12/25日………クリスマス。人々は幸せな聖夜を謳歌している。だが幸せな聖夜など誰の元にも来るわけではない。どんな特別な日でも、不幸に見舞われる人はいるのだ。

これは、1人の少女とAqoursとの聖夜を巡る物語。

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今年も劇場版風にクリスマス回 書いてみました!

最終決戦以外のファイトは【対抗】少な目のスピーディーなファイトになっています!

結構長いですwww


劇場版 バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎ 〜クリスマス・ロスト〜

12/25日………クリスマス。人々は幸せな聖夜を謳歌している。だが幸せな聖夜など誰の元にも来るわけではない。どんな特別な日でも、不幸に見舞われる人はいるのだ。

 

 

3年前………12/25日、クリスマス

 

空色の髪をしたサイドテールの少女、笠波 冬華(かさなみ ふゆか)は、家のリビングで1人、家族の帰りを待っていた。テーブルには、豪勢な食事とクリスマスケーキが置かれている。これは全て冬華が作った料理だ。

 

冬華は、1人で両親を待つ事には慣れていた。彼女の両親は共働きをしており、父か母、片方が帰って来なかったり、自分が寝ている間に帰って来ていたり、朝帰りなんて事も度々ある。だが彼女の誕生日やクリスマスという家族で祝う日は、毎年必ず仕事を早く切り上げて帰って来る。だが今年は違った。いつも家族が集まる時間を過ぎていたのだ。

 

 

冬華「お父さん、お母さん………遅いな〜………、先に食べちゃおっかな〜〜、ううんダメダメ!ちゃんと帰りを待たないと………」

 

 

すると、家の固定電話が鳴る………

 

 

冬華「ん?誰だろ?………はい、笠波ですけど。はい、………はい………、え?」

 

 

電話から聞こえた知らせに、冬華の手から力が抜け受話器が落ちた………。

 

ーーー

ーーー

 

3年後、現在………

 

12/18日の朝。朝礼会と名うって浦の星女学院の体育館に生徒が全員集められた。壇上には生徒会長の黒澤ダイヤと、理事長を牽引している小原 鞠莉が立っている。

 

 

ダイヤ「皆さん知っていますか?クリスマス・イヴとは、12月24日まる1日の事ではなく、クリスマスの前夜祭………つまり、12/24日の夜から、クリスマス当日までの間の事だけを言うらしいですよ。」

 

 

黒澤ダイヤは自慢気に、昨日テレビで見た豆知識を悠然と披露する。

 

 

千歌「へ〜〜!そうなの〜⁉︎」

 

梨子「私も知らなかったわ………」

 

果南「で?ダイヤはその話しを聞かせてどうするつもり?」

 

ダイヤ「私達は、『ラブライブ!』を優勝し、さらには廃校も阻止しました。そこで、何か催しでも、と思ったのです。それが………」

 

鞠莉「浦の星女学院全体でクリスマスパーティーを開催したいと思うの!勿論、ダイヤがイヴの話しをしたのは、前夜祭込みでってこと!」

 

 

ダイヤが一番言いたかった事を鞠莉が話す。

 

 

曜「学校全体でクリスマスパーティー⁉︎」

 

ルビィ「それ、凄く良いと思う!」

 

花丸「みんなでクリスマスパーティー、未来ずら〜〜!」

 

善子「まぁ、今年は浦女でミサを開くのも良いかもね。」

 

 

浦女の生徒達は、鞠莉とダイヤの提案にざわつくが、皆笑顔で賛成した。

 

 

千歌「よーし!そうと決まったら、準備開始だーーー!!!」

 

全生徒『おーーーーーー!!!』

 

 

「くっ………………」

 

 

全生徒が盛り上がる中で、1人だけ苦悶の表情で立ちすくむ1人の女子がいた。その事には誰も気づかない。

 

ーーー

ーーー

 

劇場版 バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎ 〜クリスマス・ロスト〜

 

ーーー

ーーー

 

浦の星女学院のクリスマスパーティーは、クラス毎の催しではなく、部活動毎の催しだけになる。

 

浦の星女学院 クリスマスパーティーの開催が決定してから翌日……

千歌達Aqoursは、部室に集まって、クリスマスパーティーで何をするか話し合っていた。

 

 

千歌「クリスマスパーティーって結局何するの?」

 

果南「そりゃあパーティーなんだから………………何をすれば良いんだろう?」

 

梨子「プレゼント交換とか?」

 

善子「生徒全員で?」

 

鞠莉「イメージとしては、文化祭のクリスマスバージョンってとこかしらね。」

 

 

それからしばらくAqoursは考えたが、これといったアイデアもまとまらず………

 

 

善子「もう、シンプルにバディファイトの大会で良いんじゃない?」

 

ダイヤ「そうですわね………」

 

鞠莉「でも、ただのバディファイトの大会ってだけじゃ花が無いわね〜」

 

千歌「一般参加型の大会にするとか?」

 

曜「良いね、それ!」

 

果南「でも、参加者が多過ぎたら収集つかないんじゃない?」

 

ダイヤ「選抜する為の予選をすれば良いと思います。」

 

ルビィ「それなら、問題ないんじゃないかな?」

 

鞠莉「じゃあ、一応これで決定でいいのかしら?」

 

千歌「うん!」

 

 

それからさらに2日後………12/20日

Aqoursは特に準備に時間はかからない為、他の部活動の催し物の手伝いをする。

 

千歌、果南、善子は他の部活動の手伝いをする。

手伝っていたのは、女子バスケ部が主催する焼きそばなどの屋台だ。

 

クリスマスパーティーの準備は、昼休みや、帰宅時間ギリギリまでの放課後に行われる。

 

 

千歌「果南ちゃん、そこの道具とってー!」

 

果南「はいよ!善子そこ間違ってるよ!」

 

善子「ヨハネ!てか、こんなのよく組み立てられるわね!」

 

 

「だから私に構わないでってば!!」

 

 

千歌達が屋台の組み立てをしていると、近くで1人の女子の怒鳴る声が聞こえた。周りの生徒もその怒鳴り声に振り向く。

 

振り向いた先には、空色のサイドテールの女子と茶髪でロングヘアーの女子が向かい合っていた。怒鳴り声をあげたのは空色のサイドテールの女子、それに向かい合っている茶髪のロングヘアーの女子は心配してるような、若干涙目になっていた。

 

 

「冬華ちゃん、どうしても帰るの?みんなと一緒に準備したら楽しくなる………」

 

冬華「楽しくなる………?何言ってるの?楽しいのはあんた達だけでしょ!私はあんた達とは違う、クリスマスなんて全然楽しくない!」

 

「そんな事………!クリスマスは楽しいよ⁉︎」

 

冬華「うるさい!クリスマスなんて………大っっっっ嫌い!!!」

 

 

そう言って冬華は走り去って行った………………

 

 

「冬華ちゃん………」

 

 

善子「なんなのよ、アレ?」

 

果南「う〜ん、凄く怒ってたね。」

 

千歌「ねえ、どうかしたの?」

 

「え?あ、ごめんなさい、びっくりしたよね。」

 

果南「それは良いけど………あの子、なんであんなに怒ってたの?」

 

「えと、私は、雪塚 ウメ、2年生です。さっきの子は、笠波 冬華ちゃん、私と同じ2年生です。」

 

千歌「ウメちゃんと冬華ちゃんだね。それで、何で冬華ちゃん、あんなに怒ってたの?」

 

ウメ「えと………それは………」

 

 

曜/梨子「千歌ちゃん!」

 

ダイヤ「なんでしたの⁉︎今の声は!」

 

ルビィ「何かあったの⁉︎」

 

花丸「凄い声が聞こえたずら………」

 

鞠莉「どうかしたの?」

 

 

ウメが話しをしようとすると、冬華の怒鳴り声を聞いたAqoursのメンバーがみんな集まってきた。

 

 

ウメ「えと、あの………」

 

千歌「大丈夫だよ、ウメちゃん。私達に話してみて。」

 

ウメ「うん。さっきの子、冬華ちゃんは、クリスマスが嫌いなの。」

 

梨子「クリスマスが嫌い?」

 

ルビィ「クリスマス、こんなに楽しいのに………」

 

花丸「善子ちゃん程じゃないけど、変わった子もいるんずらね〜〜」

 

善子「私程は余計よ!あとヨハネ!」

 

ウメ「変わった子………か、そうだね、みんなからしたらそうかも………。」

 

ダイヤ「いったい、冬華さんに何があったんですの?」

 

ウメ「冬華ちゃんのお父さんとお母さんね………、3年前のクリスマスの夜に、不慮の事故で死んじゃったの………。」

 

Aqours「⁉︎」

 

千歌「え………」

 

ウメ「私、冬華ちゃんとは幼馴染みでね、よく一緒に遊んでたんだけど………、冬華ちゃん、ご両親が死んじゃってからクリスマスが大嫌いになっちゃって………、普段はよく笑う子なんだけど、クリスマスが近づくと、どんどん元気が消えていっちゃうの。多分、自分のご両親が死んだ日に、周りが笑っているのが気に入らないみたいなの。」

 

ウメ「私、クリスマスになると、いつも冬華ちゃんを家に誘ったり、冬華ちゃんの家に行くと、凄く怒っちゃって………断られたり、追い出されたりしちゃって………、ついには………」

 

ーーー

ーーー回想ーーー

 

ウメ「冬華ちゃん、今日、家でクリスマスを祝わない?」

 

冬華「は?クリスマスを祝う?何言ってんの………!私に、お父さんとお母さんが死んだ日を喜べって言うの………?ふざけないでよ!!!」

 

 

冬華は目に涙を浮かべて、ウメを睨みつける………

 

 

ウメ「そ、そんなんじゃないよ!私は………ただ、冬華ちゃんが心配で………!」

 

冬華「もうやめてよ!一昨年も去年も………、しつこいのよ、クリスマスなんて大嫌いだって言ってるでしょ!私の事なんてほっといてよ!!」

 

ーーー回想 了ーーー

ーーー

 

ウメ「私………悔しいよ………!幼馴染みなのに、冬華ちゃんに何もしてあげられない!私………私………、どうしたらいいか、もう分からない!ウゥ………ウッ……グスッ……」

 

千歌「ウメちゃん………」

 

 

ウメはただ泣き崩れる。冬華ちゃんの事を思う気持ちと、自分じゃ何の力にもなれない悔しさと悲しみを抑えられない。

 

ウメの話しは、その場にいる他の生徒たちにも聴こえていた。

 

ーーー

ーーー

 

冬華 帰路

 

 

冬華は泣きながら走って学校を出て行った。しばらく走って、ひと息つく為に立ち止まる。

 

 

冬華「はぁ………はぁ………はぁ………、何なのよ………、何でみんな分かってくれないのよ………!」

 

 

冬華は、3年前の自分と、今の楽しそうにクリスマスの準備をする生徒達の差を比較して怒る。

 

 

冬華「何がクリスマスよ………、みんな笑顔で、浮かれて、騒いで………バカみたい!バカみたい!バカみたい!クリスマスなんて………、クリスマスなんて………無くなっちゃえばいいのに………!

