【遊戯王ZEXAL】声よ届け! 光貫く闇のデュエル!【映画風】   作:千葉 仁史

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【はじめに】

※この「おまけ」では、本編のネタバレを普通に載せているので未読の方はご遠慮ください。

 この小説を書くにあたってお世話になった「スターライト速報」、「遊戯王@2ch辞典」や「遊戯王カードWiki」から、そのまま引用しているものもあり。

 タイトル「声よ届け! 光貫く闇のデュエル!」は映画っぽい題名にしたいなぁ、ということで名付けたが、最初の案では「声よ届け! 闇を貫く光のデュエル」。
 「闇(ウル)を貫く光(遊馬)のデュエル」という意味だったが、「最終デュエルで光属性の『A.O.J カタストル』を闇属性の『リバイス・ドラゴン』が倒すという展開だから逆の方がいいな」と考えたため、今のタイトルに。お気付きの方もいる通り、何故か『A.O.J カタストル』を光属性だと思い込んでいた作者こと千葉仁史。9章に入って改めて確認したら闇属性だったため、かなり驚愕したが、今更タイトルは変えられないので、このままに。最終局面、無理やりこじつけられたから結果オーライ……か?
 今思えば「(対)光(属性のモンスターを)貫く闇(属性のモンスター)のデュエル」ではなくて、「光(遊馬が)貫く闇(ウル)のデュエル」と解釈した方が良かったような気がしないでもない。響きを重視するあまり。てにをはを省いたのが失敗。

 次から各章ずつの説明。それにしてもネタを積み込み過ぎだ。


おまけ:ネタ特集

【①SKY】

 

※SKY

 シャーク・カイト・遊馬の頭文字を登場する順で並べたもの。なので、最初の下りはウルではなく、シャークである。

 

※ディアハ

 DMより、古代エジプトにおける決闘の事。

 

※真っ黒い髪で褐色肌の少年とバジル色のモヒカン男が本屋にバタバタと走り込んできた。今は互いに誰も気付かない。

 人間界視察中のアリトとギラグ。

 

※ヒョッ! と奇妙な声を上げる少年の一方で

 DMのインセクター羽蛾の驚いたときの声。

 

※『リミッター解除』

 GXのカイザー亮が好んだ魔法カード。機械族の攻撃力が二倍になるが、エンドフェイズに破壊される。

 

※「もう紐じゃなくて、いっそのこと鎖にしたらどうです?」

 遊戯は千年レンズを鎖でぶら下げていました。

 

※「シルバー巻くとかさ」

 コミック16巻に収録されている「遊闘134 新遊戯」での闇遊戯のセリフ。千年パズルの紐を鎖に変えた事に対しての表の「ちょっと派手じゃない……鎖の千年パズルって……」との言葉に対しての返しの台詞が「俺からしたらまだ地味すぎるくらいだぜ! もっと腕とかにシルバー巻くとかよ!」である。アニメでは少し変更され、「もっと腕にシルバー巻くとかさ!」になっている。

 

※これで愛しのダーリンが居たならば

 どちらかというと、漫画版のキャットちゃんの思考回路。漫画版のキャットちゃんの方がアニメより大胆になっている。

 

※「あ、ファラオ!」

 GXに登場した大徳寺先生の飼い猫の名前。クリーム色の地に茶色の縞が入ったトラネコで、かなり太っている。

 

※「あら、シャークの知り合いにも猫が苦手な人がいるの?」

 神代璃緒のこと。

 

※セキュリティ(警察)

 5D'sに登場する職業。

 

※公園の入り口のすぐ側に止めていたバイク――Dホイール

 5D'sに登場するバイクの一種。ZEXALにおいて、凌牙のバイクの名称(あれはバイクではないらしい)が出ていないため、拝借した。

 

※「特殊召喚を封じるのはどうかしら?」

 観月小鳥の声優ネタ。小松未可子氏の使用デッキはお手軽に作れるガチデッキこと『代行天使』。特殊召喚を封じることが可能なデッキである。先攻ヴァルハラ・クリスティアが出されたら、ゼアルでも詰む。

 

※「えーとな、うーんとな……ギャンブルデッキ?」

 遊馬が新しく投入することになるギャンブルカード「カップ・オブ・エース」の伏線。

 

※眼(ウジャト)

 千年アイテムによく描かれている文様。

 

※喧嘩(リアルファイト)なんてされたら

 実際の喧嘩のことだが、遊戯王だとよくあること。

 

※「亀のゲーム屋」という看板をぶら下げた店

 DMの武藤双六が経営する玩具屋の名前。

 

※王や姫等を象(かたど)った人形と一緒に置かれた、真ん中に仕切りのある舞台装置。お札と縄によって雁字搦めにされた、カードの束を上に置いた壷。メッセージを書けるようにした、真っ白なジグソーパズル。デュエルモンスターズのモンスターカードをトゥーン化したような人形が入ったカプセル。戦士・魔法使い・ガンマン・ビーストテイマー等の職業人形とダンジョン・街・フィールドマップが描かれたTRPG(テーブルロールプレイングゲーム)のボード。

 デュエル三昧になる前の遊戯王で行われていたゲームで、アニメと漫画が混ざっている。

 

※マジック&ウィザーズ

 インダストリアル・イリュージョン社より発売されているトレーディングカードゲーム。名前がモデルとなったMagic: The Gatheringに似ているためか、東映版遊戯王においてデュエルモンスターズに改名される。

 

※カウンターには『双』と書かれたバンダナをした、真っ白い髪をした老人が座っていた。

 どう見ても武藤双六。

 

※其処には大きな籠があり、デュエルモンスターズのカードの束が十枚パックされたものが入っていた。

 中古のゲーム屋だと、こんな風に売られていたなぁ。碌なカードが入ってなかったけど。

 

※加えて、亡霊店主の店で購入した中古カードはやっぱり使えないものばかりだった。~本当に『使えない』のだ。

 禁止カードだったため。

 

※スターチップ

 DMの王国編にて登場したアイテム。

 

※ヘボデュエリスト

 凌牙とのタッグデュエル後の彼の台詞より。

 

※両隣の建物のガラス窓がミラー化し、月光に反射するレンズを覗き込む凌牙を映す。その瞬間、凌牙は身をブルリと震わせた。一言で言うならば、嫌な予感がした。まるで、頭のてっぺんから足の爪先まで、骨の内部から魂の裏側まで全て覗き込まれたような気がしたのだ。

 千年レンズに覗かれた瞬間。

 

※路地裏の先にある河川敷へ水色髪をした少年が同じ色のマントを翻しながら駆けていくのを、彼は視界に捕らえる。

 エスパーロビン。

 

※ケヒヒ、と笑うと

 遊戯王って変な笑い方や喋り方が多いので、考えた結果「ケヒケヒ」に。

「聖剣伝説 Legend OF Mana」に登場するシャドールがこう笑うんだよなぁ。

 

※興奮気味に笑う余りに、今日買ったばかりのカード群が落ちた。彼は一枚カードを拾うと、展開したデュエルディスクにセットする。一度目はアラームが鳴ったが、彼が手をかざすと、眼(ウジャト)がデュエルディスクに刻まれ、二度目は正式に読み込み始めた。

 禁止カードを読み込むようにした。

 

※「さぁ、闇のゲームの始まりだ」

 漫画・遊戯王の最初の方の台詞。

 

 

 

【②DOR】

 

※DOR

 5D'sにおけるクラッシュタウン編の遊星の台詞「だが俺はレアだぜ」より。

クラッシュタウン編は終始テンションがおかしいので、腹筋がクラッシュタウン編とも呼べる。

 

※そのミイラを前にして肝試しのように男女の高校生――しかも卒倒し掛けているのが女生徒ではなく、男子生徒だ――がキャーキャー騒いでいるのを見て、カイトは「うるさいな」と眉をひそめた。

 城之内、ホラーが嫌いだったなぁ、漫画でこんなシーンがあった。

 

※(ハルトが持っているのは鍵だろうが、あれはチョーカー? 天秤は羽がセットになっているのか。錫杖は分かるが、球体と四角錐と、円と三角と鍼で形成された、なんとも形容しがたいものまであるな)

 千年アイテム特集だが、千年リングはどう説明しろと?

 

※アイテムは各々不思議な能力を持っており、これらを造り上げるために村を一つ犠牲にしたという言い伝えまで書かれていた。

 バクラといい、トラゴディアといい、恨みを買うきっかけとなりましたとさ。

 

※解けないパズル

 ハルトには、いや、大概の人には難しいだろう。

 

※「伝説って?」「ああ」

 遊戯王デュエルモンスターズGXで106話にて使用されたヨハンの記念すべき初迷ゼリフから引用。 言葉のドッジボールの一例ともなっている。会話は以下の通り。

 

ヨハン「こいつはカーバンクルのルビー。伝説上の生き物さ。」

十代 「伝説って?」

ヨハン「ああ! それってハネクリボー?」

 

その後、伝説がどのようなものなのか一切語られる事はなかった。何故「Why」に「YES」で返すのだろうか?

 

※テーブルデュエルに使用したマットやサイコロ、コイン、カウンター

 電卓も入れるべきだったか?

