久。

 

 

 

ただひたすらに走る。

 

昇降口に向けて。

 

出来れば今日は早めに帰って飯を—————

 

そこまで考えたとき。

 

前から、2人組が歩いて来た。

 

それ小生は、そのうちの一人に意識を集中させた。

 

一人は、紺に近い黒髪の目立つ女。

 

成績は学年主席。

 

Aクラス代表、霧島翔子だ。

 

しかし、小生が注目したのはそちらではない。

 

その後ろ、妙な姿をした男だった。

 

ブレザーから除く手には包帯がまかれ、首元にも包帯が見える。

 

ブレザーにそぐわない学生帽の横からは布が垂れて。

 

後ろには、蝶々の形と柄をしたリボンが付いている。

 

そして最も目立つのはその顔。

 

顔には口回りと目以外をおおう仮面が装着されている。

 

そして、反転したその目。

 

その目が、小生が相手を見つめるのと同じ様に小生を見つめている。

 

「・・・・・・・・その帽子や面宛は校則違反じゃないのか?相変わらずの悪党だな、堂々と校則違反とは」

 

「・・・・・・・・常に不幸を起こし周りをも沼らしている主には言われとうない」

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・」」(殺気の当てあい)

 

こいつは・・・・・・・・

 

「一年の頃から変わってねえな・・・・・・・・・・刑ォ部!!」

 

「暗よ、主の愚かさもな」

 




どうも今日は、うp主の天魔雅犯土です。

今回は謝罪のためにあとがきを書かせていただきます。
この先の大谷さんのキャラ崩壊が酷い。
ええ酷いです、ぐっちゃぐちゃです、というかもう別人です。
そんな訳で、大谷さんのファンの方、本当に申し訳ありません。
そんなクズ主ですが、どうかこれからも宜しくしていただけるとありがたいです。
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