 

 

そう言って俯いた時に、冬華の足下に、1枚の光るカードが落ちていた。冬華はそれに気づいて、カードを拾う。

 

すると、カードを通じて冬華の頭に声が聞こえる………

 

 

『汝、何か闇を抱えているな?』

 

冬華「え?何この声………、カードから………?」

 

『汝の心の闇………分かるぞ。汝、今が無くなれば良いと、そう思っているな?』

 

冬華「え………何で………」

 

『汝よ、全てを我に話してみよ。』

 

 

冬華は、その声に心地よさを感じ、魅力的に感じる。冬華はその声に自分の思いを全て話す。

 

 

『さようか。汝、この聖夜の時が嫌いなのだな。』

 

冬華「うん。私はクリスマスなんて大嫌い………、お父さんとお母さんが死んで、私がこんなに苦しい思いをしてるのに、周りはみんな笑ってて……騒いで……鬱陶しい……、まるでお父さんとお母さんが死んだ日をみんなが喜んでるみたい………、クリスマスなんて消えちゃえばいいのに………!!」

 

『ならば、消してしまおう。汝が拒絶するもの全てを、聖夜の時を………』

 

冬華「クリスマスを………消す?」

 

『そうだ。我の力を持ってすれば、汝が拒む全てを消す力を与えよう。この時より、我と汝はバディだ。』

 

冬華「バディ………私とあなたが、バディ………」

 

 

冬華は、その声に引き込まれていく。そして、自分の気持ちに共感してくれるその声に、眼の光は紫に変わり自然と涙が溢れる。

 

 

『我が名は「聖夜の破滅王 ザング」』

 

冬華「私は、笠波 冬華。」

 

『冬華………良い名だ。』

 

ーーー

ーーー

 

さらに3日後………12/23日

 

 

学園全体のクリスマスパーティーの準備は着々と進んでいく。もうほとんどの屋台が出来上がり、体育館や講堂のパーティー会場が完成している。

 

 

ウメ「冬華ちゃん………」

 

千歌「冬華ちゃん、今日も学校来てないの?」

 

ウメ「うん………」

 

 

あの騒動以来、冬華は学校には来ていない。

 

 

果南「冬華の家には?」

 

ウメ「行ってないです………」

 

善子「でしょうね。」

 

ウメ「冬華ちゃん、クリスマスになるといつも1人になりたがるから………」

 

千歌「そっか。」

 

 

 

 

バディ部室

 

 

Aqoursのみんなは、他の部活動の手伝いを完了させて、部室に戻って来た。

 

 

ダイヤ「他の部活動の準備はほとんど終わりましたね?」

 

8人「はい(うん)!」

 

ダイヤ「では、次は私達バディ部の準備の方ですが………、予選の準備をしようと思います。」

 

果南「予選の準備?」

 

ダイヤ「はい。このバディファイト大会は、一般参加型なので、何人の人が参加するか予想がつきません。ですので本戦に進める方々を選抜する為の予選を開かなくてはならない。」

 

梨子「確かに………」

 

善子「でも、予選で選抜ってどうするのよ?」

 

ダイヤ「曜さん、花丸さん、アレを持って来てください。」

 

曜/花丸「はーい(ずら)!」

 

 

曜と花丸は分厚い紙の束を重そうに持って来て、ドスンと音をたてて机に大量の紙束が置かれる。紙の量を見た途端、千歌、梨子、善子、果南が何か察したよう嫌な予感を感じる………

 

紙には1枚1枚に「大会参加者」といくつか書かれている。その近くにハサミやカッターがある。それを見た時、4人は自分の嫌な予感が的中した事を悟った。

 

 

ダイヤ「みなさん。予想はついているとは思いますが、今から「大会参加者」チケットを作ってもらいます。」

 

鞠莉「ノープロブレム!9人でやればあっという間よ!レッツトライ!」

 

ルビィ「みなさん、がんばルビィです!」

 

 

そしてAqoursは9人で紙に書かれた「大会参加者」の文字を四角く切り抜く作業を始めた。

 

 

2時間30分後………

 

 

千歌「終わったー………」

 

果南「9人で取り掛かって2時間半もかかるなんてね。」

 

梨子「ふぅ、指がハサミと同化するかと思ったわ。」

 

善子「同感………」

 

ダイヤ「みなさん、お疲れ様でした。」

 

鞠莉「明日はクリスマスパーティーの前夜祭よ、楽しんでいきましょう!」

 

8人「はい!」

 

ーーー

ーーー

 

ウメが帰ろうと校門を出た時、校門の前で千歌と曜と梨子に呼び止められる。

 

 

千歌「ウメちゃん!」

 

ウメ「千歌ちゃん、梨子ちゃんと曜ちゃんも、どうしたの?」

 

千歌「これ。」

 

 

千歌はウメにさっき作った「大会参加者」チケットを手渡す。

 

 

ウメ「これは?」

 

曜「バディファイトの大会に出場する為のチケットだよ。」

 

梨子「冬華ちゃんにも渡して欲しいの。」

 

ウメ「え?でも冬華ちゃんは………」

 

千歌「分かってる。判断はウメちゃんに任せるよ。一応渡しておくね!じゃぁ、また明日〜〜!」

 

ウメ「うん、また明日!」

 

 

千歌達は去っていった。

 

 

ウメ「冬華ちゃんに………」

 

ーーー

ーーー

 

冬華の家………

 

 

冬華は家にこもって、ただ俯いていた………

 

 

冬華「何やってるんだろ、私………」

 

 

その時、冬華のスマホが鳴る。

 

 

冬華「電話………ウメちゃんから? もしもし

 

ウメ(電話)『もしもし、冬華ちゃん?』

 

冬華「しつこい、もう構わないでって言ったでしょ!」

 

ウメ『そうもいかないよ、幼馴染みだもん。』

 

冬華「………何の用よ。」

 

ウメ『明日、前夜祭に行こう、バディファイトの大会も開くんだって、冬華ちゃんバディファイト好きでしょ?』

 

冬華「だから言ってるでしょ、私はクリスマスが大嫌いなの、嫌いなものを祝うパーティーなんて行くわけないでしょ?」

 

ザング(冬華よ、よいではないか。)

 

冬華(ザング………?)

 

ザング(その大会とやらに出て、汝の絶望の力を見せつけてやれば良い。クリスマスを壊すのだろう?)

 

冬華「………………分かったわよ、行ってあげるわ。」

 

ウメ『ほんと⁉︎』

 

冬華「言っとくけど、大会に出るだけだからね。」

 

ウメ「うん!あ、ポストに参加券入れとくね!明日、必ずだよ!じゃあね!」

 

 

 

冬華「ウメちゃん………、全く仕方ないわね。」

 

ーーー

ーーー

 

十千万………千歌の部屋

 

 

千歌は北海道の函館に住んでいる「セイントスノウ」の鹿角 聖良と通話をしていた。

 

 

聖良『へ〜〜、学校でクリスマスパーティーですか。いいですね!』

 

千歌「ありがとうございます。あの、明日はクリスマスの前夜祭をやるんですけど、できれば、セイントスノウの2人にも来て欲しいな〜って思って。」

 

聖良『私達もですか?』

 

千歌「はい。バディファイトの大会も開くんですけど………」

 

聖良『お誘いしてくれるのは嬉しいですが、少し難しいですね。こちらも予定がありますから。』

 

千歌「ですよね………ごめんなさい、無理言って………」

 

聖良『いいえ、こちらもお断りする形になってしまって、すみませんでした。それでは。』

 

千歌「はい、それじゃあ。」

 

 

千歌「はぁ、ダメか。聖良さん達の分も楽しもう。」

 

ーーー

ーーー

 

12/24日………

 

 

浦女の校門前には、何十人かの人が並んでいた。みな、クリスマスパーティー内のバディファイト大会の一般参加者だった。

 

浦の星女学院では、屋台などの最終的なチェックなどを行い、準備をしていた。

 

 

バディ部室

 

 

ルビィ「校門前、すごい人だったね。」

 

善子「まだ始まるには3時間もあるのよ?」

 

鞠莉「仕方ないわね、今日はクリスマス・イヴで前夜祭にしようと思ったけど、もう始めて、前日祭にしましょう!」

 

ダイヤ「そうですね。あまりお客さんを待たせるのも悪いですし、始めていいでしょう。」

 

 

予定よりは大分早いが、校内放送が流れる。

 

 

鞠莉『全生徒のみなさ〜〜ん!予定より少し早いですが、クリスマス・イヴ前日祭を開催したいと思います!チェックなどが終わったら、すぐに準備してください!』

 

 

それからさらに数分後、理事長の鞠莉から、クリスマス・イヴ前日祭の開催が宣言された。そして校門前で待っていた人々が浦女の校門をくぐる。ついに、前日祭が開催された。

 

 

生徒「バディファイトの大会に参加したい方は「大会参加」チケットを受け取ってくださーーい!」

 

生徒2「大会参加者は中庭に集まってください!30分後に開催しまーす!」

 

生徒3「大会予選のルールは掲示板にも貼ってありまーーーす!」

 

 

校門………

 

 

冬華「………………」

 

ウメ「冬華ちゃん!」

 

冬華「ウメちゃん、前夜祭ずいぶんと早いわね。」

 

ウメ「うん、校門前で待ってるお客さんが多いから、割と早く開始したんだ!」

 

冬華「へーー」

 

ウメ「でも冬華ちゃん、来てくれて本当に良かった。」

 

冬華「私は大会に参加しに来ただけよ。」

 

ウメ「大会はこれからだよ。中庭に行こう!」

 

 

ウメは冬華の手をとり中庭に走る。

 

ーーー

ーーー

 

中庭………

 

 

千歌「みなさ〜〜ん!私達、浦の星女学院スクールバディチーム!」

 

9人「Aqoursです!」

 

千歌「今回は、私達Aqoursが主催するバディファイト大会に参加いただきありがとうございます!これから予選のルールを軽く説明したいと思います!」

 

ーーー

ーーー

 

クリスマス・バディファイト大会 予選ルール

 

大会参加者には、「大会参加者」チケットが配られる。予選では、近くのファイター同士でファイトして、「大会参加者」チケットを奪い合う。最終的に「大会参加者」チケットを多く所持していた12人が本戦に進める。

 

チケットは最大3枚まで賭けてファイトできる。

 

同じ相手に連続してファイトを挑む事は出来ない。

 

チケットが0枚になった時点で脱落となる。

 

大会の参加者は校内でのファイトは自由だが、校外に出てのファイトは失格となる。

 

バディファイト以外でチケットの受け渡しはできない。

 

ーーー

ーーー

 

千歌「みなさん、ルールは分かりましたか〜〜?」

 

「おお〜〜〜〜!」

 

千歌「この予選には、私達も参加します。では、バディファイト大会予選、スタートーーー!!」

 

 

その号令をキッカケに一斉にファイトが始まった。

 

ーーー

ーーー

 

千歌「行くよ!バルソレイユで攻撃!」

 

モブ「きゃぁぁぁ!」LP0

 

ーーー

 

梨子「行って!ジャックナイフ!」

 

モブ「ぐわぁぁぁ!」LP0

 

ーーー

 

曜「行くヨーソロー!アビゲールで攻撃!」

 

モブ「あぁぁぁぁ!」LP0

 

ーーー

 

ルビィ「勇魔王者 イクシアで攻撃です!」

 

モブ「うがぁぁぁぁ!」LP0

 

ーーー

 

花丸「戦火の魔境使 シドゥームで攻撃ずら!」

 

モブ「いやぁぁぁぁ!」LP0

 

ーーー

 

善子「堕天の下に屈しなさい!堕天使女王 ヨハネで攻撃!」

 

モブ「あぁ〜ん、堕天しちゃった〜〜〜!」LP0

 

ーーー

 

ダイヤ「攻めなさい!剛刃丸!」

 

モブ「うぉぉぉぉ!」LP0

 

ーーー

 

鞠莉「Go!天星の霊光王 アストラディア!」

 

モブ「のおぉぉぉぉ!」LP0

 

ーーー

 

果南「押し流せ!デュエルイェーガー!」

 

モブ「ぐわぁぁぁ!」LP0

 

ーーー

ーーー

 

予選が始まって1時間半くらいが過ぎた。

大会参加者は予選の時点で25人以上は脱落した。

 

 

梨子「ずいぶんと減ってきたね。」

 

曜「うん!」

 

果南「いや〜〜みんな強いね。」

 

ルビィ「うん、何度も勝ったけど、同じくらい負けちゃったよ………」

 

花丸「まるもずら。」

 

善子「情けないわね〜、私は余裕だったけど!」

 

ダイヤ「ですが、バディファイトのレベルは確実に上がっています。」

 

鞠莉「何人も相手をしてると分かるわよね!」

 

果南「そうだね!」

 

千歌「ウメちゃんと冬華ちゃん、勝ってるかな?」

 

ーーー

ーーー

 

冬華「モンスターで攻撃………」

 

モブ「ぬぁぁぁぁ!」LP0

 

 

冬華「あっけない。」

 

ーーー

ーーー

 

それから更にしばらく経って………、時刻はPM6時20分、クリスマスバディファイト大会の予選が終了した。この予選で最も多く「大会参加者」チケットを持っている12名が選抜される事になる。

 

集計結果が出るまでは、自由時間になる。因みに、集計するのは、よしみ、いつき、むつの3人が担当する。

 

 

千歌「集計が終わるまで少し時間がかかるんだって!」

 

梨子「まぁ、これだけの人数が参加してたら時間も結構かかるだろうね。」

 

曜「3人だけに任せるのは申し訳ないけど、私達は屋台でも見て回ろうか!」

 

花丸「さっそく行くずら〜〜!」

 

 

花丸は予選で相当お腹が空いていたのか、食べ物屋台に一直線だ。

 

 

ルビィ「ま、待ってよ〜花丸ちゃ〜〜ん!」

 

善子「ちょっと!私を置いて行くんじゃないわよ〜〜!」

 

 

ダイヤ「全く、元気ですわね。」

 

鞠莉「あら?この程度でへばったの?ダイヤもおばさんね!」

 

ダイヤ「何ですって〜〜!誰がおばさんですか⁉︎」

 

果南「お、元気になった!私達もなんか食べに行こう!」

 

 

3年生の3人も走って行ってしまった。

 

 

ウメ「冬華ちゃん、今日、来てくれてありがとうね。」

 

冬華「別に、私はただファイトをしに来ただけよ。」

 

ウメ「でも、ファイトは楽しいでしょ?」

 

冬華「何が言いたいの?」

 

ウメ「ううん。楽しんでくれてるなら良いの。」

 

冬華「………ごめんウメちゃん、私1人になりたいから、放っておいて。」

 

ウメ「え………うん。」

 

 

冬華は、校舎の中に入っていった。

 

 

1年生組は………

 

 