 

※「私は砂漠の国の墓守の末裔、そして、此処は君の心の部屋だ」

 どう見てもシャーディー。心の部屋は千年錠の能力。

 

※まるで意味が分からんぞ

 初出は遊戯王5D's・123話。 チーム・ラグナロクのリーダーであるハラルドの電波発言を聞いた彼の上司が発した台詞。経緯は以下の通り。

 

戦闘機に乗っていると、突然発生した謎の暗雲に包まれる

 ↓

山に激突しそうになり、「神よ…力を…!」

 ↓

ミサイルで山頂を破壊

 ↓

その行為を上官に叱られると「世界を守るために仕事をやめます(大意)」

 ↓

「まるで意味がわからんぞ!」

 

やっぱり意味は分からない。

 

※絶対的な暴力

 ウルが求めた理想の力。あまりキーワードにならなかったな。

 

※部屋の模様替えをせずに済んで何よりだ、と墓守が小さく呟く。

 結構アクティブな墓守の亡霊であった。心の部屋の模様替えをされると、シャーディーの操り人形になってしまう。カイトは余裕ぶっていたが、実は危険なシーン。

 

※千年砂

 適当に名付けた……ってか、そのまんま。

 

※幾星霜に渡って封印された者は精神崩壊(マインドクラッシュ)を起こし、奴の性質は憎悪と邪悪さに歪みきっているだろう。

 「マインドクラッシュ」はDEATH-Tで闇遊戯に敗北した海馬が受けた罰ゲーム。

あの海馬ですら半年間廃人になるほどの強力な罰ゲームである。ちなみに、ウルの性格はマインドクラッシュによって歪んだため、封印される前からあんな性格だったとは限らない。

 

※だが、第一の封印が解かれ、奴は弾けた。

 「遊戯王5D's」54話にて不動遊星が、自分に敵対するかつての仲間・鬼柳京介に対して呟いた台詞「だが奴は……弾けた」より。

 

※「千年アイテムには各々特別な能力があるらしいが、千年レンズの力はなんだ?」「それは―‐」

 シャーディーがここでちゃんと伝えていれば、こんなにややこしい話にはならなかっただろうに。

 

※ペレト・ケルトゥ

 王様の死後、セトが彫ったとみられる詩。

ファラオアテム、神官セトとそれぞれが使役する僕が彫ってある。

ちなみに、三体の神の石版の上に描かれている巨大な羽の様なものは光の創造神ホルアクティの意匠である。

 

※この千年レンズの件に遊馬を巻き込まないことへの決心を強くさせながら

 この時、カイトが遊馬に連絡を取っていれば、こんなややこしい話には(略)。

 

※「満足できねぇ」

 5D'sの登場人物・鬼柳京介の台詞より。満足は彼の口癖である。

 

※その中には真っ黒なフルフェイスのヘルメットがあった。

 シャークのヘルメットじゃ、千年レンズが付けられない! と気付き、この下りを入れることになった。

 

 

 

【③ODS】

 

※ODS

 5D'sの主人公・不動遊星の一番最初の台詞「……おい、デュエルしろよ」より。セキュリティの牛尾との会話は以下の通りだが、全く成立していない。

 

牛尾「オイ、そのDホイールどこから盗んだ? マーカーなしか? 囮かよ。クズはクズ同士かばい合いか?」

遊星「……」

牛尾「お前も、逃亡を手助けしたおかげで立派に拘束する理由ができたな。ああ、そのDホイールの出どころも聞かなきゃな」

遊星「おい、デュエルしろよ」

 

おい、会話しろよ。

 

※「本当に太陽みたいな子だ」

 右京先生は遊馬を太陽に例えていたから。

 

※タッグ? サドンデス? バトルロイヤル?

 弟にデュエルの種類を聞いたら、こう返されたので。

 

※アンティルール

 レアカードを賭ける行為。

 

※論破! とばかりに、徳之助が発言する。

 このとき、ダンガンロンパのアニメ(2013年の春から夏ぐらいの時期に放映)を見てました。なので、ウルの言い回しがそれのラスボスっぽくなることに。

 

※「流石、鉄男くん。遊馬の人間翻訳機ね」

 小鳥の実際の台詞より。

 

※WDCの記念に配布された赤い帽子

 『遊戯王ZEXAL 激突! デュエルカーニバル』の主人公が被っていたもの。

 

※僕の名前は『榊 遊矢(さかきゆうや)』だから間違っちゃ駄目だよ!

 ARC-Ⅴの主人公の名前。書いていた時は最新の情報だったんだよなぁ。

 

※ただ一人、子供が着るにしては上質な皮ジャンを着た少年が此方をじっと見つめていた。だが、今は何も行動を起こす気はないらしい。橙(だいだい)色の髪の少年もまた雑踏の中へ姿を眩(くら)ましたのだった。

 ベクターも視察中。

 

※「いいだろう、暗黒帝王デッドマックスの手先め! このエスパーロビンが正義の大盤振る舞いをお見舞いしてやろう!」

 エスパーロビンの設定を探すのに苦労したなぁ。

 

※起動アナウンスにノイズが走るが、気にせずデュエルディスクを展開させた。

 闇のデュエルの影響を少し受けていたため。最終的には完全なものになる。

 

※「弱者にそんなデッキはいらんよなぁ」

 漫画「うしおととら」に登場するたゆらとなどかの台詞「そんな脳みそはいらんよなぁ」を思い起こしてました。

 

※見えないピアノ線

 遊戯王カードのPSゲ-ムにあったなぁ、OCG化されてないけど。

 

※彼のDゲイザーに付いた砂時計のチャームの輝きが仄(ほの)かにくすみ、全て上に溜まった砂がさらさらと下へ少し落ちたのが見えた。

 第二の封印が解けつつある。

 

※風也の口がキュッと引き結ばれる。彼の顔に浮かんだ表情は、屈辱だった。

 「何もできずに敗北するのは結構屈辱だから」という弟の言葉からヒントを得ました。

後攻ワンキルされると悔しいよね~(『遊戯王ZEXAL 激突! デュエルカーニバル』でカラクリで瞬殺されたことを思い出しながら)。

 

※遊馬は苛立たしさを抑えるようにミルクを一気飲みする。

「ミルクでももらおうか」という遊星の台詞があったんだよ。

 

※「貴様にはデュエリストとしての誇りがあるだろう! デッキ狩りと同じレベルに堕ちない限り、奴には絶対に勝てない!」

 禁止カードを使っていることを仄めかしている。

 

※「なぁ、アストラル。絶対に勝てないデッキって在(あ)るのか?」「そんなものは存在しない。デュエルはカードの引き、運に左右されるところがある。いくら強いカードがあったとしても、引けなければ何の意味がない」

 弟が教えてくれた言葉より。

 

※陸王海王のようにデュエルディスクのオートシャッフル機能を停止させたり、リストバンドにカードを仕込んだり等のイカサマを

 リストバンドにカードを仕込んだのは遊星とバンデット・キース。

 

※「ねぇ、明里。本当に記事にするつもり?」「何よっ! 鉄子、私にこんな特ダネを見逃せっていうの?」

 おかげでウルがウハウハする羽目に。

 

※「遊馬、カイトには連絡しないのか?」「うん、しないよ」~「ナンバーズは俺たちの問題だし、デッキ狩り退治は俺が好きでやっているんだから、巻き込むわけにはいかねぇんだ」

 見事なすれ違い。

 

※あるときは兄弟二人のデュエリストを、またあるときは男女二人組のデュエリストを、時には長い金髪と灰色の短髪の青年二人組も視界におさめたが、今は何もしようとは思わない。

 ⅢとⅣ、ゴーシュとドロワ、視察中のミザエルとブックス……じゃなくて、ドルベ。アリト・ギラグとカイトの時はお互いに気付かず、ベクターと遊馬はベクターだけ気付き、今回は凌牙――ナッシュの記憶を見たウルだけが気付いている。

 

※「成る程、あの忌々しい千年アイテムはまだ存在していたのか。しかも、誰かさんの魂つきで」

 ザ・勘違い。

 

※「噂話のおかげでデュエリストがわんさかいやがる。こりゃあ、今晩で百個の魂のデッキの回収を達成できそうだ。俺も運がいいぜ。因果も深いわ、心の闇も申し分ないわ、デュエル知識もあるわ、タイミング良く素敵なカードを持ってるわ、トドメに強(つえ)ぇ聖霊もいる奴にソッコーで出逢えるとは。こりゃあ運命の女神さんすら仲間にしちまったみてぇだぜ」

 精霊はシャーク・ドレイクのこと。魂のデッキは遊戯が爺ちゃんがくれたデッキのことをそう呼んでいた。運命の女神様発言は後々の伏線。

 

※レディース アーンド ジェントルメン!

 ARC-Ⅴの主人公、遊矢の口癖。

 

 

 

【④DDB】

 

※DDB

 禁止カードだった『ダーク・ダイブ・ボンバー』の頭文字を使って揶揄した「誰がどう見てもブッ壊れ」より。効果は以下の通り。

 

 シンクロ・効果モンスター

星7/闇属性/機械族/攻2600/守1800

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動できる。

リリースしたモンスターのレベル×200ポイントダメージを相手ライフに与える。

 

 ダーク・ダイブ・ボンバー自身ですら発射可能という恐ろしいカード。

相手を瞬殺できる故に環境を破壊した「D(誰が)D(どう見ても)B(ブッ壊れ)」性能。発売されて一年もたたずに禁止入りになってしまった。「蝶の短剣‐エルマ」同様、恐らく二度と戻っては来ないだろうと思われていたのだが、2014年3月頃、まさかのエラッタ(文章変更、効果が一ターンに一度に規制)されて、『ダーク・ダイブ・ボンバー』が復活した。

 『カタパルトタートル(こちらもエラッタされ、効果が1ターンに一度に変更)』といい、何故、禁止カードを題材にしたデュエルを書いた途端、変更されるのだ?

