今回、「紫のクウガ編」中盤にかかります!
「変身ッ!!」
揚陸侵艦21号の猛攻を受け、窮地に立たされていた天龍たちの前に現れたのは、《戦士クウガ》となる男・五代雄介。
「五代さん!」
「え……電、4号と知り合いだったの!?」
「暁、電は足柄さんと一緒に《陸上奇襲鬼》との戦闘で4号に遭遇していたんだ。知っていて当然だし、雷も前の事件で共闘しているよ?私も、間近で見るのはこれが初めてだけど……」
電の歓喜の声から始まって、第六駆逐隊の三姉妹たちは急に4号の話題で盛り上がり始める。
「お前ら、くっちゃべってる場合かよっ!」
それを天龍が一喝して切り上げ、意識を戦闘に呼び戻した。
「クウガ………。バリ・ランラジョ・メ・ベギマ・ギビ・バデスバ・ギサ?」
マンタの特徴を備えた揚陸侵艦―――《メ・ベギマ・ギ》の挑発と思しき言葉を受けながら、クウガは心揺るがぬよう構え、警戒を怠らない。
「4号………あれが……」
相対する両者を見て、刀を握りしめる天龍の手に力がこもった。
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豊島区内 わかば保育園 01:22 p.m.
立ち寄って、そのまま帰るのも悪いと思った鹿島は、同僚の艦娘《
「お疲れ様です、鹿島さん…じゃなくて鹿島
「うふふ、お互いに呼び慣れませんね?榛名
この時、丁度園児たちのお昼寝の時間を含めた休憩時間だったため、二人はお茶を飲みながらニュースを見ることにした。
「そう言えば……また揚陸侵艦が出たそうですね?」
「ええ……まったく物騒ですよね」
すると、タイミング良く速報が入った。
「まあ……!また4号が出たんですね!場所は東京湾付近……なら、この辺は一応大丈夫ですね?」
「………そう、ですね……」
4号が現れ、揚陸侵艦と交戦している………
それは、鹿島にとって素直に喜べる情報ではなかった。
何故なら
「フン!フゥンッ!!」
その4号とは
「おおりゃあぁぁっ!!!」
戦って欲しくない、誰よりも優しい人だから。
東京湾付近 01:25 p.m.
砲撃をさせまいと、クウガはベギマの背後に周り、艤装の隙間を狙って肘鉄や膝蹴りを食らわせるが……
「フフ……クスクス……」
「っ!?」
その体は、かつての《未確認生命体第21号》のように軟体質で、打撃系統の衝撃を緩和・吸収、完全に無効化していた。
「効いてないっ!?」
クウガや暁たちが気付くよりも一歩早く。
ベギマは、その重厚な艤装を纏った体でクウガに押し迫り
「っ!?うあっ!!」
斬りかかろうとしていた天龍を巻き込んで、海中に落とそうとした。
「くっ……!超変身!!」
水面に叩きつけられる直前、クウガは《青い艤装》を纏ったクウガことトリトンフォームへ超変身。
天龍を抱きかかえ、守りながら、至近距離での砲撃を敢行。
「グッ!」
「天龍さん!?」
「すごい……あんな至近距離から砲撃するなんて!大潮でも、あそこまで攻めた撃ち方は出来ませんっ!!」
クウガの艤装の使い方に驚きつつも感激する大潮と、天龍の無事を案じる暁。
無論、クウガは天龍をしっかりと守った。
「………っ!?ば、バカヤロー!!離しやがれ、何勝手に
男勝りな性格に加え、足柄程ではないものの戦闘狂の気がある天龍であるが、それを抜きにすれば、凛々しい顔立ちにモデル顔負けのスタイルの良さから、男女問わず人気は高い。
しかし、異性との交流経験がほとんど無いため、直接触れられたりすることに対して強い抵抗感を示してしまい、それが元で杉田警部を殴りそうになってしまったことがある。
「フフ……ドンドビパ・バギギレ」
ニタァ……と笑いながら、ベギマは主砲の照準をクウガと天龍に
……ではなく。
「え……」
「はわっ!?」
「あ……」
無防備な暁、響、大潮、電に向けて砲撃。
駆逐イ級のような形状の、生きた弾頭を放った。
「あ…あのヤロォオっ!!!」
怒りに任せ、暁たちを守ろうと飛び出す天龍。
……しかし。
「ッグ!!ウアア…っ!!!」
それよりも早く動き、その身を盾にして守ったのはクウガだった。
「五代さんッ!!!」
久々にノッてきました、クウガ編!
はてさて、どぉなるのか!?
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