歌 影山ヒロノブ
マミは、まどかたちに魔法少女について教えるために、自分の家に招き入れた。
さやか「うわ・・・。」
まどか「素敵なお部屋・・・!」
悟飯「きれいですね・・・!」
マミ「独り暮らしだから遠慮しないで。ろくにおもてなしの準備もないんだけど。そういえば、自己紹介がまだだったわね。
私は巴マミ。あなたたちと同じ、見滝原中の3年生。 そして、キュゥべえと契約した、魔法少女よ。」
悟飯「ま、魔法少女・・・?」
マミ「それについてはこれから説明するわね。その前に、ケーキでも食べましょうか。」
マミはまどかたちにケーキを差し出した。
さやか「んー、めっちゃうまっすよ!」
悟飯「ホント、おいしいですね!」
マミ「ありがとう。キュゥべえに選ばれた以上、あなたたちにとっても他人事じゃないものね。ある程度の説明は必要かと思って。」
さやか「うんうん、何でも聞いてくれたまえ!」
まどか「さやかちゃん、それ逆・・・。」
マミは、持っていた宝石をまどかたちに見せた。
まどか「わあ、きれい。」
悟飯「・・・!(この気・・・!学校で感じた暁美さんの気にそっくりだ・・・!)」
マミ「これがソウルジェム。キュゥべえに選ばれた女の子が、契約によって生み出す宝石よ。魔力の源であり、魔法少女であることの証でもあるの。」
さやか「契約って?」
キュゥべえ「僕は、君たちの願いごとをなんでもひとつ叶えてあげる。」
さやか「え、ホント!?」
まどか「願いごとって・・・?」
悟飯「・・・!(神龍以外にも願いを叶えられるヤツがいるなんて・・・!キュゥべえって一体何者なんだ・・・?)」
キュゥべえ「なんだってかまわない。どんな奇跡だって起こしてあげられるよ。」
さやか「うわぁ・・・!金銀財宝とか、不老不死とか、満漢全席とか!?」
まどか「いや、最後のはちょっと・・・。」
悟飯「あははは・・・。」
キュゥべえ「でも、それと引き換えに出来上がるのがソウルジェム。この石を手にしたものは、魔女と戦う使命を課されるんだ。」
まどか「魔女?」
悟飯「魔女って何なんですか?魔法少女とは違うんですか?」
キュゥべえ「願いから産まれるのが魔法少女だとすれば、魔女は呪いから産まれた存在なんだ。魔法少女が希望を振りまくように、魔女は絶望を蒔き散らす。しかもその姿は普通の人間には見えないから性質が悪い。不安や猜疑心、過剰な怒りや憎しみ、そういう災いの種を世界にもたらしているんだ。」
マミ「理由のはっきりしない自殺や殺人事件は、かなりの確率で魔女の呪いが原因なのよ。形のない悪意となって、人間を内側から蝕んでゆくの。」
さやか「そんなヤバイ奴らがいるのに、どうして誰も気付かないの?」
キュゥべえ「魔女は常に結界の奥に隠れ潜んで、決して人前には姿を現さないからね。さっき君たちが迷い込んだ、迷路のような場所がそうだよ。」
マミ「結構、危ないところだったのよ。あれに飲み込まれた人間は、普通は生きて帰れないから。」
まどか「マミさんは、そんな怖いものと戦っているんですか?」
マミ「そう、命懸けよ。だからあなたたちも、慎重に選んだ方がいい。キュゥべえに選ばれたあなたたちには、どんな願いでも叶えられるチャンスがある。でもそれは、死と隣り合わせなの。」
まどか「ふぇ・・・。」
さやか「んー、悩むなぁ・・・。」
悟飯「・・・・・・。」
マミ「そこで提案なんだけど、三人ともしばらく私の魔女退治に付き合ってみない?」
悟飯「・・・!」
まどか「えぇ!?」
さやか「えっ?」
マミ「魔女との戦いがどういうものか、その目で確かめてみればいいわ。そのうえで、危険を冒してまで叶えたい願いがあるのかどうか、じっくり考えてみるべきだと思うの。」
