タイムスリップパンツァー・時をかける戦車少女たち 作:疾風海軍陸戦隊
「・・・・あら?珍しいお客様がいらっしゃったわね?」
ピアノを弾いていた人はニッコリと私に微笑んだ
「(お母・・・・様)」
ジャスミンはその人物を知っていた
那覇ダージリン。本名は不明。この時代の聖グロリアーナ女学院戦車道の隊長であり、ジャスミンの母親である
ジャスミンの時代では世界有数の企業の社長であり、世界を駆け巡る富豪でもある
「あの・・・えっと・・・・」
過去とはいえ、突然の母の再会に戸惑うジャスミンに対しダージリンは
「あなた・・・もしかして一年生かしら?」
「え?・・・・はい。最近に転入したばかりです」
「名前を聞いてもいいかしら?」
「はい・・・・ジャスミンと言います」
「ジャスミン…いい名前ですね」
「はい。お母さまから頂いた名前ですのでとても好きです」
「ふふ・・・そうですか」
と軽く微笑むダージリン。そしてジャスミンをじっと見る。そして
「あ・・・あの・・・なにか?」
自分のことをじっと見るダージリンに対し、ジャスミンが恐る恐る訊くとダージリンは
「ジャスミンさん・・・・・・・あなた・・・・・」
「ピアノを弾けますか?」
「・・・・・・・はい?」
一方、りほたちやジャスミンたちとは別に逃げたハルカはというと・・・・
「ありがとうございます。ここ結構力が必要で助かりましたよ」
「いえいえ、こうして力になれるなんて嬉しいです」
戦車格納庫で、戦車の整備をしていた子たちの手伝いをしていた。
理由は逃げている途中、戦車格納庫に戻ってしまい、そこで戦車の整備で困っている一年生らしき生徒を見て、頬っても置けず、何より整備士志望のの血が騒いだのか今に至るというわけだ
「他に何か手伝うところあるかしら?」
「あ、あの!この転輪についてなんですが!」
経験の浅い、一年生の子たちの質問にハルカは丁寧に整備の仕方を教えていた。すると・・・・
「で、でたーーー!!」
と顔を青ざめて飛び入ってきた数人の生徒たちが入ってきた
「どうしましたの?」
一年生の一人が訊くと!
「か、甲冑が!一人でに動き回っているのですよ!!」
「え!?甲冑て記念品として飾られているあの甲冑ですよね?」
「動き出すなんてそんな・・・・・」
一念たちは信じられない表情をしている中、ハルカは
「(それ・・・・絶対にりほたちのことね・・・・)」
動き出す甲冑の正体に気づきながらも黙っていた
「でも・・・・まさか・・・」
「本当なんですって!見てください!この子の姿を!」
と、一人の生徒を指さすと、顔を青ざめ、ぶるぶる震えている生徒が仰向けで寝かされ、仲間に介抱されていた
「動く甲冑を見てこうなってしまったのよ!」
「確かに彼女は幽霊以外怖いものなしで有名な子ですが・・・・まさか本当に」
皆がざわめく中、ハルカは
「少しこの子と話をしてもいいかしら?」
「え・・・ええ」
一年生が頷くとハルカは震えている子の傍により
「わたし、よく後輩のカウンセリングをしたことがあるの。大丈夫?お話しできる?」
ハルカがその子に訊くと彼女は小さく頷く。そしてハルカは
「じゃあ、軽く質問するわね。あなたは動く甲冑を見たのね?」
「・・・・・」コクコク
「じゃあ、次の質問。これまであなたの知り合いの中で心の病にかかったことは?」
「・・・・・・伯父が自分のことをキリストだと・・・・・」
「「「「・・・・・・・・」」」」
その言葉に皆は気まずそうな表情をする
「それはつまり・・・・・イエスってことね。ではカウンセリングを続けましょ」
そういいハルカは彼女のカウンセリングを続けるのであった
一方、りほたちは
「こっちに逃げましたわよ!!」
「逃がしませんわよ!!」
甲冑を着たまま逃げるりほたちを追いかけるアッサム達
「どうするのリホーシャ!このままだと捕まっちゃうわよ!」
「てかこの甲冑重い!動きずらい!昔の人。よくこれで戦えたな!」
「あっ!あそこに資料室があるよ!」
「よし!そこに入ろう!!」
りほたちは資料室に入り込む
「どうするの!りほ!ここで籠城しても捕まるよ!」
「裏口があるけど、このままだとすぐに追いつかれちゃうなんとか時間を稼ぐ方法は・・・・・」