花丸「う〜ん、バスケ部の焼きそば美味しいずら〜〜、野球部のお好み焼きもなかなか、テニス部のたこ焼きも美味しいずら!」

 

善子「ずら丸、あんた太るわよ。」

 

花丸「大丈夫ずら。」

 

善子「何がよ!」

 

ルビィ「あはは………」

 

 

3年生は………

 

 

ダイヤ「………………」

 

鞠莉「ダイヤ、まだ怒ってるの?謝ったんだからそろそろ許してくれても………」

 

果南「そうだよダイヤ、いつものマリージョークなんだから。」

 

ダイヤ「………イカ焼き2本で許して差し上げますわ。」

 

 

2年生は………

 

 

梨子「中庭の木がクリスマスツリーになってる、綺麗だね。」

 

曜「うん!クリスマスツリーを見ながら食べる焼きそばは格別だね!」

 

梨子「あはは………焼きそばの味は変わんないと思うけど………、それより千歌ちゃんは?」

 

曜「千歌ちゃんなら、集計してる3人に差し入れ持ってくって。」

 

梨子「そう。邪魔してなきゃいいけど………」

 

 

曜が言ったとおり、千歌は集計してる3人に差し入れを持って来ていた。

 

 

千歌「よしみちゃん、いつきちゃん、むっちゃん、差し入れ持ってきたよ〜!」

 

よしみ「千歌ちゃん、ありがとう!」

 

いつき「あ、たこ焼きだ!」

 

むつ「ちょうどお腹空いてたんだよね〜〜」

 

千歌「集計の方はどお?」

 

いつき「もうほとんど終わったよ!」

 

むつ「あと少し。」

 

よしみ「ねえ千歌ちゃん、あの冬華ちゃんって子、凄いよ。」

 

千歌「え?」

 

よしみ「あとで集計結果を見れば分かるよ。」

 

ーーー

ーーー

 

そして更に数分が経って………

予選で生き残った参加者全員が中庭に集められた。

 

 

ダイヤ「みなさん、集計結果が出ました!予選を突破し、本戦に進める10名はこの方々ですわ!」

 

 

「大会参加者」チケット数:集計結果

 

高海 千歌 23枚

 

桜内 梨子 20枚

 

渡辺 曜 20枚

 

津島 善子 19枚

 

松浦 果南 18枚

 

笠波 冬華 25枚

 

雪塚 ウメ 17枚

 

石川 トキオ 16枚

 

中谷 ナオキ 16枚

 

中村 ジロウ 15枚

 

 

ダイヤ「この10名に決まりました!」

 

鞠莉「なお、今日は予選のみとなります。本戦は明日始めようと思います。みなさん、明日に備えて充分に英気を養ってください。」

 

ダイヤ「では、残りの前夜祭を是非楽しんでいってください。では解散!」

 

 

そして、前夜祭はPM11時まで続き、前夜祭は終了した。

 

ーーー

ーーー

 

翌日

 

12/25日 浦女クリスマスパーティー 2日目………

 

この日は、AM9時から、クリスマスバディファイト大会の本戦が始まる。

 

 

本戦の対戦カードの組み合わせ

 

1回戦:桜内梨子 vs 中谷 ナオキ

 

2回戦:津島 善子 vs 笠波 冬華

 

3回戦:松浦 果南 vs 中村 ジロウ

 

4回戦:岩木 ユウコ vs 雪塚 ウメ

 

5回戦:渡辺 曜 vs 坂口 シンタ

 

6回戦:高海 千歌 vs 石川トキオ

 

 

ダイヤ「この組み合わせでの試合になりますわ。」

 

鞠莉「じゃあさっそく1回戦に行こうかしら?桜内梨子 vs 中谷 ナオキ、試合開始よ!」

 

 

1回戦:第1試合

 

桜内 梨子 vs 中谷 ナオキ

 

勝者:桜内梨子

 

ーーー

ーーー

 

1回戦:第2試合

 

津島 善子 vs 笠波 冬華

 

勝者:笠波冬華

 

ーーー

ーーー

 

1回戦:第3試合

 

松浦 果南 vs 中村 ジロウ

 

勝者:松浦 果南

 

ーーー

ーーー

 

1回戦:第4試合

 

岩木 ユウコ vs 雪塚 ウメ

 

勝者:雪塚 ウメ

 

ーーー

ーーー

 

1回戦:第5試合

 

渡辺 曜 vs 坂口 シンタ

 

勝者:渡辺 曜

 

ーーー

ーーー

 

1回戦:第6試合

 

高海 千歌 vs 石川 トキオ

 

勝者:高海 千歌

 

ーーー

ーーー

 

1回戦の全ての試合が終わり、ほんの少しの休憩時間を挟んでから2回戦の対戦カードが発表される。

 

 

2回戦 対戦カード

 

第1戦:松浦 果南 vs 笠波 冬華

 

第2戦:渡辺 曜 vs 桜内 梨子

 

第3戦:高海 千歌 vs 雪塚 ウメ

 

ーーー

ーーー

 

2回戦:第1試合

 

松浦 果南 vs 笠波 冬華

 

 

果南「さて、始めようか。冬華!」

 

冬華「果南先輩、手加減はしません。」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

果南「エンシェントワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

冬華「HOLY NIGHT(ホーリーナイト)

◼️手札5/ゲージ2/LP12

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト)

フラッグ

◼️君は〈HOLY NIGHT(ホーリーナイト)〉のカードを使える。

◼️君の最初の手札は5枚/ゲージ2/ライフ12から始める。

◼️場か手札からドロップに置かれる君の〈聖夜〉のカードをこのフラッグのソウルに入れる。

◼️相手の攻撃か能力で君のライフが2以下になるなら、このフラッグのソウルのカード10枚以上をドロップゾーンに置く、置いたら君はダメージを受けず、相手のターンを終了する。

 

 

果南「私から行くよ、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

果南「キャスト!〈海王の呼び笛〉」

◼️手札7→6

 

 

海王の呼び笛

竜王番長/ゲット

◼️君のデッキの上からカードを10枚ドロップゾーンに置く。その中から<竜王番長>のカード1枚を選び手札に加える。このカードは1ターンに1枚だけ使える。

 

 

果南「デッキトップから10枚破棄!その中から〈武神番長 デュエルイェーガー〉を手札に加えて、バディコール(LP10→11)!」

◼️手札6→7→6/ゲージ3→1

 

 

武神番長 デュエルイェーガー

サイズ3/攻10000/防5000/打撃2/【ソウルガード】/ソウル2

 

 

果南「バトル、デュエルイェーガーで冬華に攻撃!打撃2だよ!」

 

冬華「ぐっ!」LP12→10

 

果南「ターンエンド」

◼️手札6/ゲージ1/LP 11

 

 

冬華「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

冬華「ライトに〈聖夜の滅竜 メリーズァ〉をコール、レフトに〈聖夜の滅竜 メリーゼム〉をコール。」

◼️手札5→4→3/ゲージ3→2

 

 

聖夜の滅竜 メリーズァ

HOLY NIGHT

聖夜/ドラゴン

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

◼️このカードが破壊された時、君のライフ+1して、このカードを君のフラッグのソウルに入れる。

【貫通】

 

 

聖夜の滅竜 メリーゼム

聖夜/ドラゴン

サイズ2/攻6000/防6000/打撃3

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードの攻撃で、相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ2!

◼️このカードが破壊された時、君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、このカードを君のフラッグ1枚のソウルに入れる。

【2回攻撃】

 

 

冬華「メリーズァの登場時、1チャージ、1ドロー。」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

冬華「バトル、メリーゼムでデュエルイェーガーに攻撃!」

 

 

メリーゼム

攻6000

 

デュエルイェーガー

防5000

 

果南「【ソウルガード】」

 

 

デュエルイェーガー 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

冬華「メリーゼムの能力発動、攻撃で相手のモンスターを破壊した時、果南先輩にダメージ2!」

 

果南「うぁぁ!」LP11→9

 

冬華「メリーゼムで【2回攻撃】」

 

果南「【ソウルガード】!」

 

 

デュエルイェーガー 破壊!

【ソウルガード】1→0

 

 

冬華「メリーゼムの能力で果南先輩にダメージ2!」

 

果南「うぁ!」LP9→7

 

冬華「メリーズァでデュエルイェーガーに攻撃!」

 

果南「デュエルイェーガーの能力!手札の〈竜王番長〉1枚を捨てて、デュエルイェーガーの防御力+10000!」

◼️手札6→5

 

 

メリーズァ

攻6000

 

デュエルイェーガー

防5000→15000

 

 

冬華「ターンエンド。」

◼️手札4/ゲージ3/LP10

 

 

果南「やるね………、私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

果南「〈竜起神速〉デッキトップから2枚捨てて、1チャージ!」

◼️手札6→5/ゲージ2→3

 

果南「手札2枚とゲージ3を払い、出でよ、雷纏う海の覇者!〈雷刃武装番長 デュエルイェーガー"サンダー・トライデント"」

◼️手札5→4→2/ゲージ3→0

 

 

雷刃武装番長 デュエルイェーガー"サンダー・トライデント"

竜王番長

サイズ3/攻15000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のソウルの無い〈竜王番長〉1枚に重ねて、君の手札を2枚までこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️"雷纏う波しぶき"このカードが攻撃した時、相手のモンスター1枚を破壊する。破壊したら、このカードをスタンドする。"雷纏う波しぶき"は1ターンに2回まで使える。

【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク3】/ソウル3

 

 

果南「バトル!デュエルイェーガーで冬華を攻撃!攻撃時の能力!メリーゼムを破壊して、スタンド!」

 

 

聖夜の滅竜 メリーゼム 破壊!

 

 

冬華「メリーゼムが破壊された時、1チャージ、そしてメリーゼムはフラッグのソウルに入れる。」

◼️ゲージ3→4

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト) ソウル0→1

 

 

果南「攻撃はどうする?」

 

冬華「受けるわ。うぅ………!」LP10→8

 

果南「デュエルイェーガーで2回目の攻撃!もう一度能力発動!メリーズァを破壊して、スタンド!」

 

 

聖夜の滅竜 メリーズァ 破壊!

 

 

冬華「メリーズァの破壊時、ライフ+1、フラッグのソウルへ………うぁぁぁ!」LP8→9→7

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト) ソウル1→2

 

 

果南「デュエルイェーガーで3回目の攻撃!打撃2!」

 

冬華「キャスト〈聖夜の守護〉」

◼️手札4→3

 

 

聖夜の守護

HOLY NIGHT

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化して、君のライフ+1!さらに、このカードを君のフラッグのソウルに入れる。

 

 

冬華「攻撃を無効化して、ライフ+1、そしてフラッグのソウルに入る。」LP7→8

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト) ソウル2→3

 

 

果南「ターンエンド!」

◼️手札2/ゲージ0/LP7

 

 

冬華「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ4→5

 

冬華「このカードは、フラッグのソウルにカードが3枚以上あるなら、【コールコスト】を減らしてコールできる。センターにコール!〈聖夜の大滅竜 サンダーグロース・メリードラゴン〉」

◼️手札4→3/ゲージ5→3

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト) ソウル3→5

 

 

聖夜の大滅竜 サンダーグロース・メリードラゴン

聖夜/ドラゴン

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

◼️君のフラッグにソウルが3枚以上あるなら、手札のこのカードの【コールコスト】で払うライフの数値を2減らす。

◼️【コールコスト】ライフ2払い、ゲージ2払う。払ったゲージはフラッグのソウルに入れる。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️"聖夜の蒼炎"【起動】君のフラッグのソウル1枚をドロップに置く。置いたら、相手のモンスター1枚を破壊して、このカードの打撃力+2!

