インフィニット・ストラトス〜つきのおとしもの〜 作:リバルリー
プロローグ(1話)
僕──
母親は僕が産まれた時、父親は僕が三歳の頃に交通事故で亡くなった。
親戚の引き取り手もなかった僕はお隣に住んでいた
なんでも織斑さんのところも両親に捨てられた過去があるらしく
千冬さん曰く──
「親のいなくなった子供を一人で放っておく訳にはいかない」
だそうだ。
その織斑さん家には千冬さんの弟の
一夏と遊ぶのは楽しい。よくかけっこをする。……いつも負けるけど(笑) 一夏は運動得意だなぁ……。
千冬さんは怖いけど、なんやかんや優しい。
僕はこの家で暮らすのが大好きだった。
でも、織斑さん家で暮らす楽しい日々もあの日から徐々に崩れていったんだ……。
とある日、僕たちは海に遊びに来た。
すごく楽しかった。一夏と僕でビーチバレーをしたんだよ。(僕は泳げないんだ。あはは……)
そんな夜、誰かに呼ばれた気がした。
一夏や千冬さんはもう寝てる。ぐっすりだ。
……気のせいだったのかな……?
《来て……》
……っ!気のせいじゃない!誰かに呼ばれてる!
僕は外に走り出し、ホテルから出た。
(この時、なぜかホテルの扉が開きっぱなしだったけどその当時は気にならなかった)
外へ出ると、そこには綺麗な満月が広がっていた。
《来て……》
声はビーチの方から聞こえてくる。
僕はビーチへと走った。
そこには海に流されたのか、クリーム色のマフラーがあった。
綺麗な留め具で止めてある。
なんだろう?
せっかくだし、持ち帰ることにした。
(この時、なぜか防犯カメラの電源が切れていたことをホテルの人から聞いた。泥棒とか来てないよね……?)
その後、千冬さんや一夏にマフラーのことを聞かれ、包み隠さず話したら千冬さんにげんこつをもらった。痛かった……。
千冬さんのげんこつはとてつもなく痛いんだ……。痛いけど、その痛さは千冬さんの心配の現れだって僕は知ってる。その優しい痛みを感じながら僕たちは家に帰った。
そして、僕が五歳になった頃、事件は起きた。
日本を攻撃できるミサイルが、一斉にハッキングされたらしい。
千冬さんは何故かいなくなってたし、怖いよ……。誰か助けて……。
その時、海で聞いた時と同じ声が頭の中に響いた。
《祈って……。その留め具に、強く……!》
僕は、言われるがまま、強く祈った。
すると、黒い鎧みたいなものが僕を包んだ。
それには金色の剣と黒いバイザーのようなもの、そして、カラスのような黒い翼が6枚も付いており、左腕は少し大きくなっていた。
「忍……なんだ、その格好……」
と一夏が聞いてくる。
「僕にも分からない……何これ……?」
すると、先程の声が聞こえてきた。
《初めまして、マスター。私は補助・制御
ま、マスター……?訳が分からない。
とりあえず言う通りにしてみよう。
《では、マスター。飛びましょう。鳥が羽ばたくようなイメージで背中の翼を動かしてみてください》
僕は、アルヴィトに言われるがまま、翼を動かした。すると、浮いた。
翼が羽ばたき、僕を空に浮かせてみせた。
僕は高いところは苦手なのだが、この時は全然怖くなかった。
《では、太平洋に向かって飛びましょう。現在の位置はここ。太平洋の位置はここです》
そう言うと、アルヴィトはマップを目の前に出し、今の位置と大きな海(これが太平洋かな?)に青と赤のマークを出した。黄色い矢印で教えてくれたからわかりやすい。
《では、太平洋の方向に体を向けて、うつ伏せになってください》
僕は言われるがまま、太平洋に向けて体を倒した。黄色い矢印が今向いてる方向らしい。やっぱり分かりやすい。
《では、行きましょう!翼を羽ばたかせてください》
僕は、思いっきり翼を羽ばたかせた。
はい、いかがでしたでしょうか?下手くそだけど、可能な限り頑張ってみました!リアル事情もあって、不定期更新になりますが…よろしくお願いします!あ、キリのいいところだったので、プロローグは2話分にします!ちなみに、系列的には、一夏が3歳〜5歳くらいの時です。こんな駄文でごめんなさい!
追記.設定の修正に伴い、忍くんは箒に会わせます。めちゃくちゃ設定でごめんなさい…