タイムスリップパンツァー・時をかける戦車少女たち   作:疾風海軍陸戦隊

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朝の戦い

聖グロリアーナから戻ったりほ達。

 

「う~~ん・・・ねえアーニャ。みそ汁の味これぐらいの濃さでいいかな?」

 

「どれ?…う~ん。もうちょっと濃くていいんじゃない?」

 

「あ、アーニャ。卵焼き焦げていますわよ?」

 

「あわわ!本当だ!」

 

どうやら朝ご飯を作っているようだ。りほが味噌汁を作り、アーニャは卵焼きと焼き魚を、そしてジャスミンがお茶の用意をしつつ皿を用意していた

 

「そういえば、ナポリとハルカは?」

 

「ああ…あの二人なら」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「♪~♪~♪~」」

 

一方、二人は鼻歌を歌いながらエーデルワイス号を整備していた

 

「私たち天才!」

 

「うんうん」

 

「あったま、いいぞ!」

 

「うんうん!」

 

「「ナポリとハルカ~~すっきなものすっきなもの!戦車道!!~~」」

 

と、ご機嫌に歌いながら整備する二人。朝食の支度を終え、そんな二人の様子を見に来たりほ達は

 

「ねえ、あの二人、なんでドロンボーの歌うたっているの?」

 

「いや、これはどっちかというと元ネタのタイムボカーンのマージョたちの歌じゃないの?」

 

「てか、タイムボカーンって何十年前のアニメよ。今どきの子、知っているわけないでしょ?ヤッターマンは有名として」

 

「おしおきだべ~~」

 

と4人は苦笑しながら作業する二人を見てそしてアーニャは

 

「二人とも。朝ご飯できたよ~~」

 

二人に朝ご飯ができたことを伝えると二人は

 

「おっ!もうこんな時間だ。ハルカ。朝ごはん食べよ」

 

「ええ。その前に顔を洗わないとね」

 

二人はそういい工具をしまい、洗面所へ顔を洗いに行くのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「いただきまーす!」」」」」」

 

りほ達は居間で朝食をとる。今日の朝食はみそ汁とごはんと卵焼きにそして水産科の人たちから分けてもらった鮭だった

 

「う~~ン!今日の味噌汁。出汁が効いてておいしい!」

 

「うん!それにこの卵焼きもちょうどいい甘さね!ちょっと焦げてるけど」

 

「あ~それはちょっとごめんなさい」

 

「私は別に気にしないわよアーニャ」

 

と、各々食事を楽しんでいた

 

「それにしても昨日グロリアーナから帰ってきたときは驚いたよね~。ねえ、ナポリ?」

 

「ああ…昨日か…あれは驚きだったよな」

 

リリーの言葉にご飯をほおばりながらナポリが頷いた。

 

「家に帰ったら。仕掛けた罠が全部作動してて・・・・・」

 

「しかも罠にかかってたの河島さんでしたわね?」

 

「そうそう。最後のトランポリンの罠で着地に失敗したのか首がまるでパーフェクトヒューマンみたいになってたよね?まあ大事には至らなかったけど」

 

「あの時、角谷会長。爆笑してたよね?」

 

「でもあの後しっかり小山さんにお説教されましたわ・・・・・」

 

「うん・・・・小山さん怒ると怖いね」

 

「あの人だけは絶対に怒らせちゃだめね・・・・・」

 

6人は小山に説教されたことを思い出すと顔を青ざめ身震いした

 

「それよりも今日よ!あの日は!」

 

「うん・・・・今日が大洗女子と聖グロリアーナの試合の日・・・・」

 

「大洗伝説の幕開けね・・・・・・行くんでしょ。りほ?」

 

「うん・・・・お母さんが大洗での初の試合・・・・この目で見てみたい」

 

「わたくしもこの目でお母さまがりほさんのお母様とどのような戦いをするか、記録ではなくこの時代でこの目で見てみたいですわ」

 

「それじゃあ、決まりだね」

 

りほとジャスミンの言葉に皆はうなずき、皆は朝食を終えた後片付けをし、支度を整えた後、りほ達は倉庫から出るのだった

 

 

 

 

 

 

「う~ん!今日は絶好に試合日和ね!戦車でいけないのが残念だけど」

 

「無茶言うなよリリー。今日はエーデルワイス号で行かないことにしてるだろ?」

 

「そうだよ。たまには歩かないと」

 

と、話しながら歩くりほ達、エーデルワイスチーム。

 

「そういえば・・・・冷泉さんちゃんと起きているかな?」

 

「ああ・・・・そういえば冷泉さん。朝苦手だったよね?ちゃんと起きてるかな?」

 

「私、起きられないのに今晩のデザートかける」

 

「じゃあ、私はきちんと起きている方にコーラかける」

 

「こらこら、ハルカ、リリー。不謹慎だぞ。ていうよりりほ結果は知っているんでしょ?」

 

「う~~ん。私よく知らないの。冷泉お姉さんも自分の過去のことあんまりしゃべらなかったし」

 

「へ~~~~て、あれ?」

 

「どうしましたのアーニャ?」

 

「ほら、あそこ。あれってアンコウチームのⅣ号じゃない?」

 

「え?」

 

アーニャが指さす方を見ると、そこにはⅣ号は赤い屋根の家の前に止まっていた。そして・・・・・

 

 

ドォーン!!!!