この「DDB」がきっかけで、章の名前を付ける統一性「全て三文字のアルファベット」にしようと決めた。

 

※満月

 第一章では「十日余りの月」と描写してあるため、ちゃんと時間が経過している。

 

※「おい、デュエルしろよ」「なにっ、デュエルだと!」

 説明済みなので省略。

 

※ファンサービス

 Ⅳの口癖。気に入ったのか、ウルもよく使っている。

 

※凌牙だけ手札十枚スタートか

 遊星・鬼柳ペアとの二対一のデュエルで、通常の二倍のライフではなく、二倍の初期手札を要求したロットンのこと。

 

※「ハンデ内容は以下の通り。俺のライフは2000、お前らのライフは8000ずつだ」~「舐めんなよ、凌牙。強者は俺たち二人の方だ。ライフは全員4000。せめてものの情け(ハンデ)だ、先攻はくれてやる」「おーおー、お優しいこって。自分たちが弱者だとは微塵も思わねぇんだな。それじゃあ、先攻だけ頂くとしますか」

 ZEXALの三悪人とのデュエルとは逆の条件。ウルはわざとⅣとⅢをいきり立たせることで先攻を取っている。先攻でなければ、禁止コンボは使えない。キーワードの「弱者」がでてくる。

 

※闇落ち

 遊戯王の定番。

 

※「イカサマじゃねぇと良いんだけどな」「本家本元に言われちゃあ、ザマァねぇぜ」

 一年前にⅣが凌牙をイカサマするよう謀ったことを指している。この時点でウルが凌牙の記憶を掌握していることがわかる。

 

※リストバンドにカードを仕込むという簡単なトリック

 説明済みだが、キースはともかく、主人公の遊星はしたらあかんやろ。

 

※「~せっかくだから、俺はレベル4の戦士族モンスター『鉄の騎士ギア・フリード』を手札に加えるぜ」

 『鉄の騎士ギア・フリード』は城之内のフェイバリットカードのひとつ。

 無理やりではあるが、セガサターンソフト『デスクリムゾン』のオープニング動画における、越前康介の台詞「せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ!」をオマージュしたもの。何がどう「せっかく」なのかが全く不明で、選ぶも何も扉はひとつしかなく、そもそも扉は赤くない。ちなみに『デスクリムゾン』は伝説のクソゲーと呼ばれている。

 

※(俺とⅢでタッグデュエル用に組んだ『スキドレ墓守』デッキだ)

 一年前の大会において、ばら撒かれたカードから推測するにⅣが使用していたらしいデッキ。過去の(現実の遊戯王の)大会において、ベスト8入りしたことがあるらしい。

カードの展開については弟の受け入り。「タッグデュエル専用にⅢのデッキを組むなら何がいい?」と弟に訊いたところ、「Ⅳと一緒でいいんじゃね?」と返されたので、二人とも『スキドレ墓守』になった。

 

※「『聖なるバリア‐ミラーフォース‐』か、怖い怖い。攻撃しなくて良かったぜ」

 WDC前にⅣが凌牙に投げつけたカード。

 

※「『蝶の短剣‐エルマ』は禁止カードだ! デュエルディスクには読み込めないようになっているはず!」~「相手フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する『ハーピィの羽根箒』や、相手フィールド上の全てのモンスターを破壊する『サンダー・ボルト』みたいに“誰がどう見てもブッ壊れ”性能じゃあるまいし、たかだか攻撃力300ポイントアップにビビっているのか、お前たちは?」「誰がビビりだ!」「んじゃ、オッケーってことで」

 煽り耐性のないⅢと、自身が望む展開に相手を誘導するウル。

 

※十七枚目のドローカードを加えた凌牙は、とうとう『蝶の短剣‐エルマ』すら投げ捨てた。

 17はリバイス・ドラゴンの数字。

 

※「ですが、笑えますねぇ! 極東エリアのデュエルチャンピオンがギリギリまで禁止コンボに気付かないなんて。ライフポイントを一ミリも削られずに終わるとは、随分とあっけなく勝敗がつきました。悔しいでしょうねぇ?」

 Ⅳの実際の台詞「ですが、笑えますねぇ。あの一件で貴方はデュエルの表舞台から追放、一方私は今では極東エリアのデュエルチャンピオン。随分と差がつきましたぁ。悔しいでしょうねぇ!」を改編したもの。

 

※無音が近付き、それは絶望の足音となった。

 『A.O.J カタストル』の召喚の口述にもなった。

 

※「やはり有り体に例えるならば“神”だろうか? だが、そう呼ぶには、あまりにも“神”が氾濫し過ぎている。コイツを翼神竜や激瀧神、機皇神龍やらと一緒にしちまうとは失礼だしな」

 『ラーの翼神竜』『No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ』『機皇神龍アステリスク』のこと。強いアニメ効果と比べて、実際のOCG効果の余りのヘボさにより、「ヲーの翼神竜」「激安神」「カステリスク」等と揶揄されるカード群。『No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ』のことをちゃっかり語っている。

 

※記憶・絆・希望

 5D'sの最終エンディングソング『みらいいろ』の歌詞より。アニメ版とCD版では微妙に音程と歌い方が異なっている。

 

※ケヒケヒという気味の悪い笑い声すらあげず、嘲りもせず、彼は静かな声で話し始めた。風が吹き、ⅣとⅢの高貴な服装を撫でていく。白く浮かび上がる彼等の服装は王侯貴族や神官のそれらのようであった。

 ウルはⅢとⅣを強者(王侯貴族・神官)に重ねてしまっている。

 

※「なぁ、強者共よ。俺はあんなにも懇願したのに、お前たちは彼女を連れ去った。俺を代わりにしてくれ、とも叫んだ。でも、お前たちはそれをしなかった。何故なら、彼女を贄(にえ)にすることが目的だったからだ。あの時、強者(お前たち)は弱者(俺)の懇願に耳を貸さなかった。よって、今強者である俺が弱者であるお前たちへやる答えは一つしかない」

 璃緒の話ではなく、ウルの話。

 

※「可哀想な璃緒。お前はもっと熱かったろうに」

 ウルではなく、凌牙の本心。

 

※神の勅令

 こんなカード、あったような気が……と思って書き込んだが、ありませんでしたとさ。

 

※「無様だなぁ、Ⅳ」

 これも確かⅣが言ったことのある台詞より。ブーメラン効果炸裂中。

 

 

 

【⑤ZOT】

 

※ZOT

 ずっと俺のターン、のこと。台詞として使われたことはないが、遊戯王ネタの一つ。オービタルが「ずっとオイラのターンであります」と使ったため、公式ネタとなった。

 

※「私たちはハートランドシティのセキュリティからの正式な依頼だ。WDCのベスト8の実力を買われてな」~「残念だが、十七歳未満は対象外だ。大人として、健全な青少年を巻き込むわけにはいかねぇからな」

 十七歳のⅣもハートランドシティのセキュリティに雇われた身であった。

 

※「観察結果“アイン(ドイツ語で一)”、子供だけでの夜歩きはやっぱり危ない」

 この物語独自の観察結果のため、独自の数え方に。ドイツ語なのは単なる私の嗜好(大学時代、少し勉強したから)。ちなみに、数え方は『一』『十』『百』『千』『万』となっている。GXの万丈目準の勝利台詞「一! 十! 百! 千! 万丈目サンダー!!」が元ネタ。

 

※やっぱりギャンブルカードは外すべきだ

 『カップ・オブ・エース』の伏線。

 

※「遊馬、今回ばかりは諦めろ。それにしても、お前の姉ちゃん、マジゲロマブだな! もう少し俺も若ければ……」「姉ちゃん、ゴーシュより一つ年上だぜ?」「マジ?」~驚いた大男は吃驚して、明里ではなく相棒を見た。

 ドロワさん、じゅうきゅうさい(ゴーシュと同じ年齢)。一つ年下には見えないわな。

 

※「観察結果“ツェン(ドイツ語で十)”、明里はやっぱり恐ろしい」

 やっぱり~、で統一している。

 

※「遊馬の奴、今頃ゲロマブ姉ちゃんにたっぷりしごかれているだろうな。ま、それだけ愛されている証拠だが。だから、真っ直ぐ育ったんだろうな」「そうでなくとも、真っ直ぐ育つ奴はいるさ」

 ゴーシュとドロワは互いに協力しながら苦労して育っている。彼女が言った「そうでなくとも」はゴーシュを指す。

 

※「恐らく今夜から何かしらの移動手段を得たらしいな」

 千年レンズをしたまま被れるヘルメットを見つけたので。

 

※昨日・一昨日の被害者を合わせると九十は越える。

 封印が解けるまで、あとわずか。

 

※「~子どもたちが楽しくデュエルするためにな。これって、ヒーローみたいで格好いいノリじゃねぇか!」

 ZEXALⅡにおいて、スパルタンシティでプロデュエリストになったゴーシがこんなこと言ってましたね。

 

※「なんだって、プロデュエリストを目指しているからな」

 ZEXALⅡにおいて、スパルタンシティでプロデュエリストになったゴーシュ。

 

※「グーテンアーベン! フロイライン(ドイツ語で『こんばんは! お嬢さん』)」

 ドロワさん、じゅうきゅうさい(19歳)再び。お嬢さんはキツイとか、言ってやるな。

 

※3×3マスの黄金の魔方陣

 書いていた当時、「ファイ・ブレイン 神のパズル」を視聴していたので。魔方陣には魔よけの効果がある、と言われていたそうです。

 

