インフィニット・ストラトス〜つきのおとしもの〜 作:リバルリー
第0話.堕天使は再び姿を現す
今回試験会場になったここに、一人の少年が現れた。
その少年に、今回試験官となった女性が声をかける。
「こんにちは。IS学園入学希望者ね?私が今回の試験官よ。よろしくね」
「白波忍です。今回はよろしくお願いします」
女性の微笑みに、少年も挨拶を返す。
「今回は、ISでの実技試験を行うわ。まぁ、簡単に言うと、貴方がどれだけ適正があるか調べる、ということね。じゃあ、ISを二機出すから、どっちを選ぶか決めて」
そう彼女が説明すると、突然地面に丸い穴が開き、そこから、忍の目の前に二機のISが低い台座に乗って現れた。
一つは、純国産の第2世代IS「
性能が安定して使いやすく、後期型ISがアーマーを大きくして手足を延長しているのに対し、打鉄は操縦者の体格からは大きく逸脱しない。
武装は、大型ブレード「
もう一つは、フランス・デュノア社産の第2世代IS「
一番最後に出された量産型ISで、世界3位のシェアを誇り、7カ国でライセンス生産されており、12カ国で正式採用されている、一番有力なISだ。
人を選ばないISで、操縦しやすい。
女性は、今か今かと待ち構えているようだった。
忍は、二機の前に歩み寄り……
打 鉄 を 纏 っ た。
(この時、もう片方のラファールは、台座と共に地面の中に戻り、穴は塞がった。)
「へぇ、打鉄を選ぶなんて意外ね。大体の人はみんなラファールを選ぶのに」
女性は感嘆の声を上げながら、ラファールを纏った。
「だって……打鉄は鉄を打つ、と書くじゃないですか。それなら、貴方が纏う、ラファールという鉄を打ち倒せると思いました」
忍は挑戦的にそう笑う。
「なるほど……願掛けみたいなものね。それじゃあ、行くわよ!」
そして、試験が幕を開けた。
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戦いは、ほぼ同じことの繰り返しだった。
女性が銃を連射し、忍が大型ブレードでその銃弾を弾きつつ、アサルトライフルを連射。
女性が距離を縮めてくると、忍は大型ブレードを振り上げ、砂煙を巻き上げ、距離を離させた。
そして、今、お互いにシールドエネルギーはあと僅かだった。
「ここまでよくやったわ……。でもパターンが少ないわね。もう少しパターンを増やした方がいい。まぁ、それは私もだけど……」
「はぁ…はぁ…そりゃどうも」
「さぁ…これで終わりにしましょう」
そう言って、女性は銃を向けた。
「ええ…。これで決着をつけましょう」
そう言って忍が、アサルトライフルを向けた瞬間、
アサルトライフルがマズルフラッシュを素早く焚いた。
女性は素早く左に避け、銃を構え直す。
その瞬間、大型ブレードが女性目掛けて飛んできた。
女性は慌てて右に転げ回ったが、女性が起き上がる前に忍が、高速で直線的な飛び蹴りを与えた。
(まさか、
そして、実技試験は、忍の勝利という形で、幕を下ろした。
いかがでしたでしょうか?短くてごめんなさい…燃え尽き症候群が治らないのでまた先になるかもですが…これからも頑張らないと!さぁ、忙しくなるぞ〜(リアルも)