一人の少女を守るヒーロー   作:疾風の警備員

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どうも、疾風の警備員です。

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

年末から仕事ばかりで投稿と挨拶が遅くなりました。

今年もよろしくお願いします。

では、本編をどうぞ。


野宿と出逢い

「ハァ…!!ハァ…!!ようやく撒けたか…!!」

 

「ハァ…!!もう…走れない…!!」

 

先程の男から逃げた二人は、追っ手が来ていないのを確認し、ようやく一息つくことができた。しかし、かなりの距離を走ったにも関わらず、周囲はたくさんの木々が生い茂っており、未だに自分達がいる場所が何処なのか特定できなかった。

 

「追ってはないし、先ずは落ち着ける場所を探すか」

 

「うん…」

 

後方からの気配が無い事を確認した一夏は、一度腰を落ち着ける場所を探そうと思ったが、連れてきた女の子がその場から動こうとしなかった。

 

「どうした?」

 

「も、もう少し…休ませて…」

 

どうやらここまで走るのに体力を使いきったらしく、荒い息で座り込んでいた。

 

「……しょうがねぇなぁ…」

 

「え?」

 

そんな状態の彼女をここに置いて探しに行こうとも思ったが、それで追ってに見つかり殺されては目覚めが悪いと思った一夏は、彼女に背を向けてしゃがみこんだ。

 

「乗れ…」

 

「でも、貴方も疲れて…」

 

「問題ない、いいから乗れ」

 

「……それじゃ…」

 

最初は遠慮していた少女も、一夏に押しきられ背中に抱き着くと彼は少女の足を抱えて立ち上がる。最強の戦闘員として改造されてきた彼にとって、この程度は苦でもない。

 

「んじゃ、行くか…」

 

「ちょっと待って」

 

「ん?」

 

歩き出そうとした時、呼び止められ彼女が周囲を見回してると…

 

「十時の方向、距離は400メートル程先に川が流れてる。」

 

そう言い出した。

 

「……本当か?」

 

「私を信じて」

 

見つめながらそう言われ、一瞬怒りに支配されそうになる。誰かを信じる事……彼にとって今は、それ事態が嫌悪に変わっている。だが、彼女は自分と同じ研究施設に捕まってた事を思いだし、同じ境遇の者同士として一回だけ信じる事にした。

 

「わかった」

 

「……ありがとう」

 

「だけどそれが嘘だったら、俺は二度とお前を信じねぇからな?」

 

「…助けてくれた人を裏切るなんて、私もしたくないよ」

 

「ケッ…」

 

最後に悪態を着いてから彼は言われた方向へと歩き出す。数分ほどすると、耳に水の流れる音が聞こえてきた。更に歩を進めると本当に川があり、その手前が少し開けている場所に出た。

 

「ほらね?」

 

「…わかったから、一度降ろすぞ」

 

近くの倒れていた木に彼女を座らせる様に降ろし、川の水を掬って飲む。幸いにして汚染されておらず、おかしな味はしなかった。

 

彼は大きめの葉っぱを見つけると川で洗ってからそれを丁寧に折っていき、簡易的なコップを作り水を掬って彼女に手渡した。

 

「ほら、味なら問題ない」

 

「ありがとう…」

 

少女もそれを受け取り、しばらく見つめてからそれを飲む。

 

「さて…先ずはここが何処だか知らないとな…」

 

そう言って少女の隣に腰掛けた一夏は周囲を見渡す。彼は誘拐された時、睡眠薬を嗅がされて気を失い、気がつけば研究施設にいた。だから、ここが自分がいたドイツとは限らないのだ。

 

「つっても…わかる物なんて何も無いんだけどな…」

 

しかし、彼らがいるのは深い深い森の中。人の手が一切入ってないようなこの場所で、自身の居場所を知る事は不可能に近い。

 

「とりあえず明日、森を抜けてみよ?そうすれば、建物の看板とかあるかもしれないし…」

 

「ハァ…それしかねぇか」

 

彼女の言葉に一夏はため息を吐く。確かにそれが彼らに今出来る唯一の方法なのだ。

 

「にしても腹減ったな……川に魚いるか?」

 

走りまくったせいで空腹を感じる一夏は川を覗き込む。普通なら深夜の森で僅かに月明かりが射しているも、殆ど真っ暗で何も見えはしない。だが、身体をあちこち弄くられたお陰で僅かな光源で視界を確保でき、発見した川魚を強化された動体視力で動きを見切って素手で掴み上げる。

 

「よし」

 

「おお~!!」パチパチ♪

 

見事な早業に少女は拍手する。それからもう一匹掴み取り、落ちていた木の板と棒を使い原始的手段で火を起こす。

 

「なんか…手慣れてる?」

 

「あの施設でやらされてたんだよ」

 