※『破壊輪』

 海馬が使ったカード。

 

※「“越し銃”だと!」

 『地獄の扉越し銃』の略称名。

 

※「対戦者がフロイラインだから、かなり甘くしたんだぜ? 対戦者がモンスターを召喚する前やターンが来る前に効果ダメージで沈めたり、ドローすら出来ずに負けるのと比べたら、今回のデュエルはよっぽどマシだろ」

 風矢や闇川のこと。

 

※「女、安らかに眠るがいい」

 ドルベ対ドロワ戦より、ドルベの勝利台詞でした。

 

※リアリスト

 デュエリストの対義語。何でもデュエルで解決しようとするデュエリストに対し、デュエル以外で物事の解決に当たろうとする人々のこと。

 

※「観察結果“フンダウト(ドイツ語で百)”、フライングランチャーはやっぱり危険」

 説明した通り。

 

※「アイツに先攻……をとらすな。アイツのデッ、キは……」「分かったから、もう話すな。じきにセキュリティが来る」

 最後まで聞いてやれよ、ゴーシュ。

 

※ドラム缶はゴーシュの前でピタリと静止してみせた。「上面が平らで綺麗なのを探すのに苦労したぜ」

 十面ダイスを回せるようにするため。だから、でこぼこな地面でする訳にはいかなかった。

 

※暴力はいけません。

 Ⅳの台詞。

 

※「赤のダイスが十の位、白のダイスが一の位を意味する。ダイスを振って、00(クリティカル)に近い方が先攻権を得る」

 バクラがTRPG(テーブルアールピージー)用に使用した十面ダイス戦法。

 

※十面ダイスに仕掛けはなさそうだ。これならきっとフェアに違いない。~「先攻は俺が貰うぜ」「運だから、こればっかりは仕方ねぇ」ゴーシュの発言に凌牙がケヒケヒと笑う。

 全くフェアではなかった。だから、ウルが笑っている。

 

※ゴーシュが振り投げた十面ダイスはコロコロと笑うようにドラム缶の上を飛び跳ね、止まった。赤のダイスは5、白のダイスは4だった。舌打ちしたそうなゴーシュの視線の先には、今尚、独楽のように回り続ける凌牙の十面ダイスがあった。力尽きて十面ダイスが倒れる。出た目は04だった。

 ゴーシュが出した目「54」は、ZEXALⅡにて彼が使用した『No.54 反骨の闘士ライオンハート』より。「04」は『No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン』より。

 

※「ライフを互いに8000ポイントにしようぜ。プロリーグでもそんな特別ルールがあっただろ? 悪くない話じゃねぇか。プロデュエリストみてぇにデュエルしようぜ」

 8000ポイントライフはOCGルール。プロデュエリストみてぇに、と言った通り今回のデュエルにおいて、GXに登場するプロデュエリストのエド・フェニックスのように「効果」を「エフェクト」、「墓地」を「セメタリー」と呼んでいる。

 

※これなら後攻開始も不利にはならないだろう。

 むしろ、とんでもない目に。

 

※闇属性モンスター『召喚僧サモンプリースト』と光属性モンスター『ライトロード・ハンター ライコウ』

 OCGにおいて、よく使われるモンスターカード。

 

※「インチキ効果もいい加減にしやがれーっ!」

 遊戯王5D's第52話のクロウVSボマーのライディング・デュエルにおいて、ダークシグナーと化したボマーが使用したモンスター『DT デス・サブマリン』の「自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、このカードは墓地から特殊召喚できる」という、実質「レベル9のモンスターをノーコストで蘇生する」効果に対し、クロウが言い放ったセリフ。視聴者からは「お前が言うな」と総ツッコミが入ったのは言うまでもない。

自分もこの発言の直前に『BF-大旆のヴァーユ』の効果でレベル7の『BF-アーマード・ウィング』をコストなしで召喚していた。一応墓地からモンスター二体を除外はしているがほぼノーコストと言ってもいい。しかもタッグフォースではアキに「人のこと…言えるの?」と言われ「お前が言うな」が公認化している。

 

※三分間、待ってやるからさ

 某大佐の「三分間待ってやる!」なんてね。

 

※『大逆転クイズ』

 実際にある遊戯王の通常魔法カード。

自分の手札とフィールド上のカードを全て墓地に送り、自分のデッキの一番上にあるカードの種類(魔法・罠・モンスター)を当てる。当てた場合、相手と自分のライフポイントを入れ替える、というもの。ワンキルコンボがある。

 

※「エクザクトリー(全く以てその通り:exactly)! 大正解、大正解!」

 そういえば、アニメの万丈目、最初は英語を使っていたな。

 

 

 

【⑥IDN】

 

※IDN

 「今までのデュエルは何だったんだ!?」のこと。

実際に使われた台詞ではない。アニメにおいて「ラストバトル!」は海馬が乃亜戦に使用。このカードが発動した瞬間、視聴者の誰もがこう思ったに違いないだろう。

 

※幾千のスターチップを散らしたかのような夜景が窓の向こうに広がっている。

 説明済み。

 

※「遊馬~。ア、アンナと二人っきりだなんて許さないんだから!」

 嫉妬する小鳥。

 

※「絶対に勝つ為に禁止の手を使うとは……テメェ、それでもデュエリストか!?」「リアリストだ」

 5D'sでのやりとり「貴様それでもデュエリストか!?」「リアリストだ」より。

 

※「負けるのが怖くて禁止の手を使う奴なんぞ、単なる臆病者だ」~「違う、俺は臆病者じゃねぇ。弱くねぇ。俺は強い、誰よりも強くならなきゃならねぇんだ」

 あの女(ヒト)に「泣いちゃ駄目。男の子は強くないと」と言われたことをウルは気にしているらしい。

 

※アイツのハート、ボッキバキに折れちまうかもな

 ZEXALⅡのOP「折れないハート」より。

 

※「あーあ、行っちまった。ホント、爆走機関車みたいな奴だぜ」

 それはアンナ、お前でしょうが。

 

※「誰が、ゾンビだ。WDCで見逃して、やった恩、忘れた訳じゃ、ねぇだろ?」

 そんなシーンがあったような気が。

 

※「チッ、外したか」~「せめてもの情けだ、苦しまずに逝けるよう一発で仕留めてやる」

 実際にあったアンナの台詞。

 

※「テメェは水属性の貴公子、神代凌牙じゃねぇか!」

 漫画版の凌牙の通り名。

 

※アンナの天高く放り投げた十面ダイスの目は82、対して凌牙の回るように投げた十面ダイスの目は02だった。

 「82」はTRPGにおいて城之内が出した目、「02」は杏子が出した目。

 

※「ピーピングか」~「相手の手札を見る戦略だ。手札を見ることで相手のキーカードやコンボ、タクティクスを推察できる。情報アドバンテージを得ることで、相手より優位に立てることだろう」

 アニメのデュエリストにとって、ピーピングは恥ずかしい行為らしい。

 

※『攻通規制』『臨時ダイヤ』『機関連結』『除雪機関車ハッスル・ラッセル』『勇気機関車ブレイブポッポ』『豪腕特急トロッコロッコ』

 アニメにて、アンナが使ったカード。

 

※「飽きたな、そろそろ終わらすか」

 DQ5だっけなぁ、「飽きたな、そろそろ殺すか」という台詞がある。

 

※「ヒーロー気取り小僧みたいに“サイエンカタパ”か? それとも、忍者野郎みたいに初ターンからの『現世と冥界の逆転』コンボか? どちらにせよ、別れを惜しむ間も与えずに一瞬で敗北させてやるぜ」

 物語上で説明しているのでカット。

 

※デモンズチェーン

 作者が一番嫌うカード。永続罠、フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動、選択したモンスターは攻撃できず、効果は無効化される。選択したモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。 使われたら、二進も三進もいかないんだよなぁ。

 

 

 

【⑦IWU】

 

※IWU

 Ⅴの台詞「今はまだ私が動く時ではない」なのだが、これによりニートネタにされてしまった。この物語中にこの台詞は使用されていないが、弟二人がやられたっていうのに、この台詞を吐いたらヤバいだろう、とのことで言わせていない。

 

※シェーレグリーンによく似た色

 シェーレグリーンそのものだったらヤバかった。(毒を持つ色なので)

 

※ホットチョコレート

 ハルトが好きな飲み物。

 

※今は君が動くべき時ではない

 ZEXALⅡでのⅤの台詞。

 

※凌牙――千年レンズに閉じ込められた人格は、チャーム――封邪のアイテム・千年砂時計を弄(いじ)くりながら考える。

 ようやっとアイテム名が「千年砂時計」と判明。

 

※転がっている鉄パイプと、少女を閉じ込めた資料室の扉、凌牙のDゲイザーの映像を送る機能を思い起こす。

 とんでもない犯罪行為と脅迫を考えていた。

 

※宿主サマ

 バクラは表獏良のことをこう呼んでいました。

 

※俺、マジで運命の女神様に惚れられちまったかもな

 伏線。

 

※「信頼する大事(でぇじ)なオトモダチだもんねぇ? まぁ、裏切りの予行練習だと思えばぁ? 結果的には予行練習を通り越して本番になっちまうけどなぁ」

 裏切りの予行練習とは、ナッシュとしての記憶が戻ったら遊馬を裏切るのは決定事項なことを差している。

 