◼️このカードが破壊された時、このカードと、このカードのソウルからドロップに置かれるカードを君のフラッグのソウルに入れる。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク2】

 

 

冬華「サンダーグロースメリードラゴンの登場時、デッキトップから2枚ソウルイン!」

 

 

サンダーグロース ソウル2

 

 

冬華「【起動】能力発動!フラッグのソウル1枚を破棄することで、デュエルイェーガーを破壊!そしてサンダーグロースの打撃力+2よ。」

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト) ソウル5→4

 

デュエルイェーガー"サンダートライデント" 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

サンダーグロースメリードラゴン

打撃2→4

 

 

果南「………っ⁉︎」

 

冬華「バトル、サンダーグロースメリードラゴンで、デュエルイェーガーを攻撃!」

 

果南「【ソウルガード】!」

 

 

サンダーグロース

攻8000

 

デュエルイェーガー

防4000

 

デュエルイェーガー 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

冬華「【貫通】打撃4!」

 

果南「うわぁぁ!」LP7→3

 

冬華「サンダーグロースメリードラゴンで【2回攻撃】!」

 

果南「【ソウルガード】!」

 

 

デュエルイェーガー 撃破‼︎

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

冬華「これで終わり!【貫通】打撃4!」

 

果南「うわぁぁぁ!」LP3→0

 

 

2回戦:第1戦

勝者:笠波 冬華

 

ーーー

ーーー

 

2回戦:第2戦

 

渡辺 曜 vs 桜内 梨子

 

 

曜「へへ!梨子ちゃんとファイトするの楽しみだよ。」

 

梨子「私も楽しみだよ。普段から部室でファイトしてるけど、大会って形でファイトするのは、初めてよね?」

 

曜「まぁ、これも公式の大会じゃないけど、本気で行くよ!」

 

梨子「私だって!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

梨子「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

梨子「私の先攻!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

梨子「私は〈スターライト・ジャック・フォール〉を発動!」

◼️手札7→6

 

 

スターライト・ジャック・フォール

星/召喚

◼️【使用コスト】ライフ2払う。

◼️君のデッキからカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスター1枚を【コールコスト】を払わずにコールする。デッキを見たらシャッフルする。「スターライト・ジャック・フォール」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

梨子「私のデッキから〈超星光輝竜 ジャックナイフ〉をコール!」

◼️ゲージ3→1

 

 

超星光輝竜(スターライト・ドラグナー)

ネオドラゴン

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2

◼️【コールコスト】このカードを君のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスター1枚までの上に重ねて、ゲージ2払う。

◼️【起動】君のドロップから《竜装機》1枚までをこのカードのソウルに入れて、君のライフ+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードのソウルが3枚以上あるなら、このカードの打撃力+1して、君のカード全ての攻撃力+2000する。

【移動】【ソウルガード】

 

 

梨子「さらに〈スターライト・ジャック・クロス〉を使用!」

◼️手札6→5

 

 

スターライト・ジャック・クロス

◼️君のデッキの上からカードを5枚ドロップに置く。置いたら、ドロップの〈竜装機〉1枚と君の手札から〈竜装機〉1枚を君の場の〈ネオドラゴン〉のモンスター1枚のソウルに入れる。「スターライト・ジャック・クロス」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

梨子「私のデッキトップから5枚を破棄、その中から〈剣星機 J・イグナイター〉を、手札から〈竜装機 エッジシューター〉をソウルイン!」

 

梨子「ジャックナイフの能力!ドロップから〈竜装機 エルガーカノン〉をソウルイン!ライフ+1!」LP10→11

 

 

ジャックナイフ ソウル0→1→2

◼️剣星機 J・イグナイター

(ジャックナイフ/打撃2→3)

◼️竜装機 エッジシューター

(攻撃時にダメージ1!ターン1)

◼️竜装機 エルガーカノン

(ジャックナイフ/攻7000→9000/打撃3→4)

 

 

さらに超星光輝竜ジャックナイフのソウルが3枚以上ある事で、場のカード全ての攻撃力+2000して、ジャックナイフの打撃+1する。

 

 

ジャックナイフ

攻9000→11000

打撃4→5

 

 

梨子「いくよ、バトル!ジャックナイフで曜ちゃんに攻撃!エッジシューターの能力でダメージ1!打撃5!」

 

曜「うわぁぁ!」LP10→9→4

 

梨子「ターンエンドよ!」

◼️手札5/ゲージ1/LP11

 

 

曜「さすが梨子ちゃん………私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「レフトに〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「覚醒アビゲールの登場時、ジャックナイフを破壊!そして梨子ちゃんのデッキを2枚破棄!」

 

梨子「ジャックの【ソウルガード】」

 

 

ジャックナイフ 破壊!

【ソウルガード】ソウル3→2 (竜装機 エッジシューター)

 

 

ジャックナイフ

攻11000→9000

打撃5→4

 

 

ソウルが3枚以下になったことで、攻撃力と打撃力が下がる………

 

 

曜「ライトに〈宣告の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ2→1

 

 

宣告の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃1

 

 

曜「〈ヴァンパイアファング〉ゲージ+2!さらに〈デスゲージタイマー〉を【設置】デッキトップから5枚をソウルに!」

◼️手札5→4→3/ゲージ1→3

 

 

デスゲージタイマー ソウル5

 

 

曜「バトル!デスゲージタイマーから1枚をチャージ!」

◼️ゲージ3→4

 

 

デスゲージタイマー ソウル5→4

 

 

梨子「ジャックナイフをセンターに【移動】」

 

曜「宣告のアビゲールでジャックナイフに攻撃!アビゲールの能力でジャックを破壊して、ジャックのサイズ分のライフを回復!」LP4→6

 

梨子「ジャックの【ソウルガード】!」

 

 

ジャックナイフ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1(剣星機 J・イグナイター)

打撃4→3

 

 

曜「覚醒のアビゲールでジャックナイフに攻撃!」

 

 

覚醒のアビゲール

攻6000

 

ジャックナイフ

防5000

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0(竜装機 エルガーカノン)

 

 

曜「ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い、宣告の黒死竜アビゲールを必殺モンスターに!〈アビゲール"バニシング・デスホール!"〉」

◼️手札3→2/ゲージ4→1

 

 

アビゲール"バニシング・デスホール!"

サイズ3/攻8000/防8000/打撃3

 

 

曜「必殺モンスター以外の全てのモンスターを破壊するよ!」

 

梨子「そんな⁉︎」

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール 破壊!

 

超星光輝竜 ジャックナイフ 破壊!

 

 

曜「梨子ちゃんのドロップが6枚以上なら打撃+3!」

 

 

必殺モンスター 打撃3→6

 

 

曜「必殺モンスターで攻撃!梨子ちゃんのドロップが12枚以上なら、攻撃は無効化されない!打撃6!」

 

梨子「きゃぁぁぁ!!」LP11→5

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札2/ゲージ1/LP6

 

 

梨子「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

梨子「ゲージ2払い、ライトに再コール!〈超星光輝竜 ジャックナイフ〉!」

◼️手札6→5/ゲージ2→0

 

 

超星光輝竜 ジャックナイフ

サイズ2/攻7000/防5000/打撃2/【移動】【ソウルガード】

 

 

梨子「キャスト〈ジャックナイフ・リペア〉まず1チャージ、そしてドロップから〈剣星機 J・イグナイター〉をソウルイン!」

◼️ゲージ0→1

 

 

 

ジャックナイフ ソウル0→1

 

 

梨子「ジャックナイフの能力発動!ドロップから〈剣星機 J・アーセナル〉をソウルイン!ライフ+1!」LP5→6

 

 

ジャックナイフ ソウル1→2

 

 

梨子「キャスト〈エレクトリック・ソース〉1チャージ、さらにソウル2枚以上のカードがあれば、2チャージ!」

◼️ゲージ1→2→4

 

梨子「いくよ、私のライフ6以下で、場にジャックナイフがいれば………〈ドラゴンフォース"喜愛(きあい)の型"〉解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ4→2

 

 

ドラゴンフォース"喜愛の型"

武器/喜び/愛

攻6000/打撃2

『解放条件!』〔君のライフ6以下で、君の場にカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君の手札かドロップから〈竜装機〉1枚までを場の〈ネオドラゴン〉1枚のソウルに入れて、君のライフ+2!

◼️君の場のカード名に「ジャックナイフ」を含むモンスターのソウルが3枚以上ある時、このカードは【貫通】を得て、君のカード全ては、相手の効果でレストされず、君が効果で受ける3以上のダメージを2減らす。

【3回攻撃】

 

 

梨子は、蒼白のオーラを纏い、梨子の後ろ髪を留めていたバレッタが少し大きい「(キラ星)」の形になり、梨子の両手首に青い光の大きな「(キラ星)」マークが浮かび上がる。そして、梨子の背中から蒼白の光の両翼が生える。梨子が少し動くたびに、蒼白の粒子が舞う。

 

 

梨子「ドラゴンフォースの能力!ドロップから〈竜装機 エルガーカノン〉をソウルイン!ライフ+2!」LP6→8

 

 

ジャックナイフ ソウル2→3

攻7000→9000

打撃2→3

◼️剣星機 J・イグナイター

(打撃3→4)

◼️剣星機J・アーセナル

(【移動】と【貫通】を得る。)

◼️竜装機 エルガーカノン

(攻9000→11000/打撃3→4)

 

 

梨子「バトル!」

 

曜「デスゲージタイマーのソウルをゲージに!」

◼️ゲージ1→2

 

ジャックナイフで必殺モンスターを攻撃!」

 

 

ジャックナイフ

攻11000

 

必殺モンスター

防8000

 

必殺モンスター 撃破!

 

 

梨子「【貫通】4ダメージ!」

 

曜「うぁぁぁ!」LP 6→2

 

梨子「ドラゴンフォースで曜ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

曜「悪いけど簡単にはいかないよ!私のライフ4以下で、場かドロップにアビゲールがいれば………〈ドラゴンフォース"悲悔の型"〉解放‼︎」

◼️手札2→1/ゲージ2→0

 

 

ドラゴンフォース"悲悔(ひかい)の型"

黒竜/悲哀/後悔

攻8000/打撃2

〈解放条件‼︎〉〔君のライフ4以下で、君の場かドロップにカード名に「アビゲール」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは、相手の効果で破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【対抗】手札のこのカードを【装備コスト】を払って装備できる。装備したターン中、君の場のモンスターは破壊されず、君はダメージを受けない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君のドロップから、カード名に「アビゲール」を含む必殺モンスター以外のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わずコールできる。さらに相手のデッキの上から3枚を相手のドロップに置いて、君のライフ+3して、カードを1枚引く。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

曜は白紫のオーラを纏い、曜の髪に白紫のメッシュが入る。そして、曜の目からまっすぐに、まるで涙を流しているかのような模様線が浮かび上がる。そして曜の両腕には、白紫の光の鎖が絡み、巻きついている。さらに曜の背中から白紫の光の両翼が生える。そして、曜が少し動くたびに白紫の粒子が舞う。

 

 

曜「ドラゴンフォースを装備したこのターン中、私はダメージを受けない!」

 

梨子「くっ、ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ2/LP8

 

 

曜「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ0→1

 

曜「〈ヴァンパイアファング〉ゲージ+2!」

◼️手札2→1/ゲージ1→3

 

曜「バトル!ドラゴンフォースの能力で、ドロップから〈紫煌の黒死王 アビゲール〉をコール!」

 

 

紫煌の黒死王 アビゲール

黒竜

サイズ2/攻7000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君のドロップゾーンの《黒竜》1枚までをこのカードのソウルに入れて、ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️このカードが相手のモンスターに攻撃した時、そのカードを破壊する。破壊したら、そのカードのサイズ分相手のデッキの上からカードを相手のドロップゾーンに置いて、このカードをスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカード以外の《黒竜》が攻撃した時、君のライフ+1!

【移動】【ソウルガード】

 

 

曜「さらに、梨子ちゃんのデッキを3枚破棄!私のライフ+3して、1ドロー!」LP2→5

◼️手札1→2

 

梨子「うぅ………、ジャックナイフをセンターに【移動】!」

 

曜「ドラゴンフォースでジャックナイフに攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース"悲悔の型"

攻8000

 

ジャックナイフ

防5000

 

梨子「【ソウルガード】!」

 

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2(竜装機エルガーカノン)

 

 

曜「ドラゴンフォースの【貫通】2ダメージ!」

 

梨子「ううぅ!」LP8→6

 

曜「ドラゴンフォースの【2回攻撃】ジャックナイフに攻撃!」

 

 

ジャックナイフ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1 (剣星機 J・アーセナル)

 

 

曜「【貫通】2ダメージ!」

 

梨子「うぁぁ!」LP 6→4

 

曜「紫煌のアビゲールでジャックナイフに攻撃!攻撃時、対象のジャックナイフを破壊してスタンド!さらにジャックのサイズ分、梨子ちゃんのデッキを破棄!」

 

 

ジャックナイフ 破壊!

