タイムスリップパンツァー・時をかける戦車少女たち   作:疾風海軍陸戦隊

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怪奇!?聖グロリアーナ呪いの甲冑事件!?

都市伝説や怪奇伝説・・・・・・昔はこの手の話が多かった。

例えば口裂け女に怪人赤マント、人面犬など様々だ・・・・

そして都市伝説と言えば学校の七不思議なんかもその一つ。

 

 

 

そしてここ…聖グロリアーナ女学院にも一つの都市伝説が生まれるのであった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「見つけましたわ!!」

 

「待ちなさい!!」

 

聖グロリアーナの学校内の廊下で、

 

「各自、バラバラになって退避!!」

 

「「「「了解!!」」」」

 

りほの言葉にリリー、ナポリ、アーニャ、ハルカ、ジャスミンは頷き、バラバラになって逃げた。

なぜこの六人が追われるようになってしまったのかは、

少し時間を遡ること1時間前・・・・・・

 

 

 

 

 

聖グロリアーナ戦車格納庫

 

「すごーい!!これが聖グロリアーナの戦車!!」

 

「まじかで見れるなんて感激!!」

 

格納庫に着くや否やリリーやナポリがスマホで写真を撮りまくっていた。

 

「そんなに興奮すること?リリー?」

 

「いやだってさ。シャーマン以外の戦車、大量にまじかで見るの初めてだったから、ついね」

 

「私もいつもcvばっかりだったから」

 

「でもアンツィオってP40とか最近じゃM15/42中戦車が配備されているじゃない」

 

「P40は一台だけ・・・しかもちょっとボロが出てるし・・・M15/42も配備されたて言っても二両だけ・・・しかもエンジンは中古品だったから修理代の方が高くついちゃう始末だったよ…まあ今は何とか持ち直してはきたんだけど、いつ壊れるかハラハラしてるよ・・・・」

 

とため息交じりにそう言うナポリ。そのため息から彼女の苦労がみんなに伝わるのだった。

 

「あはは…大変なんだね?」

 

「うん・・・・」

 

「それにしても・・・・この時代の聖グロって、まだチャーチルやマチルダⅡが主力なんだ・・・・あっちにクルセイダーあるけど・・・」

 

「ほんと。私たちの時代だと確か・・・・」

 

「うん。私たちのいた時代の私の母校の主力はコメットとかブラックプリンスに代わってきているけど、まだまだマチルダやチャーチルも主力ですわよ」

 

そう言うとジャスミンはチャーチルに近づきそっと触る。

 

「(これが・・・・お母様の乗っていた戦車)」

 

母親が昔、乗っていた戦車を触り感慨にふけるジャスミン

 

「(ああ・・・これはあれだね・・・・)」

 

「(うんわかるわかるよジャスミン・・・・)」

 

「(私も同じ立場だったらそうする・・・)」

 

ジャスミンの気持ちを分かっているのか4人はうんうんとうなずきジャスミンを見守ると・・・・

 

「あー!あなたたち!!!」

 

「「「「っ!?」」」」

 

淑女を目指す聖グロの生徒とは思えないほどの大声に皆は驚き、振り向くとそこに赤髪の真ん中を分けたヘアスタイルの女子がりほたちを指さしていた。

 

「(えっ!?もしかして・・・・ローズヒップお姉さん!?しかも若い!!)」

 

ジャスミンが驚く中、そんなことにも気づかずローズヒップは、

 

「あなたたち!ティーカップにコーラを入れるなんて怪しいですわ!!」

 

「「「「(えっ!?コーラ!?もしかして!!)」」」」」

 

ローズヒップの言葉に皆は思わずリリーのティーカップの中を見ると、みんなが紅茶を入れているのに対し、リリーだけティーカップの中にコーラが入っていた。

 

「(リリー!なんでコーラなんて入れているのよ!?)」

 

「(いやごめんごめん…私どうしてもコーラじゃにとダメなんだよね~紅茶でも行けるけど・・・・ごめん。てへぺろ♪)」

 

「「「「(てへぺろ♪・・・じゃない!!!)」」」」

 

てへぺろ♪表情するリリーに4人は突っ込む中ローズヒップは、

 

「あなたたち怪しいですわ!きっとスパイですね!!捕まえますわ!!!」

 

「ま、まずい逃げるよ!!」

 

「「「「了解!!」」」

 

りほの言葉に皆は頷き逃げ出す。

 

「あ!逃がしませんわ!とっ捕まえますわよ!!」

 

そう言いローズヒップは、りほたちを追いかけるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして現在に至る。ローズヒップは応援を呼び、複数人の生徒を連れりほたちを追いかけていた。

 

「リホーシャ!ここでまとまってもまとめて捕まるだけだわ!ここはバラバラになって逃げましょ!」

 

「分かったわ!それじゃ各自、バラバラになって退避!!集合場所はコンビニ定期船が出る時間帯の船の中!!」

 

「「「「了解!!」」」」

 

そう言いりほたちは、バラバラになって逃げるのであった。

 

「あ!別れましたわ!追いかけますわよ!!」

 

