着任先の新提督が色々とマトモじゃない。   作:夏夜月怪像

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オーズ編、もうしっちゃかめっちゃかな事に……(泣)


全体的に口数が少なくなっている気がするよォ……(;´Д`)


92話 : 会議と挨拶とメダルの怪物

メダルを使う怪物が現れたという報告を後藤が本部に伝え、一条と映司、真司が演習の日程変更について話し合おうとした、その時。

 

 

 

「―――!」

 

 

アンクがメダルの“気配”を感じ取った。

 

 

「アンコ?」

 

隼鷹が尋ねると、「アンクだ!」と律儀にツッコミを入れてから答えた。

 

 

このやり取りを交わしたり、見たりする度に、映司は本当にアンクが帰ってきたのだと実感し、喜びのあまり笑顔になるのであった。

 

 

「……それで、アンク。何か感じたのか?」

 

 

「ああ……あの時のデカブツと同じ、ヤミーに似た気配だ」

 

 

「ヤミー?」

 

「何ですか、それは?」

 

 

初めて聞く呼び名に、真司と青葉は質問をする。

 

 

「えっと…ね?簡単に言っちゃうと、人の欲望を糧に成長するメダルの怪物なんだ」

 

 

「メダル!?」

 

 

メダルと怪物、一見ミスマッチな取り合わせに二人は驚きの声をあげた。

 

 

「うん……でも、グリードは全部やっつけた筈なのに……」

 

「確かに。アンク以外のグリードは、メダルその物が消滅している。よほどの事が無ければ、復活など有り得ない……」

 

 

映司と後藤がそう説明した、その時。

 

 

『ならば……私から説明しよう!』

 

 

突然のアナウンス。

 

 

真司たち記者コンビは何事かと周りを見回し、隼鷹とアンクは「またか……」と飽き飽きしている様子。

 

 

さらに、吹雪と長門の横に居た香取は軽く立ちくらみをしてしまう。

 

 

「かっ、香取さん!?」

 

「大丈夫か?何かあったのか!?」

 

 

心配する二人に対し、隼鷹はたった一言。

 

 

「今に分かる……」

 

 

 

と、次の瞬間。

 

 

 

『Happy Birthday!!!』

 

 

 

執務室の壁面に設置された、連絡用のホワイトボードに巨大なスクリーンが下ろされ、バンッ!!!という効果音付きで鴻上と中継が繋がった。

 

 

「鴻上さん!」

 

 

「鴻上って……まさか!?」

 

「う、嘘でしょ!?鴻上さんって、()()鴻上会長ですかッ!!?」

 

 

当たり前の様に名を呼ぶ映司とスクリーンの鴻上を交互に見て、真司と青葉は驚きが止まらない。

 

 

「噂には聞いていたが………本当に、この鎮守府のスポンサーだったとは………」

 

 

平静を努めてはいるが、一条でさえ驚きの連続で目を見開いている。

 

 

「ええ。創立者でもいらっしゃいますし……」

 

 

大淀の説明に、真司と青葉はさらにビックリ。

 

 

「先輩………青葉は、財力という壁を前にして、倒れそうです………」

 

「俺もだよ………。なんだろ……、すごい権力を持ってるのに、ライダーになってまで権力を手にしようとした奴とか、腕は確かなのにがめつい弁護士の知り合いを思い出しちゃったよ………ハハ…」

 

 

「おぉ〜い!!二人とも帰って来ぃやッ!」

 

 

鴻上の財力に圧倒され、倒れかける二人だったが、龍驤に揺さぶられ、なんとか意識を失わずに済んだ。

 

 

 

「……で?鴻上、お前は犯人に心当たりがあるのか?」

 

 

アンクが尋ねると、鴻上は頷いた。

 

 

 

「彼らは《アバリシア》。アンクくんを始めとするグリードを基に生まれた―――グリードを複製(コピー)した存在だ」




遂に語られる、新たなメダルの怪物の正体!


愛宕の欲望から生まれたモアーズ、そしてクルイを相手に映司たちはどう戦うのか!?

人気投票その8

  • 後藤慎太郎
  • 龍驤
  • 愛宕
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