【ソウルガード】1→0

 

 

曜「紫煌のアビゲールでジャックナイフに攻撃!」

 

 

紫煌のアビゲール

攻7000

 

ジャックナイフ

防5000

 

超星光輝竜ジャックナイフ 完全撃破‼︎

 

 

曜「ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い、紫煌のアビゲールを必殺モンスターに!〈アビゲール"バニシンググラビティデスホール‼︎"〉」

◼️手札2→1/ゲージ3→0

 

 

アビゲール"バニシング・グラビティ・デスホール‼︎"

黒竜

サイズ3/攻10000/僕8000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「アビゲール」を含むモンスター1枚以上、全て破壊して、ゲージ3払う。

◼️相手のドロップにカードが6枚以上あるなら、このカードの打撃力+3!さらに、12枚以上あるなら、このカード1枚の攻撃は無効化されない。さらに君のライフ3払ってよい。払ったら、このカードのダメージは減らせず、このカードは相手の効果でレストされず、打撃力は減らない。

 

 

曜「必殺モンスターは梨子ちゃんのドロップが6枚以上なら打撃力6になり、12枚以上ならなら攻撃を無効化出来ず、ライフ3払えば、ダメージは減らせない!」

 

梨子「⁉︎」

 

曜「必殺モンスターで梨子ちゃんに攻撃!打撃6!」

 

梨子「さすが曜ちゃん………、きゃぁぁぁぁぁぁ!」LP2→0

 

 

2回戦:第2戦

勝者:渡辺 曜

 

ーーー

ーーー

 

2回戦:第3戦

 

高海千歌 vs 雪塚 ウメ

 

 

千歌「いくよ、ウメちゃん!」

 

ウメ「うん、始めよう!」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ウメ「エンシェントワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライトに〈必殺の型 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6/LP10→9

 

 

必殺の型 バルドラゴン

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

 

 

千歌「バルドラゴンの登場時"バルドラゴンフォース"3チャージ!」

◼️ゲージ3→6

 

ウメ「一気にゲージ6………」

 

千歌「バトル!バルドラゴンで攻撃!打撃2!」

 

ウメ「きゃ!」LP10→8

 

千歌「ターンエンド」

◼️手札6/ゲージ6/LP9

 

 

ウメ「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ウメ「千歌ちゃんはAqoursのリーダー、最初から全力で行かなきゃ負ける………だから、ゲージ2とライフ2払ってセンターにバディコール(LP6→7)!〈烈光武神 デュエル・ブレイガー〉」

◼️手札7→6/ゲージ3→1/LP8→6

 

 

烈光武神 デュエル・ブレイガー

烈光/神

サイズ3/攻10000/防6000/打撃3

◼️【コールコスト】ライフ2払い、ゲージ2払う。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から3枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードは効果で破壊されず、手札に戻せず、能力を無効化されない。

【3回攻撃】【反撃】【ソウルガード】【ライフリンク3】

 

 

千歌「これがウメちゃんのバディ………」

 

ウメ「バトル、デュエルブレイガーで千歌ちゃんに攻撃!打撃3!」

 

千歌「うわぁぁ!」LP9→6

 

ウメ「デュエルブレイガーで2回目の攻撃!打撃3!」

 

千歌「うぁぁぁ!」LP 6→3

 

ウメ「デュエルブレイガーで3回目の攻撃!」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ、ライフ+1!」LP3→4

◼️手札6→5/ゲージ6→7

 

ウメ「キャスト!〈烈光鼓舞〉!」

◼️手札6→5

 

 

烈光鼓舞

烈光

◼️【対抗】君の場のカード名に「デュエルブレイガー」を含むモンスター1枚をスタンドする。君のドロップに「烈光鼓舞」がある時、スタンドしたモンスターの打撃力を1減らす。

 

 

ウメ「デュエルブレイガーをスタンド!」

 

千歌「え!」

 

ウメ「デュエルブレイガーで4回目の攻撃!打撃3!」

 

千歌「うわぁぁぁ!」LP4→1

 

ウメ「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ1/LP7

 

ーーー

ーーー

 

果南「このターンで9ダメージ………!」

 

花丸「凄いずら………」

 

ーーー

ーーー

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ7→8

 

千歌「レフトに〈太陽神の欠片 バルドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

太陽神の欠片 バルドラゴン

サイズ1/攻5000/防3000/打撃2

 

 

千歌「バルドラゴンの能力で、デッキから「超太陽光竜 バルソレイユ・ソル」を手札に加えて、そのままバルドラゴンを進化!」

◼️手札5→6→5/ゲージ8→6

 

 

超太陽光竜 バルソレイユ・ソル

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜

サイズ3/攻7000/防7000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️このカードがアイテムと連携攻撃した時、相手のモンスター1枚を破壊するか、ソウル1枚をドロップする。

◼️【対抗】"太陽の絆"このカードのソウル1枚をドロップに置く、置いたら、君は次のダメージを受けない。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

千歌「さらに私のライフ6以下で、場にバルソレイユがいれば………〈真・ドラゴンフォース〉解放‼︎」

◼️手札5→4/ゲージ6→3

 

 

真・ドラゴンフォース

太陽竜

攻7000/打撃2

『解放条件‼︎』〔君のライフが6以下で、カード名に「バルソレイユ」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ3払う。

◼️場のこのカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️このカードが他の〈太陽竜〉のモンスターと連携攻撃した時、このカードをスタンドして、君のライフ+2!!さらに、このカードの連携攻撃で相手のモンスターを破壊した時、相手にダメージ1!

◼️君のアタックフェイズ開始時、君のデッキの上から1枚を、君の場のモンスター1枚のソウルに入れる。

 

 

千歌は紅金色のオーラ(紅いオーラの周りを薄い金のオーラが縁取って輝いている)を纏い、紅い両翼が生え、千歌の周りに、小さい紅い球体が6つぐらい浮遊している。さらに千歌の髪が腰あたりまで伸びてロングヘアーになる。そして、千歌が少し動くたびに紅と金の粒子が舞い散っている。

 

 

ウメ「凄い光………」

 

千歌「バトル!真ドラゴンフォースの能力で、デッキトップから1枚をバルソレイユソルにソウルイン!」

 

 

バルソレイユ・ソル ソウル1→2

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで連携攻撃!ドラゴンフォースはスタンド!ライフ+2!バルソレイユソルの能力で、デュエルブレイガーを破壊!」LP1→3

 

ウメ「デュエルブレイガーは効果で破壊されないよ!」

 

千歌「なら、ソウルを1枚破壊!」

 

 

デュエルブレイガー ソウル3→2

 

 

ウメ「ソウルを直接⁉︎」

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユソル

連携 攻14000

 

デュエルブレイガー

防6000

 

デュエルブレイガー 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

千歌「ソウルの太陽神の欠片バルドラゴンの能力で【貫通】3ダメージ!」

 

ウメ「きゃあ!」LP7→4

 

千歌「さらに、真ドラゴンフォースの連携攻撃でモンスターを破壊したら、ダメージ1!」

 

ウメ「うぅ………!でも、デュエルブレイガーの【反撃】!バルソレイユソルを破壊!」LP4→3

 

千歌「【ソウルガード】!」

 

 

バルソレイユ・ソル 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで2回連携攻撃!真ドラゴンフォースはスタンド!ライフ+2!バルソレイユソルの能力でデュエルブレイガーのソウルを破壊!」LP3→5

 

 

デュエルブレイガー ソウル1→0

 

 

デュエルブレイガー 完全撃破‼︎

【ライフリンク3】

 

 

千歌「バルソレイユソルの【貫通】3ダメージ!」

 

ウメ「きゃぁぁぁ!」LP3→0

 

 

2回戦:第3戦

勝者:高海 千歌

 

ーーー

ーーー

 

クリスマスバディファイト大会も2回戦までが終了した。

だが、2回戦が終わった時点で3人が出揃ったが、1人余った為、シード枠を設ける必要がある。

 

そこで千歌、曜、冬華によるくじ引きで決める。

シード枠と書かれた紙を引いた人がシード枠、いち早く決勝に行けるのだ。

 

 

くじ引きの結果は………

 

シード枠:高海千歌

 

………となった。

 

ーーー

ーーー

 

準決勝:渡辺 曜 vs 笠波 冬華

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

冬華「HOLY NIGHT」

◼️手札5/ゲージ2/LP12

 

 

曜「私からいくよ!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「〈デスゲージタイマー〉を【設置】デッキトップから5枚をソウルイン!」

◼️手札7→6

 

 

デスゲージタイマー ソウル5

 

 

曜「ライトに〈束の間の安息 アビゲール〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

束の間の安息 アビゲール

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

曜「束の間のアビゲールの登場時、ゲージ+1、さらに【設置】魔法があればもう1枚ゲージに置く!」

◼️ゲージ3→4→5

 

曜「ゲージ2払いレフトにコール!〈風雷の黒死王 アビゲール・テンペスト〉」

◼️手札5→4/ゲージ5→3

 

 

風雷の黒死王 アビゲール・テンペスト

黒竜

サイズ2/攻7000/防2000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️君のアタックフェイズ開始時、君の場のカード1枚を破壊してよい。破壊したら、相手の場のモンスターを1枚破壊するか、手札に戻す。さらに相手のデッキの上から3枚ドロップに置き、相手にダメージ2!

◼️君が〈黒竜〉のアイテムを装備していれば、このカードは【移動】と【貫通】を得る。

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

曜「バトル!デスゲージタイマーのソウルをゲージに置く!」

◼️ゲージ3→4

 

 

デスゲージタイマー ソウル5→4

 

 

曜「アビゲールテンペストで冬華ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

冬華「ぐっ!」LP10→8

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ4/LP10

 

 

冬華「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

冬華「手札から〈聖夜の宝物〉を発動。」

◼️手札6→5

 

 

聖夜の宝物

聖夜/ゲット

◼️君のデッキの上から3枚を見て、その中の1枚を手札に加えて、残りを君のフラッグのソウルに入れる。その後このカードを君のフラッグのソウルに入れる。「聖夜の宝物」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

冬華「デッキトップから3枚を確認、カードを1枚手札に加えて、残りをフラッグのソウルに入れる。さらに聖夜の宝物もフラッグのソウルに入る。」

◼️手札5→6

 

 

HOLY NIGHT ソウル0→2

 

 

冬華「レフトにコール!〈聖夜の滅竜 メリーガル〉」

◼️手札6→5

 

 

聖夜の滅竜 メリーガル

聖夜/ドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から1枚このカードのソウルに入れて、君のフラッグのソウルが2枚以下の時、ゲージ2払う。

◼️"聖夜を滅する炎"このカードが攻撃した時、君の手札を1枚、君のフラッグのソウルに入れる。入れたら、相手にダメージ2!

◼️このカードが破壊された時、君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

【貫通】

 

 

冬華「ライトに〈聖夜の滅竜 メリーズァ〉をコール。」

◼️手札5→4

 

 

聖夜の滅竜 メリーズァ

サイズ1/攻6000/防2000/打撃2

 

 

冬華「メリーズァの登場時に1チャージ、1ドロー、バトル!」

◼️手札4→5/ゲージ3→4

 

曜「デスゲージタイマーのソウルをゲージに置く!」

◼️ゲージ4→5

 

 

デスゲージタイマー ソウル4→3

 

 

冬華「メリーズァで曜ちゃんに攻撃!打撃2」

 

 

曜「くぅ!」LP10→8

 

冬華「メリーガルで攻撃!攻撃時に能力発動、私の手札を1枚フラッグのソウルに入れて、"聖夜を滅する炎"曜ちゃんにダメージ2!」

◼️手札5→4

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト) ソウル2→3

 

 

曜「うぅ!」LP8→6

 

冬華「この攻撃はどうする?」

 

曜「受けるよ、うぁぁ!」LP 6→4

 

冬華「ターンエンド。」

◼️手札4/ゲージ4/LP8

 

 

曜「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ5→6

 

曜「メインは何もしない、バトル!デスゲージタイマーのソウルをゲージに置く。」

◼️ゲージ6→7

 

 

デスゲージタイマー ソウル3→2

 

 

曜「風雷の黒死王アビゲールの能力で、束の間の安息アビゲールを破壊する。そして冬華ちゃんのメリーズァを破壊!さらにデッキから3枚破棄して、冬華ちゃんにダメージ2!」

 

 

聖夜の滅竜 メリーズァ 破壊!

 

 

冬華「うぁぁ………!メリーズァは破壊された時、私のライフ+1、そして能力でフラッグのソウルに入れる」LP8→6

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト) ソウル3→4

 

 

曜「アビゲールテンペストで冬華ちゃんに攻撃!打撃2」

 

冬華「くぅあぁ!」LP 6→4

 

曜「【2回攻撃】だよ!アビゲールテンペスト!打撃2」

 

冬華「キャスト!〈聖夜の守護〉攻撃を無効化する。さらにライフ+1、このカードはフラッグのソウルに………」LP4→5

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト) ソウル4→5

 

 

曜「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ7/LP4

 

 

冬華「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

冬華「いくよ、ゲージ3払い、バディ【降臨】(LP5→6)………」

◼️手札5→4/ゲージ5→2

 

 

冬華「聖なる夜に黒き光を、聖なる夜に白き破滅を………、永遠(とわ)の希望は消え去り、永久(とこしえ)の絶望に全てが塗り替えられる………。【降臨】せよ!〈聖夜の破滅王 ザング〉」

 

 

聖夜の破滅王 ザング

HOLY NIGHT

聖夜/ドラゴン/神

サイズ3/攻10000/防6000/打撃3

◼️このカードはコールできない。

◼️【降臨】しているこのカードは破壊されず手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【起動】君のデッキの上から3枚を君のフラッグのソウルに入れて、君のライフ+3!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️"破滅する聖夜"【対抗】【起動】君のフラッグのソウル2枚を君のドロップに置いてよい、置いたら、次の2つから1つ選んで使う。"破滅する聖夜"は1ターンに1回だけ使える。

・相手の場のカード1枚をレストして、相手にダメージ1!

・相手が使った魔法1枚を無効化して、相手にダメージ1!

【2回攻撃】【貫通】【降臨】(ゲージ3払う。)

 

 

曜「な、何………?このモンスター………」

 

冬華「 凄い!力が……力が漲る………溢れる………はははははははは………!!」

 

 

冬華から黒いオーラが溢れ出し、冬華の眼光が紫に光る………!

