着任先の新提督が色々とマトモじゃない。   作:夏夜月怪像

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単なる自己満のために始めたこの作品……。
早くも多くの人に読まれているというのは、嬉しさと照れ臭さがけっこう込み上げて来ますね。


その喜びを感謝と執筆の力に変えてお返ししていけるよう、頑張ります(^_^)

ということで、12話目です。


12話 : 包囲

「いや〜参った!すっかり遅くなっちゃったなあ」

 

 

バイクは現在、修理に出している為、雄介は電車で石ノ森へと向かおうとしていた。

 

 

 

 

「うわぁあああ……!!」

 

 

その時、何かが倒れる大きな音と悲鳴が聞こえ、雄介は振り返る。

 

 

「…なんだ!?」

 

 

何事かと、雄介は元来た道をUターンした。

 

 

 

 

 

 

「ああ…うああああぁぁっ!!」

 

 

チーターのような女怪人の一撃を喰らい、バイクから転げ落ちた男は、交通整理で使われるコーンなどが積まれた路地裏に追い詰められ、後退(あとずさ)りしながら手を振って、抵抗を試みる。

 

 

 

しかし、目の前の獲物に対し、情をかける狩人や獣は居ない。

 

 

トドメを刺そうと怪人が歩み寄ってきた、その時。

 

 

「おおおりゃあっ!!」

 

 

怪人の後ろから雄介が飛びかかり、注意を引く。

 

 

「ビガラ……!」

 

 

「ひっ…ひいいい!!」

 

 

これ幸いと、男はどうにか逃げだす。

 

 

 

その頃、一条は雄介と共通の友人である人物・沢渡という人物に連絡していた。

 

 

「もしもし、一条です!沢渡さん、五代くんは居ますか!?……ダメですか………!」

 

 

 

 

同じ頃。

 

大本営からの通達を受けて、警視庁鎮守府の警官隊が現場に向かっていた。

 

 

そこには、石ノ森鎮守府から出撃可能な艦娘たちも同行していた。

 

 

「相手は深海棲艦とまったく違う奴よ!大本営からは、鹵獲(ろかく)よりも射殺を優先するよう指示があったわ!気合入れてくわよ?」

 

 

艦隊の編成は、足柄を旗艦として、随伴艦のメンバーは神通、由良の軽巡洋艦2名。他は「(いなずま)」と「叢雲(むらくも)」、そして「夕立」の駆逐艦3名である。

 

 

 

「あの……神通さん。こんな事を尋ねるのは失礼かもしれないのですが……何かありましたか?」

 

浮かない顔をしている神通に対し、電は心配そうに尋ねた。

 

「え?……ううん、何でもないわ」

 

 

余計な心配をかける訳にはいかないと、神通はやんわりと答えた。

 

 

 

「戦場が……勝利が私を呼んでるわッ!!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「ぐあッ!!」

 

チーター型の怪人に押され、雄介はなかなか距離を開けることが出来ない。

 

 

 

 

「ハッ…ハッ……!!」

 

 

全力で走りながら、一条は呟く。

 

 

「早まるなよ、五代……!!」

 

 

 

 

 

「フウウ……」

 

 

「!!」

 

 

雄介に飛びかかろうと身構えた、その一瞬を逃さず、雄介は両手を腹部にかざし、アークルを呼び覚ます。

 

 

「?」

 

雄介の動きに、何事かと怪人は警戒する。

 

 

「…変身!!」

 

 

動作を終え、直後に怪人の体当たりを喰らうも、倒れた体を起こす勢いで蹴り飛ばし、怪人の手刀を受け止め、カウンターの肘鉄を決めながらクウガへと変身する。

 

 

 

「………ふん!」

 

「フウウ………」

 

 

因縁の戦士と認識し、怪人は改めて戦闘の構えを取る。

 

 

クウガも身構え、両者共に睨み合ったまま、距離を保っていた。

 

 

 

そして、いざ開戦____

 

 

と思われた、その時。

 

 

「!?」

 

「!」

 

 

両者を8台ものパトカーが包囲し、警官隊が拳銃を手に発砲の体勢に入る。

 

 

「見つけた!!奴らが標的ね?」

 

 

 

「……!?」

 

 

「複縦陣を展開!《陸上奇襲鬼(りくじょうきしゅうき)》と第4号、まとめて叩くわよ!!」

 

 

合流し、声を張り上げたのは、妙高型重巡洋艦・足柄。

 

 

彼女が率いる艦隊は、2列に並ぶ陣形「複縦陣」を展開。

 

 

 

 

艤装の主砲を構え、チーター型怪人だけでなく、クウガにも狙いを定める。

 

 

 

「…………ッ!?」

 

 

そして____

 

 

 

「撃てぇえええッ!!!」




足柄さん率いる艦隊の乱入、ちょっと無理矢理になってしまいました……(;´Д`)


もっとクウガのDVDを見返して、艦隊の出撃の流れを自然なものにしなきゃあ……(;´Д`)

本作の人気投票その1

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