タイムスリップパンツァー・時をかける戦車少女たち   作:疾風海軍陸戦隊

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皆さんお久しぶりです。書こう書こうと思ってはいたのですがなかなか内容がまとまらずに今日までかかってしまいましたが、今回はまだパーティー内容が決まっていないため、りほたちがパーティーに行くまでの話を書きました。
本当に短めです。本当にすみません


レッツ!パーレイ!!!

聖グロリアーナの試合についてのミーティングが終わった後、私はみんなで一緒に住んでいる家に戻て、少し休憩を取っていた。

なんでも、少し後に体育館で私たちの歓迎会をするらしい。そのため私たちはいったん家に戻り、歓迎会の準備をしていた。アーニャとナポリはアーニャ特性の鳥のミルクケーキ作り。私とジャスミンはクッキーを焼いていた

いや手ぶらじゃいろいろダメでしょ?

 

「アーニャ。生クリームはこう飾り付ければいいのか?」

 

「うん。そう。ジャスミンクッキーの方は?」

 

「もうすぐ焼けるよ・・・・て、リリー。なにしているの?」

 

「パティーグッツの整理。持って行ったらきっと盛り上がるよ~」

 

「サンダース出身はパーティーとか好きだよね?」

 

「いいじゃん。パーティーが嫌いな人はいないでしょ?ハルカは嫌いなの?」

 

「いいや。大好きよ?」

 

カバンの中にいろんなパーティー用の道具を入れてうきうきした表情をするリリー。

みんなお祭り気分だった。

そして準備が終わり、みんな荷物をもって体育館へ行こうとするとハルカが

 

「あれ?」

 

「どうしたのハルカ?忘れ物?」

 

「いや。ちょっと気づいちゃったんだけど、あそこの柱。取れかかっているわよ」

 

「え?」

 

私がそう訊くとハルカが部屋にある柱の一本を指さすと確かに柱が溝から出かかっていた。それはこの部屋を支える柱の一本だ

 

「あ、ほんとだ。この前、直したばかりなのにな・・・・ちょっと待ってて金づちで打ってはめるから」

 

「ありがと。外れたら大変だもんね」

 

「うん。住んでるところが壊れたら倉庫で暮らさないと・・・・あ、歓迎会パーティーまで時間あるジャスミン?」

 

「え~と・・・・・ここから体育館までの時間を考えますと10分ですわね」

 

「じゃ、、まだ間に合うわね」

 

ジャスミンが壁にかかっている時計を見てそう言うと

 

「おまたせー!金づち持ってきたよ~」

 

そこへナポリが金づちをもってやってきた

 

「ここだよね?」

 

「うん。そうだよ」

 

私が頷くと、ナポリは溝から外れかかっていた柱を金づちでたたき元に戻す。すると・・・・

 

ガコ・・・・

 

「「「え?」」」

 

後ろから音がし、みんな振り向くと後ろのもう一本の柱が溝から外れかかっていた

 

「あれ?ここも?」

 

「ここ結構古い建物だからね・・・・・ナポリ?」

 

「任せろ」

 

そう言いナポリは反対側の柱を金づちで叩き、元に戻す

 

「よし!これで…『ガコッ』・・・え?」

 

また後ろで音がして振り向くと今度はさっきはめたばかりの柱が溝から出かかっていた

それを見たナポリがまたその柱の元に行って叩き直す。すると今度はさっき直した柱がまた飛び出てきた

 

「ちょっと何でよ!」

 

「まるでモグラ叩きね」

 

「どうするの?時間がないよ?」

 

「またやっても飛び出すと思うから・・・・・そうだ。ハルカ、りほ。その柱出ないように抑えてくれる?」

 

「わかった」

 

そう言い私とハルカは柱を抑えて、ナポリは

 

「あれ?なんか硬いな・・・・これで・・・・どうだ!!」

 

と、強く柱を叩き柱は溝にはまるのだが・・・・・

 

ガシャーン!!!

 

急に天井から、たらいが私たち5人の頭上に振ってきて頭に直撃し、私たち五人は畳の上に倒れる。そしてアーニャが起きだし

 

「ドリフかっ!!てか、どっかからたらいが落ちてきたの!?」

 

「いたた・・・・てかアーニャ。よくそんな大昔の番組知っているよね?」

 

「ドリフはね。時代を超えた歴史上伝説の番組なのよ・・・・・・あ、ダメだ。キザな詩人風に決めたつもりだったけど、やっぱりカンテレがないとなんか閉まらないわね」

 

「継続のあの人じゃないんですよ。それより時間。そろそろ行かないと遅刻しちゃうわよ」

 

「ああ、そうだった。そろそろ出発しないと」

 

「このたらい。どうする?」

 

「とりあえず隅に置いていて。後で罠とかに使うから」

 

「お~いいね。これで侵入者は落下するたらいの餌食ね」

 

私がそう言いみんな落ちてきたたらいを部屋の隅に置いて、そして荷物をまとめて歓迎パーティーが行われる体育館へと向かうのであった

 


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