 

 

冬華「ザングの【起動】能力、デッキトップから3枚をフラッグのソウルに入れる。そして私のライフ+3………」LP4→7

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト) ソウル5→8

 

 

冬華「バトル!」

 

曜「デスゲージタイマーの効果で1チャージ!」

◼️ゲージ7→8

 

 

デスゲージタイマー ソウル2→1

 

 

メリーガルで攻撃!効果発動、手札1枚をフラッグのソウルに入れ、曜ちゃんにダメージ2!」

 

曜「くぅぅ!」LP4→2

 

冬華「この攻撃を受ければ終わり!」

 

曜「この瞬間!私のライフ4以下で、場にアビゲールが居れば………〈ドラゴンフォース"悲悔の型"〉解放‼︎」

 

 

ドラゴンフォース"悲悔の型"

攻8000/打撃2/【2回攻撃】

 

 

曜「ドラゴンフォースを解放したターン、私は全てのダメージを受けない!」

 

冬華「………ターンエンド。」

◼️手札4/ゲージ2/LP7

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ8→9

 

曜「ライトに〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札6→5/ゲージ9→8

 

曜「覚醒のアビゲールの登場時、メリーガルを破壊!」

 

 

聖夜の滅竜 メリーガル 破壊!

 

 

曜「バトル!デスゲージタイマーの効果でゲージ+1」

◼️ゲージ8→9

 

 

デスゲージタイマー ソウル1→0

 

 

曜「アビゲールテンペストの能力でデスゲージタイマーを破壊する!対象のカードは無いけど、冬華ちゃんにダメージ2!」

◼️ゲージ8→9

 

 

デスゲージタイマー 破壊!

 

 

冬華「うぐっ!」LP7→5

 

曜「さらにドラゴンフォースの能力で、ドロップから、新たな〈覚醒の黒死竜 アビゲール〉をコール!さらに冬華ちゃんのデッキを3枚破棄して、私のライフ+3、1ドロー!」LP2→5

◼️手札5→6

 

 

覚醒の黒死竜 アビゲール 生滅………

 

 

冬華「ザングの能力発動!フラッグのソウル2枚を捨て、アビゲールテンペストをレストする。さらに曜ちゃんにダメージ1!」

 

曜「えぇ⁉︎」LP5→4

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト) ソウル8→6

 

アビゲールテンペスト レスト

 

 

曜「………覚醒のアビゲールで攻撃!打撃2」

 

冬華「キャスト!〈聖夜の暴風〉」

◼️手札4→3

 

 

聖夜の暴風

聖夜

◼️【対抗】次に君が受けるダメージを0に減らして、君のライフ+2!使用後、このカードを君のフラッグのソウルに入れる。

◼️【対抗】フラッグのソウルにあるこのカードをドロップに置いてよい。置いたら、相手のモンスターかアイテムの攻撃力をー3000して、打撃力ー1!フラッグのソウルにある「聖夜の暴風」の効果は1ターンに1回だけ使える。

 

 

冬華「私が受けるダメージを0にして、ライフ+2よ。そしてフラッグのソウルに入れる。」LP5→7

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト) ソウル6→7

 

 

曜「ドラゴンフォースで攻撃!」

 

冬華「フラッグのソウルにある〈聖夜の暴風〉の効果!ソウルからドロップに捨て、ドラゴンフォースの攻撃力をー3000する。」

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト)ソウル7→6

 

 

ドラゴンフォース"悲悔の型"

攻8000→5000

 

ザング

防6000

 

 

ドラゴンフォースの攻撃がザングに弾き返される………

 

 

曜「くっ………ターンエンド」

◼️手札6/ゲージ9/LP4

 

 

冬華「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

冬華「ザングの能力、デッキトップから3枚をフラッグのソウルに入れ、ライフ+3………」LP7→10

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト) ソウル6→9

 

 

冬華「バトル、ザングで曜ちゃんに攻撃!打撃3」

 

曜「うぁぁ!」LP4→1

 

冬華「ザングで2回目の攻撃!打撃3!」

 

曜「うぁぁぁぁ!」LP1→0

 

 

準決勝

勝者:風波 冬華

 

ーーー

ーーー

 

果南「曜まで負けるなんて………」

 

ダイヤ「凄い方ですわね。」

 

梨子「でもこれで、決勝で戦うのは千歌ちゃんと冬華ちゃんだね。」

 

善子「強敵ね………」

 

鞠莉「勝てる?千歌っち。」

 

千歌「分かんない、でも、決勝まで来たんだもん。全力で楽しんでファイトするよ!」

 

花丸「その意気ずら!」

 

ルビィ「千歌ちゃん、がんばルビィ!」

 

ーーー

ーーー

 

ウメ「冬華ちゃん!」

 

冬華「………ウメちゃん。」

 

ウメ「決勝まで来たね、凄いよ!」

 

冬華「………………」

 

ウメ「冬華ちゃん………?」

 

 

今の曜とのファイトが疲れたのか、冬華は普段より無口だ。ウメはそう思っている。だが、実際は違う。冬華は今、自分の中から溢れて漲る異様な力に驚いて言葉が出ないのだ。

 

 

冬華「………」

 

ウメ「………決勝、頑張ってね!」

 

ーーー

ーーー

 

千歌「よし!決勝戦を始めよう!」

 

曜「千歌ちゃん………」

 

千歌「曜ちゃん?」

 

曜「千歌ちゃん、冬華ちゃんとのファイト、気をつけてね。」

 

千歌「………どういう事?」

 

曜「さっきの冬華ちゃん、ファイトの途中で何かが変わったんだ。」

 

千歌「何か?」

 

曜「うん。なんて言うか、気配や雰囲気………一言で言うと………まるで別の何かと戦ってる気分………」

 

千歌「曜ちゃん………分かった!気をつけるよ!」

 

 

千歌は曜が教えるまでもなく分かっていた。冬華の気配が何か違っていた事に、そして、その原因が冬華のバディが現れた瞬間に変わった事も………

 

ーーー

ーーー

 

浦の星女学院 クリスマスバディファイト大会

 

決勝戦:高海 千歌 vs 風波 冬華

 

 

千歌「冬華ちゃん………、あなたは本当に冬華ちゃんなの?」

 

冬華「………どういう意味?」

 

千歌「そのまんまの意味だよ。」

 

冬華「どうかな?私は私だと思っているけど、不思議だよ、自分の中から溢れ出る力が抑えきれない………、いい加減ファイト始めよう………。早く今日を消し去りたい………!」

 

 

冬華の眼光がさらに鋭く光る………、そして冬華からどす黒いオーラが溢れ出る………

 

 

千歌(この感じ………、やっぱり冬華ちゃんには何かある………)

 

 

 

千歌「全てを照らす光、眩き無限の烈光!輝きのルミナイズ!〈光輝なる超太陽〉」

 

冬華「クリスマスなんて大嫌い………、私の悲しみと憎しみで、クリスマスの全てを破壊してやる!ルミナイズ!〈クリスマス・ロスト〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

千歌「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

冬華「HOLY NIGHT(ホーリーナイト)

◼️手札5/ゲージ2/LP12

 

 

千歌「千歌のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

千歌「ライトに〈神速のバルドラゴン〉をコール!レフトに〈フレアファング・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札7→6→5

 

 

神速のバルドラゴン

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2/【移動】

 

 

フレアファング・ドラゴン

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

 

 

千歌「フレアファングの登場時に1チャージ、1ドロー!」

◼️手札5→6/ゲージ3→4

 

千歌「バトル!神速のバルドラゴンで冬華ちゃんに攻撃!相手のセンターにモンスターが居なければライフ+1!」LP10→11

 

冬華「………」LP12→10

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札6/ゲージ4/LP11

 

 

冬華「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

冬華「キャスト〈壊れゆく聖夜の宝物:2ゲージ〉」

◼️手札6→5

 

 

壊れゆく聖夜の宝物:2ゲージ

聖夜/チャージ

◼️君のデッキの上から2枚をゲージに置く。使用後、このカードをフラッグのソウルに入れる。「壊れゆく聖夜の宝物:2ゲージ」は1ターンに1回だけ手札から使える。

◼️君のゲージが2枚以下なら、フラッグのソウルにあるこのカードをドロップに置いてよい。置いたら、君のデッキの上から2枚をゲージに置く。「壊れゆく聖夜の宝物:2ゲージ」1ターンに1回だけフラッグから使える。

 

 

冬華「2チャージ、さらにフラッグのソウルに入れる。」

◼️ゲージ3→5

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト)ソウル0→1

 

 

冬華「そしてバディ【降臨】(LP10→11)」

◼️手札5→4/ゲージ5→2

 

冬華「聖なる夜に黒き光を、聖なる夜に白き破滅を………、永遠(とわ)の希望は消え去り、永久(とこしえ)の絶望に全てが塗り替えられる………。【降臨】せよ!〈聖夜の破滅王 ザング〉」

 

 

聖夜の破滅王 ザング

HOLY NIGHT

聖夜/ドラゴン/神

サイズ3/攻10000/防6000/打撃3

◼️このカードはコールできない。

◼️【降臨】しているこのカードは破壊されず手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【起動】君のデッキの上から3枚を君のフラッグのソウルに入れて、君のライフ+3!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️"破滅する聖夜"【対抗】【起動】君のフラッグのソウル2枚を君のドロップに置いてよい、置いたら、次の2つから1つ選んで使う。"破滅する聖夜"は1ターンに1回だけ使える。

・相手の場のカード1枚をレストして、相手にダメージ1!

・相手が使った魔法1枚を無効化して、相手にダメージ1!

【2回攻撃】【貫通】【降臨】(ゲージ3払う。)

 

 

ザングが場に現れた時、晴れていた空が薄暗い雲に覆われ、雷が鳴り、冬にもかかわらず生暖かい風が吹き荒れる。その風は周りのあらゆるものを吹き飛ばし、7つぐらいの竜巻が沼津の街全体を暴れ周る。

 

 

千歌「うぁぁ………!な、何⁉︎この風!」

 

冬華「ふふふ………あははははははは!壊せ壊せ!全てを、クリスマスなんて全部壊れちゃえばいいんだ!!あははははははははははははは!」

 

千歌「くっ………、何言ってるの⁉︎冬華ちゃん!」

 

 

冬華の瞳が紫に光り、どす黒いオーラがさらに大きくなる………冬華はまるで別人のように、破壊を楽しんでいる。

 

ーーー

ーーー

 

曜「やっぱりだ………、あのモンスターが現れてから冬華ちゃんの感じが変わるんだ………」

 

ダイヤ「うっ………学園の出し物が………!」

 

ウメ「冬華ちゃん!やめて………やめてよ!冬華ちゃん!」

 

ーーー

ーーー

 

ウメの声が冬華の頭に響く、その時、冬華に頭痛が走る………

 

 

冬華「うぅ………!ウ………ウメ………ちゃん?え………、あれ?私は………」

 

 

冬華は周りを吹き荒れる嵐と竜巻と周りのメチャクチャな光景に気がつき、辺りを見渡す………

 

 

冬華「え………?何これ………私が………やったの?」

 

 

冬華は周りの光景に混乱するが、この事態を引き起こしているのはザングだと分かる。

 

 

冬華「ザング………やめて!もういい!」

 

ザング『何を言っている冬華………、これは汝が望んだ事だぞ?クリスマスを壊したい………とな。』

 

冬華「た、確かにそうは言ったけど………、でもほんの少し思っただけで、ここまでメチャクチャにやろうとは思ってない!」

 

ザング『今更何を言っている。我は汝の望みを叶えているだけだ。』

 

冬華「ここまでしなくてもいい!もういいよ充分満足したから、もうやめて!!」

 

ザング『ならぬ、………やはり洗脳が甘かったか。』

 

 

そう言うとザングは冬華に手をかざした、すると冬華のどす黒いオーラが強くなる………

 

 

冬華「うぅ………あぁ………っ!うあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

冬華は頭を抱えて苦しみだし、そしてしばらくした後、落ち着きを取り戻した。

 

 

冬華「………………」

 

 

冬華の眼は鋭くなり眼は紫色に変わり、着ていた服は黒と紫の配色に変わる。そして冬華は無感情な紫の眼で千歌に向き合う。

 

 

千歌「冬華………ちゃん?」

 

バルソレイユ『千歌』

 

千歌「バルソレイユ?」

 

バルソレイユ『あの娘にはもう自身の意識は無いようだ。』

 

千歌「そんな………⁉︎」

 

バルソレイユ『千歌、あのモンスターは危険だ。ファイトで勝利し、あのモンスターを消し去らなければ、彼女の意識は戻らない。』

 

千歌「分かった。勝てばいいんだね?」

 

バルソレイユ『ああ!』

 

冬華「ファイトは始まったばかりだよ、続けよう。」

 

冬華「ザングの能力、デッキトップから3枚をフラッグのソウルに入れ、ライフ+3………」LP11→14

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト)ソウル1→4

 

 

冬華「ゲージ2払い、ライトにコール〈聖夜の大滅竜 〉」

◼️手札4→3/ゲージ2→0

 

 

聖夜の大滅竜 サンダーグロース・メリードラゴン

聖夜/ドラゴン

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

◼️君のフラッグにソウルが3枚以上あるなら、手札のこのカードの【コールコスト】で払うライフの数値を2減らす。

◼️【コールコスト】ライフ2払い、ゲージ2払う。払ったゲージはフラッグのソウルに入れる。

◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から2枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️"聖夜の蒼炎"【起動】君のフラッグのソウル1枚をドロップに置く。置いたら、相手のモンスター1枚を破壊して、このカードの打撃力+2!