そう言いローズヒップたちも分かれてりほたちを追いかけるのだった。

 

「聖グロ一俊足の私を巻くなんてできないのですわ!!」

 

そう言いりほたちを追うローズヒップ。そしてりほたちが角を曲がるのを見て彼女も追いかけ角を曲がると・・・・・・

 

「・・・・あら?」

 

角を曲がってみればそこには誰もいない。あるのはただ西洋甲冑4体が脇に並べられているだけだった。

 

「あらあら…変ですわ?」

 

先ほどまで追いかけていた人物が突如消えたことに、

 

「おかしいですわね?」

 

首をかしげながらローズヒップはその場を去るのだった。そして少し時間がたつと、

 

『・・・ふ~危なかった』

 

一体の甲冑が喋る。

 

『運よく、甲冑があったのが幸いね・・・・て、ナポリ!動かないでよ!!バレちゃでしょ!』

 

『しょうがないだろ!?アーニャを背負ってしかも窮屈な甲冑着ているんだから!!』

 

と、ガチャガチャ動く甲冑。その中にはりほとナポリ、アーニャ、そしてリリーが入っていた。アーニャに至ってはナポリに肩車された状態である。

 

『まあまあ、落ち着いて二人とも・・・・それにしてもジャスミンやハルカ。大丈夫かな・・・・」

 

「あの2人なら大丈夫だと思う・・・・ジャスミンに至っては母港だしうまく逃げきれてると思うけど・・・・・とにかく・・・どうする?」

 

「どうするって・・・・このまま動いたら怪しまれるでしょ?」

 

「本当にごめん…私がティーカップの中にコーラなんて入れたから・・・・」

 

「いやいや・・・リリーのせいじゃないわよ・・・ティーカップの中にコーラ入れてたのは驚きだったけど」

 

「・・・それでどうする?」

 

「どうするって・・・・・・」

 

皆がそう話し合う中・・・・

 

「ここ!ここですわアッサム様!!」

 

「ちょっとローズヒップ!!そんなに引っ張らないで頂戴!!」

 

と、そこへローズヒップが金髪の長い髪をし大きな黒いリボンを付けた女子生徒を連れてきた。それを見たりほたちは甲冑を付けたまま不動の姿勢を取りじっとしていた。

 

「ここ!ここで見失ったのですわ!!」

 

「落ち着きなさい…それで?ここでスパイを見失ったの?」

 

「そうでありますわ!!私の追尾を振り切るなんてただ者じゃありませんわ!!」

 

「でもね・・・・」

 

と、二人はいろいろと話し合っていた。それを見ているりほは、

 

『は…早く行ってくれないかな・・・・』

 

『立ってるの辛い・・・・・』

 

『私・・・・もう支えきれないかも・・・・』

 

『ちょっとナポリ!頑張ってよ!』

 

いつまでも話し続ける二人にりほたちはだんだんじっとしていられなくなると、アーニャを肩車しているナポリの甲冑が若干動く。

 

「あ!!」

 

「どうしたのローズヒップ?」

 

「アッサム様!今あの甲冑動きましたわ!!」

 

「え?」

 

ローズヒップの言葉にアッサムはナポリとアーニャの入った甲冑を見る。

 

「そう言えば・・・・・この甲冑、他のに比べて大きいような・・・・・・まさか」

 

そう言い、アッサムはその甲冑に近づく。

 

「「「ま、まずい!!」」」

 

りほたちは冷や汗をかく。そしてアッサムはアーニャのかぶる甲冑の顔の蓋に手をかけ、

 

「ローズヒップ!!そのスパイはきっとこの甲冑の中に!!」

 

そう言いがばっと開けたすると・・・・・

 

「七代、呪うぞこらぁ~~~!!!!」

 

目を血走らせ、言葉にできないような怖い顔をするアーニャの顔が現れた。

 

「きゃあぁぁぁーーーーーー!!!!!」

 

「で、出ましたわ!!!」

 

その顔にローズヒップとアッサムは顔を真っ青にし悲鳴を上げ、そしてしりもちをつく。

 

「よし!今のうちに!!」

 

そう言いりほたちは甲冑を付けたまま走り出すのだった。

 

「甲冑が!!」

 

「呪いの甲冑ですわ!!!」

 

走り出す中、他の生徒が走る甲冑を見て次々と悲鳴を上げ聖グロの校内は大騒ぎするのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方ジャスミンは、

 

「皆さん・・・大丈夫かしら・・・・」

 

一人、廊下を歩くジャスミン。すると・・・

 

♪~♪~♪~

 

どこからかピアノの音色が聞こえた。その音に導かれるままジャスミンは音色が聞こえてくる場まで歩きだす。そして一つの部屋にたどり着いた。どうやらピアノの音色はこの部屋の中から聞こえてくるみたいだ

 

「ここですわ・・・・」

 

ジャスミンはドアを開けるとそこにはダージリンがピアノを弾いていて、ジャスミンに気づくと微笑んで、

 

「あら?珍しいお客が来たようですわね?」

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