OP Dragon Soul
歌 谷本貴義
~とある日曜の朝 まどかの家~
まどか「おはようパパ。」
知久「おはようまどか。」
まどか「あれ?悟飯くんは?」
知久「彼なら、朝ご飯を食べてすぐどこかに出かけたよ。」
まどか「(どこにいったんだろ・・・?)」
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~とある山奥の滝つぼ~
悟飯は精神修行のため、滝に打たれていた。
そこにはほむらとマミの姿もあった。
悟飯「・・・・・・。」
ほむら「(・・・滝行を始めてから既に三時間以上たっているわ・・・。)」
マミ「悟飯くん、大丈夫かしら?」
ほむら「邪魔をしてはいけないわ。これは彼の修行よ・・・。」
マミ「で、でも・・・。」
悟飯「・・・・・・。」
悟飯は目を開け、滝行を中断した。
マミ「ご、悟飯くん・・・?」
悟飯「・・・はああ!!」
2人「!?」
悟飯は超サイヤ人に変身した。そして再び目を閉じた。
悟飯「・・・・・・。」
ほむら「・・・・・・。」
悟飯「だりゃあ!!はっ!やっ!ダダダダダダダァ!!!」
悟飯は目を閉じたまま殴る蹴るを繰り返した。
マミ「・・・!」
ほむら「(なるほど・・・。イメージトレーニングね・・・。)」
悟飯「やっ!はあ!!おりゃあああ!!!
(お父さん・・・!僕は必ずコントロールしてみます・・・!超サイヤ人を超えた超サイヤ人を・・・!)
でりゃああ!!!」
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時はたち、夕方。さやかは恭介のお見舞いに来ていた。
さやか「何を聴いてるの?」
恭介「・・・亜麻色の髪の乙女・・・。」
さやか「ああ、ドビュッシー?素敵な曲だよね」。あ、あたしってほら、こんなだからさ、クラシックなんて聴く柄じゃないだろってみんなが思うみたいでさぁ、たまに曲名とか言い当てたら、すごい驚かれるんだよね。意外すぎて尊敬されたりしてさ。恭介が教えてくれたから。でなきゃ私、こういう音楽ちゃんと聴こうと思うきっかけなんて、多分一生なかっただろうし。」
恭介「さやかはさぁ・・・。」
さやか「・・・!なーに?」
恭介「さやかは、僕を苛めてるのかい?」
さやか「・・・え?」
恭介「・・・何で今でもまだ、僕に音楽なんか聴かせるんだ。嫌がらせのつもりなのか?」
さやか「だって恭介、音楽好きだから・・・。」
恭介「もう聴きたくなんかないんだよ!自分で弾けもしない曲、ただ聴いてるだけなんて・・・。僕は・・・僕は・・・っ!ああ!!」
バキッ
恭介は動かない手でCDレコーダーをたたき割った。
さやか「あっ・・・。あぁ、あ!」
恭介「動かないんだ・・・!もう、痛みさえ感じない。こんな手なんて・・・!」
さやか「大丈夫だよ。きっと何とかなるよ。諦めなければきっと、いつか・・・!」
恭介「諦めろって言われたのさ・・・。」
さやか「えっ・・・?」
恭介「もう演奏は諦めろってさ。先生から直々に言われたよ。今の医学じゃ無理だって・・・。僕の手はもう二度と動かない。奇跡か、魔法でもない限り治らない。」
さやか「・・・あるよ!」
恭介「・・・え?」
さやか「奇跡も、魔法も、あるんだよ!」
さやかが窓の方を振り向くと、そこにはキュゥべえの影があった。
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同時刻、まどかは家に帰るため、街中を走っていた。
まどか「すっかり遅くなっちゃった!早く帰らないと!」
するとその途中、街を歩いている仁美を見つけた。
まどか「あ!仁美ちゃん・・・?」
仁美ちゃ~ん。今日はお稽古事・・・。!!」
まどかは仁美の首筋に印があるのを見つけた。
まどか「(あれ・・・!あの時の人と同じ・・・!) 」
まどかは以前、悟飯とほむらが病院に出現した魔女を退治している同時刻に、マミの魔女退治に一緒にいたため、この印を一度見ていた。
まどか「(これって確か、魔女の口づけ・・・!?)仁美ちゃん。ね、仁美ちゃんってば!」
仁美「あら、鹿目さん、御機嫌よう・・・。」
まどか「ど、どうしちゃったの?ねえ、どこ行こうとしてたの?」
仁美「どこって、それは・・・ここよりもずっといい場所、ですわ。」
まどか「仁美ちゃん・・・。」
仁美「ああ、そうだ。鹿目さんもぜひご一緒に・・・。ええそうですわ、それが素晴らしいですわ・・・!」
仁美はまどかの手を掴み、連れ去っていった。
まどか「(どうしよう・・・。これってまさか・・・!
あぁ・・・。ほむらちゃんかマミさんに連絡できたら・・・!あぁダメだ、二人の携帯の番号わかんない・・・。)」
~同時刻 悟飯が修行している山奥の滝つぼ~
悟飯「・・・!