※「ふざけてなんかいねーよ。俺はな、千年アイテムと王侯貴族・神官が大嫌(でぇっきら)いなんだよ。だから、皇の鍵とかいう千年アイテムを持った九十九遊馬やそのアイテムに宿った魂には容赦しねぇし、ましてや、お前の言うことを聞く気なんて更々ねぇんだよ」

 ウルは千年アイテムと王侯貴族・神官が大嫌い。だから、前世が王である凌牙(ナッシュ)も大嫌い。

 

※有りっ丈の憎悪を眼球に込めて言い放つ少年は

 遊戯王特有の顔芸。ベクターが眼をグリグリさせていたなぁ。

 

※良いも悪いもリモコン次第

 古すぎるネタ。

 

※『心変わり』

 通常魔法(禁止カード)。相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動する。このターンのエンドフェイズ時まで、選択したモンスターのコントロールを得る。

 

※ずいぶんとメルヘンな答えだな。嫌いじゃないがな。

 漫画版のシャークの台詞。

 

※、“全てのはじまりのカード”

 ヌメロン・コードのこと。ナッシュの記憶も覗いたので知っている。

 

※“深海の牢獄”

 キーワード。

 

※「もがき、あがき、泣き喚き叫べ。誰にも届かない芝居だと知りつつもな」

 某歌手の歌詞のオマージュ。声が低いから、まだ歌いやすかったなぁ。

 

※「もがき、あがき、泣き喚き叫べ。それが芝居ではないなら尚更」

 上の台詞をもじったもの。この時点でシャーク・ドレイクは結末を予想していたのかもしれない。ずっと呼んでいたから、遊馬が急に現れても助けを呼ぶことができたんだし。

 

※フェーゲレヘン(ドイツ語で小鳥の意味)

 実は「おばかさん」の揶揄の意味もある。

 

※「“千年レンズ”だよ、言わせんな恥ずかしい」

 ネットスラングでごめんね。

 

※「爆竹に、メントスコーラ(コーラにメントスやラムネ菓子を入れると面白いことになる)に、ペットボトル爆弾(ドライアイスと水を入れ、栓をしたもの。膨張して言うまでもなく爆発する)に、ロケット花火……。徳之助とキャシーと委員長の奴、大暴れしているな」

 危ないので決してやらないように!

 

※「姉ちゃんが言っていたが、助けを求めるって行為は相手を信頼してなきゃ出来ねぇんだってよ」~「孤高だったり、プライドが高かったり、大人びていたりしたら、簡単に『助けてくれ』なんて呼べねぇ。“アイツ”が助けて欲しいと願うのは恐らくお前に対してだけだ」

 遊馬は小鳥だと勘違いしていたが、シャークのこと。凌牙は遊馬を信用していたことが分かる。

 

※月光にキラキラ乱反射するもの――コインが遊馬の手元に落ちた。表には百獣の王ライオンの顔、裏にはライオンの尻尾が刻まれている。

 覇者のコインに似ている。

 

※「ト・テテ、ケセパソル、リ・セイテ。シュンペーリャ、ケセパリソル、エストーニャ」

 ニコ動ネタになるが、FF5の「故郷」を歌ってみたというのがある。それを聞こえたとおりに書いてみた。元はトルコ語だったような気がする。

 

※元ある数字の上に行うのが、生贄(アドバンス)召喚。縦・横・斜めの一列の合計数となった“同じ”数字を使い、魔方陣の“外”で行うのが、貴方の国の召喚術。隣り合った全く“別”の数字を使い、魔方陣の“内”で行うのが、私の国の召喚術。

 エクシーズ召喚とシンクロ召喚の話。

 

※Dホイールに変形したオービタル

 ZEXALⅡより、どんな構造しているんだ、アレは?

 

 

 

【⑧TRD】

 

※TRD

 凌牙vsカイト戦での、カイトの台詞「とんだロマンチストだな!」より。カイトのプレイングミス(?)を指摘した凌牙へ放ったもの。レジャー施設のTDLではない。

 

※「人の心に淀(よど)む影を照らす眩(まばゆ)き光、人は俺をナンバーズハンターと呼ぶ」

 『遊戯王ZEXAL 激突! デュエルカーニバル』において、デュエル開始前のカイトの台詞。

 

※『イレカエル』を使った永久コンボによる『マスドライバー』のワンショットキル

 コンボの説明に心が折れそうになった。

 

※「十面ダイスは上が偶数(0・2・4・6・8)、下が奇数(1・3・5・7・9)と分かれている。強い回転を加え、偶数が上になるように回す。これで00(クリティカル)への確率がぐっと上がる。これが貴様が仕掛けたクリティカルのトリックだ」~「この十面ダイスにはもう一つ奇策『ダブルヒット』がある。二つの十面ダイスを回す際、一つにはより強い回転を加える。そうすることで片方が良くない目を出した場合、弾いて修正をかけることが出来る。そう上手く弾けるのか、と思うだろうが、解答は“YES”だ。テーブルに肘か足で衝撃を与えれば、ダイスの軌道なんて簡単に変えられるさ」

 バクラが実際にしたトリック。

 

※カイトの目は62、対して闇凌牙の目は00(スーパークリティカル)だった。今は忌々しげに、カイトはその数字を見下ろす。

 「62」は『No.62 銀河眼の光子竜皇』のこと。

 

※ハンデとして先攻はドローしないでおこうか?

 2014/03末頃のルール改定により、先攻はドローできなくなった。

 

※「オイオイこれじゃ……Meの勝ちじゃないか!」

 漫画版のGXのデイビット・ラブの台詞。どう見ても死亡フラグの台詞だが、なんと勝利している。

 

※ドローしたカードを掲げ、闇凌牙がレベル2の水属性海竜族の見慣れぬモンスターを通常召喚した。~更に闇凌牙はそのモンスターの効果を発動させ、デッキからレベル3の水属性海竜族のモンスターを特殊召喚した。

 『深海のディーヴァ』と『ニードル・ギルマン』のこと。相性がいいんだよなぁ、『A.O.J カタストル』を召喚するにも、凌牙のデッキに紛れ込ますにも。

 

※二体のモンスターが光の輪に包まれ、闇凌牙のフィールドに新たなモンスターが召喚される。「なんだ、この召喚方法は!」見知らぬ召喚方法にカイトは驚きを隠せない。

 この時点でシンクロ召喚、『A.O.J カタストル』に気付けた人はいるのだろうか?

 

※「それはどうかな」

 遊戯王お約束の台詞。結構何回も使っている。

 

※瞬く間に巨人ですら乗り越えられない程の高さの鉄壁

 書いた当時は「進撃の巨人」という漫画が流行っていました。

 

※「滅しろ、苛立たしき竜め!」

 『銀河眼の光子竜』のこと。次章では「失せろ、目障りな光め!」(『No.39 希望皇ホープ』)、「消えろ、忌々しきドラゴンめ!」(『No.17 リバイス・ドラゴン』)と似たようなフレーズを使っている。

 

※「粉砕! 玉砕! 大喝采!」

 DEATH-T編で海馬が放ったセリフ。青眼の白龍で遊戯のモンスターを片端から粉砕していく時のセリフで、「スゴイぞー! カッコいいぞー!」「強靭! 無敵! 最強!」と並ぶ青眼絡みでの社長の名言。

 

※姉・明里の強烈なドライビングテクニックのDホイールに乗せられたことのある遊馬だったが、

 漫画版のZEXALの描写より。

 

※「Ⅳが来なかったら、俺、美術館に行けなかった。Ⅳが来てくれたから行けるんだ。“Ⅳが助けたいシャークを助ける俺”をⅣが助ける。今はそれでいいんじゃねぇの? これが跳び箱の一段目だぜ、きっと」

 ZEXALⅡでの、凌牙を助けたいⅣの言動の活力になったであろう発言を入れたかった。

 

※「観察結果“タウゼント(ドイツ語で千)”、彼はやっぱり素直ではない」

 説明した通り。

 

※カートゥーンアニメ

 トロンが好きなもの。

 

※凡骨(ボンコツ)

 海馬は城之内のことをこう呼んでいました。

 

※気持ち良くデュエル出来ねぇと

 実際のⅣの台詞「なんで俺に気持ちよくデュエルさせねぇんだ」から。

 

※いいか、貸すだけだからな。必ず返せよ。

 FF2のシドが主人公フリオニールに飛空艇を貸すときの台詞。だが、この後、シドは帰らぬ人に。

 

※「頼んだぜ、勇者」

 ZEXALⅡにおいて「勇者の凱旋!」というタイトルがあったなぁ。

 

 

 

【⑨AOJ】

 

※AOJ

 アーリー・オブ・ジャスティスのこと。カタストル以外にもシリーズがいるが、全て光属性メタ効果を持つ。弟に「遊馬デッキのメタカードって何? 何を出されたら詰む?」と尋ねて返ってきたのが『A.O.J カタストル』だった。

 

※「後ろで大きな爆発音がした、デュエルをしているようだ」

 ネット上で見掛けたアストラルの台詞。

 

※「勝負は足の長さで決まったな」

 PS2『WILD ARMS アルターコード:F』のザックの勝利台詞より。ZEXALにおいて、カイト(18歳)と凌牙(14歳)の身長があまり変わらなかったんだよなぁ。流石にZEXALⅡでは見直されて、カイトの身長は高くなったけれど。

 

※『閃光を吸い込むマジックミラー』

 光属性のカイトが勝つのは無理レベル。

 

※俺のライフが4000で、お前が0。

 結構根に持っていた。

 

※ハルトーっ!