◼️このカードが破壊された時、このカードと、このカードのソウルからドロップに置かれるカードを君のフラッグのソウルに入れる。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク2】/ソウル2

 

 

冬華「サンダーグロースの能力、フラッグのソウル1枚を捨て………"聖夜の蒼炎"神速のバルドラゴンを破壊。そしてサンダーグロースの打撃力+2………」

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト)ソウル4→3

 

 

神速のバルドラゴン 破壊!

 

サンダーグロース

打撃2→4

 

 

冬華「バトル、サンダーグロースで千歌ちゃんに攻撃、打撃4」

 

千歌「うぁぁ!」LP 11→ 7

 

冬華「サンダーグロースの【2回攻撃】打撃4………」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して………」

◼️手札6→5

 

冬華「無駄よ。フラッグのソウル2枚をコストに、ザングの能力、相手が使った魔法を無効化する。そしてダメージ1………」

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト)ソウル3→1

 

 

千歌「そんな⁉︎」LP7→6

 

冬華「ダメージ4、どうする?」

 

千歌「仕方ない、もう1枚の〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、ゲージとライフ+1!」LP 6→7

◼️手札5→4/ゲージ4→5

 

ーーー

ーーー

 

梨子「防いだ!」

 

果南「けど、たった1回の攻撃に、防御魔法を2枚も使わされた………」

 

ダイヤ「いきなり厳しい状況にされましたわね。」

 

ーーー

ーーー

 

冬華「ザングで攻撃………打撃3」

 

千歌「うわぁ!」LP7→4

 

冬華「ザングの【2回攻撃】打撃3………」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・バリア〉ダメージを0にして、ライフ+2!」LP4→6

◼️手札4→3

 

冬華「キャスト〈壊れゆく聖夜への贄〉」

◼️手札3→2/LP14→13

 

 

壊れゆく聖夜への贄

魔法

◼️【使用コスト】ライフ1払う。

◼️【対抗】君の場の〈聖夜〉のモンスター1枚を選ぶ、選んだら、そのモンスターのサイズの数値分、君のデッキから君のフラッグのソウルに入れる。使用後、このカードを君のフラッグのソウルに入れる。このカードは1ターンに1回だけ使える。

 

 

冬華「サンダーグロースメリードラゴンを選択し、デッキトップよりそのモンスターのサイズ分………3枚をフラッグのソウルに入れる。さらにこのカードもソウルに入る。」

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト)ソウル1→4→5

 

 

冬華「ターンエンド。」

◼️手札2/ゲージ0/LP13

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ5→6

 

千歌「ゲージ2払い、フレアファングを進化!〈超太陽竜 バルソレイユ〉」

◼️手札5→4/ゲージ6→4

 

 

超太陽竜 バルソレイユ

サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1

 

 

千歌「さらに、私のライフ6以下で、場にバルソレイユがいれば………〈真・ドラゴンフォース〉解放‼︎」

◼️手札4→3/ゲージ4→1

 

 

真・ドラゴンフォース

攻7000/打撃2

 

 

千歌「バトル!真ドラゴンフォースの能力で、デッキの上から1枚をバルソレイユにソウルイン!」

 

 

バルソレイユ ソウル1→2

 

 

冬華「ザングの能力、フラッグのソウル2枚をコストに、バルソレイユをレストする。そして千歌ちゃんにダメージ1………」

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト)ソウル5→3

 

 

千歌「バルソレイユの能力で、私が受けるダメージを1減らす!」

 

 

ダメージ1→0

 

バルソレイユ レスト

 

 

千歌「真ドラゴンフォースでザングに攻撃!」

 

 

バルソレイユ

攻7000

 

ザング

防6000

 

 

千歌「打撃2!」

 

冬華「………っ!」LP13→11

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札3/ゲージ1/LP6

 

ーーー

ーーー

 

梨子「あの千歌ちゃんが、大して攻められなかった………」

 

ルビィ「冬華さん………強い!」

 

ーーー

ーーー

 

冬華「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札2→3/ゲージ0→1

 

冬華「ザングの能力、デッキトップから3枚をフラッグのソウルに入れ、ライフ+3………」LP11→14

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト)ソウル3→6

 

 

冬華「サンダーグロースの能力でフラッグのソウル1枚をコストに、バルソレイユを破壊、打撃+2する。」

 

千歌「【ソウルガード】!」

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト)ソウル6→5

 

サンダーグロース 打撃2→4

 

バルソレイユ 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

 

冬華「サンダーグロースで千歌ちゃんに攻撃、打撃4」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉」

◼️手札3→2

 

冬華「ザングの能力で魔法を無効化する。そしてダメージ1」

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト)ソウル5→3

 

 

千歌「太陽の盾は、私の場に〈太陽竜〉が2枚以上あれば無効化されないよ!」

 

冬華「何ですって………?」

 

 

さっきのターン、千歌の場の〈太陽竜〉は「フレアファングドラゴン」しか無かった為、無効化されたが、今のターンは「バルソレイユ」と「真・ドラゴンフォース」がある為、無効化されないのだ。

 

さらにバルソレイユの能力で受けるダメージは1減る。

 

 

千歌「攻撃を無効化して、ゲージとライフ+1!」LP6→7

◼️ゲージ1→2

 

冬華「サンダーグロースで2回目の攻撃、打撃4」

 

千歌「キャスト〈ドラゴンフォース・ガッツ〉私のライフ+3!そして、相手のターンで使った事で1ドロー! うぁぁ!」LP7→10→7

◼️手札2→1→2/ゲージ2→1

 

冬華「ザングで攻撃、打撃3」

 

千歌「うぁぁ!」LP7→5

 

冬華「ザングで2回目の攻撃、打撃3………」

 

千歌「うわぁぁ!」LP5→3

 

 

ザングの攻撃で突風が吹き荒れ、学校の窓ガラスが全て壊れ、突風で吹き飛ばされた千歌は学校の壁を突き破って倒れる。

 

 

千歌「ぐっ………うぅ………!」

 

 

千歌は立ち上がる、だが千歌の腕や脚にはガラス片が刺さり、所々切り傷があり、額や所々から血がポタポタと滴り出ている………

 

ーーー

ーーー

 

曜「千歌ちゃん⁉︎」

 

梨子「血が………!」

 

果南「ガラス片も刺さってる、ヤバイよ!」

 

ダイヤ「ファイトを中断して千歌さんの手当てを!」

 

ーーー

ーーー

 

千歌「待って! 大丈夫だから………」

 

 

そう言うと、ドラゴンフォースの光が千歌に刺さっていたガラス片を抜き出しす、抜けたガラス片は千歌の足下に落ちる。

 

 

千歌「ありがとう、ドラゴンフォース………、ファイトを続けるよ。」

 

冬華「………ターンエンド。」

◼️手札3/ゲージ1/LP14

 

 

千歌「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

千歌「………………ウメちゃん、来て。」

 

ウメ「え?」

 

 

千歌は少し考えた後、ウメを呼んだ。

 

 

千歌「今から冬華ちゃんの心の中にウメちゃんを送る。いいかな?」

 

ウメ「私を、冬華ちゃんの心の中に………?」

 

千歌「今冬華ちゃんは、バディのザングってモンスターに意識を支配されてる状態なの。冬華ちゃんを救えるのは、幼馴染みのウメちゃんだけだよ。お願い!」

 

ウメ「私だけ………」

 

千歌「うん!」

 

ウメ「冬華ちゃんを救えるのなら………私、行くよ。」

 

千歌「ありがとう。じゃあ、少し眩しいけど我慢してね。」

 

 

千歌のドラゴンフォースは強い光を放つ。一瞬、ウメは意識を失って座り込む。そして、ウメの意識は冬華の中へと入る。

 

ーーー

ーーー

 

冬華の心の中………

 

 

冬華「………………」

 

 

冬華は暗い空間でうずくまっていた。

 

 

ウメ「冬華ちゃん………」

 

冬華「ウメちゃん………」

 

ウメ「迎えに来たよ。一緒に、みんなの所に帰ろう。」

 

冬華「………っ!」

 

ウメ「冬華ちゃ………」

 

冬華「いい加減にしてよ!あんた何なの⁉︎人の中にまでズケズケ入って来て、私の事は放っといてって言ってるじゃん!」

 

ウメ「そっちこそいい加減にしてよ!いつまで駄々こねてるつもりなの⁉︎私が冬華ちゃんを放っとける訳ないじゃん!」

 

冬華「何でよ!」

 

ウメ「大好きだからだよ!」

 

冬華「⁉︎」

 

 

ウメは冬華を抱きしめる。

 

 

ウメ「目の前で、一人ぼっちで泣いてる幼馴染みを、親友を放っておける訳ないよ………!」

 

 

ウメは冬華を抱きしめたまま泣いている。

 

 

冬華「ウメ………ちゃん………」

 

 

ーーー

ーーー

 

一方で、千歌とザングはファイトを続けていた。

 

 

千歌「ライトに〈太陽神の熱意 バルドラゴン・ジエル〉」

◼️手札3→2

 

 

太陽神の熱意 バルドラゴン・ジエル

太陽竜

サイズ1→0/攻3000/防1000/打撃2

◼️君の場にカード名に「バルソレイユ」を含むモンスターがいれば、このカードのサイズは1減る。

◼️このカードが、他の〈太陽竜〉のカードと連携攻撃したバトル終了時、場のこのカードを〈太陽竜〉のモンスター1枚のソウルに入れて良い。入れたら、そのモンスターをスタンドする。

◼️このカードが場の〈太陽竜〉のモンスターのソウルからドロップされた時、君のデッキの上から1枚ゲージに置き、カードを1枚引く。

 

 

千歌「ゲージ2払い、バルソレイユに重ねてコール!〈超太陽光竜 バルソレイユ・ソル〉をコール!」

◼️手札2→1/ゲージ2→0

 

 

超太陽光竜 バルソレイユ・ソル

サイズ3/攻7000/防7000/打撃3/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

千歌「さらに〈ドラゴンフォース・グリモ〉!」

◼️手札1→0

 

 

ドラゴンフォース・グリモ

魔法:ドロー

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテムを装備していて、君の手札が2枚以下なら使える。

◼️君のデッキの上から2枚引く。さらに君のライフ4以下なら、カードを1枚引く。

◼️「ドラゴンフォース・グリモ」は1ターンに1枚だけ使える。

 

 

冬華「………ザングの能力は使わない。」

 

千歌「なら2枚ドロー!」

◼️手札0→2

 

千歌「バトル!真ドラゴンフォースの能力で、デッキトップから1枚をバルソレイユソルにソウルイン!」

 

 

バルソレイユ・ソル ソウル2→3

 

 

冬華「フラッグのソウル2枚をコストに、バルソレイユソルをレスト。」

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト)ソウル3→1

 

バルソレイユ・ソル レスト

 

 

千歌「神ドラゴンフォースとバルドラゴンジエルで連携攻撃!ドラゴンフォースはスタンド!ライフ+2!」LP3→5

 

 

神ドラゴンフォース+バルドラゴンジエル

連携 攻10000

連携打撃4

 

ザング

防6000

 

 

冬華「………っ!」LP14→10

 

千歌「バルドラゴンジエルの能力、連携攻撃が終わったら、バルソレイユソルにソウルイン!」

 

 

バルソレイユソル ソウル2→3

 

 

千歌「そして、バルソレイユ・ソルをスタンドする!」

 

ザング『何………!』

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド、ライフ+2!さらにバルソレイユソルの能力で、サンダーグロースを破壊!」LP5→7

 

冬華「サンダーグロースのソウルは、フラッグのソウルに入れる。」

 

 

サンダーグロース 破壊!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト)ソウル3→4

 

 

真ドラゴンフォース+バルソレイユソル

連携 攻14000

連携打撃5

 

ザング

防6000

 

 

冬華「うぁぁ!」LP10→5

 

千歌「真ドラゴンフォースとバルソレイユソルで2回連携攻撃!ドラゴンフォースをスタンド!ライフ+2!バルソレイユソルの能力でサンダーグロースを破壊!」LP7→9

 

 

サンダーグロース 破壊!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト)ソウル4→5

 

 

千歌「連携打撃5!」

 

冬華「キャスト〈聖夜の守護〉攻撃を無効化して、ライフ+1、そしてこのカードをフラッグのソウルに………」LP5→6

◼️手札3→2

 

千歌「真ドラゴンフォースで、サンダーグロースに攻撃!」

 

 

真ドラゴンフォース

攻7000

 

サンダーグロース

防6000

 

聖夜の大滅竜 サンダーグロース・メリードラゴン 撃破!