その後、マミの話を聞き終わり、魔女退治の見学を約束したまどかたちは、家へと帰っていった。しかし悟飯だけは話があると呼び止められた。
マミ「ちょっといいかしら。」
悟飯「・・・?はい。」
マミ「あなた、さっき結界で戦ってたわね。」
悟飯「・・・!」
マミ「あなたも魔法少女なの?」
悟飯「ち、違います!それに僕は男ですよ!」
マミ「それに、手からビームのようなものを出していたけど、あれは何かしら?」
悟飯「・・・わかりました。巴さんには全てをお話します。」
悟飯は、サイヤ人との戦いやナメック星での出来事、セルゲームについてのことを全て話した。
マミ「そんなことが・・・!?セルゲームについてはこっちでもニュースでやっていたけど・・・セルを倒したのはミスター・サタンじゃないの?」
悟飯「アハハ・・・。世間ではそうなってるみたいですね・・・。」
マミ「でも、あなたのあの強さ、セルを倒したというのも信じられるわね。」
悟飯「あ、あの!このことはみんなには内緒にしていてください。」
マミ「うふふ。わかったわ。私も、魔法少女のことは秘密にしてくれる?」
悟飯「わかりました。」
マミ「うふふ。ありがとう。」
悟飯「巴さん!僕にも魔女退治を手伝わせてください!僕、もっともっと誰かの役に立ちたいんです!」
マミ「・・・わかったわ。ただし、無理はしないでね。それと、私のことはマミでいいわよ。」
悟飯「わかりました!マミさん!」
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~まどかの家~
まどか「た、ただいま~!」
知久「おかえりまどか。」
タツヤ「おかえりー!」
まどかを迎えたのは、父の知久と、弟のタツヤだった。
ピンポーン
まどか「・・・?はーい!」
ガチャ
まどか「・・・えっ?」
悟飯「こ、こんばんは。」
まどか「そ、孫くん!?」
なんとまどかの家の前にいたのは、悟飯だった。
悟飯「ど、どうも鹿目さん。」
知久「あれ?まどかにはいってなかったかな?彼はここにホームステイすることになった孫悟飯くんだ。」
まどか「ええ!?」
悟飯「ハ、ハハハハ・・・!」
~まどかの家 リビング~
悟飯「改めまして、孫悟飯です。一ヶ月間お世話になります。」
知久「うん、よろしく。」
タツヤ「あいー!」
まどか「よろしくね!孫くん!」
悟飯「悟飯でいいですよ!鹿目さん!」
まどか「じゃあ私も、まどかでいいよ!」
悟飯「はい!まどかさん!」
ガチャン
詢子「ただいまぁー!」
まどか「おかえり!」
悟飯「こんばんは!はじめまして!」
詢子「おっ!君がここにホームステイするっていう?」
悟飯「はい!孫悟飯です!これからお世話になります!」
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~ほむらの家~
ほむらは考え事をしていた。
ほむら「(孫悟飯・・・。今までの時間軸じゃあんなヤツはいなかった・・・。それに、魔法少女でもないのにとんでもない強さだった・・・。一体何者なのかしら・・・?)」
~同時刻 まどかの家~
悟飯「よし!これで一通り片付けは終わったかな。
(しかし、魔法少女かあ・・・。本当にそんなのがいるとは思わなかった。明日からはマミさんと魔女退治、頑張ろう・・・!)
ふわぁ~・・・。なんだか色々あって疲れちゃった。もう寝よう。」
悟飯はベッドですぐさま眠りについた。
ED Magia
歌 Kalafina
マミ「次回、第3話
『悟飯初めての魔女退治』。」
「必ず、超サイヤ人を超える・・・!」