(街の人たちの気の流れがおかしい・・・!これはまさか・・・!)
二人とも!ソウルジェムを出してください!」
マミ「えっ?は、はい!」
ほむら「・・・!(まさか・・・!)」
二人はソウルジェムをかざすと、かすかな反応があった。
マミ「これは、魔女の反応・・・!」
ほむら「(しまったわ・・・!今日は彼女が契約を・・・!急がなくては・・・!)」
悟飯「街の人たちの気の流れがおかしいんです!早くいかなくちゃ!二人ともすみません!!」
マミ「えっ!?ご、悟飯くん!?///」
ほむら「な、なにを・・・!?///」
悟飯「時間がないのでとばしますよ!」
すると悟飯は、マミとほむらを抱えながら街の方へと飛んでいった。
マミ「キャアア!」
ほむら「嘘・・・!空を飛んで・・・!?」
悟飯「(間に合ってくれ・・・!)」
――――――――――――――――――――――
あたりはすっかり夜になり、まどかは仁美に連れられて、街外れの工場内にいた。
工場長「そうだよ・・・。オレは、駄目なんだ・・・。こんな小さな工場一つ、満足に切り盛りできなかった・・・。今みたいな時代にさ、オレの居場所なんてあるわけねぇんだよな・・・。」
そう言うと工場長は、洗剤の入ったバケツにさらに違う洗剤を入れようとしていた。
まどか「・・・ハッ!」
~回想~
詢子『いいか?まどか。この手の物には、扱いを間違えるととんでもないことになる物もある。アタシら家族全員あの世行きだ。絶対に間違えんなよ?』
まどか「ダメ・・・それはダメっ!」
ドカッ
まどか「あっ・・・ぇ?」
仁美「邪魔をしてはいけません・・・。あれは神聖な儀式ですのよ・・・。」
まどか「だって、あれ危ないんだよ?ここにいる人達、みんな死んじゃうよ!」
仁美「そう。私達はこれからみんなで、素晴らしい世界へ旅に出ますの・・・!それがどんなに素敵なことかわかりませんか?
生きてる体なんて邪魔なだけですわ・・・。鹿目さん、あなたもすぐにわかりますから」
まどか「え・・・。」
もう工場長は洗剤を入れようとしていた。
まどか「放してっ!!」
まどかは仁美を振り払い、バケツを取り上げて窓の外に投げ捨てた。
まどか「ええい!」
ガシャァン
すると周りにいた人々はまどかに怒りを向け、襲いかかろうとしていた。
まどか「えっ・・・?」
まどかはすぐ近くにあったドアを開け、中に入り鍵をかけた。
まどか「・・・ど、どうしよう・・・。どうしよう・・・!や、やだっ・・・!こんな・・・!」
するとその瞬間、まどかは結界に取り込まれた。
まどか「あっ・・・!いやだっ!助けてっ・・・誰かあぁぁ!」
~見滝原上空~
悟飯「・・・!(まどかさんの気が消えた・・・!まさか、魔女の結界に取り込まれたんじゃ・・・!?)」
マミ「どうしたの!?」
悟飯「まどかさんが危ない!」
マミ「鹿目さんが!?」
まどか「詳しくは分かりませんが、おそらく魔女の結界に!」
ほむら「悟飯!急ぎなさい!」
悟飯「は、はい!」
そういうと悟飯は、精一杯のスピードでまどかのいる工場に向かった。
――――――――――――――――――――――
まどか「あ、ああぁ!あーあ!あ、あぁ。あっあっ、あ・・・!」
まどかは使い魔たちに手足を引っ張られたり、魔女に過去のトラウマを見せられていた。
まどか「(誰か・・・助けて・・・!)」
すると、何者かが使い魔を切り裂いた。
まどか「えっ・・・さやかちゃん!?」
なんと戦っていたのは、魔法少女となったさやかだった。
さやか「これでとどめだぁ!!」
さやかは、魔女に強烈な一撃を放ち、魔女を倒した。すると結界が消滅した。
さやか「いやーゴメンゴメン。危機一髪ってとこだったねぇ。」
まどか「さやかちゃん、その格好・・・!」
さやか「ん?あーはっは、叶えたい願いがみつかってさ。でも、初めてにしちゃあ上手くやったでしょ?あたし!」
まどか「う、うん!かっこよかったよ!」
するとそこへ悟飯たちが到着した。
悟飯「まどかさーん!!」
さやか「遅いよみんな!」
マミ「・・・!美樹さん、あなた・・・!」
ほむら「(お、遅かった・・・!)」
――――――――――――――――――――――
~見滝原のとある高台~
キュゥべえ「はあ・・・。まさか君が来るとはね。」
?「なんかとんでもないやつが現れたって聞いたからさぁ、わざわざ出向いてやったのに。なんで魔法少女でもないやつが首突っ込んでんの?」
キュゥべえ「それで、どうするんだい?」
?「決まってんじゃん。要するに、ぶっ潰しちゃえばいいんでしょう?・・・あいつら全員。」
ED また あした
歌 鹿目まどか
さやか「次回、第5話
『魔法少女同士の戦い』。」
「ウゼェ・・・。超ウゼェ!」