全体的に口数が少なくなっている気がするよォ……(;´Д`)
メダルを使う怪物が現れたという報告を後藤が本部に伝え、一条と映司、真司が演習の日程変更について話し合おうとした、その時。
「―――!」
アンクがメダルの“気配”を感じ取った。
「アンコ?」
隼鷹が尋ねると、「アンクだ!」と律儀にツッコミを入れてから答えた。
このやり取りを交わしたり、見たりする度に、映司は本当にアンクが帰ってきたのだと実感し、喜びのあまり笑顔になるのであった。
「……それで、アンク。何か感じたのか?」
「ああ……あの時のデカブツと同じ、ヤミーに似た気配だ」
「ヤミー?」
「何ですか、それは?」
初めて聞く呼び名に、真司と青葉は質問をする。
「えっと…ね?簡単に言っちゃうと、人の欲望を糧に成長するメダルの怪物なんだ」
「メダル!?」
メダルと怪物、一見ミスマッチな取り合わせに二人は驚きの声をあげた。
「うん……でも、グリードは全部やっつけた筈なのに……」
「確かに。アンク以外のグリードは、メダルその物が消滅している。よほどの事が無ければ、復活など有り得ない……」
映司と後藤がそう説明した、その時。
『ならば……私から説明しよう!』
突然のアナウンス。
真司たち記者コンビは何事かと周りを見回し、隼鷹とアンクは「またか……」と飽き飽きしている様子。
さらに、吹雪と長門の横に居た香取は軽く立ちくらみをしてしまう。
「かっ、香取さん!?」
「大丈夫か?何かあったのか!?」
心配する二人に対し、隼鷹はたった一言。
「今に分かる……」
と、次の瞬間。
『Happy Birthday!!!』
執務室の壁面に設置された、連絡用のホワイトボードに巨大なスクリーンが下ろされ、バンッ!!!という効果音付きで鴻上と中継が繋がった。
「鴻上さん!」
「鴻上って……まさか!?」
「う、嘘でしょ!?鴻上さんって、
当たり前の様に名を呼ぶ映司とスクリーンの鴻上を交互に見て、真司と青葉は驚きが止まらない。
「噂には聞いていたが………本当に、この鎮守府のスポンサーだったとは………」
平静を努めてはいるが、一条でさえ驚きの連続で目を見開いている。
「ええ。創立者でもいらっしゃいますし……」
大淀の説明に、真司と青葉はさらにビックリ。
「先輩………青葉は、財力という壁を前にして、倒れそうです………」
「俺もだよ………。なんだろ……、すごい権力を持ってるのに、ライダーになってまで権力を手にしようとした奴とか、腕は確かなのにがめつい弁護士の知り合いを思い出しちゃったよ………ハハ…」
「おぉ〜い!!二人とも帰って来ぃやッ!」
鴻上の財力に圧倒され、倒れかける二人だったが、龍驤に揺さぶられ、なんとか意識を失わずに済んだ。
「……で?鴻上、お前は犯人に心当たりがあるのか?」
アンクが尋ねると、鴻上は頷いた。
「彼らは《アバリシア》。アンクくんを始めとするグリードを基に生まれた―――グリードを
遂に語られる、新たなメダルの怪物の正体!
愛宕の欲望から生まれたモアーズ、そしてクルイを相手に映司たちはどう戦うのか!?
人気投票その8
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龍驤
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愛宕
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山風