 ZEXALでは叫びまくっていたなぁ。

 

※黒き旋風

 ブラック・フェザー。

 

※力が漲(み~な~ぎ~)る~っ!

 ZEXALⅡでのMr.ハートランドの復活の際の台詞。真っ裸って誰得よ?

 

※千年レンズの金色の焔を受けて一枚のカード

 オリジナルのカウンター罠『深海の牢獄』より。

 

※闇凌牙に闇が纏わりつき、それは蛇のようにも、何故か緋色のマントのようにも見えた。

 緋色のマントはナッシュの装備品。

 

※とんだハリキリボーイだぜ!

 5D'sのクラッシュタウン編より。

 

※ああ、いいぜ。お前を倒し、ナンバーズを手に入れ、六人の部下を引き連れて“すべてのはじまりのカード”を掴んだ暁(あかつき)に、俺は“絶対的な暴力”そのものとなる!

 七皇やヌメロン・コードのことがダダ漏れ。

 

※手の平から滑り落とすようにしようぜ

 バクラのイカサマダイスを止めるために闇遊戯の発案。

 

※「39と73、か」

 「39」は『No.39 希望皇ホープ』、「73」は『No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ』。

 

※フィール

 漫画版の5D'sの遊星がよく使う言葉。

 

※ゼアルは卑怯者相手に使うのすら勿体無いと感じ、すぐにはシャイニング・ドローをしないことを決めた。

 相手の口車に乗せられるゼアル。

 

※全て2で埋め尽くされた2×2の魔方陣が現れ、縦横に合計数の4を二つ欄外に吐き出し、二つの“同じ数字”である4が光り輝いた後、それらはエクシーズの円陣となった。

 魔方陣の話があったので。

 

※「ハイホーハイホー」

 ネットスラング。遊馬がいつも『No.39 希望皇ホープ』を召喚するので「ハイハイ、ホープホープ」と野次られ、とうとう縮めて「ハイホーハイホー」と言われる羽目に。

 

※マイフェイバリッドカード

 GXの十代がよく使っていた言葉。

 

※『潜航母艦エアロ・シャーク』

 無論アニメ効果です。

 

※俺様のマジックコンボを見せてやるぜ!

 「シャークさんのマジックコンボだ!」という台詞が第一話にありました。 

 

※何処ぞかのイルカよりもずっとかわいい

 キモイルカ……ではなくて、『ネオ・スペーシアン・アクア・ドルフィン』のこと。

アニメ版GXに登場した最初のネオスペーシアン。 外見は無駄につぶらな瞳を持ち、首から下が人間体型のイルカというどこか不気味な姿。妙にすべすべした体でありながら人間体型、イルカの顔なのに妙にさわやかな声でべらべら喋り、かと思えば「ケケケケケ」と奇声を発したりと、見るものにアンバランスさとストレスを感じさせる外見&言動をしている。

 

※それを活用し、次の三ターン目で蹴りを付けるのならば、あのカードには是非とも墓地に行ってもらわなければならない。

 あのカード、『ガガガマジシャン』のこと。レベル変動は便利だよね。

 

※「『No.39 希望皇ホープ』の効果発動! エクシーズ素材を墓地に送ることで戦闘を無効化する! “ムーンバリア”!」~「様式美ってヤツだな」

 確かにその通り。

 

※「惚(とぼ)けるな。何故、“あのモンスターカード”をエクシーズ召喚しなかった? 『No.39 希望皇ホープ』を破壊できたものを」

 『ブラック・レイ・ランサー(ランク3、闇属性獣戦士族、攻撃力2100守備力600)』のこと。

 

※墓地なんて第二の手札みたいなものだ。

 弟の発言を参考にしました。

 

※復活させるカードなんて幾らでもあるからな。加えて1000を切っている状態、即ちピンチだからシャイニング・ドローをしてくる。魔法・罠の対象にならない、攻撃力を倍々にするとか超チートで強(つえ)ぇZW(ゼアルウェポン)を出されて、アイツの勝ち、俺の負け……なんて洒落にもならねぇ

 ベクターの台詞で「俺の勝ち、お前らの負け」なんていう台詞があったなぁ。強すぎるカード、私はあまり好きじゃないな。

 

※「使えるさ。ゼアルになれば、シャイニング・ドローなんてせずとも引きは良くなるからな。奴の手札には必ず“あのコンボ”を成立させるカードがある。次のターン、絶対にそのコンボで俺にトドメを刺しにくるさ」

 ウルは全て見抜いていました。

 

※ “アクア・オービタル・ゲイン”

 馴染みのない技名。『遊戯王ZEXAL 激突! デュエルカーニバル』にて判明しました。

 

※「『No.39 希望皇ホープ』の効果発動! エクシーズ素材を一つ使って、攻撃を無効化する!」~「この瞬間、手札から速攻魔法『ダブル・アップ・チャンス』を発動! モンスターの攻撃が無効になった時、攻撃力を二倍にして、もう一度だけ攻撃できる!」

 お約束のコンボ。

 

※「どうした、“千年ジャンク”。敗北を目前にして、気でも触れたか」~「馬鹿言ってんじゃねぇよ、“ブラコンナンバーズハンター”。『No.39 希望皇ホープ』と『ダブル・アップ・チャンス』のセオリー過ぎるコンボに、おかしくって腹が痛いわ!」

 カイトの揶揄にウルが返すが、本人にとっちゃ嫌味ではないだろうな。「おかしくって腹が痛いわ!」はベクターの台詞。

 

※カウンター罠発動『深海の牢獄』! このカードは相手モンスターの攻撃力が変動したときに発動! 手札一枚捨てて、変動した数値を百で割ったターン数、相手モンスターを除外する!

 『次元幽閉(通常罠。相手モンスターの攻撃宣言時、攻撃モンスター1体を選択して発動できる。選択した攻撃モンスターをゲームから除外する)』で事足りるなんて言わない。遊馬が攻撃アップしてくるということが分かっていた、という描写がしたかった。手札を一枚捨てさせたのは、計算すると最終的にウルの手札が一枚残って締まりが悪かったので。

 

※「けどよ、アストラル、俺らにはシャイニング・ドローがある」「その通り、我々には好きなカードを作成できるシャイニング・ドローがある。次のターンを凌(しの)ぎ、五ターン目に『No.39 希望皇ホープ』を除外から復活させるしかない」

 シャニング・ドローをすれば勝てる、確かにその通りなんだけど。

 

※「ありがとう、俺のデッキ」

 デュエリストが自らのデッキが応えてくれた時に返す感謝の言葉。アニメ「遊戯王GX」第91話にて“一撃必殺居合いドロー”をコンセプトとしたワンターンキルデッキを使う橘が、自ら宿った死神との契約(好きなカードを好きな時に引ける能力)を破棄した時に発した言葉である。後々、十代もこの台詞を使っている。

 

※3×3マスの基本的な魔方陣が浮かび上がり、2と3の二つの数字を輝かせる。

 魔方陣の話。

 

※「愚かな弱者共よ。機械仕掛けの正義執行者が近付く、絶望の足音を聴け。光砕く道となれ! シンクロ召喚!」

 5D'sの遊星のシンクロ召喚の口上「集いし願いが新たに輝く星となる。光さす道となれ! シンクロ召喚!」(『スターダスト・ドラゴン』)を真似たもの。今回の口上は自分で考えました。

 

※「闇雲にモンスターを俺ルールで特殊召喚した訳じゃねぇ、俺はルールを守って楽しくデュエルしてるぜ。これはな、お前ら千年アイテムの保持者が殺した彼女が俺に遺してくれた、チューナーモンスターとそれ以外のモンスターのレベルを“足して”、新たなモンスターを呼び出す絆の召喚法『シンクロ召喚』さ」

 「ルールを守って楽しくデュエル!!」とは、OCGのパックCMにて遊馬が乱発しているフレーズ。 絆は5D'sの遊星の口癖のようなもの。

 

※反射ダメージでも受けちゃいなさいよ

 小鳥、いつの間にかデュエルに詳しくなってる。

 

※あまりにもとんでもない効果にゼアルの声が甲高いものになる。

 ゼアル、お前に言えるのか?

 

※“カラミティ・エンド”

 語呂が良かったので、思いついた技名をそのまま使用。後で漫画「ダイの大冒険 Dragon Quest」の大魔王バーンの技名と知りました。

 

※ジャンジャジャ~ン!

 ベクターの台詞より。

 

※だがしかし、だがしかし!

 PS3だっけな、「END OF ETENTY」に登場するヴァシュロンがこんな台詞を言っていたっけなぁ。

 

※今明かされる衝撃の真実

 ベクターの台詞、再び。

 

※灼熱の太陽すら瞬間凍結

 メラグの口上でしたね。

 

 

 

【⑩YGO】

 

※YGO

 『遊戯王』をローマ字にしたものの頭文字。『XYZ』『YGO』、どちらを10章・11章にしようか迷った挙句、こうなりました。この章の最後に闇遊戯が登場するので、丁度良かったかな。

 

※ゲームにアクシデントはつきもの

 「キングダムハーツ」のハデスという敵キャラの台詞。

 

※Got you!

