てつし「ここが布留部市か」
リョーチン「なんだか僕たちの街を似ているね」
椎名「まあ、確かに」
てつし達は名刺を片手に町を歩いていた。今日は土曜日なので学校が休みであり、親に一応許可をもらっている。
リョーチン「でも大丈夫かな?なんの連絡もしないでいきなり来て」
てつし「大丈夫だって、手土産だって持ってんだし」
椎名「そうゆう問題ではないと思うけど」
椎名が溜息をつきながら呆れて言う。3人はアストラルへと向かっていった。
そのころアストラルでは、先日依頼された人形の封印の準備をしていた。
猫屋敷「心配しないでくださいよ社長、呪物の封印は何度もやっていますから大丈夫です」
穂波「そうやで社長、猫屋敷さんの実力は知っているやろ?」
いつき「ううう、」
いつきはそのとき依頼されたときのことを思い出していた。
いつき「え~と、イラズ神社、神主の牧原さんでしたね?」
牧原「はいそうです」
みかん「久しぶり牧原さん」
ぶんぶんと手を振りながらあいさつする
牧原「みかんちゃん!!そっか前にここで働いているって言ってたよね」
牧原が驚いていると、いきなり紅茶のカップとティーポットがふわふわと飛んできて、お茶がいきなり出された。
黒羽「お茶をどうぞ」
黒羽がお茶を出しているが、牧原は霊感が無いので驚愕している。
牧原「!!!」
穂波「ちょっと、まなちゃん。相手は神主でも一般人なんやで!」
穂波があわてて、黒羽に注意する。落ち着いた牧原が苦笑いをしている。
牧原「あいつらのおかげでこういうのには慣れたけど、やっぱりいるんだな、幽霊って」
いつき「あいつら?」
牧原「ああ、なんでもないです」
牧原は取り繕い、本題に入る。
牧原「それより、依頼なのですがこれを見てください」
牧原は風呂敷をとき、その中の箱の中をだすと一体の日本人形が出てきた。
いつき「・・・っ痛」
人形が出た瞬間、いつきの右目が痛みだし、いつもの声が聞こえてきた。
[・・・・見ろ]
右目がこの人形が魔法だと言ってきている。
牧原「実はこの人形はある一族の所有していた人形なのですが、その一族がこれ以上持っていられないと言って神社に預けにきたのですが、正直我々も扱いかねて、以前紹介されたここに持ってきたのです」
穂波「分かりました。依頼を受けます、取りあえず封印の準備をしますので今日の所はお帰りください」
牧原「ありがとうございます。何かあったら連絡をください」
牧原はそう言って帰って行った。
猫屋敷「さて、封印を開始しますか。社長、みかんちゃん準備をおねがいいたします」
みかん「はーい」
いつき「分かりました」
そういって準備を開始するが、いつきは不安になった。この人形にはとてつもない力があるんじゃないかと。
次の投稿は来年かもしれませんがよろしくお願いします。よいお年を