更に手頃な木の枝を石で削り、即席の串にして魚を刺しある程度燃えてきた火で焼いていく。

 

二人もその火で暖をとる。時期としてはそこまで暑くもないが、夜になると風の温度が下がってきたのでおそらく季節は秋頃なのだろう。

 

「さすがに暗くなると、少しは冷えてくるか…」

 

「うん…」

 

相づちを打つ少女も、焚き火だけでは寒いのか、少しだけ身体を震わせていた。今の彼等の服装は病院で患者が着るような服なので耐寒性は無いに等しい物だ。

 

「…………ほらよ」

 

それを見かねた一夏は自分が着ていた病人服の上着を脱ぎ、彼女に掛けた。

 

「え…?」

 

「それなら多少はマシだろ…」

 

「でも、それじゃ貴方が…!!」

 

「俺はいい…」

 

そう言って一夏は立ち上がり、周囲を観察して巨大な葉を数枚むしり、地面に敷いて簡易的な寝床を作り始める。

 

「焚き火の温度だけで俺は充分なんだよ」

 

本人はそう言っているが、もちろんやせ我慢である。

 

(何で俺は…コイツを助けたいんだ?)

 

だが、何故か彼女は助けたいと思っている自分に、一夏も心の中で首を傾げていた。

 

「…………ありがとう」

 

そこに笑顔でお礼を言われ、焚き火に照らされたお陰かその顔が綺麗に見えた一夏は、顔を少し赤くしながら向きを僅かに反らした。

 

「………………あ、お魚焼けたよ」

 

「おう」

 

丁度焼けたのか、焚き火で焼いてた魚の串を取り、1つを少女に手渡す。

 

「ほらよ」

 

「うん」

 

それを受け取り、それをしばらく見つめる少女。そこで一夏は気づいた……少女の瞳が赤から青に変わっているのを。

 

「おい、その目…」

 

「え?ああ、これは【盗み見る瞳(シーフ・アイ)】っていう物で、研究施設にいた私に埋め込まれた物なの。能力としては、目に映る物の情報を見れるらしくて、それに視力もかなり上がるよ。まあ、脳の負担が大きいから1分位しか使えないけど…」

 

そう言って、瞼を閉じて再び開けると元の赤に戻っていた。

 

「なるほど、さっきからなにかと見つめるのはその為か…」

 

「うん…よく使わされてたから、癖になってるのかも…他にも色んな機械の操作を覚えさせられたり、戦略知識を学ばされたりしたっけ?」

 

「……俺のとは随分違うな?」

 

少女の話に一夏は疑問を持つ。彼女が受けていたのは主に頭脳面らしく、彼が受けていたのは真逆の肉体面。1つの施設で正反対の研究を行っていたのは何故か…色んな事が彼の脳裏に思い浮かぶ。だが、逆に浮かびすぎて1つに決めきれなくなっていった。

 

「そういえば、【もうすぐお前のパートナーも完成するぞ】って聞かされた事が…」

 

「……なるほどな」

 

そこに、少女の呟きによって解答を得ることになった。

 

「えッ!?解ったの!?」

 

「ああ、彼処が目指していたのは【二人で一人の最強】だ。どんなに困難な状況でも打開出来る策を練れる後衛と、その策を実行できるだけの実力を持った前衛……それが揃えば敵無しって事なんだろうな。」

 

「…てことは、私のパートナーって貴方なの?」

 

「さあな?そこまでは俺もわかんねぇよ」

 

「そっか…………私は貴方が私のパートナーだったら良いな…」

 

少女の呟きは強化された聴覚に届き、気恥ずかしくなった一夏は無心で焚き火に枝をくべた。

 

「ほら、明日は明るくなったら動くから、早めに寝ろよ?」

 

「わかった」

 

一夏が作った寝床に少女は横になるが、すぐに一夏の方へと振り返る。

 

「そういえば、貴方の名前教えてくれない?」

 

「ん?…………一夏だ、織斑一夏」

 

「わあッ!!名前が1文字違いだ!!私【星宮いちご】っていうの、よろしくね♪」

 

「ああ」

 

そして今度こそ寝たいちご。それを見届けてから新たに火に薪をくべる。

 

(千冬姉……今頃なにやってんだろうなぁ)

 

火をある程度維持できる薪をくべ終わると、疲れがきたのか一夏も眠気に襲われ、作っておいた寝床(座っていた倒木を挟んだ反対側)に横になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日の朝……

 

「ふあぁぁぁぁ……ん?」

 

一夏は久方ぶりのゆっくりとした睡眠から目覚め、欠伸をしつつ起き上がろうとしたが、背中に何かがくっついていて起き上がれなかった。

 

「なんだ?」

 

寝起きだった為に一夏も警戒心が薄く、後ろを振り向けばそこには……

 

「…スゥ……スゥ……」

 

いちごが背後から抱き着く形で眠っていた。しかも寝返りのせいか、服も一部はだけている状態だ。

 

(あれ?確かコイツ、向こう側で寝てたよな?なんでこっちにいるんだ?てか、なんで抱き着いてる?でも良い匂いで暖かくて柔ら……いや、何を考えてんだ俺はッ!?変態不審者かッ!?てか服が服だから感触が直にッ!?しかも隙間から見えかけてる~ッ!?)