 “[I've] got you”、からかいなどに引っかかった相手に対して「やった!」という意味。GXの十代の口癖「ガッチャ(Gotcha)」は「(I've) got you」の略らしい。なので、このシーンは「ガッチャ!」と読んでください。

 

※「なん……だと……!」

 ジャンプで連載されている漫画「BLEACH」でよく使われる台詞。

 

※「どういう……ことだ……?」

 遊戯王ZEXAL第24話で、遊馬とアストラルの新たな力「エクシーズ・チェンジ・ZEXAL」を目の当たりにした天城カイトが驚愕の表情を湛えながら口にした台詞。

 

※器用にパラパラと右指を動かしつつ、闇凌牙は滑(なめ)らかに語る。

 5D'sに登場するジャンはよく指を滑らかに動かしていた。流石、通称「指ゲイ」。

 

※いつから千年レンズさえ外せば、神代凌牙の自我が出ると錯覚していた?

 「いつから~だと錯覚していた?」というジョジョの有名な台詞のパロディ。

 

※千年レンズの悪霊が眼(まなこ)をぐりぐりと動かす。

 遊戯王お馴染の顔芸。

 

※「それにしても、可哀想な神代凌牙。トロン一家への恨み言と自分の非力さを語っただけで、『裏切った』なんて一言も言っていないのに、肯定すらしていないのに、そう推測されちまうなんて! これこそお前らからは何一つ信用されてなかったってことの証明じゃないか! 確かにお前らにとって、これからのことを考えたら、そっちの方が懸命だけどな」

 ナッシュの記憶が戻ったら(バリアンの使命を思い出せたら)、確実に凌牙は裏切るため。ちなみに本当に「裏切った」とは自己申告していない。相手が自ら勝手に「裏切った」思い込むようにウルは画策していた。

 

※ウィンクしながら茶目っ気に語る闇凌牙だっが、急に無表情になるとアストラルとカイトを責めるように睨み付けた。

 これまでにもウルの態度・感情表現は急にコロコロ変わっている。深海の牢獄によって精神崩壊(マインド・クラッシュ)したため情緒面が狂っているのがその主な理由だが、「ダンガンロンパ」のラスボスに影響されたのもある。

 

※お前らは良かれと思って助言したんだろうが

 良かれと思って、真月零の口癖。

 

※一枚は魔法カードで、もう一枚はⅣが貸してくれた罠カードだった。~悔やんでも仕方がないが、もっと早くこの罠カードが出ていれば『深海の牢獄』を防げて『No.39 希望皇ホープ』を除外せずに済んだのに、とアストラルは思わずにいられない。

 『ギャクタン』のこと。効果は以下の通り。

 

カウンター罠、(1):罠カードが発動した時に発動できる。

その発動を無効にし、そのカードを持ち主のデッキに戻す。

 

 ちなみにTAG FORCEシリーズでは4以降、OCG化に先駆け、以下の効果でオリジナルカードとして収録されている。

 

カウンター罠、相手の罠カードを無効にし、そのカードを相手のデッキに表向きで戻してシャッフルする。

そのカードをドローするまで相手は同名カードを発動する事はできない。

 

 見比べると、かなり異なっているのが分かる。

調べるまで、あまり効果は変わらないと思い込んでいた自分が恥ずかしい。

 

※『光の護封剣』

 DMにおいて、遊戯が最も多用した防御系カード。「DEATH-T編」の「遊戯vs海馬」(2戦目)で『青眼の白龍』二体を足止めしてエクゾディアパーツが揃うまでの時間を稼いだのを皮切りに、遊戯が窮地に陥るたびに発動されては逆転のカードを引く時間をもたらしてきた。実際に遊馬が使用した『炎の護封剣』でも良かったがエクシーズ召喚の為にモンスターを揃えるのが難しい、向かないので却下。遊戯がピンチの時に引いてその場を凌いだように遊馬も……としたかったが、残念な結果に終わる。

 

※「姑息(その場しのぎ、という意味)な真似を」

 ドルベの台詞「姑息な手を(サルガッソの灯台を墓地に落としながら)」より。

 

※「Now it's my tune! Draw!」

 2014年の夏前に「Now it's our tune!」というZEXALのTシャツが販売されてました。

 

※「そのまま寝ててもいいんだぜ」以前に言われたことがある闇凌牙の台詞に頭がガンガンする。

 凌牙とのタッグデュエルでの台詞より。

 

※「『A.O.J カタストル』、遊馬にダイレクトアタックだ! 全てよ、絶望の海に沈め! “ジャッジメント・レイ”!」

 技名は正義らしく、レイはビームなので。枕詞はどうしても使いたかった。

 

※遊馬のライフはとうとう400ぽっちになってしまった。

 鉄壁、入りました! 鉄壁とは、原作およびアニメシリーズにおいて残りライフポイントがわずかな状態のこと。 概ね1000未満、狭義では100以下のことをさす。

原作やアニメではデュエルを盛り上げるために、敗北する寸前まで追い込まれる→驚異のディスティニードローで大逆転という展開が多い。 そのため「先に瀕死状態になった奴が勝つ」という図式になり、それを指して鉄壁と呼ばれるようになった。

 

※罠カード『超水圧』

 OCGされていないカード、シャーク対Ⅲ戦にて使用。

 

※俺ってカードに選ばれてるぅ~!

 ARC-Ⅴの沢渡の台詞。

 

※運命の女神様どころか、“神様”すら従えちまったよ!

 今まで散々「運命の女神様」を連呼していたのは、ただこの時のためだけに。「神様」とは『超水圧』で引き当てた『神の宣告』を指す。

 

※遊馬のライフはたかだか400、手札は一枚で、フィールドに罠カードは伏せているが、モンスターは居ない。攻撃力2200以上の闇属性モンスターではない限り、闇凌牙のエース『A.O.J カタストル』を破壊することは出来ない。加えて、相手のライフはまだ3000以上もある。トドメに『No.39 希望皇ホープ』は除外され、『死者蘇生』も使用済みだ。闇のフィールによって仲間と隔離されてしまっているため、ゼアル化も見込めない。仲間が気付いているように、遊馬自身も気付いていることだろう――勝てない条件が揃い過ぎていることに。

 考えられるだけの絶望条件を揃えてみました。アニメや漫画において、主人公のデュエルの勝利条件は以下の通り。

 

≫鉄壁ライフ(500以下が望ましい)

≫主人公の場・手札が絶望的

≫相手が圧倒的に有利

≫相手のエースモンスターを効果破壊ではなく、戦闘破壊すること

≫コンボ必須

≫このターンで相手ライフを0にして、蹴りをつけること 

 

 更に以下を付け足しました。

 

≫思い出のあるカードを使用

≫『No.39 希望皇ホープ』は使用禁止

≫ゼアル化は駄目

≫相手の裏をかくこと

 

 今回はこれらを全て満たすデュエルにしました。我ながらよくやったなぁ。

 

※「俺様はカードを伏せて、ターンエン―‐」

 DMのバクラは俺様を連呼していたイメージがあります。

 

※「もうやめて!」

 DMの杏子の台詞「もうやめて! とっくに羽蛾のライフは0よ!」より。

 

※アンブレイカブル(折れない)ハートは、とうとう折れてしまったのだ。

 ZEXALのOP「折れないハート」より。

 

※「少年よ、これが絶望だ。ターンエンド」

 5D'sのアポリアの台詞。

 

※そう言い終わるや否や、闇凌牙のセットしたデッキの一番上のカードが混沌(カオス)の光を放ち始めた。闇のフィールがマックスに達したのだ。次に闇凌牙のターンが来たとき、これを引けば確実に勝てるだろう。デッキの一番上に置かれた、因果の底から浮かび上がった魔法カードに、闇凌牙は狂喜の声を上げたくて仕方がなかった。

 魔法カード『RUM (ランクアップマジック)-七皇の剣(ザ・セブンス・ワン)』のこと。これで次のターン、ウルがドローしたら『No.101 S・H・Ark Knight』をデッキから特殊召喚し、『CNo.101 S・H・Dark Knight』に進化させ、遊馬を潰す気であった。

 

※神様の御前の天秤に乗せる真実(マアト)の羽とお前の心臓の重さは?

 古代エジプトでは、天秤に真実(マアト)の羽と死者の心臓を載せて天国行きか地獄行きか決めるそうな。

 

※最期に呼ぶ名前は決まったのかい?

 ブーメランとなる台詞。

 

※右手がデッキの上にそのまま置かれれば、サレンダーとなり、遊馬の敗北が決定する。

 サレンダーのポーズ。

 

※彼から絶望という死に至る病は完全に消え去っていた。

 「死に至る病」という本があるんだよ、哲学書だけど。

 

※ラーの神、太陽だ。

 右京先生は遊馬を太陽と比喩してましたね。

 

※「遊馬、勝つぞ」

 お約束のアストラルの台詞。

 

※『カップ・オブ・エース』

 遊馬が投入したギャンブルカード。某掲示板にて『ヘルカイザー「進撃の巨人? そんなことよりデュエルだ!」』というのがあり、其処に登場していたカード。ギャンブルカードって、いいじゃん! と直感で気に入ったので、絶対にこのカードは使用すると決定。当初はウルが『潜航母艦エアロ・シャーク』を召喚後に使用、しかし失敗、遊馬が二枚ドローするが、ウルが発動させた『仕込みマシンガン(通常罠(1):相手の手札・フィールドのカードの数×200ダメージを相手に与える)』によりダメージを受ける、という筋書きを考えていたが、下手すると遊馬のライフが瀕死を通り越して0になるので断念。

 

※当然、正位置(表)!