りほは考えていると
「おー!ねえ、りほここにテレビあるよ!それにこれ使えるかも!」
と、リリーは部屋の奥にテレビとDVDプレイヤーを見つけ、そして一つのDVDを見つけた。それはギャング者だった
「これ、うちの先輩たちが作ったサンダースの映画。小さいころアリサ姉さんが見せてくれた奴。これで時間を稼ごう」
「・・・よし、それでいこう!「ホームアローン作戦」開始!」
「「「おう!!」」」
「こっちに逃げましたわ!!」
「観念しなさい!」
アッサム達はりほたちが逃げた資料室へと入り込むと・・・・
《そこを動くな!!》
「「っ!?」」
部屋の奥から女性の声が聞こえた。
《慌ただしく入って気品がない!!》
「すみません!ですがわたくしたちはスパイを探しているんです」
アッサムは声を聴く限り、例のスパイではなく先に資料室にいた生徒だと思い返事をする。
《あなただってことは・・・・・階段を上がってきた時からわかっていました…あなた夕べもここに来たでしょ!》
「え・・・えええ・・・資料を取りに」
アッサムが声の主に答えると
《ここで・・・・私の妹と裸で引っ付いていただろ!》
「え!?」
「・・・・アッサム様?」
声の主の言葉にアッサムの周りにいた、ローズヒップ。ルクリリ、バニラ、がアッサムを見るとアッサムは
「ふざけたことを言わないでください!」
《とぼけないでくださる!女とわかれば手当たり次第!アニー!メリーショー!ブロッサム‼ブ女のリー!」
と声の主は次々と女の生をを言う中、他のみんなは
「アッサム様・・・まさか」
「ダージリン様やオレンジペコさんと百合百合しい関係とは思っていましたが・・・まさか本当に・・・・」
「いや、違いますからね!本当に!!」
皆が呆れた視線を向け、アッサムは慌てて言う中ルクリリもやれやれという表情をするが・・・・
《そしてルクリリ!!!》
「っ!?」
自分の名前を出されて驚くルリリに対しみんなの視線は今度はルクリリに向けられる
「ち・・・違いますわ!わたくしではありません!」
と必死に弁明するルクリリ
《名前を上げたらきりがない!》
「お言葉ですが、わたくしたちはこの学校に潜入したスパイを探しに来たんですこの部屋にもぐりこんだと思って・・・・」
アッサムはそう言うと
《なるほど理由はわかった…だが俺は信じても!戦車格納庫から持ってきたこの機関銃は信じないわ!!》
「え!?武器を持ってきてますの!?」
「まずですわアッサム様!私たち何も持ってませんわ!」
とわワテふためくローズヒップたちに部屋の奥からは
《さあ、跪いて、『愛している』と言ってみなさい!》
「あ・・・アッサム様」
「ここは素直に従うしかありません・・・・皆さん。膝をついて」
アッサムの言葉に皆は跪いて
「あ…愛していますわ」
《もっと真剣に言いなさい!!》
怒鳴り声に皆はビックと体を震わせ
「「「あ、愛しております!!」」」
と大声で言う。と声は
《甘いと思いますが、いいでしょう。命だけはたしけてあげますわ》
その言葉に皆がほっとするのもつかの間
《三秒以内にこの部屋から出ていきなさい!二度と顔を見せるな!1!・・・・2!》
その言葉に皆は顔を青ざめ部屋を出ていこうとする
「は、早くドア開けて!」
ドアを開け出ていこうとした瞬間、銃声が響き渡り
「きゃあーー!!!」
アッサム達は慌てて地面に伏せる
「りほ!退路確保できたわ」
「うん!リリーもういいわよ!」
「合点!」
部屋の奥にいた、りほは裏口を出てリリーはテレビのリモコンを置く。実は声の主は、テレビで再生された映画のワンシーンのセリフであり、リリーがうまく止めたり進めていたのだ。
そしてリリーを最後に皆は裏口から脱出する中、リリーは口パクでテレビのシーンをつぶやいた
《・・・3!血だらけの記念日だ!いい日が来ますわよ!》
と、口真似すると裏口から出ていくのであった
「ちょっとまずいですわアッサム様!スパイよりやばいですわ!!」
「ええ!警察を!いや、今すぐ戦車を用意しなさい!あとダージリン様にも伝えて!!」
「畏まりましたわ!!」
と、匍匐前進しながらそう言うアッサム達だった