 

突然の事態に寝ぼけていたのが一気に覚め、思考がおかしくなる一夏。まあ、研究施設にいる時は異性の事を考えてる余裕なんてあるわけないし、思春期真っ盛りな少年からすれば、正常な反応でもあるが…一夏の場合は研究施設のせいで異性に関して免疫があまり無いのもあるだろう。

 

(こ、これは起こした方がいいのかッ!?でも、なんか心地良いし離れられたら名残惜しいし眼福だし…つか寝ぼけてこっちに来てたとしたら、見られた事で絶対に泣かれるッ!!そうなったらどうすればいいんだッ!?女性の泣き止まし方なんて知らねぇぞッ!?助けてくれ千冬姉ぇぇぇぇッ!!)

 

一夏、完全にパニックである。

 

「…んにゅ……はれ…?一夏……?」

 

「…………あ」

 

そんな中、いちごが目を覚ました。

 

「あれ…?なんで一夏が目の前に……………………あ」

 

寝ぼけていた彼女も、徐々に意識が覚醒し自分の状況を理解していき顔を真っ赤に染めていく。

 

(あ、終わった…)

 

「ご、ごめ「え、えっとね!?これはその!?そうッ!!一夏、寒そうだったし!!私も出来る事で恩返ししようと思っただけで!!別に変な感情はないよッ!?うんッ!!決して変な事しようとした訳じゃないから!?」えッ!?お、おう…」

 

先に謝ろうと思っていた一夏だったが、その前にいちごのマシンガントークに先手を取られ、何も言えずに彼女の言葉に頷く事しかできなかった。

 

「そ、それじゃ服を直したいからアッチ向いてて…!!」

 

「わ、わかった!!」

 

急ぎ回れ右をして視界からいちごを外す。だが、一夏の困難はまだ続いていた。

 

シュル…

 

(ヤバいッ!!強化されてる聴覚のせいで、衣擦れの音とかがはっきり聞こえてくるッ!?このままではマズイ!!こういうときは……そうだッ!!御経を唱えていようッ!!)

 

身体能力の高さが招いた弊害に、一夏は落ち着きを取り戻す為に心で御経を唱え始める。

 

(え~と確か…なんて言ってるんだっけ?は~ま~と~…)

 

だが、中身は殆ど知らない為に適当な文だが…

 

(か~ず~み~ん~…………【キイィィィィィィィィィィ】ん?この音は…)

 

それを約2分程続けていた時、彼の耳が異音を捉えた。

 

「ふう…もういいよ、一「シッ!!何かが来る!!」え?」

 

着替え終わったいちごに警戒を促す。音は更に大きく、そして近づいてくる。

 

「これって…ISの飛行音ッ!?」

 

「チッ!!追っ手に気づかれたか!!逃げるぞ!!」

 

一夏はいちごの手を掴み走り始める。その数秒後に、彼らがいた場所に1体のISが降りてくる。だが、肥大化した両腕に全身に取り付けられたスラスター、首のない頭部が異様な雰囲気を醸し出している。

 

「何あれッ!?」

 

「気にせず行くぞッ!!」

 

驚くいちごに声を掛けて走り続ける一夏。だが、その声が聞こえたのかISは一夏達の方を見ると、右腕を突き付け、光を集め始める。

 

(マズイッ!?)「いちごッ!!」

 

「えッ!?キャアッ!!」

 

一夏は咄嗟にいちごを地面に覆い被さるようにして押し倒す。そのすぐ後に一夏の上を閃光が通り抜ける。

 

「ぐうううぅぅぅぅぅぅぅッ!?」

 

「キャアアアアアアアアアッ!!」

 

全てを焼き尽くす殺戮の光が視界を目映く照らす中、光が消えると彼等の先にあった木々が消え、残った一部が赤熱していた。

 

「うそ…」

 

「ボケッとするなッ!!」

 

一夏はその光景に呆けるいちごをお姫様抱っこで抱え、その場から走り出す。

 

「アイツはヤバい!!少しでも距離を取るぞ!!」

 

「うんッ!!(ヌチャ)……え?」

 

全速力で走る一夏から振り落とされない様にいちごは彼にしがみつくが、そこで手が何か温かい液体に触れる感触があり、顔の前に持ってくると……それは血だった。

 

「一夏ッ!?コレ…!!」

 

「気にすんな…!!」

 

実は一夏と先のビームとの距離はあったものの、その出力の高さが発する熱に背中全体を焼かれていたのだ。その痛みは尋常ではないが、彼は走り続ける。

 

「くそッ!!何なんだよアレはッ!?」

 

(このままじゃ一夏が持たない…!!何か…!!何かないの…!?)