 GXの斎王琢磨(さいおう たくま)の得意台詞。闇のフィールの度合いが高いままだったら確実に失敗していたが、闇のフィールをはねのけていたため、ちゃんとした確率になっている。

 

※「ただ運が良かっただけではないか!」

 遊戯王5D's第8話にてジャック・アトラスが言ってしまった禁句。過去のシリーズでは積み込み臭い引きが登場してもこの様な事は言われなかったが、こんな事を言われてはデュエリストの面目丸潰れである。

 

※伏せたカードを見ながら、闇凌牙は人知れずほくそ笑む。

『神の宣告』さえあれば、もう何も怖くない!(死亡フラグ)

 

※「遊馬、これで勝利の方程式が完成した」

 アストラルのお約束台詞。

 

※だって、俺達は……――なぁ、そうだろ、シャーク!

 俺たちは、の後ろには好きな言葉を入れて下さい。最終話の凌牙も似たような台詞「遊馬、俺はお前になら…」と言っている。

 

※魔法カード『アーマード・エクシーズ』

 遊馬対ナッシュ戦で使われたらどうしよう! と焦っていたが、杞憂に終わった。

 

※『No.17 リバイス・ドラゴン』

 凌牙に因縁のあるカードの登場。

 

※墓地から『No.17 リバイス・ドラゴン』が現れ、その上に『ガガガガール』が乗り、装備された状態になった。

 遊戯王お約束のただ乗っただけ。

 

※「同名カードとして扱う場合、引き継ぐのは名前だけであって、属性等は元々のモンスターのものが適応される」

 ちゃんと調べた結果、これがクリアのミソになった。

 

※「“神宣”だとっ!?」

 『神の宣告』の略称。

 

※このゲス野郎! とカイトは怒鳴りたくなった。

 初代遊戯王に「この弱虫(ムシ)野郎!」という台詞があったな。

 

※対“光”属性のモンスターを“貫く”、“闇”の“バイス・ストリーム”!

 タイトルの回収が出来ました。

 

※「正義が、強者と勝利の象徴が、あの女(ヒト)との絆の召喚モンスターがぁぁぁぁぁ……ぜ、全……め……滅めつめつ……」

 DEATH-T編において、闇遊戯とのデュエルでエクゾディアが召喚され、青眼の白龍が全滅したときに海馬瀬人が発した台詞のオマージュ。 正確な表記は「オ……オレの『青眼の白龍』がぁぁぁぁぁ…ぜ……ぜん…め…めつめつめつ…」。

 

※お楽しみはこれからだ! とエンターテイナーのように闇凌牙は両手を仰いだ。

 ARC-Ⅴの遊矢の口癖より。

 

※「三度目の死を味わえ、神代凌牙!」

 一度目は海の王として、二度目はバリアンのナッシュとして。

 

※「それはどうかな?」~逆光のため、顔は分からない。背格好から推測するに青年の域だろうか。奇抜な髪型をし、古(いにしえ)の砂漠の国の王族の真っ白い礼服を着こなした彼はシルバーの鎖のペンダントをしている。そのペンダントトップはカイトが美術館で見た千年アイテムの一つであり、眼(ウジャト)の紋様が刻まれた、黄金の大きな四角錐を逆さにしたものだった。

 来たぜ、初代主人公!

 

※千年レンズに浮かび上がる眼(ウジャト)が紅の色を発する。闇凌牙が右手を掲げると3×3マスの魔方陣が現れ、数字が消えうせたかと否や、ベクトルのように魔法の矢が王に向かって飛んでいく。しかし王が呪文を呟くと、忠実な魔導士が冥界から現れ、攻撃を一気に蹴散らしたうえ、消える間際に罪人を黒魔術で拘束していった。

 遊戯王お約束のいきなり始まる謎バトル。忠実な魔導士は『ブラック・マジシャン』かな。

 

※いったい俺の何が悪いんだ!

 GXの十代の台詞。

 

※俺はただ“すべてのはじまりのカード”を使って、あの女(ヒト)を―‐

 ヌメロンコードを使えば、過去の改ざんが可能になる。ウルは女の人を助けたかったのだろう。

 

※面白い事実――宿命を知ることが出来たからな

 凌牙の宿命のこと。

 

※「それは違うよ」

 PSP「ダンガンロンパ」の主人公の台詞。

 

※「ウル……?」

 闇凌牙の本名。ラピュタ語で「ウル」は「真」の意味。イカサマデュエルばかりしてきたくせに、名前の意味は「真(本物)」という皮肉。

 

※見えない水蒸気が固体化するように現れたプロトタイプのデュエルディスクが展開され、いつの間にか彼の服装は王族の礼服から群青色の学生服にも似た格好になっていた。

 いつもの学生服に。

 

※「彼の気質が俺の知己(ちき:親友のこと)に似ていたからさ」

 城之内のこと。

 

※「仲間を信じること、それが俺が俺らしくあるために一番大事なことだと思うんだ。それを忘れたから、俺は俺のデュエルが出来なくなっちまったんだ。だから、俺が俺らしく俺であるために仲間を信じる。デッキを、勝利を信じる。信じることを俺は諦めない! それこそが“かっとビング”なんだ!」

 ZEXALⅡに続けるための決意表明。結果的にベクターに利用されることになる。

 

 

 

【⑪XYZ】

 

※XYZ

 エクシーズのこと。この場合、アルファベットの終わり三文字にかけて物語の終わりも意味する。

 

※デッキ狩り事件は不可思議な現象――都市伝説の一つとして片付けられることになった。

 明里姉ちゃん、記事にならずじまい。

 

※「凌牙、すまなかった」~ただ、アストラルだけはその謝罪の目的語――数週間前、同じ病室で違う理由で生気なく眠る凌牙のヴィジョンが視えていた。

 そういえば、カイト、凌牙に謝ってなかったよな。

 

※中庭に出ると、ベンチに座った茶髪の青年が手元に戻ってきたデッキを喜ばしげに入院着の同じ髪色の妹に報告している。良かったね、お兄ちゃん。と笑う妹に、これでデュエルが出来るぜ! と拳を握り締める兄。

 城之内兄妹を思い出しながら。

 

※だが、とカイトは思う。また同じようなことがあったとしても、やはり彼は裏切ったと結論付けるだろう。遊馬みたいに信じられる程、幼くも純粋でも甘くもないのだ。~だから、と続ける。ならばせめて、デュエルだけは強くあろう。似たようなことが起きた場合、遊馬みたいに信じられないカイトが彼に助言したところで、今回のように彼の道を狭(せば)めるだけにしかならない。そんなカイトが遊馬の為に出来るのは、ただデュエルに強くあることのみだ。遊馬が彼の道を突き進めるように、答えが見付けられるように、己は黙ってデュエルで語れば良い。小さな勇者である彼の道を阻む者を倒せば良い。

 ZEXALⅡに続けるための決意表明。

 

※(制限だが、モンスターを裏側守備表示にできる魔法カードがあったな)

 ZEXALⅡにて使用した『月の書』(速攻魔法《制限カード》、フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、裏側守備表示にする)のこと。

 

※“オナーズ(Honors)”(切り札)

 『No.101 S・H・Ark Knight』のこと。

 

※俺に最高のトラジック(悲劇)を観せてみろ

 ZEXALⅡにてシャーク・ドレイクが大人しくなったのは、自分が何もしなくても凌牙はナッシュとなり、遊馬を裏切り、対峙し、破滅のロードを行くことが分かったからだと解釈させるための下り。彼はトラジック(悲劇)が観たいだけ。おかげで裏ボスっぽくなりました。

 

※遊馬にすら話したことがない、アストラル界とバリアン界の住人しか知らない“すべてのはじまりのカード”のことを何故彼が知っていたか。六人の部下とは何を意味するのか。どうして“闇のフィール”の影響が悪霊が取り憑いている、普通の人間であるはずの凌牙に及ばなかったのか

 バリアン七皇の一人だったから。

 

※(遊馬は誰も裏切らない。希望同様、私が信じていれば、必ず信じ返してくれる。それだけは絶対だ)

 これがZEXALⅡの悲劇を生む。

 

※完全なストレンジャー(stranger:見知らぬ人)ではないだろう。

 「The stranger」という小説があってね。

 

※でも、アストラル、私思うの。あの人、本当は……

 ウルへの救済策。

 

※「観察結果、テンタウゼント(ドイツ語で“万”を意味する)。彼“も”やっぱり素直ではない」

 凌牙はツンデレだから(笑)。

 

※遊馬、俺はお前になら……

 読者に任せます。ZEXALⅡを見終わった今なら「倒されてもいい」かもしれないと思う。

 

※凌牙はずっと窓の外を見ていたが、窓には強がりの仮面を外した、緊張の解(ほぐ)れた彼の顔が映り込んでいた。そんな好敵手(ライバル)の独り語りを遊馬は黙って聞いていた。あの時、遊馬が凌牙の心の内を覗いたように、凌牙も遊馬の心の内を覗いていた。一瞬の邂逅を互いに本心で会話したのだ。窓に皇の鍵が乱反射する。信じてよかった、と遊馬は素直に思った。

 本心で会話した二人。

 

※ショットガンシャッフルはカードを傷つけるからやめとけ

 遊戯の台詞。

 

※二人のデュエリストを映す窓の向こうには、何処までも澄み切ったような青空が広がり、都市に隣接する海は太陽の光を浴びて燦々と輝いていた。

 第三章の右京先生の台詞「海は太陽が恋しいからね」を受けて。

 

※声は届いたのだ。

 この小説の始まりは「声は届かない」。逆、対になっている。




【最後に】

 ここまで読んで下さり、ありがとうございました。



 千葉 仁史

執筆終了日:2014/08/31/日(GXの十代の誕生日)

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