【ライフリンク2】

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト) ソウル5→6

 

 

冬華「………」LP 6→4

 

千歌「ターンエンド!」

◼️手札2/ゲージ0/LP9

 

 

冬華「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー………」

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

ザング『どうやら引き当てたか………それを使え冬華。』

 

冬華「………キャスト〈聖夜消滅"ロストライズ・クリス"〉」

◼️手札3→2

 

 

聖夜消滅"クリス・ロストライズ"

HOLY NIGHT

聖夜/召喚

◼️君のデッキの上から3枚ゲージに置く。さらに、君のデッキから「聖夜の破滅竜神 クリスロスト・ザング」1枚までにコストを払って【降臨】する。デッキを見たらシャッフルする。「聖夜消滅 "ロスト・クリス"」はファイト中、1枚だけ使える。

 

 

冬華「3チャージ、そしてデッキより【降臨】」

◼️ゲージ1→4→0

 

冬華「光満ちる聖夜は愚かなる人の虚構………永久(とこしえ)の闇が聖夜を包み………、幻想の時は終わり、光無き世界に混沌が訪れる。〈聖夜の破滅竜神 クリスロスト・ザング〉」

 

 

聖夜の破滅竜神 クリスロスト・ザング

HOLY NIGHT

聖夜/神

サイズ3/攻15000/防10000/打撃2

◼️このカードはコールできず、効果で破壊されず、手札に戻らず、能力を無効化されない。

◼️君のデッキの上から3枚を君のフラッグのソウルに入れて、君のライフ+3!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】【起動】君のフラッグのソウル2枚をドロップに置いて、ライフ2払う。このターン中、次の4つから2つ選んで1回ずつ使える。

・相手の場のカード1枚を選んで破壊する。

・相手にダメージ2!

・相手が使った魔法を無効化する。

・相手のカード1枚レストする。

【3回攻撃】【貫通】【降臨】(ゲージ4払う。)

 

 

人型だったザングの身体に竜の骨を模した鎧が武装され、胸の中心に竜の顔の骨が現れる。そして両肩に巨大なリングが浮かぶ。

 

 

冬華「クリスロストザングの能力、デッキトップから3枚をフラッグに入れ、ライフ+3………」LP4→7

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト) ソウル6→9

 

 

冬華「さらにもう一つのザングの能力、フラッグのソウル2枚を捨て、ライフ2払い………千歌ちゃんにダメージ2。」

◼️LP7→5

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト) ソウル9→7

 

 

千歌「うぅ!」LP9→7

 

冬華「バトル、クリスロストザングで攻撃、打撃2」

 

千歌「くっ!」LP7→5

 

 

ザングの胸にくっついている竜骨の口からエネルギー砲が放たれる、千歌は飛ばされないように踏ん張るが、そのエネルギー砲で校舎が吹き飛ぶ!

 

ーーー

ーーー

 

鞠莉「NO〜〜〜〜!私達の校舎がーーー!!」

 

果南「なんてメチャクチャな力………」

 

ーーー

ーーー

 

冬華「クリスロストザングで2回目の攻撃………」

 

千歌「うわぁー!」LP5→3

 

冬華「【3回攻撃】………」

 

千歌「キャスト!〈ドラゴンフォース・バリア〉」

◼️手札2→1

 

冬華「クリスロストザングの能力、魔法を無効化する。」

 

 

ドラゴンフォース・バリア 無効化

 

 

千歌「うわぁぁぁぁ!!!」LP3→1

 

冬華「ターンエンド………」

◼️手札2/ゲージ0/LP5

 

ーーー

ーーー

 

冬華の心の中………

 

 

ウメは冬華を抱きしめたまま泣いている。

 

 

冬華「ウメ………ちゃん………」

 

ウメ「私には、クリスマスに両親を亡くした冬華ちゃんの苦しみとか、気持ちは分からないかもしれない………、でも、だからこそ、余計に冬華ちゃんを一人にしたくないんじゃん……!」

 

冬華「………………」

 

ウメ「私はもう、冬華ちゃんが苦しむ姿を見たくない、寂しい思いをしてる冬華ちゃんを見たくない、一人で泣いてる冬華ちゃんを見たくない………私はもう一度、冬華ちゃんとクリスマスを過ごしたいの!」

 

冬華「ウメちゃん………」

 

ウメ「私は冬華ちゃんに笑っていてほしい、ずっと幸せでいてほしいの!何でそれが分からないの!」

 

ウメ「一人で寂しくて、辛くて、苦しんで、泣いてる冬華ちゃんを見てると………私も苦しくて、辛くて、悲しいんだよ………!」

 

冬華「………⁉︎」

 

 

冬華(初めて、ウメちゃんの気持ちを、本音を聞いた………、そっか……ウメちゃんも、寂しくて、苦しくて、泣いてたんだ………、それなのに私、自分の事しか考えてなくて………、一番の親友の気持ち、全然考えてなかった………最低だよ、私………)

 

(冬華。)

 

 

すると、冬華の耳元で、懐かしい声が聞こえてきた………

 

 

冬華(お母さん、お父さん………!)

 

お父さん(冬華、寂しい思いをさせてごめんな。)

 

お母さん(でも、私達はいつでも、冬華を見守っているわよ。)

 

お父さん(ああ、だから冬華、もう俺達の為に苦しまないでくれ。クリスマスを嫌いにならないでほしい。)

 

お母さん(冬華、あなたが笑顔で幸せになってくれる事が、私達の願いよ。それに、せっかくの楽しいクリスマスだもの、思いっきり笑って、楽しんで、羽目を外しなさい。)

 

冬華(お父さん、お母さん………)

 

お母さん(いつまでも、幸せにね!)

 

お父さん(じゃあ、元気でな!)

 

 

そして、両親の声は聞こえなくなった。

 

 

ウメ「うぅ………っ、うぅ………!」

 

冬華「ウメちゃん、今までごめんね。一度、ブった事もあったよね、ごめんね、痛かったよね………?」

 

ウメ「冬華ちゃん………」

 

冬華「ねぇ、私、クリスマスに笑っててもいいのかな?」

 

ウメ「うん………」

 

冬華「クリスマスを楽しんでも、いいんだよね?」

 

ウメ「当たり前だよ………冬華ちゃん!」

 

冬華「今まで、辛くあたってごめんね………!」

 

ウメ「いいよ。それより、みんなの所に帰ろう!」

 

冬華「うん!」

 

ーーー

ーーー

 

梨子「千歌ちゃん………」

 

曜「千歌ちゃん………!」

 

ーーー

ーーー

 

ザング『我は、冬華が抱える悲しみ、苦しみ、憎しみ、寂しさ、全ての負の感情によって産まれた存在、言わば我こそが冬華の心そのモノなのだ………、冬華がこの聖夜を破壊したいと言うならば、我はそれを叶えるのみ………!!』

 

 

千歌「ううっ………!」

 

 

その時、千歌のドラゴンフォースの光が強く輝く………

 

 

「千歌ちゃん!」

 

千歌「ウメちゃん………戻って来たんだね………」

 

ウメ「うん。冬華ちゃんとも、お話しして来たよ。」

 

千歌「そっか、良かった。なら、時間稼ぎも終わりだね………!」

 

 

強い輝きが収まり、ウメは目を覚ます。

そして千歌も、気がついて、立ち上がる………!

 

 

ザング『ほう、まだ立つのか。………うん?まさか………⁉︎』

 

冬華「千歌ちゃん!」

 

千歌「冬華ちゃん!」

 

冬華「千歌ちゃん!お願い、私とザングを倒して、このファイトに勝って!」

 

ザング『小賢しいわ!』

 

 

一瞬戻った冬華の意識だったが、ザングの力でまた虚ろな瞳に戻る。

 

 

ザング『小癪な小娘共め………!』

 

 

千歌「あなたが冬華ちゃんの負の感情の塊だって言うんなら………、私は必ず勝つ。あなたの呪縛と支配から冬華ちゃんを救う!」

 

 

千歌「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ0→1

 

冬華「ザングの能力発動………フラッグのソウル2枚を捨て、ライフ2払い、千歌ちゃんにダメージ2………」

◼️LP5→3

 

 

HOLY NIGHT(ホーリーナイト) ソウル7→5

 

 

ザング『これで終わりだ!冬華の願いと共に、虚しく散れぇ!!!』

 

 

千歌「バルソレイユ・ソルの能力!"太陽の絆"ソウル1枚をコストに、私はダメージを受けない!」

 

ザング/冬華「⁉︎」

 

 

バルソレイユ・ソル ソウル3→2

 

 

千歌「そして、ソウルからドロップしたバルドラゴン・ジエルの能力で、1チャージ、1ドロー!」

◼️手札2→3/ゲージ1→2

 

 

千歌がドローしたカードに、みんなの光が集まり、黄金の輝きを放つカードとなる。

 

 

千歌「私のライフ4以下で、私がドラゴンフォースを装備していれば………〈真・ドラゴンフォース"聖夜の希望"〉解放‼︎」

◼️手札3→2

 

 

真・ドラゴンフォース"聖夜の希望"

太陽竜/聖夜

攻∞/打撃0

『解放条件‼︎』〔君のライフが4以下で、君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備している。〕

◼️このカードを装備したターン中、君の場のカード全ては相手の効果を受けず、手札から使用するカードは無効化されない。

◼️このカードは破壊されず、手札に戻らず、能力は無効化されない。

◼️このカードが攻撃した時、君のゲージと手札を全て捨て、デッキの上からカードが1枚残るまでドロップに置いて、君のライフを1にする。このカードの打撃力は∞になる。

◼️このファイトが終わった時、邪悪なる願いと災いは消え去り、新たに聖夜の1日をやり直す。そしてこのカードは消滅する。

【貫通】

 

 

腰まで伸びた千歌の髪がツインテールになり、大きなリボンが髪を留める。そして、翼は白くなり、千歌はクリスマスを思わせるようなカラーリングの杖を装備する。

 

 

千歌「いくよ、バトル!」

 

ザング『無駄なことを!我の能力で、そのドラゴンフォースをレストさせる!』

 

千歌「無駄だよ。ドラゴンフォースを装備したターン、私のカードは全ての能力を受けない。」

 

ザング『何⁉︎』

 

千歌「真・ドラゴンフォース"聖夜の希望"で攻撃!攻撃時、手札とゲージを全て捨て、デッキを1枚だけ残して破棄、、私のライフを1にする。そして真ドラゴンフォースの打撃力は∞になる!」LP1

◼️手札2→0/ゲージ2→0

 

 

真・ドラゴンフォース"聖夜の希望"

攻 ∞

打撃力 ∞

 

クリスロスト・ザング

防10000

 

 

ザング『バカな⁉︎ うわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』

 

冬華「………………ありがとう。千歌ちゃん」LP5→0

 

 

 

ウメ「冬華ちゃん!」

 

冬華「ウメちゃん………そうだ、私………みんなに酷いことを、みんなのクリスマスパーティーをメチャクチャにしちゃった………ウメちゃんは許してくれても、みんなは許してくれない………」

 

千歌「そんな事ないよ、みんな分かってる。」

 

 

千歌は杖を空に向ける。

 

 

千歌「真・ドラゴンフォース"聖夜の希望"の最後の能力、邪悪なる願いと災いを消し去り、新しい聖夜を始める。」

 

 

すると風と雷は止み、竜巻は消え、雲は晴れて青空になる。そして壊された校舎も、メチャクチャになったクリスマス会場も全て、元どおりになる。何事も無かったかのように………

 

 

冬華「凄い………」

 

千歌「みんなにも、ちゃんと聴こえてたんだよ。冬華ちゃんの気持ち。本当の思いが。」

 

 

学校中の生徒たちが冬華に向き直る。そして、千歌は冬華に手を差し伸べる。

 

 

冬華「みんな………」

 

ウメ「冬華ちゃん!一緒にクリスマスを楽しもう!」

 

 

冬華はみんなの優しさに涙が溢れる。

 

 

冬華「………………うん!!」

 

 

ダイヤ「一件落着ですわね。」

 

果南「うん。しかも、この大会は千歌の優勝だね!」

 

千歌「そうだ、決勝戦してたんだった!」

 

梨子「忘れてたんだ………」

 

曜「ははは!千歌ちゃんらしい!」

 

善子「今のファイトでいろいろあったしね。」

 

ルビィ「千歌ちゃん、優勝おめでとう!」

 

花丸「おめでとうずら!」

 

千歌「みんな、ありがとう!」

 

 

裏の星女学院 クリスマスバディファイト大会

優勝:高海 千歌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎

クリスマスから近からず、遠からずの微妙なタイミングですね。
一応、クリスマス回ですが大分時間が掛かってしまいすみませんでした。


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