 

攻撃を何とか避けながら悪態を着く一夏に、いちごは攻略法を考え始める。そして今度こそある考えが浮かんだ。

 

(でも、確証なんてないし確率は1%以下…どう考えても神頼み的な作戦…でも、生き残るにはこれしかない!!)

 

「一夏ッ!!この状況を打開出来るかもしれない方法があるッ!!」

 

「言えッ!!その作戦をッ!!」

 

「でも、成功確率が1%以下で…!!」

 

「この状況で贅沢言ってられるかッ!!いいから言えッ!!」

 

「もし失敗したら一夏は…!!」

 

「お前は俺のパートナーなんだろッ!!だったらその1%を掴みとってやるよッ!!」

 

無茶過ぎる作戦内容に言葉が小さくなるも、一夏の全力の言葉に彼女は作戦を話す。

 

「しばらくアイツの周囲を回って。それで何時でもいいからタイミングを見て、アイツの発射寸前の腕を真上に蹴り上げてッ!!」

 

「了解ッ!!」

 

その指示に一夏は逃げながらの回避から、異形の周囲を回るように動き始める。それによって異形はその場でグルグル回りながらビームを撃ちまくる。

 

それをいちごを抱えつつ、木々の高低さまで利用した三次元的な動きで避けまくる。そして、チャージが始まると同時に着地できた瞬間にISへと接近し…

 

「オゥラッシャアアアアァァァァァァァァァッ!!」

 

発射寸前だった右腕を全力で蹴り上げた。それによりビームは真っ直ぐ上空へと放たれていく。

 

「よしッ!!次はッ!?」

 

「後はさっきみたいに逃げ回って!!」

 

「はあッ!?」

 

やっと任務を達成できたと思ったら、再び逃げ回る事になり、先程と同じ要領でビームを回避していく。

 

それを10分……体感時間では1時間ほど行っていたら、次に飛び移ろうとした木を先にビームで消されてしまう。

 

「ッ!!ぐあッ!?」

 

「一夏ッ!?」

 

いちごを庇いつつ地面に落下する一夏。痛みで呻くその隙は襲撃してきたISにとっては充分で、彼等の目の前で充填をほぼ終えた腕を向けていた。

 

「あ…」

 

「ここで…万事休すか…!!」

 

逃げられる余裕は既に無く、2人が諦めかけたその時…

 

「い~や!!こっから形勢逆転だッ!!」

 

何処からか聞こえた声と同時にISとは別方向から放たれたビームが、腕の発射口とメインカメラがある場所を正確に射抜く。

 

「え?」

 

「良かった…!!まだいたんだ!!」

 

当然の事に呆然とする一夏と喜ぶいちご。その間にISの背後から2人の女性が現れる。片方はツインテールから巨大化させた丸鋸を出し、もう1人は左腕の籠手の後ろに大剣を装備しており、すれ違い様にISの両腕を肩から切り落とした。そこから流れるのは血ではなく、壊れた機械の部品やオイルだ。

 

「ロボット?」

 

「ええ、油断してはダメよ」

 

その女性達は一夏達の前に立ち、庇うようにして構える。

 

「あ…アンタ達は…」

 

「話はコイツを倒してからね」

 

ISの次なる行動を警戒していると、それはいきなり空へと飛び立った。

 

「えッ!?」

 

「まさか…逃げる気!?」

 

このままでは逃げられると思ったら、空に金色のドラゴンが現れてそれに尾を叩きつけ、再び地面へと落とした。

 

「…メイル、ナイス」

 

「なら、もう終わるわね」

 

『FINAL VENT』

 

「オオオオオオオオオォォォォォォォォォォッ!!!!」

 

そしてドラゴンの前に彼等が昨夜見た鎧の存在が跳び上がってきて、右足に羽から出る光弾を集束していき、最後は口から出た炎とともに跳び蹴りをISへと放って、直撃したISは爆散した。

 

「よっと……(コンッ)アイタッ!!何だコレ?」

 

最後が微妙に絞まらなかったが、ISは完全に破壊された。

 

「大丈夫か、2人ともッ!?」

 

(良かった……これでコイツを助け…)

 

「一夏ッ!!助けが……一夏?ねぇ、一夏ってば!!」

 

驚異が消え、いちごを助けられると安堵した一夏はそこで意識を失うのだった。




いかがでしたか?

次回は助けに来た人達の説明と家族との再会、プロローグの終わり辺りまで書こうと思っています。

では次回で、お会いしましょう。
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