デュラララ!!に強いの入れたかった   作:グラン(団長)

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悪は滅びたのだ


9話

『もしもし、クレアか?お前に頼みてぇことがある』

 

「ありゃりゃ赤林さんから依頼とは珍しい、なんでしょうか」

 

『杏里ちゃんのことで頼みてぇことがある、今いろいろと厄介なことになっててな……

 

 

家に杏里の友人を名乗る女の子が来る

→杏里の学校の教師という男が来る

→女の子が現れる

→教師逃げる

→女の子追いかける

→わらわらと目が赤い奴等が家に来る

→どうやら杏里を狙っている

→赤林さんぶちギレて全員ボコす

→杏里が用事があると言って家から飛び出す

 

 

……ってことでよ、俺は沙也香と園原堂を守らなけりゃならねぇ。罪歌があるから大丈夫だとは思うが、万が一があるかもしれねぇ、杏里ちゃんのこと頼めるか?」

 

「任せてください、近くいるんですぐ行きます」

 

「ありがとよ、頼んだぜ」

 

 

さて、さっさと行きますか。

セクハラ教師の棒再起不能にしてやる。

 

 

 

ーーー

ーー

 

 

 

「あれ、静雄さんとセルティさんじゃん。なんかパーティーでもしてるんですか?」

 

「おークレアか、気にすんな」

 

「そうすか、じゃ!」

 

「おぉ!」

 

 

向かう途中、公園で静雄さんとセルティさんとその他大勢を見かけた。

どう見ても罪歌に洗脳された人達だったけど静雄さんなら大丈夫だな、むしろ洗脳された人達が心配だわ。

 

 

 

ーーー

ーー

 

 

 

杏里を見つけたと思ったら、セルティさんと杏里とクソ野郎がいた。

ちょっと迷っちゃったから遅れた感があるけど無事みたいでよかった。

あれ、なんか怪我してんな?ちょっと待って、赤林さんに殺されるんじゃねぇかこれ?

非常にマズい……ん?

 

なんかクソ野郎が杏里の肩掴んでて距離近いからぶん殴ります。

 

 

「テメェみてぇなクズが杏里に触ってんじゃねぇよ!」

 

グシャッ!!!

 

 

なかなかいいのが入った、ちょっと力んじゃったから顔面歪んだと思うけどしょうがない。

 

 

「大丈夫か?あのクズになんかされてねぇか?」

 

「大丈夫」

 

「ぐあぁぁぁぁぁぁ!い、痛いぃ!!!」

 

 

なんか騒いでるけどまだ終わりじゃないからね?棒潰すって決めてるからね?

と、杏里が腕を抱くようにして距離を詰めてきた。

肘でおっぱいがおっぱいしてておっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱ……

 

 

「先生、私が先生を助けたのは先生が好きだからじゃありません。先生に感謝はしていますが、先生に借りは残したくなかったので。ですので、もう先生に借りはありません」

 

「あ、杏里、なにを」

 

「それに、私はこの人が好きなので」

 

「そ、そいつが……そいつは!?!?う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

ハッ!?

杏里のおっぱいの感触が驚異的すぎて別の場所に飛んでた、川の向こうでじいちゃんがいい笑顔だったけど、まだあの人死んでねぇからたぶん三途の川ではない。

 

 

「あれ、あのクズは?どこ行った?あっち?待てごらぁぁぁぁ!まだ棒倒ししてねぇだろうがぁぁぁ!」

 

 

さすがにこれ以上おっぱいしてるとおかしくなりそうだから、泣く泣く腕を抜き取りクズを追う。

 

 

「セルティさん!杏里のことよろしくお願いします!」

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

「セルティさん、クレアさっきの」

 

『たぶん聞こえてなかっただろうね、杏里ちゃんが腕組んだ瞬間白目を向いてトリップしてたから』

 

「……そっか」

 

『その、なんていうか……』

 

「大丈夫です、むしろ少し安心しました。聞かれていたら今までの関係じゃいられなくなるかもしれませんし」

 

 

杏里はそう言うと、呆れたように、しかしどこか寂しそうな笑みを浮かべた。

それを見たセルティは声をかけることができず、心の中で次会ったときにクレアを影で縛り上げると決心した。

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

クズ野郎の鼻血をたどって全速力で追いかけていたら、空からクズが降ってきた。

 

 

「親方!空からクズ野郎が降ってきたからそのままゴール(股間)のポストにシューーーートッ!!!!」

 

 

超!エキサイティンッ!!!

じいちゃん譲りの身体能力をなめないで欲しい、飛んでくる人間の棒の位置を把握し、なおかつそれだけを潰す絶妙な力加減で蹴ることなど朝飯前である。

 

 

クチャッ

 

「ッヒュッッッ!!!!」

 

 

変な呼吸をして地面に落ちたクズ野郎はそのまま意識をグッバイした。

悪は滅びたのだ!

 

 

「クレアじゃねぇか、そいつ知り合いか?いきなり切りかかってきたから殴っちまったけどよ」

 

「ナイスです静雄さん、コイツは死んだ方がいいレベルのクズなんで気にしないでください」

 

「そりゃよかった」

 

「それより怪我してるじゃないですか、大丈夫ですか?それにしては機嫌よさそうですけど」

 

「あぁ、聞いてくれよクレア。さっきいいことがあってよ……」

 

 

どうやら罪歌達と三國無双してて、力加減をできるようになったらしい。

確かに静雄さんがあの人数と喧嘩して誰も死んでないって凄いと思う。

 

 

「静雄さんが手加減できるようになるとは驚きですね」

 

「どういう意味だそりゃ」

 

「冗談ですよ」

 

 

でも素直によかったと思う。

だってあのままじゃ絶対いつか死人出してたもん、てか今まで出てなかったのが驚きだわ。

池袋人頑丈だからなぁ。

 

ん?電話だ、……あ、やべ。

 

 

「……もしもし」

 

『クレアか?今セルティさんが杏里ちゃんを連れて来てくれたんだけどよぉ、……なんで杏里ちゃんが怪我してんだ?』

 

「あの、それにつきましては、なんと言いますか、俺が見つけた時にはもう怪我していたと言いますか」

 

『杏里ちゃんはお前は悪くないって言ってたけどよぉ、わかってるよなぁ?』

 

「……はい、いかなる罰でも受ける所存であります」

 

『いい度胸だ、その度胸に免じて軽くしてやる。……とりあえずダッシュで来い』

 

「はい、すぐ行きます。それでは失礼します」

 

「……大丈夫か?」

 

「静雄さん、俺はちょっと所用ができたので今日は失礼します。今度またみんなでお祝いしましょう」

 

「あ、あぁ。……死ぬんじゃねぇぞ」

 

「はい」

 

 

 

さて、死地に赴くとするか。

覚悟はいいか?

俺はできてない!

 

 

 

 

 




クレアはこの後、次は間に合うように鍛えるという名目で、池袋中を赤林さんに車で追い回されます。
追い付かれたら窓から棒術でしばかれます。
しばらく池袋都市伝説に、悲鳴を上げながら車と同じスピードで走る変人が追加されます。
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