【東方掃除録】掃除すると何が出てくる? 作:ハマノン 一般人A
今年も?よろしくお願いします。
まあ、実質今年始めたようなものですがよろしくお願いします。
そこは赤い、紅くて、朱かった。
所々にステンドグラスが余計に赤を強調しており、王座らしき場所に座る周りが赤いせいか少し赤く感じる薄ピンク色のドレスを着たお嬢様が居た。
「ようこそ、我が紅魔館へ。そして、「「さようなら」」
『後ろだ!』
直感(疑似見聞色)から警告が来たので、体を避けるように横へ一歩移動する。
避けた所にはナイフが一本刺さっていた。
「っ!・・・『メイド秘技「殺人ドール」』!!」
今度は周りをナイフで囲まれた。
・・・ならっ!これで、どうだ!!
「っ!?・・コートで切り抜けますか。ならば・・!」
「咲夜、そこまでよ。」
「はい。」
「・・・・」
「ふふ、そんなに警戒しないで。今回の件は箒を貸してあげるからそれでチャラにして頂戴。」
「・・・なら、良い。」
「へぇ・・・まぁ、いいわ。さっきやったことはちょっとした事を貴女にお願いをしたかったからなのよ。・・・まぁ、その件は別室で行わさせるから咲夜、案内をお願い。」
「はい、畏まりました。・・・では、案内を致します。」
・・・俺って案外流されやすいんだろうか。いや、そんな事は無い・・・はず!
・・・赤いな~。真っ赤っ赤だ。
「さて、お嬢様から案内をと申されておりますので、その間に貴女に課せられたお願いの要件を言います。良く聞くように。まず一つ目は・・・?」
「?」
「・・・・ヒャッハー!!お、咲夜じゃねぇか、ちょっと本を借りてくぜー!ウィアーヒャッハー!!」
「・・『幻符「ザ・ワールド」』!」
「・・・あれ?」
「気にしないでください。最近物騒ですからね。泥棒にはそれ相応の対処をしましたので、ご安心ください。」
「あ、はい。」
「ではまず一つ目は・・・・・
うーん、箒を持った感じ、そんなに何かビビッとあるわけでも無いけどな~掃いてるだけだし。
「・・・凄いですね。掃いただけこんなに綺麗になるとは・・・あら?ここまで綺麗になってる。・・・能力って千差万別あるものですね。」
「うーん、そこまで意識的に使ってるわけでも無いんですけどね~。」
「そ、そう。・・・コート、何処に行ったのでしょう。それに下エプロンなんて・・・料理人じゃないんですから。」
「あ、本当だ。・・・まぁ、邪魔にならんしいいか。さて、掃くだけのお仕事~。」
本当に楽だ。歩きながら掃くだけでちょっとした褒美も貰えるとか。・・・ただ、なんか嫌な予感がするんだよな~。
「ヒャッハー!!・・・お、いたいた。お前だな、乃音ってやつは。文々から聞いてるぜ。」
「例えばどんなこと?」
「そうだな~・・・えーと、ちょっと変わった外来人って事ぐらいしか聞いてなかったぜ。」
「覚えてないんだね。あ、察しな気分だよ。」
「まぁまぁ、良いじゃねーか。それより・・・ちょっと私ん家来てくれよー。見てたぜー、箒を掃くだけで綺麗になっていく様をよ~?・・おっと邪魔が入りそうだな。さっさと行くぞ、乃音!」
「え、ちょっと・・・」
「あ、こら白黒泥棒!今綺麗にしたばっ・・・やられた。まだ少し綺麗な部分が残っているからいいものを。」
「あ、咲夜、ごほっ、ちょっと、げほっ、魔理沙にまた、ごほっごほっ。」
「ああ、パチュリー様、少しお待ちください。直ぐに横になれる所に運びます。」
「ええ、よろしく咲夜。」
「はい。」
そんなこんなあって、俺は紅魔館から絶賛魔理沙に誘拐され気味である。
・・・まぁ、魔理沙の後ろにいるんだがな。っとなんか箒にもう一人ぶら下がっている様な感じがするが気にしない。
ネタって拾えないものですね。