インフィニット・ストラトス〜つきのおとしもの〜   作:リバルリー

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これもうキャラ崩壊タグつけた方がいいんじゃないかなと思うくらいキャラの性格改変してしまったので初投稿です。気をつけてたはずなのになぁ。おかしいなぁ。
それとなんかこの回異様に終わらせるのが早い気がする…
では、どうぞ!


第3話.鈴の音一つ(5)

 

昼休み、食堂にて。

忍、一夏、箒、セシリアの四人が席に座っていた。

ちなみに忍は、弁当の素材を買ってからはいつも屋上に行って弁当を食べている。

今日もそのはずだったが、

 

「たまには一緒に食おうぜ、一人飯なんて寂しいだろ?ほら、行こうぜ」

 

という一夏に半ば強引に連れて行かれ、今に至る。

 

「はぁ……」

「すごく殴られましたわ……」

 

あの後、山田先生に注意五回、千冬先生に三回出席簿攻撃を食らった二人は、昼食が並ぶテーブルの前でげっそりしていた。

 

「あははは……大変だったね」

 

忍はそんな二人を見て苦笑いした。

 

「二人ともぼーっとしすぎだぞ、千冬姉の前でぼーっとするなんて。それこそ虎の目の前に焼肉のたれを塗りたくって出るようなもんだ」

 

一夏がそんなことを言った。

 

((原因であるお前(あなた)には言われたくない(ありませんわ)))

 

二人が一夏を睨むが、一夏本人は、

 

「何だよ?」

 

と言って聞き返すだけだった。

そんな時、

 

「相席していいかしら?」

 

という声がした。

 

「おお、いいぜ……って鈴じゃないか」

「やっほー、一夏、忍。少し聞くの遅れたけど元気してた?」

 

鈴は、ラーメンのどんぶりを乗せたお盆をテーブルに置き、一夏の隣に座った。

 

((むっ……))

 

箒とセシリアが険しい表情をしているが、一夏たちはそれに気づかなかった。

 

「おう、俺たちは元気だ。お前はどうなんだ?」

「私も……まぁ、元気よ。というかあんたは少しくらい疲れを知りなさいよ」

「どういう希望だよそれ……」

「一夏は全然病気しないからねー、僕はまぁ……元気、なのかな?ここの人たちは良い人たちばかりだから、少なくとも中学の頃よりはマシだと思うよ」

「転校生が来ると聞いて、少し表情を険しくしたけどな」

「まぁね。転校生ってことは、ここの人たちと同じような人とは限らないから」

 

忍がそう言うと、アルヴィトがこう言った。

 

《マスター、でもマスターが心配することが起きるとは限りませんよ?》

(でも起きるかもしれない。むしろ起きる可能性の方が高い……)

《確かに、外は今、女尊男卑が主流になっていて、すれ違っただけでパシリにすることもあるという社会ですからね》

(そう思うと、ここはゲームでいう安地みたいなものかもしれない)

《ですね……。でも今、その安地も侵されつつあります》

(まぁ今回は親友の鈴だったし、そもそも転校生なんて一年に一回くらいしか起こらないイベントだし、気にするほどでもないんじゃないかな?安地はまだ残ってるし)

《そうなのでしょうか?私はなんだか不安です。二度あることは三度あるということわざもあるくらいですし》

(でもまだ一回目だし、アルヴィトが心配してるようなことは起きないよきっと)

《私も起きないことを祈ってます》

 

そんな脳内会話をアルヴィトと交わし終えた忍は、他の皆を見る。

箒とセシリアが何やら問い詰め、鈴はそれを聞き流し、一夏はどうすればいいか分からないという表情をしていた。

 

「忍、考え事は終わった?」

「え?ああうん、終わったよ」

 

鈴に尋ねられた忍は、何のことかと思い、一瞬戸惑ったが、アルヴィトとの脳内会話のことだと気付いた忍はすぐにそう答えた。

 

 

忍が答えた後、鈴がこう尋ねてきた。

 

「ねぇ忍。髪、切った?」

 

一瞬だけ、一夏たちの席は沈黙に包まれた。

その静寂を、鈴が言葉を続けることで打ち破る。

 

「あの時の忍の髪、女の子みたいに長かったし、弄るの楽しかったから」

「……私も気になっていたが、一夏の件でしばらく忘れてしまっていた。私にも教えてくれないか、忍」

 

箒も忍の変化に気づき、そう尋ねた。

だが、

 

「……別に、少しうっとおしくなっただけだよ」

 

忍は、そっぽを向き、それだけしか答えなかった。

 

「ところで、お前は……」

 

箒が鈴に尋ねる。

 

「凰鈴音。鈴でいいわ」

「そうか、では鈴。お前は、一夏といつから知り合っていつまで一緒にいた?」

「え?」

「私は一夏と昔馴染みの仲なのだが、お前が隣にいた記憶がなくてな。お前が良ければ教えてもらいたい」

「三年。あんたは?」

「……驚いたな。私もそれくらいだ」

「あんたは、いつから一夏と一緒だったの?」

「小二くらいだろうか。そこから小五の初めに諸事情で転校せざるを得なかったが……」

「あたしも中二の時に転校することになっちゃってねー……。中々私たちって似てるわね、もっと話しましょうよ」

「ああ、いいだろう」

「お二人の話、私にもお聞かせください!」

 

これは一夏たちのことを知るチャンスだと思ったセシリアも話に混ざり、女子三人で話はヒートアップしはじめる。

 

「俺たち完全に蚊帳の外だな」

「そだねー、というわけで千冬さんに怒られる前にさっさと食べちゃおうか」

「そうだな、もう千冬姉の出席簿アタックは食らいたくない……」

 

午後は千冬先生の担当する実技だ。

二人は大急ぎで昼食を食い終わり、着替えに行った。




いかがでしたか?相変わらず短くてごめんなさい
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