 

 

「「「「「「っ!?」」」」」

 

急に砲身が上を向いたかと思えば急に砲撃。ものすごい爆音が鳴り響いた

 

「なんだ!?」

 

「どうしたの!?」

 

その砲撃音に近所中が大騒ぎしていた。するとキューポラからりほの未来の母親である、みほが顔を出し

 

「すみません空砲です!」

 

と、近所の人に謝っていた

 

「お母さん・・・・・」

 

「ちょっとあれはやりすぎじゃない・・・・・」

 

朝早くから、しかも試合会場や練習場でもないのにいきなりの空砲を撃つ。普通に考えて常識的ではない

とりあえずりほ達はみほたちの方へ向かう

 

「あ・・あの…おはようございます。お母・・・・・・西住さん」

 

「あ、伊庭さん。エーデルワイスチームの皆さん。おはようございます」

 

「おはようございます…あ、あの…今の砲撃は・・・・」

 

「ああ、すみません。冷泉さん…まだ起きられなくて起こそうと・・・・」

 

「ああ・・・なるほど・・・・」

 

申し訳なさそうな笑みで言うみほ。どうやらやはり冷泉は起きられず、みんなで起こそうとしていたらしい。

 

「賭けは私の勝ちねリリー。コーラもらうわよ」

 

「はいはい。いくらでもどうぞ」

 

と冷泉が起きられるかどうかの賭けをしていた二人はハルカの勝ちにリリーはしぶしぶコーラをカバンから出し渡す

 

「それで冷泉さんは起きそうなんですか?」

 

「それが・・・・・」

 

そういいみほは冷泉の家の玄関を見る

 

「ほら、麻子しゃんとして!今日は試合なんだよ!」

 

「冷泉殿!!ほら!!」

 

奥から武部さんと秋山の声が聞こえる。どうやら空砲を撃ってもだめらしい・・・・

 

「しょうがないですわね。わたくしたちも手伝いますか」

 

「手のかかる大先輩ね」

 

そういい、ジャスミンとアーニャも麻子を起こすべく家に入る。するとそこには布団をかぶった状態で起きない冷泉を必死に引っぺがそうとする武部と秋山の姿があった

 

「あ、エーデルワイスの皆さん!」

 

「お願い!麻子を起こすの手伝って!!」

 

と二人に頼まれると2人はうなずき

 

「・・・で、どうやって起こす?ブラックコーヒーでも飲ませる?」

 

「急いでいるときはコーヒーじゃ駄目ね」

 

「じゃあ、なにがいい?」

 

「ジョーイ・・・・じゃなかったアーニャ。barドンゾコからもらった眠気覚ましのスペシャルドリンクを飲ませてちょうだい!」

 

「あいよ!でも刺激強いからコップ半分の量にしてよね。これ一本飲ましたら、たぶん一生起きないから」

 

そういうとアーニャは懐からビール瓶を出し、コップに半分くらい中のジュースを注ぐ

 

「ねえ、それって・・・・・」

 

「『ハバネロクラブ。ジョロキア味』よ。これを飲めば10分で日曜の朝の牧師さんのように素面になっちゃうわ」

 

「本当に大丈夫なの?」

 

「大丈夫大丈夫。じゃあ、行くよ」

 

そういうと、アーニャはコップを持って冷泉に近づくのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫かな?」

 

「どうだろ?」

 

りほとみほは心配そうにしていると・・・・・・

 

「ぎやぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーー!!!」

 

「「っ!?」」

 

突如家の中から悲鳴が上がり二人が驚いて家の方を見ると、冷泉は目を丸くして口から火を吐きながら走ってくる。そしてⅣ号によじ登った瞬間ばたりと倒れる

 

「麻子さん!?」

 

「冷泉さん!?」

 

みほとりほは驚くとそこへ武部たちが追いつく

 

「麻子また寝ちゃったよ!?」

 

「大丈夫これは反射神経っていうの。ジュースが完全に頭をクリアするのにあと2分かかるよ。試合会場に着くころにはすっきりしてると思うから」

 

「本当ですか?」

 

「大丈夫」

 

そんなこんなで何とか冷泉を起こすことに成功?するのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「‥‥ひどい目にあった」

 

戦車の中で冷泉はオレンジジュースを飲みながらつぶやく

 

「でも、お寝坊する麻子も悪いんだよ?」

 

「わかってる・・・後で伊庭さんたちにお礼を言う・・・・・」

 

と、そういう冷泉。

 

「そういえばエーデルワイスの皆さん。どこに行かれたのでしょう?あの後、どこかに行ってしまわれたのですが?」

 

「うん・・・・もうちょっとお話したかったな・・・・・」

 

五十鈴の言葉にみほはそういう。伊庭りほ…どこか他人の気がしない…ずっと前から彼女のことを知っているようなそんな気がしたのだった

 

 

 

 

 

一方、りほ達は

 

「すみません。角谷さん。送ってもらった上に観客場まで案内してくれて」

 

「いいっていいって。可愛い未来の後輩のためならお姉ちゃん何でもするよ~~」

 

りほ達は一足先に、大洗の港に降りて今現在角谷ら生徒会三人に観客場に案内されていた

 

「じゃあ、伊庭ちゃんたち試合楽しんでみててね~~」

 

「いいか!伊庭!今から大洗の伝説を見せてやるからな!!この私がお前や西住に帝王学っていうのを見せて教えてやる!!」

 

「はいはいモモちゃん早くいくよ~」

 

「モモちゃん言うな!!」

 

と三人は試合の打ち合わせがあるのか去っていった

 

「あははh・・・・・・」

 

その姿をりほは苦笑する中、後ろにいる5人は

 

「ねえ、河島さん今帝王学って言ってなかった?」

 

「うん聞こえた・・・・」

 

「帝王の一族に帝王学教えるって言ってるよあの人・・・・・」

 

と、りほ同様苦笑するのであった。

 

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